P22

特
集
熊本地震
子育て
福祉・税
被爆者援護
講演・講座
もよおし
おしらせ
募
集
近代水道の歴史に触れる
健
康
て、災害対応の経験値をストッ
本河内 2つのダム
生活情報
の一つです 。
ます。でも九州全体でみると、
クすることが難しい面 があり
ご意見・
プレゼント
地 域のつな
長崎市民
熊 本で地 震 が 発 生 し 、多 く
が り は 、い
見舞いを申し上げます。
る 被 災 者の皆 さんに心からお
ま た 、今 も 不 安 の 中に お ら れ
いさつや 行 事への参 加 な ど 何
です 。そして、それは毎日のあ
えも助ける 大 きな力になるの
ざ 災 害 が 起 き た 時には 、命 さ
対 応 力を向 上 させることがで
共 有 す れ ば 、九 州 全 体の災 害
得られた経験値を九州全体で
ま す 。そこで 災 害 発 生 の 際に
災 害は毎 年のよ うに起 きてい
ん建物の耐震化は、以前に比べ
ではありませんでした。もちろ
の体 験 は 少 な く 、備 え が 十 分
風や 集 中 豪 雨に比べると地 震
があったのかもしれません。台
は 大 丈 夫 ﹂という〝 思い込 み 〟
課 題と教 訓を学ぶことができ
の 提 供 のし か た な ど 、多 く の
り方、救援物資の届け方、住宅
の 熊 本 地 震では 、避 難 所 のあ
る 長 崎 市 役 所 も 含 めて、ま だ
何 よ り も 九 州 全 体に﹁ 地 震 公 助 。災 害 対 応の拠 点 とな
は 、熊 本 地 震でも 発 生 直 後に
くってい ま し た 。こ の 仕 組 み
災 担 当 者のネットワーク をつ
じ発想から九州市長会では防
を 急 ぐ 必 要 が あ り ま す 。今 回 実は、東日本大震災の後、同
完 了していない建 物の耐 震 化
必 要 な 物 資 を 届 ける な ど 、特
ることを提案しました。
整 理と共 有のための活 動をす
られた学びについても、課題の
本河内
高部ダム
本河内
低部ダム
34
歴史あるダムへ向かう。
蛍茶屋電停から徒歩
数 分 、住 宅 地 を 抜 ける
と、日本で2番目に古い
道ダムである本 河 内 低
コンクリート 造 りの水
ていたい
部ダムに着く。威厳すら
感じさせる堤体に、
直接
触れることができる。放
水 路にかかる橋は日本
初の鉄 筋コンクリート
橋で、隣 接 する国 道
号線につながっている。
さらに上流、
日本初の
近 代 水 道ダムである本
河内高部ダムへ。芝に覆
ネル入口からのびる階
われた堤体と、導水トン
段が趣深い。奥には治水
を担う新しい堤 体があ
り、
新旧堤体間は憩いの
場として整 備 されてい
る。れんが造りの導水ト
ンネルと取 水 塔 頂 部の
一部が展示され、間近に
見ることができる。
☆今回は動画でも
ご紹介します↓
22
2016 - 6 広報ながさき
市
政
した。ご冥福をお祈りします。
* * *
気ない日 ごろの取 り 組みの中
ると格段に進んでおり、そのこ
ま す 。長 崎 市 役 所 から 支 援の
に初 動 段 階で力を発 揮しまし
出かけて
見る・知る
まちの
オススメ
スポット
本河内高部ダム
市街地の近くにある、
のかたがその犠 牲となられま
熊 本 地 震 は 、私 た ちに多 く
き ま す 。今 回の熊 本 地 震で得
とが被害を少なくした面もあ
た めに 派 遣 さ れ た 職 員 か ら
た。
て無 駄にし ないこと がとても
と、大きな災害は数十年に一度
34
の教訓を与えてくれます。
ります 。これらのことから、ま
も 、さ ま ざ ま な 報 告 が あ り ま
で起 きたことを中 越 地 震に活
だ足りていない備えを点検し、
な経験であり、次の備えへの大
した。報 告の一つひとつが大 切 私 たちは 、阪 神 淡 路 大 震 災
か し 、さ らにそれ を 東 日 本 大
災 害 対 応 力 を 高 めてき ま し
事な情報です。
備えを急ぐ必要があります。
災害への備えには
﹁自助﹂﹁共
助 ﹂﹁ 公 助 ﹂という 考 え 方 が と
た 。隣 県の仲 間であ る 熊 本 を
震 災で活かし ⋮⋮と少し ずつ
自 助 。今 月 の﹁ 広 報 な が さ 地 震 発 生からおよそひと月
しっか り 支 援 し 続 けることと
* * *
日 に 、沖 縄 県 で 九
同時に、熊本地震に学ぶことで
ても大切です。
した
﹁ 長 崎 市 生 活 便 利 ブック﹂ 州 市 長 会 が 開 かれま し た 。そ
き﹂
の特集や、全世帯にお配り
の中で提 案したことがありま
後 の5 月
なども参考にして、各家庭での
す。
つらく 厳しい被 災 体 験を決し
備えをお願いします。
であったり、災害の種類や大き まもなく雨と台風の季節が
大事だと思います。
発 揮 す る か は 、私 た ち がこれ
れほど災 害の時に大 きな力を
さ がその 都 度 違っていた り し
やってきます。
までの大 きな災 害で得た学 び
本河内低部ダム
蛍茶屋電停
で育まれます。
∼自らの思いを皆さんに語るコラム∼
共 助 。地 域 のつな が り が ど 一つひとつの市にとってみる
11
田上市長の
今月のテーマ