別紙資料 1-2 仕上がり見本

別紙資料 1-2 仕上がり見本
9. 生産性の分析
9.2.6 プラットフォーム別の SLOC 生産性:新規開発、主開発言語グループ
ここでは、新規開発で 4 つの主開発言語のプロジェクトを対象に、SLOC 生産性の分布を開発対象プ
ラットフォームの種類別に示す。開発対象プラットフォームは、収集データでは複数指定可能であるが、
「開発対象プラットフォーム 1/2/3」のいずれかで該当するものを、開発対象プラットフォームのグループ
(Windows 系と Unix 系)に分類し、関係を示す。
■層別定義
■対象データ
・開発 5 工程のそろっているもの
・SLOC 生産性(SLOC /実績工数(開発 5 工程))
・103_ 開発プロジェクトの種別が a:新規開発
(導出指標)[SLOC /人時]
・309_ 開発対象プラットフォーム 1/2/3 による、
開発対象プラットフォームのグループ
(Windows 系と Unix 系)(導出指標)
・312_ 主開発言語 1/2/3 が b:COBOL、g:C、
h:VB、q:Java のいずれか
・実効 SLOC 実績値> 0
・SLOC 生産性(SLOC /実績工数(開発 5 工程))
>0
図表 9-2-17 ● プラットフォーム別 SLOC 生産性(新規開発、主開発言語グループ)箱ひげ図
SLOC生産性[SLOC/人時]
30
25
20
15
10
5
0
a:Windows系
b:Unix系
プラットフォーム
図表 9-2-18 ● プラットフォーム別 SLOC 生産性の基本統計量(新規開発、主開発言語グループ)
[SLOC /人時]
プラットフォーム
N
最小
P25
中央
最大
平均
標準偏差
a:Windows 系
297
0.5
3.9
6.5
10.2
71.7
8.7
8.5
b:Unix 系
266
0.4
3.1
4.8
8.0
82.6
7.2
8.8
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9.2.7 月あたりの要員数と SLOC 生産性:新規開発、主開発言語グループ
ここでは、新規開発で 4 つの主開発言語のプロジェクトを対象に、月あたりの要員数と SLOC 生産性の
関係を主開発言語別に示す。月あたりの要員数は、実績工数(開発 5 工程)と実績月数(開発 5 工程)を
用いて算出した数値である。定義の詳細は、付録 A.4 の導出指標を参照されたい。
最初に散布図で全体像を示す。次に、要員数別の SLOC 生産性を箱ひげ図で示す。
■層別定義
■対象データ
・開発 5 工程のそろっているもの
・X 軸:月あたりの要員数(導出指標)
・103_ 開発プロジェクトの種別が a:新規開発
・Y 軸:SLOC 生産性(SLOC /実績工数(開発
・312_ 主開発言語 1/2/3 が b:COBOL、g:C、
5 工程))(導出指標)[SLOC /人時]
h:VB、q:Java のいずれか
・実績月数(開発 5 工程)> 0
・SLOC 生産性(SLOC /実績工数(開発 5 工程))
>0
4 つの言語にほぼ共通して、月あたりの要員数が大きいと、SLOC 生産性は低い傾向である。
図表 9-2-19 ● 月あたりの要員数と SLOC 生産性(新規開発、主開発言語別)
N=425
90
㻯㼛㼜㼥㼞㼕㼓㼔㼠㻌㻵㻼㻭㻌㻿㻱㻯
SLOC生産性[SLOC/人時]
80
b:COBOL
g:C
h:VB
q:Java
70
60
50
40
30
20
10
0
0
100
200
300
400
500
600
月あたりの要員数[人]
図表 9-2-20 ● 月あたりの要員数別 SLOC 生産性(新規開発、主開発言語グループ) 箱ひげ図
SLOC生産性[SLOC/人時]
30
25
20
15
10
5
0
a:5人未満
b:5人以上
10人未満
c:10人以上 d:50人以上
50人未満
月あたりの要員数[人]
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