発行 八幡平NOW 平成28年6月1日 八幡平ビジターセンター (開館 9:00~17:00) TEL/FAX 0186-31-2714 E-mail [email protected] ~水無月便り①~ ブログ “アスピーテ日誌”で検索 麓から進んできた新緑もアスピーテラインを駆け上がり、 一部に雪が残るも八幡平の山々はすっかり緑色に覆われました。 ブナの森の中から聞こえる夏鳥たちの声も賑やかになり、植物や動物たち、 そして虫たちにとっても短くて忙しい生命の営みの季節の到来となりました。 ☆ 緑燃える大沼 大沼周辺のブナの森の新緑も日に日に色 濃くなり、徐々に深緑へと移り変わろうと しています。 エゾハルゼミの賑やかな大合唱が響き渡 る中、カッコウなどの夏鳥たちの声も聞こ える季節となりました。 お天気の良い日に涼やかな風に吹かれな がら、のんびり散策などはいかがですか? ブナ林の木漏れ日 の中を歩くと気分も 爽やかになれます。 ミネカエデは緑色 で可愛らしい花を咲 かせます。 ブナの枝葉を見上げた様子 エゾハルゼミ(♀) ミネカエデ エゾハルゼミは体長4㎝ほど(頭から翅 の先まで)の小さなセミです。 セミの抜け殻のことを日本の情緒ある言 葉で空蝉(うつせみ)と云います。 ご存じでしたか? もし良かったら覚え エゾハルゼミの抜け殻 ておいて下さい。 ☆花萌える大沼 大沼の遊歩道を一周すると様々な花を目に することが出来るようになりました。 鮮やかなオレンジ色のレンゲツツジが咲き 始め、足元には白が眩しいミツガシワなども 見られ、枯葉色だった湿原も賑やかに彩られ てきています。 ミツガシワ レンゲツツジ タテヤマリンドウ ☆大場谷地 は早春から春 雪解けともに咲き誇ったミズバショウやエゾノリュウ キンカは現在、奥側の方でその見ごろを迎えています。 葉を展開したコバイケイソウは花芽をつけたものがまば らに見えます。そして、足元をよく見てみるとタテヤマ リンドウが咲いていました。周りに雪は見えますが、季 節は早春から春、そして初夏へとステージをゆっくりと 移しているようです。 ミズバショウとエゾノリュウキンカ ミネザクラ 大場谷地湿原から焼山 タテヤマリンドウ ☆そして、大場谷地のステージは初夏へ 日当たりのよい場所にサンカヨウの花が咲いていました。葉の展開前に花を咲かせるという 忙しい花だそうです。そして、コバイケイソウが花芽を大きくしていましたが、3~4 年前に 一斉に咲いたことがありました。今年は一斉の開花の年に当たるのでしょうか。レンゲツツジ も花芽が大きくなっています。あと一週間もすれば見ごろを迎えるかもしれません。そして、 その次に登場するのは・・・ サンカヨウ コバイケイソウ レンゲツツジ ☆ビジターセンターからのお知らせ 開催中! 旬 スポット いつ行くの?? 八幡平ビジターセンターでは、八幡平を案内するスタッフが 「今ここが綺麗!是非行ってみてほしい!」 を紹介している旬スポットコーナーがあります。 今回の展示は、昨年 5 月~10 月までのお勧めスポットを 写真と解説付きでご紹介します。 色々な季節のお気に入りの場所を見つけてみましょう♬ 開催期間:平成 28 年 5 月 17 日~6 月 10 日迄 開催場所:八幡平ビジターセンター館内 入場無料 晴れた日でしょ!!
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