浄水汚泥収集運搬業務委託特記仕様書
本仕様書は、
「上福井浄水場浄水汚泥収集運搬・処理業務委託」のうち、
「収集運搬業
務」に適用する。
１， 委託概要
(１)
収集運搬対象品目
浄水汚泥(スラリー状)
(２)
積込場所
舞鶴市字上福井地内(上福井浄水場排水処理施設内)
※別添地図参照
(３)
搬出先
受注者（処理業務）の処理施設
(４)
運搬車両
飛散防止対策が施されたコンテナ車・汚泥排出配管から
直接投入できる車両・飛散防止対策が施された大型容
器を積載しているユニック車
※いずれも配管から直接投入できる車両である事。
※事前に発注者の承諾を得る事
(５)
履行期間
契約日の翌日から平成 29 年 3 月 31 日まで
２， 提出書類
(１)
契約時に提出する書類
1,
京都府産業廃棄物収集運搬業許可証の写し(廃棄物の処理及び清掃に関する
法律（以下｢廃棄物処理法｣という。）に基づく)
2,
運搬車両明細
ａ, 運搬車両の自動車検査証の写し
ｂ, 計量票
3，契約書
4，処分業者との業務提携書 等
その他、発注者が求める書類
(２) 着手前までに提出する書類
1,
実施計画書（委託概要、工程表、組織表、使用機械、作業方法、作業管理計
画、安全管理、交通管理、環境対策等）
その他、発注者が求める書類
(３)完了時に提出する書類
1, 完了届
2, 運搬実績報告書（月毎に集計）
3, 産業廃棄物管理票
《B1 表》
4，計量表
(４）委託料請求時に提出する書類
１，委託代金請求書
３， 産業廃棄物管理票
本業務の運搬物については産業廃棄物に該当する為、産業廃棄物管理票(マニフェス
ト)制度を適用し、適正な処理を行うものとする。
４， 委託料
(１)
実績報告書及び産業廃棄物管理票を検査、確認し、当月分の委託料を支払うも
のとする。
(２)
委託料の計算における汚泥量は、1 トン単位（1 トン未満切捨て）とする。
(３)
取引にかかる消費税及び地方消費税額の計算において、円未満の額が生じた場
合は、これを切り捨てるものとする。
５， 産業廃棄物の種類・性状、発生予定数量
上福井浄水場で発生する浄水汚泥の種類及び性状は下記の通りである。
(１) 種類：浄水汚泥(無機性汚泥)
(２) 含水比は、90％以上である。
(３) 荷姿は、バラである。
(４) 「廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令（以下「廃棄物処理法施行令」と
いう。）第２条の４第５項」に定める特別管理産業廃棄物には該当しない。
(５) 搬出量は以下のように定める。ただし、数量は確約するものではない。
・ 年間搬出予定量
・ １日当り最大搬出量
・ １か月当り予定搬出量
７８０ｔ(トン)
２０ｔ(トン）
別添「月間搬出量表」参照
※１日当り最大搬出量は汚泥の濃縮状況、その他の理由により増減の可能性がある。
６，業務内容
(１)
本業務は、上福井浄水場内の排水処理施設から排出された浄水汚泥を、
処理施設まで収集・運搬するものである。
(２)
搬出量は浄水処理工程等の都合により変動する。
(３)
搬出量は１台ごとにトラックスケール等で計量し、日搬出量をファッ
クス等で報告すること。
(４)
搬出日は、平日(祝日を除く)の 8：30 から 17：00 までとする。また、
発注者の都合により、増･減車、搬出日の追加及び削減、搬出時間を変更
する場合がある。変更する場合は、受注者に事前に通知するものとする。
６， 関係法規の遵守等
(１)
受注者は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律(以下「廃棄物処理法」という。)
を遵守し、不法行為を行ってはならない。
(２)
受注者は道路交通法を遵守し、安全運転に努めること。また、過積載は行わな
いこと。
(３)
汚泥積込箇所周辺は常に清掃し、清潔な環境を保つこと。
(４)
処理(分)業者と連絡を密にとり、受入れ調整を行うこと。
(５)
受注者は、運搬に際し、沿道・近隣関係者とトラブルが生じないように十分注
意し安全運転に努めること。万一、第三者との間にトラブルが生じた場合は速
やかに受注者の責任により対処すること。
(６)
受注者は、本仕様書に添付している「廃棄物データシート(WDS)」を参照に、
適正な処理を行うこと。
７， 再委託
(１)
受注者は、「廃棄物処理法第１４条第１６項のただし書き」により、本業務の
一部を他の者に再委託する場合は、「廃棄物処理法施行令第６条の１２」の規
定により｢再委託承諾願｣を事前に提出し、発注者の承諾を得ること。この場合、
再委託となる者は、廃棄物処理法に基づく産業廃棄物収集運搬の許可を受けて
おり、その許可が京都府(京都市含む)であること。
また、｢再委託承諾願｣には以下の書類を添付すること。
1,
産業廃棄物収集運搬業許可証の写し
2,
運搬車両明細
a, 運搬車両の自動車検査証の写し
b, 計量票
(２)
受注者は、本業務を他の者に再委託する場合、再委託となる者に本仕様書及び
契約書を熟知させ、遵守するよう指導しなければならない。
(３)
受注者は、再委託する内容に変更が生じた場合、直ちに発注者の承諾を得るこ
と。
８， その他
(１)
本仕様書に記載のない事項については、協議により決定するものとする。
(２)
産業廃棄物管理票(マニフェスト)に関しては、紙マニフェストで行うものとし、
マニフェスト費用は本業務に含むものとする。
月間搬出量表
各月
搬出量(ｔ/月)
2016 年 7 月
60
2016 年 8 月
60
2016 年 9 月
60
2016 年 10 月
60
2016 年 11 月
120
2016 年 12 月
120
2017 年 1 月
120
2017 年 2 月
120
2017 年 3 月
60

浄水汚泥処理業務委託特記仕様書

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