業務用建物床面積の推移

IEEJ 2015 年 11 月掲載 禁無断転載
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トピック 2
業務用建物床面積の推移
平成 26 年度の業務用建物床面積は 18 億 5,597 万㎡と推計された。伸び率は前年度比 0.6%増となった。
「事務所ビル」の床面積は 4 億 8,534 万㎡で、業務用建物床面積のうち最も高い構成比 26.2%を占める。伸
び率は前年度比 0.4%増となった。事務所ビル全体の約 8 割を占める事務所・銀行(非木造)の床面積も、同 0.3%
増と増加を続けた。
「卸・小売業」の床面積は 4 億 7,546 万㎡で、全体の 25.6%を占める。伸び率は前年度比 0.7%増となった。
内訳では、卸・小売業の約 85%を占める非木造の店舗は、同 1.0%増と増加したものの、木造の併用住宅は同
2.0%減と引き続き減少している。
「学校・試験研究機関」の床面積は 3 億 6,587 万㎡で、全体の 19.7%を占める。伸び率は前年度比 0.3%増と
なった。内訳では、大学が同 1.5%増、保育所が同 2.0%増とこの業種の中では堅調に増加している。一方、短期
大学(同 3.2%減)
、高等学校(同 0.1%減)は減少傾向が続いている。
その他の 5 業種では、
「劇場・娯楽場」の伸び率は前年度比 0.3%増、
「病院・診療所」は同 0.6%増、
「その他
サービス業」は同 2.2%増、となった。一方、
「飲食店」は同 0.1%減、
「ホテル・旅館」は同 1.1%減となった。
(岩田 創平)
500,000
(1,000m 2 )
業務用建物床面積(業種別)の推移
事務所ビル
卸・小売業
400,000
学校・
試験研究機関
300,000
その他サービス業
200,000
病院・診療所
100,000
ホテル・旅館
飲食店
劇場・娯楽場
0
(1965)
(1970)
(1975)
(1980)
(1985)
(1990)
(1995)
(2000)
(2005)
(2010)
(2014)
16
(%)
業務用建物床面積伸び率の推移
事務所ビル
卸・小売業
学校・試験研究機関
12
その他サービス業
業務用建物合計
実質GDP伸び率
8
実質GDP
4
0
-4
昭和40
(1965)
8
45
(1970)
50
(1975)
55
(1980)
60
(1985)
(%)
平成2
(1990)
7
(1995)
12
(2000)
17
(2005)
22
(2010)
26 (年度)
(2014)
平成2年度~平成26年度
事務所ビル
業務用建物合計
4
その他サービス業
卸・小売業
0
学校・
試験研究機関
実質GDP伸び率
-4
平成2
(1990)
7
(1995)
12
(2000)
17
(2005)
22
(2010)
26 (年度)
(2014)
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