履行確保に関する基準 改正 平成7年3月 28 日 6総経第 375 号区長決裁 平成 13 年3月 29 日 12総経第 444 号 平成 15 年3月 26 日 14総経第 402 号 平成 21 年3月 31 日 20総契第 335 号 平成 25 年3月 18 日 24 総契第 888 号 平成 25 年4月 15 日 25 総契第 59 号 平成 26 年3月 27 日 25 総契第 909 号 平成 27 年3月 26 日 26 総契第 866 号 平成 28 年5月 30 日 28 総契第 128 号 第1 目的 飾区発注の工事について、適正な履行を確保するため、技術者の配置及び 名簿の提出等並びに公共工事の入札及び契約の適正化に関する法律第 11 条で定 める通知事務の取扱い等に関する基準を定める。 第2 技術者の配置基準 受注者は、工事の施行に当たり、次の各号に定めるとおり技術者を配置する ものとする。なお、技術者を配置する期間は、契約期間とする。 ⑴ 工事を施行するために締結した下請契約の請負代金の額(下請契約が2以 上あるときは、それらの請負代金の額の総額)が 4,000 万円(建築一式工事 の場合は 6,000 万円)以上の工事については、工事業種に該当する監理技術 者(指定建設業の場合は指定建設業監理技術者)を1人以上配置する。ただ し、特定建設工事共同企業体(以下「共同企業体」という。)で工事を施行 する場合は、共同企業体構成員の代表者が工事業種に該当する監理技術者 (指定建設業の場合は指定建設業監理技術者)を配置し、その他の構成員は、 工事業種に該当する主任技術者又は監理技術者(指定建設業の場合は指定建 設業監理技術者)を配置するものとする。 ⑵ 工事を施行するために締結した下請契約の請負代金の額(下請契約が2以 上あるときは、それらの請負代金の額の総額)が 4,000 万円(建築一式工事 の場合は 6,000 万円)未満の工事については、工事業種に該当する主任技術 者又は監理技術者(指定建設業の場合は指定建設業監理技術者)のいずれか の技術者を1人以上配置するものとする。 2 工事施行中は、特別な事情があると認められる場合を除き、配置した技術 者を変更することはできない。 第3 技術者の専任と兼任の区分 第2の定めにより配置する技術者は、次の各号に定めるとおり、専任又は兼 任で配置するものとする。 ⑴ 契約金額が 3,500 万円(建築一式工事は 7,000 万円)以上の工事に配置す る技術者は、専任とする。ただし、工事の対象となる工作物に一体性若しく は連続性が認められる工事又は施工にあたり相互に調整を要する工事で、か つ、工事現場が近接した場所である場合には、同一の主任技術者が兼務する ことができる。 ⑵ 前号ただし書きにおいて兼任することができる工事は、2までとする。 ⑶ 契約金額が 3,500 万円(建築一式工事は 7,000 万円)未満の工事に配置す る技術者は、他の契約金額が 3,500 万円(建築一式工事は 7,000 万円)未満 の工事の技術者と兼任することができる。 ⑷ 共同企業体で工事を施工する場合、共同企業体の各構成員が配置する技術 者は、専任とする。 2 前項の定めにより配置する技術者は、次の各号に定める期間については、 専任を要しない。 ⑴ 契約締結後、現場事務所の設置、資機材の搬入又は仮設工事等が開始され るまでの期間 ⑵ 工事請負契約約款第 19 条第1項又は第2項の規定により、工事の全部の 施工を一時中止している期間 ⑶ 橋梁、ポンプ、ゲート、エレベーター等の工場製作を含む工事であって、 工場製作のみが行われている期間 ⑷ 前3号に掲げる期間のほか、工事現場において作業等が行われていない 期間 第4 技術職員名簿の提出等 工事の施行に当たり受注者が配置する現場代理人及び技術者は、原則として、 直近の経営事項審査に提出し審査を受けた技術職員名簿(以下「技術職員名簿」 という。)に記載のある者でなければならない。 2 区内業者は、共同運営電子調達サービスにおいて登録申請を行った後、技 術職員名簿の写しを提出しなければならない。 3 前項の定めによる技術職員名簿の提出後に技術職員を新たに雇用し、現場 代理人又は技術者として配置する場合は、この技術職員の資格者証と雇用保 険被保険者証の原本を提示の上、その写しを提出しなければならない。ただ し、65 歳以上及び代表取締役などで雇用保険に加入義務がない場合は、雇用 保険被保険者証に代えて、健康保険被保険者証の原本を提示の上、その写し を提出するものとする。 4 第2項の定めによる技術職員名簿の提出後に技術職員が退職した場合は、 速やかにその旨を届け出るものとする。 第5 工事施行に関する事項 工事主管課長は、受注者に対し必要に応じて、配置する技術者の資格者証の 提示を求めることができる。 2 同一の工事現場(同一敷地内を含む。)で、かつ工期が重なる工事について は、これらの工事の現場代理人は兼任することができる。 3 工事主管課は、受注者が工事を施行するために締結した下請契約の請負代 金の額(下請契約が2以上あるときは、それらの請負代金の額の総額)が 4,000 万円(建築一式工事の場合は 6,000 万円)以上ある場合は、現場代理人及び 主任技術者等通知書と下請負者一覧表)の写しを契約管財課に提出するもの とする。 4 受注者が監理技術者等の有資格者を配置していない場合は、工事主管課に おいてその配置を口頭又は文書で指示する。工事主管課長は、受注者が有資 格者の配置について指示されたにもかかわらずこれを怠る場合は、契約管財 課長に報告するものとする。契約管財課長は、この報告を受けた場合は、受 注者に指導するとともに、必要に応じて建設業法所管部局等へ不正事実を報 告するなどの適切な措置をとるものとする。 5 受注者は、工事現場において、公衆の見易い場所に建設業許可に関する事 項、技術者の氏名、資格等を記載した標識を設置しなければならない。 6 監督員及び工事主管課長は、受注者が公共工事の入札及び契約の適正化の 促進に関する法律第 11 条に該当し、その事実を把握した場合は、契約管財課 長に報告するものとする。契約管財課長は、この報告を受けた場合は、事実 を確認し、総務部長に報告するものとする。総務部長は、この報告を受けて、 建設業許可を所管する大臣又は知事にその事実を通知するものとする。 付 則(平成 15 年3月 26 日 14総経第 402 号) この基準は、平成 15 年4月1日から施行する。 付 則(平成 21 年3月 31 日 20総契第 335 号) この基準は、平成 21 年4月1日から施行する。 付 則(平成 25 年3月 18 日 24 総契第 888 号) この基準は、平成 25 年4月1日から施行する。 付 則(平成 25 年4月 15 日 25 総契第 59 号) この基準は、平成 25 年4月1日から適用する。 付 則(平成 26 年3月 27 日 25 総契第 909 号) この基準は、平成 26 年4月1日から施行する。 付 則(平成 27 年3月 26 日 26 総契第 866 号) この基準は、平成 27 年4月1日から施行する。 付 則(平成 28 年5月 30 日 28 総契第 128 号) この基準は、平成 28 年6月1日から施行する。
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