留学生活の感想

留学生活の感想
和歌山工業高等専門学校
知能機械工学科
第5学年
陳
二年前の11月に和歌山に来た時のことはまだ目の
前に浮かべられます。中国の大学に在学中のとき、交換
留学生の機会を生かして日本に留学することを決めま
した。その後、本やインターネットで日本に関する資料
を探して知識を身につけました。
来日の最初の時、日本語が苦手で、日本の生活習慣と
文化もあまりよく分かりませんでしたが、色々な問題に
出会った時でも日本の皆さんは私に親切にしてくれて、
生活だけではなく、一人暮らしについても色々なことを
教えてくれました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
和歌山高専に編入してから、初めてやった事がたくさ
んあります。例えば、着物の体験、日本国内の旅行、花
(着物の体験)
火大会などです。日本文化を深く理解して、多くのとこ
ろに行って、すごく楽しかったです。特に、広島への二日間の旅行は今でも印象に残って
います。広島では、二つの世界遺産---「原爆ドーム」
と日本三景の一つ「厳島神社」--- が世界的に知名度
の非常に高い名所です。私も友達と一緒にこの二つの
有名なところに行きました。それ以外は、平和記念資
料館、平和記念公園、弥山などにも行きました。平和
記念資料館では、原爆投下までの広島市の歴史や原爆
投下の歴史的背景に関する展示があるので、もっと深
く「平和」の意義を理解することができました。私に
とって、もう一つの面の日本を発見することができ、
広島のきれいな自然の景色も体験しました。体も心も
大満足です。
実は今の留学生活は私にとって試練だと思います。
日本に来る前、一人暮らしの経験はまったくありません
(広島「厳島神社」)
でした。もちろん、料理を作ったこともほとんどありませんでした。留学のおかげで、今
の私は来日する前より自立力と計画性を持つようになりました。
以上が留学生活で私が感じた色々なことです。和歌山高専の生活もそろそろ終わります。
卒業後は福井大学に編入学し、また新しい生活が始まります。夢へ一歩一歩進んでいるう
ちに出会った人々、乗り越えた困難、そこから得た経験が今の私を作ってきたので、今か
らも幸せと辛さの中から将来の私が生まれるだろうと思います。
天天