(連結注記表・個別注記表) (PDF:151KB)

2016/05/23 19:59:51 / 16211497_パナソニック株式会社_招集通知(F)
第109回定時株主総会招集ご通知に際しての
イ
ン
連
結
計
算
タ
計
ー
算
書
ネ
書
類
ッ
ト
類
の
の
個
開
連
別
示
結
注
注
事
項
記
表
記
表
本内容は、法令および当社定款第16条の規定に基づき、インターネット上の
当社ウェブサイト(http://www.panasonic.com/jp/corporate/ir.html)に
掲載することにより、株主の皆様に提供したとみなされるものです。
表紙
2016/05/23 19:59:51 / 16211497_パナソニック株式会社_招集通知(F)
連結注記表
【連結計算書類の作成のための基本となる事項に関する注記】
1.連結の範囲に関する事項
当社の連結計算書類は、当社及び当社が過半数の議決権を所有し、支配権を有する子会社の勘定を含んでおりま
す。さらに、当社は米国財務会計基準審議会会計基準編纂書(以下、「会計基準編纂書」)810「連結」の規定
に従い、変動持分により支配権を有する事業体を連結しております。また、当社が重要な影響力を与えることが
できる関連会社(一般的に20%から50%までの議決権比率を所有する会社やジョイント・ベンチャー等)に対す
る投資は、持分法を適用し、連結貸借対照表の「投資及び貸付金」に含めております。
2.連結の範囲及び持分法の適用に関する事項
(1)連結子会社の数
474社
(2)持分法適用関連会社の数
94社
3.重要な会計方針
(1)連結計算書類の作成基準
当社の連結計算書類は、会社計算規則第120条の3第1項の規定により、米国において一般に公正妥当と認めら
れた会計基準による用語、様式及び作成方法に準拠して作成しております。ただし、同条第3項が準用する同第
120条第1項後段の規定に準拠して、米国において一般に公正妥当と認められた会計基準により要請される記載
及び注記の一部を省略しております。
(2)棚卸資産の評価方法及び評価基準
製商品及び仕掛品は平均法により、原材料は主として先入先出法及び平均法により取得原価を算出し、低価法
により評価しております。
(3)有価証券の評価方法及び評価基準
会計基準編纂書320「投資―負債証券及び持分証券」の規定を適用しております。当社は、同規定に従い、関
連会社に対する投資を除いた市場性のある株式及びすべての債券を、売却可能有価証券として分類しておりま
す。
売却可能有価証券………決算日の市場価格等に基づく時価法(税効果考慮後の評価差額は、その他の包括利益
累積額に含まれており、売却原価は移動平均法により算定しております。)
(4)有形固定資産の減価償却方法
主として定額法で償却を実施しております。
(5)のれん及びその他の無形資産
会計基準編纂書350「無形資産―のれん及びその他の無形資産」の規定に準拠し、のれん及び耐用年数が確定
できない無形資産については、償却を行わずに少なくとも年1回の減損テストを実施しております。また、耐用
年数が見積り可能な無形資産については、定額法で償却を実施しております。
(6)長期性資産の減損
会計基準編纂書360「有形固定資産」の規定に準拠し、有形固定資産や償却対象となる無形資産を含む長期性
資産について、帳簿価額が回収できないという事象や状況の変化が生じた場合には、減損に関する検討を行っ
ております。帳簿価額が割引前の将来見積りキャッシュ・フローを上回った場合には、帳簿価額が公正価値を
上回った金額について減損を認識しております。
-1-
連結注記表
2016/05/23 19:59:51 / 16211497_パナソニック株式会社_招集通知(F)
(7)引当金の計上基準
貸 倒 引 当 金………売掛金及び貸付金等の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸
倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上し
ております。
退職給付引当金………会計基準編纂書715「報酬―退職給付」の規定に準拠し、従業員の退職給付に備えるた
め、当年度末における退職給付債務及び年金資産の公正価値に基づき計上しております。
過去勤務費用については、従業員の平均残存勤務年数で定額償却しております。
数理計算上の純損益については、回廊(退職給付債務と年金資産の公正価値のいずれか大
きい方の10%)を超える部分を、従業員の平均残存勤務年数で、定額償却しております。
但し、移行日以降の積立分(将来分)を確定拠出年金制度へ移行した当社及び一部の国内
子会社については、従来の確定給付年金制度(過去分)に基づく数理計算上の純損益のう
ち、回廊を超える部分を、従業員及び退職者の平均余命年数で、定額償却しております。
(8)消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。
【連結貸借対照表に関する注記】
外部借入金に対する債務保証、売掛債権流動化に伴う遡及義務及び
リース資産の一定額の残価保証等
23,942百万円
【金融商品に関する注記】
実務上、公正価値が算定可能な金融商品は、下記の前提と方法に基づいてその公正価値を算定しております。
売却可能有価証券
市場価格に基づいて算定しており、帳簿価額(連結貸借対照表計上額)と一致しております。なお、原価法による
投資(連結貸借対照表計上額27,691百万円)は、将来のキャッシュ・フローを見積ることなどができず公正価値
を算定することが極めて困難と認められるため、以下の表には含めておりません。
長期負債(一年以内返済長期負債を含む)
市場価格または将来のキャッシュ・フローを適切な期末日の割引金利を使って計算した現在価値に基づいて算定し
ております。
デリバティブ取引
調整不要な市場価格、または金融機関やブローカーから入手した観察可能な活発でない市場インプットを使用した
価格モデルに基づいて算定しており、帳簿価額と一致しております。
長期貸付金
将来のキャッシュ・フローを適切な期末日の割引金利を使って計算した現在価値に基づいて算出しております。な
お、帳簿価額と近似しているため、以下の表には含めておりません。
上記以外の金融商品(現金及び現金同等物、定期預金、売掛金、短期負債、買掛金、未払費用等)
短期間で決済され、帳簿価額と近似しているため、以下の表には含めておりません。
-2-
連結注記表
2016/05/23 19:59:51 / 16211497_パナソニック株式会社_招集通知(F)
(単位:百万円)
連結貸借対照表
計上額(*1)
売却可能有価証券
長期負債
(一年以内返済長期負債を含む)
デリバティブ取引(*2)
公正価値(*1)
差額
86,308
86,308
―
△713,642
△731,002
△17,360
△5,053
△5,053
―
(*1)負債に計上されているものについては、△で示しております。
(*2)デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しております。
(注) 公正価値は期末時における市場と金融商品の情報に基づいて評価されたものです。
このような評価には不確実な要素や当社の判断が含まれているため、前提が変わった場合、評価に重要な影響が及ぶ可能性があります。
【1株当たり情報に関する注記】
1株当たり当社株主資本
基本的1株当たり当社株主に帰属する当期純利益
希薄化後1株当たり当社株主に帰属する当期純利益
734円62銭
83円40銭
83円39銭
【重要な後発事象に関する注記】
平成28年4月1日付で、当社は、当社の連結子会社であるパナソニック ノースアメリカ㈱を通じて、業務用冷凍・冷
蔵ショーケースの製造・開発・販売・サービスを営む米国のHussmann Corporationの全株式を保有する
Hussmann Parent Inc.の全株式を取得し、両社及び傘下の子会社を連結子会社としました。
-3-
連結注記表
2016/05/23 19:59:51 / 16211497_パナソニック株式会社_招集通知(F)
個別注記表
【重要な会計方針に係る事項に関する注記】
1.資産の評価基準及び評価方法
(1)有価証券の評価基準及び評価方法
子会社株式及び関連会社株式 …………… 移動平均法による原価法
その他有価証券
時価のあるもの ………………………… 期末日の市場価格等に基づく時価法
(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法に
より算定)
時価のないもの ………………………… 移動平均法による原価法
(2)デリバティブの評価基準及び評価方法
デリバティブ ……………………………… 時価法
(3)棚卸資産の評価基準及び評価方法
総平均法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)
2.固定資産の減価償却の方法
(1)有形固定資産(リース資産を除く) …… 定額法
(2)無形固定資産 ……………………………… 定額法
(3)リース資産
(所有権移転外ファイナンス・リース) … リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法
3.引当金の計上基準
(1)貸倒引当金
債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権につ
いては個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。
(2)投資損失引当金
国内・海外の関係会社等に対する投資に係る損失に備えるため、財政状態等を勘案して、会社所定の基準により
損失見込額を計上しております。
(3)賞与引当金
従業員への賞与の支給に備えるため、支給見込額に基づき計上しております。
(4)関係会社事業損失引当金
関係会社に対する将来の損失に備えるため、損失見積り額を計上しております。
(5)製品保証等引当金
製品のアフターサービスに対する費用支出に備えるため、保証期間内のサービス費用見込額を過去の実績を基礎
にして計上しております。
(6)販売促進引当金
販売諸施策に基づき、流通過程商品等の販売促進のために要する販売手数料、売出費用等の必要額を、会社所定
の基準により見積り計上しております。
-4-
個別注記表
2016/05/23 19:59:51 / 16211497_パナソニック株式会社_招集通知(F)
(7)退職給付引当金
従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、計上して
おります。退職給付債務の給付にあたり、退職給付見込額を当事業年度までの期間に帰属させる方法については、
期間定額基準によっております。
過去勤務費用は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間による定額法により費用処理しております。数理計算
上の差異は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間による定額法により翌期から費用処理しております。
4.その他計算書類作成のための基本となる重要な事項
(1)ヘッジ会計の方法
為替予約及び商品先物取引については、金融商品に係る会計基準における繰延ヘッジ会計を採用しております。
(2)消費税等の会計処理方法
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。
【貸借対照表に関する注記】
1.有形固定資産の減価償却累計額
2.偶発債務
売掛債権流動化に伴う遡及義務額
3.関係会社に対する金銭債権及び金銭債務
短期金銭債権
長期金銭債権
短期金銭債務
長期金銭債務
1,379,383百万円
6,215百万円
2,181,847百万円
44百万円
1,257,898百万円
38,255百万円
【損益計算書に関する注記】
1.関係会社との取引高
2,539,946百万円
売上高
仕入高
1,547,635百万円
営業取引以外の取引高
182,266百万円
2.関係会社株式評価損
関係会社株式等の評価損であります。
3.減損損失の主な内容
生産設備等の帳簿価額を、収益性が低下したことに伴って回収可能価額まで減額したことによる損失等であります。
4.事業構造改革特別損失の主な内容
雇用構造改革一時金及び拠点集約費用等であります。
5.関係会社事業損失引当金繰入額
関係会社に対する将来の損失見積り額であります。
【株主資本等変動計算書に関する注記】
1.当事業年度末における発行済株式の種類及び総数
普通株式
2.当事業年度末における自己株式の種類及び株式数
普通株式
2,453,053,497株
132,057,190株
-5-
個別注記表
2016/05/23 19:59:51 / 16211497_パナソニック株式会社_招集通知(F)
3.配当に関する事項
(1)配当金支払額
決議
平成27年4月28日
取締役会
平成27年10月29日
取締役会
株式の種類
配当金の総額
(百万円)
1株当たり
配当額(円)
基準日
効力発生日
普通株式
23,113
10.0
平成27年3月31日
平成27年6月4日
普通株式
23,209
10.0
平成27年9月30日
平成27年12月1日
(2)基準日が当事業年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌期となるもの
決議予定
株式の種類
平成28年4月28日
取締役会
普通株式
配当金の総額
(百万円)
1株当たり
配当額(円)
34,815
15.0
基準日
効力発生日
平成28年3月31日
平成28年6月3日
4.新株予約権(権利行使期間の初日が到来していないものを除く。)の目的となる株式の種類及び数
普通株式
【税効果会計に関する注記】
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
繰延税金資産
棚卸資産評価
未払費用
減価償却
投資損失引当金
関係会社株式評価損
関係会社事業損失引当金
退職給付引当金
その他
繰延税金資産小計
評価性引当額
繰延税金資産合計
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
繰延税金負債合計
繰延税金資産の純額
13,514百万円
42,326百万円
27,664百万円
3,570百万円
388,472百万円
391,988百万円
9,399百万円
94,390百万円
971,323百万円
△827,349百万円
143,974百万円
△14,041百万円
△14,041百万円
129,933百万円
平成28年4月28日の取締役会において、期末配当は15円と決議しております。
-6-
個別注記表
11,100株
2016/05/23 19:59:51 / 16211497_パナソニック株式会社_招集通知(F)
2.法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正
「所得税法等の一部を改正する法律」(平成28年法律第15号)及び「地方税法等の一部を改正する等の法律」(平
成28年法律第13号)が平成28年3月29日に国会で成立したことに伴い、繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に
使用する法定実効税率は、従来の32.1%から、回収又は支払が見込まれる期間が平成28年4月1日から平成30年3月
31日までのものは30.7%、平成30年4月1日以降のものについては30.4%にそれぞれ変更になります。
その結果、繰延税金資産の金額(繰延税金負債の金額を控除した金額)は6,375百万円減少し、法人税等調整額が
7,251百万円増加しております。
【1株当たり情報に関する注記】
1株当たり純資産額
1株当たり当期純利益
378円85銭
1円60銭
【連結配当規制適用会社に関する注記】
当社は、当事業年度の末日が最終事業年度の末日となる時後、連結配当規制適用会社となります。
【その他の注記】
記載金額は、百万円未満を四捨五入して表示しております。
-7-
個別注記表