V4.9 build-A036

momentum Probe Type-R/C version 4.9 build-A036 Release Notes
Release Version: momentum Probe Type-R/C version 4.9 build-A036
Release Date:2016/5/31
1 修正された問題
・Bug #120120004: uninstall.sh を繰り返し実行した場合の問題
【概要】/etc/init.d/network のバックアップが無い状態で uninstall.sh sw または uninstall.sh all を
実行すると/etc/init.d/network が削除される
・Bug #120120014: uninstall.sh を繰り返し実行した場合の問題点
【概要】/opt/PKT_INDEX/SETTING/ ディレクトリのファイルが無い状態で uninstall.sh data を
実行すると意図しないデータが削除されることがある
・Bug #120119925: 英語モードの表示が正しくない
【概要】表示ページが英語モードにしても日本語のみしか表示されない
・Bug #120117200: Service コマンドの実行結果表示が不十分
【概要】service restart ntpd crond のように service restart コマンドは複数のサービスを指定して
実行できるが、結果の表示が最後に指定したサービスの結果のみ表示される
・Bug #120118574:Logger-pcap コマンド実行時のエラー
【概要】コマンドラインで Logger-pcap を起動すると find コマンドのエラーメッセージが出力される
・Story #120120030: 脆弱性対応
【概要】openssl の脆弱性(CVE-2015-3194, CVE-2015-3195, CVE-2015-3196)に対応
・Story #120120031: 脆弱性対応
【概要】ntp の脆弱性(CVE-2015-1798、CVE-2015-1799)に対応
・Story #120120032: 脆弱性対応
【概要】glibc の脆弱性(CVE-2015-7547)に対応
・Story #120120028: rpm 更新: openssh-5.3p1-112.el6_7.x86_64
【概要】システムの安全性を向上させるため rpm を更新
・Story #120120029: rpm 更新: bash-4.1.2-33.el6_7.1.x86_64
【概要】システムの安全性を向上させるため rpm を更新
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2 追加された機能
・Story #120120033: ストレージデバイスにキャプチャデバイスのデータをエクスポートする機能
【概要】Probe 内のデータを外部ストレージにエクスポートする機能。この機能により、Probe 本体に
供えられたストレージ容量を超えたデータ量を保全することが可能となった。
3 既知の問題
◆次期バージョン(V4.10 build-A03F)で改修予定
・Bug #120120089: AGING_MIN 設定ファイルによる経過時間の判定ミス
【概要】エクスポート機能の設定において AGING_MIN ファイルにエクスポート可能と判断するまでの
経過時間を指定するが、指定した分よりも 1 分遅くエクスポートされる
・Bug #120120110: データエクスポート時に空き容量の判定通りに書き込みが出来ない
【概要】Linux の df コマンドで使用率が 100%となっている状態でも、空き容量が 0 ではなく
書き込み可能なスペースが残っているように表示されることがある。
(以下の例を参照)
[root@g-v4-s2 ~]# df -Pk /mnt/nfs
Filesystem
1024-blocks
192.168.0.136:/v4_storage
Used Available Capacity Mounted on
17938944 17004544
16384
100% /mnt/nfs
[root@g-v4-s2 ~]#
このような場合にデータのエクスポートが失敗となり、再試行を繰り返すループ状態に
陥ることがある。
・Bug #120120121: TZ_MIN にマイナスの値を設定することができない
【概要】タイムゾーンの値としてはマイナスの値も設定できるべきだが、マイナス値を受け入れられない
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◆次期バージョン以降で改修予定
・Bug #120117804: ユーザ名に HTML タグを含めることができる
【詳細】ユーザ名の編集時に HTML タグを含んだ文字列を入力すると、表示が HTML タグの影響を
受けて出力される。実機能としての支障は生じない
【ワークアランド】なし
【対応】次期バージョン以降で改修予定
・Bug #120117982: affinity にマスクを指定してもデフォルト値が表示される。(ps_storepcap)
【詳細】タイミングによって発生する事象だが、表示の問題のみで機能的な問題は発生しない
【ワークアラウンド】再表示させてみて正しい状態と思われる表示が出ることを確認する
【対応】次期バージョン以降で改修予定
・Bug #120119573: 2port のキャプチャリングサイズを 4GB などに設定すると logger-capture
サービスの起動が失敗する
【詳細】port1、port2 ともに 2GB を指定している場合問題発生しないが、それ以外の組み合わせで
設定を行うと、組み合わせによってはサービス再起動時に失敗してエラーが出力される
【ワークアラウンド】port1、port2 ともに 2GB を指定する
【対応】次期バージョン以降で改修予定
・Bug #120120122: 設定ファイルに規定範囲外の値がセットできてしまう
【概要】データエクスポートのサービス起動中に AGING_MIN ファイルの設定値を変更すると
仕様で決められた範囲外の値を設定できてしまう
【ワークアラウンド】AGING_MIN 設定変更時は必ずサービスを停止した後に実施する
【対応】次期バージョン以降で改修予定
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