新機能 3D計測ワークフロー今から10年以上前、InnovMetric社は、ハードウェアに依存しないユニバーサルな3D計測ソフトウェアプラットフォームをお客様に提供するため、大掛かりな取り組みに着手しました。従来のユニバーサルプラットフォーム構成の常識を覆すPolyWorks 2016は、あらゆるタイプの3次元測定機と連携し、すべての検査業務を実施するための総合的なワークフローを提供するデジタル化されたユニバーサルなハブとして機能します。この革新的かつ徹底したアプローチにより、測定ワークフローのサイロ（他部門と連携しない業務の孤立化）の排除、トレーニングコストの削減、広範な業務におけるチーム間の連携の促進、一貫した測定結果の保証、労働力の可動性向上が実現するため、製造業のお客様のソフトウェア所有コストを大幅に削減します。 PolyWorks 2016を導入することで、ポータブル測定機やCNC 3次元測定機（CMM）で以下の操作が可能となります。 • 特定の測定機に接続せずに測定プランを作成 • 測定対象物の形状検査項目を決定し検査レポートを準備 • 非接触型または接触型のポータブル測定機、もしくはCNC 3次元測定機（CMM）のコントローラ（Hexagon、ミツトヨ、ニコン、Pantec、Wenzel製、およびI++サーバー）に接続し測定シーケンスを再生 • 内蔵の統計工程管理（SPC）機能を使用し、測定対象物の形状検査項目および検査レポートや複数の部品の検査結果をレビュー検査プロジェクト PolyWorks 2016のユニバーサルな3D計測アーキテクチャにより、検査プロジェクトの必要最小限の変更により、複数の異なる測定機で、その検査プロジェクトを使用することができます。測定対象物の測定手法を最適化し、様々な測定原理に適用可能です。結果として、PolyWorks 2016は、お客様がニーズに適した測定機を選択し、3D計測に対する投資利益を最大化する完全な柔軟性を保証し、ユニバーサルな検査プロジェクトと測定機の相互運用性の新時代を開きます。カスタマイズされた測定シーケンス PolyWorksは、2012年よりポータブル測定機での同種部品の繰り替えし検査のために、操作ガイド付き測定シーケンスの自動生成とそれを実行するパワフルな検査再生ツールを提供しています。 PolyWorks 2016 では、この検査再生機能が拡張され、自動生成された測定シーケンスのカスタマイズ（編集）が可能となりました。この新しいシーケンス編集機能を使用して、以下の操作を行うことができるようになりました。 • 測定操作の順序を設定 • 測定機の位置移動を管理 • 特定の位置へのプローブヘッドの移動や、測定ツールの方向の変更など、CNC3次元測定機に特有の操作を行う • 作業を指示するメッセージや画像を簡単に追加 • 操作の条件ブロックを作成 • マクロスクリプトの挿入（これにより、検査工程をカスタマイズする可能性が無限に広がります）。シーケンス編集機能により、お客様は自社のニーズに合った、繰り返し実行できる信頼性の高い測定シーケンスを簡単に設定でき、作業現場で効率的な測定業務を実現できます。オフラインでの検査プロジェクトの準備 PolyWorks 2016には、新たに使いやすいオフラインシミュレーション機能が搭載されています。これは、測定する部品のCADモデルからシミュレーションした点群データとプローブ点を自動生成すると同時に、シミュレーションした測定ワークフローをチェックする機能です。また、オフラインシミュレーションにより、測定機を使わずに、実際の測定作業を行う前に、検査オブジェクトのシミュレーションした測定値、データの位置合わせ、データカラーマップ、形状検査項目の表、3D画面のスナップショット、検査レポートを簡単に作成できます。さらに、CNC 3次元測定機に完全対応しているため、仮想の測定機でプローブツールやレーザースキャンツールの向きの設定や移動経路の作成ができます。 CADのインポート測定プランの設定オフラインシミュレーションを開始シミュレートされたスキャナやプローブによる測定オフラインシミュレーションを終了検査報告書の作成強化された部品検査機能変形の大きな部品検査のためのフィーチャー抽出グループ機能トリムエッジとヘム（縁曲げ）エッジの繰り返し測定変形の大きな部品で、検査部位のフィーチャー（平面、円、円筒など）をグループ化し、その周囲の測定点群を CAD モデルにベストフィット位置合わせすることで寸法検査の正確性を向上。シートメタル部品のエッジ部が基準形状から大きく変形している場合に、エッジ点とその近傍面上点の検査の正確性を向上。レーザートラッカー用フィーチャー測定プロパティ測定する個々のフィーチャー（平面、円、円筒など）の測定プロパティに、リフレクタの種類や測定モードなどを記録や事前設定を行い、繰り返し測定時に、使用するリフレクタの案内や測定モードの自動切換を実行。テクスチャマッピング技術を使用したCADとの誤差カラー表示テクスチャマッピング技術を使用することで、データとCADとの誤差カラーマップの表示速度を向上させ、拡大表示した際にも誤差カラーを見栄え良く表示。本社 InnovMetric Software Inc. TEL: 1-418-688-2061 [email protected] © 2016 InnovMetric Software Inc. All rights reserved. PolyWorks®は、InnovMetric Software Inc. の商標です。InnovMetric, PolyWorks ¦ Inspector, PolyWorks ¦ Modeler, PolyWorks ¦ Talisman, PolyWorks ¦ Viewer, とユニバーサル3D計測ソフトウエアプラットホームは、InnovMetric Software Inc. の商標です。SmartGD&Tは、Multi Metrics Inc. の商標です。その他すべての商標は、それぞれの所有者の所有物です。日本支社 PolyWorks Japan株式会社〒108-0075 東京都港区港南2-16-1 品川イーストワンタワー14階 TEL: 03-6433-3161 [email protected] | www.polyworksjapan.com