進路通信 - 浦添市立教育研究所

進路通信
進路情報
推薦入学
5 号
平成28年6月2日
※各学校のホームページに具体的な推薦入試の合否基準が載っています。推薦を考えている生
徒は、必ず調べてください。
※私立高校もそれぞれ学校、学科によって異なった基準があります。
平成28年度
浦添市立浦添中学校
基準があること知っていますか?
4月に3年生を対象にアンケートをとったところ、「推薦入学を希望したい」と
いう声が、106名(45.7%)いました。ところが、その中に「進学したい高校は
まだ決まっていない」という生徒もいます。行きたい高校も決めていないのに、
推薦を希望しているというのは、「楽して入学したい」「早く決めて安心したい」
いうことなのでしょうか。
推薦入学は、まず第一に、「その学校でぜひ○○○を学びたい」という強い希望
と目的がなければいけません。県立高校の場合は、『出願の要件』が定められてい
るので、自分がどの要件に合うのかも確認してみましょう。
もちろん言うまでもありませんが、推薦入学に出願したからといって合格が決
まるわけではありません。内定をもらえなかった場合は、一般入試で学力検査(入
学試験)を受けなくてはいけません。日頃からしっかり勉強し、学力をつけてお
くことが重要です。
県立高校推薦入学者選抜実施要項(抜粋)
(1) 実施することのできる学科・・・すべての学科
高等学校推薦入試に関する校内基準
浦添中学校 校内推薦基準
1 校内基準
高等学校の募集要項の推薦資格を満たしている者で、原則として本校の「生徒
心得」を守り、 下記の(1)から(4)の項目すべてに該当する者とする。
(1) 生活態度(身なり、言動等)や学習態度が良好な者・生徒指導上の問題行動
がない者。
(2) 諸活動(学級活動、委員会活動、生徒会活動、部活動等)において積極的に
活動している者。
(3) 3年間、無断の欠席、欠課がなく、朝の遅刻は年間を通して3回程度とし 、
また 3年生になってからの授業の遅刻が3回以内であること。
※ 通院等の届け出をおこなった遅刻・欠課・早退・欠席は考慮する。
(4) 原則として、3年間の評定に1がない者。
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選抜の方針
(2) 出願資格
次の①及び②に該当する者で、中学校長が推薦するもの
① 沖縄県内の中学校を募集年度の3月に卒業見込みの者
② 推薦入学志望学科に対する目的意識が明確であり、かつ、当該学科への興味、関心、
及び適性を有する者
(1) 校長、教頭、3学年にかかわるすべての教師の参加の下に会議を持ち、決定
する。
※ 参加が難しい場合は、事前に授業態度などの評価を文書により提出する。
(3) 出願の要件
次の①又は②の要件を満たしている者とする。
① 次に掲げる諸活動の実績等について自分を表現すること(以下「自己表現」という。)
ができること。なお、当該活動の実績については、証明する資料(賞状、認定証等)
の写し(A4版)を提出すること。
(ア)文化活動
(イ)スポーツ活動
(ウ)社会活動
(エ)ボランティア活動
(オ)資格取得等の活動
② 次に掲げる分野について表現すること(以下「個性表現」という。)ができること。
(ア)音楽、美術、書道等の芸術分野
(イ)文芸、研究等の分野
(ウ)舞踊、創作ダンス、手話等の身体的活動を伴う分野
(エ)留学等の体験的分野
(2) 各高校の推薦入試合否基準、判定方法と照らし合わせて検討する。
★①は個人の実績があること。団体出場の場合は、大会に参加したり登録メンバーであっ
たりすること。
★②は実際に試験官(高校の先生)の前で実演できること。
(3) 当該学科で学習するうえで支障のない学力を有することを検討する。
3
推薦合格内定後の取り決め
(1) 合格内定後及び入学後も学校生活や授業態度、諸活動等が積極的かつ前向き
で他の生徒の模範となること。
(2) 3年間目標を持って、粘り強く高校生活をおくる意思のあること。
(3) 校内推薦内定者は上記の内容に賛同し、誓約書を提出すること。