すぐに相続登記をした場合のメリット 不動産についての権利関係が明確になり,相続した不動産を売却しようとしたときに,す ぐに売却の手続をすることができますし,担保に入れて住宅ローンを組むこともできます。 相続登記をしないで放っておくと… 当事者に所在不明の方などがいる場合,すぐに登記を含めた相続の手続をすることができ ず,相続分を確定することが困難となります。 さらに,相続が2回以上重なると,誰が相続人となるのか,その調査だけで相当の時間が かかり,相続登記の手続費用や手数料も高額となってしまいます。 相続の手続に時間がかかると,相続した不動産を売りたいと思ったときに,すぐに売るこ とができなくなるなど,思わぬ不利益を受けることがあります。 相続が2回以上発生し てしまうと 相続の手続に時間が かかると 不動産の管理が困難 になると •誰が相続人となるのか調査に時間 がかかる •相続登記の手続費用や手数料が高 額になる •相続した不動産をすぐに売ることが できない •ローンを組むときにすぐに担保に入 れられない •適正な管理が困難になる •不動産が適正に管理されなくなると, 様々な社会問題が発生 •所有者との連絡がとれず土地や建 物が荒廃 •災害復旧のための工事が所有者不 明のためできない 未来につなぐ相続登記 http://www.moj.go.jp/MINJI/minji05_00207.html 相続人から依頼を受けた司法書士(国家資格)は, 相続登記に必要な書類を作成し, 法務局へ登記の申請をすることができます。
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