地域ぐるみで支え合いましょう 防災情報の入手

防災情報の入手
大地震のような規模の大きな災害で、すぐには消防や警察などの救援が得られないとき頼りに
なるのは、
住民自身が自発的につくる防災のための組織(自主防災会)です。自分の大切な家族が、
たんすや瓦礫の下敷きになり、一刻を争う事態となればもはや残された家族だけではどうするこ
ともできません。さらに、高齢者や病人などの要配慮者の安全を確保することは極めて困難な状
態になることが予想されます。
「自分たちのまちは自分たちで守る」という心構えで、地域の自
主防災会の活動に積極的に参加し、地域ぐるみで支え合いましょう。
自主防災会連絡協議会とは
活動内容
毎年協議会を実施し、各自主防災会の行っている防災活動の事例発表等を行うことで、先進的な対策を取り入れ
たり組織体制の構築を図ったりすることで、自主防災会の防災対策の向上に努めています。
平常時の活動
災害時の活動
※ 市や警察、消防の発表や指示、テレビ、ラジオが伝える情報にもとづいて冷静に行動しましょう。
※「…だろう」「…にちがいない」という勝手な憶測をあいまいなまま伝えるのがデマのもとになります。
● 地元の情報は地元の放送局から!
地元の放送局からの情報は、視聴エリアが限られているので、身近できめ細かい情報を入手できます。特にラジオ
は停電時でも聞くことができ、阪神大震災の時も有効な情報源となりました。
ラジオ PitchFM83.8 83.8MHZ
知立市内には各町で構成される自主防災会が合計 28 あります。自主防災会連絡協議会はすべ
ての自主防災会が集まり、自主防災組織間の連携を高め、相互の連絡調整を図ることにより、地
域の防災・減災体制の充実強化及び地域全体における防災意識の向上に寄与することを目的とし
て平成 25 年 7 月に設立されました。
自主防災会に参加しましょう
災害時には正しい情報の入手を心がけましょう。注意情報、予知情報(警戒宣言)、避難等の
情報は、ラジオやテレビ、市の広報などから入手し、デマに惑わされないようにしましょう。
くわしくは安心安全課にお問い合わせください。
防災知識の普及
防災巡視・点検
防災講習会の開催など。住民一人ひ
とりが防災に関心を持つような取り組
みをしましょう。
地域内の危険箇所や防災上の問題点
を洗い出し、改善すべき点は対策を立
てて解決しましょう。
防災資機材の整備・点検
防災訓練
地域の実情に応じて、消火用具や避
難 ・ 救出のための防災資機材を整備・
点検しておきましょう。
いざというときに的確な対応ができ
るよう、地域の人たちに参加を呼びか
け、防災訓練を実施しましょう。
情報の収集・伝達
救出活動
初期消火活動
公的防災機関と連携
し、災害に関する正し
い情報を住民に伝えま
す。
負傷者や倒壊した家
屋などの下敷きになっ
た人たちの救出・救助
活動を行います。
消防隊や消防団が到
着するまでの間、火災
の拡大延焼を防ぐのが
基本です。
医療救護活動
避難誘導
給食・給水活動
負傷者の応急手当て
を行い、救護所へ移送
します。
住民を避難所などの
安全な場所に誘導しま
す。
食料や飲料水、応急
物資などを配分。炊き
出しなども行います。
ケーブルテレビ (株)キャッチネットワーク 災害時は 2ch で放送
「防災ラジオ」
配布事業
同報無線の子局からの災害情報が聞き取りにくい場合のため、市では災害時の同報無線を
自動受信する防災ラジオを配布しています。AM や FM 放送を聴いているときでも自動的に
切り替わるので万が一の場合に安心です。申請方法などくわしくは安心安全課にお問い合わ
せください。
[負担金]・市内在住の世帯主 2,000 円/ 1 台 ・市内事業所の事業主 3,000 円/ 1 台
● 東海地震の「観測情報」「注意情報」「予知情報(警戒宣言)」とは?
東海地震の震源とされる地域の周辺には、多数の「ひずみ計(地殻の変化を検出する装置)」が設置されています。
そこに異常データが現れると……
東海地震観測情報
東海地震注意情報
東海地震予知情報
●少なくともひずみ計 1 か所。
●東海地震の前兆現象の可能性
について直ちに評価できない。
●ひずみ計 2 か所以上。
●東海地震の前兆の可能性が高
まったと認められたとき。
●ひずみ計 3 か所以上。
●東海地震が発生するおそれが
あると認められたとき。
市をはじめ関係機関が情報収集連
絡体制をとります。東海地震と関係
ない場合は、観測情報の中で明確に
されます。
市をはじめ多くの関係機関が準備
行動を開始します。市民のみなさん
も、備えの確認をしてください。
市は地震災害警戒本部を設置しま
す。 市 民 の み な さ ん は、 落 ち 着 い
て、あわてて避難せず、備えの最終
チェックをお願いします。
低
危険度
※ 注意情報・予
知 情 報 は、 解 除
されることがあ
ります。
● 避難サイレンの種類
避難サイレンは「愛のチャイム」でおなじみの同報無線から放送します。防災ラジオからも聞くことができます。
種 類
水防信号
サイレン
地震防災信号
サイレン
サイレン信号
10 秒鳴らす
10 秒鳴らす
2 秒休む
45 秒鳴らす
15 秒休む
伝達内容
10 秒鳴らす
2 秒休む
45 秒鳴らす
15 秒休む
10 秒鳴らす
2 秒休む
大雨や台風で河川に氾濫の危険が迫ってい
る場合に放送します。避難場所や安全な場所、
親族、知人宅等へ速やかに避難してください。
東海地震に関する予知情報(警戒宣言)が
発令された場合に放送します。いつでも行動
できるよう準備し、自宅または安全な場所で
待機してください。
45 秒鳴らす
15 秒休む
● 災害用伝言ダイヤル
災害時は電話が狭い範囲で集中するため、非常につながりにくくなります。安否確認には以下の災害用伝言ダイヤ
ルをご利用ください。
安否などの確認に NTT
災害用伝言ダイヤル
家族や知人間などの連絡に活用できます。
伝言の録音方法 1
7
ガイダンスが流れます
1
7
1
ご利用にあたっての事前契約等は一切不要です。
市外局番からダイヤルしてください。
0 0 0 )
( 1 ⇒ 1 ⇒
0
0
0 ─ 0
0
0
0
被災地の方はご自宅の電話番号を、被災地以外の方は被災地の方の電話番号を
市外局番からダイヤルしてください。
伝言の再生方法 1
7
1 ⇒ 2 ⇒( 0 0 0
ガイダンスが流れます
30
高
自 宅 待 機 か、
家の倒壊が不
安な方はお近
くの安全な屋
外で待機して
ください。
)
0
0
0 ─ 0
0
0
0
被災地の方はご自宅の電話番号を、被災地以外の方は被災地の方の電話番号を
31
﹁ 自 主 防 災 ﹂ 編
地域ぐるみで支え合いましょう
﹁ 自 主 防 災 ﹂ 編
準備しておきたい非常持出品は?
非常持出品は家族構成を考えて必要な分だけ用意し、避難時にすぐに取り出せ
る場所に保管しておきましょう。災害発生時に最初に持ち出す非常持出品と、災
害から復旧するまでの数日間を支える非常備蓄品を分けて用意しておきましょう。
非常持出品 (避難する際すぐ持出すもの。被災時最初の1日分を目安に考えてみましょう。)
食品
□飲料水
□アルファ米
□缶詰やレトルト食品
□チョコレート、菓子類
□粉ミルク、ほ乳びん
(赤ちゃんがいる場合)
衛生品
□ティッシュ
□ウェットティッシュ
□除菌シート
□生理用品
□携帯用トイレ
□紙おむつ
このポケットに
「知立市ハザードマップ」
を入れてください
応急医薬品
貴重品
□常備薬
□現金(小銭も)
□印鑑
□健康保険証のコピー
生活用品
□緊急時の連絡カード
□十徳ナイフ
(□可能ならマイナンバーカード)
□懐中電灯
□携帯電話充電器
□携帯ラジオ
衣類関係
□めがね、コンタクト用品
□下着・靴下
□ビニールシート
□軍手
□ヘルメット
□タオル
非常備蓄品 (支援体制が整うまでの 3 〜7日分を目安に考えましょう。)
食品関係
食品
□わり箸
□飲料水(1人1日3リットルが目安)
□スプーン、フォーク
□アルファ米
□紙コップ、皿
□缶詰やレトルト食品
□なべ、水筒
□栄養補助食品
□インスタント食品
応急医薬品
□チョコレート、菓子類
□ばんそうこう
□調味料
□粉ミルク、ほ乳びん(赤ちゃんがいる場合) □包帯
□消毒液
□鎮痛剤
衛生品
□胃腸薬
□ビニール袋
□かぜ薬
□ゴミ袋
□歯磨き品
燃料
□卓上コンロ
衣類関係
□固形燃料
□上着、着替え
□ガスボンベ
□下着
□毛布
貴重品
□免許証などの身分証
ペット関係(ペットのいる方)
□預金通帳のコピー
□動物病院連絡先
□リード
外国籍の方
□ケージ
□在留カード
□ペット用食品
□パスポートのコピー
□排泄用品
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生活用品
□電池
□石けん
□ドライシャンプー
□折りたたみポリタンク
□アルミホイル
□ラップ
□布製ガムテープ
□トイレットペーパー
□マスク
□雨具
□ライター、マッチ
□ろうそく
□防犯ブザー、笛
□簡易マット
□寝袋
避難所や災害時に役立つ
情報の防災マップは
ハザードマップの裏に
お住まいの地域で
あるっぴ
防災訓練に
参加してほしいっぴ
救出道具
□バケツ
□バール
□ジャッキ
□スコップ
ちりゅっぴ