日本語版

海外実習(ピッツバーグ大学医療センター)4/18~4/22
1013568m #80 野中英彰
ECMO: extracorporeal membrane oxygenation(体外式膜型人工心肺)
・vs muchanical ventrilator(陽圧換気)
肺に負担をかけずに酸素化→肺の治癒、回復の時間を作る
ECMO:喋れる食べれる comfortable, 肺もしくは心臓を休ませて治癒回復させる
重症呼吸不全や循環不全のうち、可逆性と思われる病態に適応(あくまで対症療法)
・種類
VV(veno-venous)ecmo:肺×の時
VA(veno-arterial)ecmo:心臓×の時(鼠径静脈から鼠径動脈へ)=PCPS
・適応になる肺疾患
acute life threatery pulm distress (急性肺疾患)がメイン(これらは VVecmo)
1. PE
2. IP の急性増悪
3. HIN1(インフルエンザ)(=swine 豚 flu)による serious pneumonia
4. 胚移植後は VA(先に心臓を回復させる)→VVecmo
・CPB cardiopulmonary bypass/ECC extracorporeal circulation
心外で直接つなぐ体外循環
ピッツバーグ大学医療センター(UPMC)で学んだこと
・日本での胚移植は毎年 50 件程度、UPMC では毎年 100 件程度の胚移植が行われてい
る。
・DCD
・ex vivo lung :体外で移植片肺に血流、気流を流すことで生体内の模擬環境を作り出す。
臨床でも研究でも使われている。
・移植は肺のみ成績が悪い
①5年生存率 50%以下、原因は BOS、ストロー用呼吸、コンプライアンス⬇︎(心腎肝で
は 80%以上)
②PGD、IRinjury(reperfusion injury)に対して肺は特に弱い。
③肺のドナー不足:
lung は特に donar からの accetpance が悪い(15〜20%)liver80% kidney90%
←(原因:fluid バランス×→肺水浸し、肺水腫 ARDS→利尿薬使いすぎると kidney×)
・実験では Ex vivo を使って
1. 肺への新薬の直接の反応をみれる
2. ブロンコもできる
3. 気管支動脈も再灌流して炎症などの数値を見て成績いいか
4. アメリカでは人体の肺を実験に用いることができる
を調べている
・臨床では Ex vivo を使って
1. marginal graft(特に DCD)の機能評価を行う(悪い graft を移植すると PGD
primary graft disfunction が起こりやすい)
2. 灌流保存
①コールドイスケミアを防ぐ 欧州に多い 肺以外の臓器で特に(kidney,liver:72時間、
lung:8時間、heart:4時間)ポータブルドナー ドナーから取り出してすぐ perfusion
②IRinjury 防ぐ 北米で多い 特に肺で多い ドナーから回収後、移植施設に到着してから
perfusion
3. reconditioning?(北米:できる、欧州:無理)
・EX vivo の機能評価で主にモニタリングされるもの
1. ガス:P/F ratio>
2. PVR
3. コンプライアンス
4. peak airway pressure(正常値:18〜23くらい、20後半は肺水腫)
・イスケミア(虚血)
1、warm:garft が術野ある時(障害強)
2、cold :パッキング
・IRinjury
虚血再灌流症候群
・術前の評価:術前は右心の評価大事
・術式:クラムシェルという開胸方法
・術後の評価
移植の術後は bronchoscopy で定期的に rejection の評価
免疫抑制剤は一生飲み続ける
DCD(donation after cardiac death)
・アメリカでは移植の 95%が脳死移植で 5%が DCD
・実習中にあった症例
40 代半ばの女性
大脳損傷→DCD 試みる(呼吸止める→心臓が虚血で止まるのを待つ)が、心臓が死ぬ前
に大脳損傷による脳浮腫のヘルニアにより脳幹(脳幹死=脳死)も死ぬ。DCD でのドナ
ー肺は心臓が死ぬのを待っているため状態が悪いものが多く ex vivo で肺機能の検査を行
ってから移植に移るが、先に脳死したため肺機能の状態悪化する前に移植できた。
・DCD でのドナー肺は状態が悪いことが多い。
(呼吸止める=肺細胞の酸素化も妨げる)
・脳幹死→カテコラミン⬆︎⬆︎(BP↑)→肺がかなり痛む
(すぐに肺取り出す!)