ご挨拶 - 日本消化器がん検診学会関東甲信越地方会超音波部会

代表世話人就任にあたり
みなさま、いつもお世話になっております。千葉西総合病院消化器内
科の若杉聡です。このたび日本消化器がん検診学会関東甲信越支部超音
波研修委員会代表世話人を仰せつかり、大変光栄に存じます。私のよう
な未熟者がこのような大役を務めることができるのかと思っております
が、
「若杉が未熟者だからこそ、育てるために役をつけた」と諸先輩方が
思っていらっしゃるのでないかと思い、頑張る所存です。いろいろと不十分な点も多くあろ
うと思いますが、本会のために努力したいと思っております。
本会は、竹原靖明先生はじめとした多くの諸先輩方が、「指導者のいない技師さん達の教
育の場を作ろう」という目的で結成したと伺っております。確かに、多くの技師さんと接し
ていると、「勉強したくても教えてくれる人がいないので、手探りで勉強しているという」
という声を聞くことが多いのです。とりわけ地方の技師さんは、東京や横浜などの大都市で
セミナーを開催しても、なかなか足を運ぶことができません。各都道府県にセミナーの拠点
を作るという本会の方針は非常に素晴らしいものと考えております。長野セミナー、新潟セ
ミナーは 10 年以上続いています。千葉セミナーも今年で 5 回目です。本会と志を同じくす
る超音波スクリーニングネットワークのセミナーは毎年 700 名以上が参加する会議になり
ました。これに連動して、大阪、福岡にもセミナーが開催されるようになりました。今後も
この素晴らしい流れを大事にしてゆきたいと考えております。
世話人の先生におかれましては、今後大変ご迷惑をおかけすることになります。ご容赦く
ださい。学会、セミナー参加者のみなさんにおかれましては、本会をぜひ盛り上げてくだい。
多くの人が集まれば、多くの討論がおこり、多くの人に知識が共有されます。それを宝物に
して、日々の臨床に励んでいただければ、本当に嬉しいものです。
大変冗長な挨拶文になってしまいましたが、ご容赦ください。今後ともよろしくご指導お
願い申し上げます。
2016 年 4 月吉日
日本消化器がん検診学会関東甲信越支部超音波研修委員会代表世話人
千葉西総合病院消化器内科
若杉聡