6月法輪

-随所に主宰たれ-
宗教科 通信
平成28年6月2日(木)
おはようございます。3年生 特進コースの黒田啓一です。先生
は生徒会の顧問である関係で、いままで多くの生徒と街頭での募金
活動に携わりました。
私学奨学金一億円募金をはじめ、東日本震災の復興支援募金、あ
しなが育英会募金、ネパール震災支援募金、ぎょぎょらんど、捨て
猫防止対策募金、広島土砂災害義援
金募金、そして、つい先日、名古
屋の栄で熊本震災の被災者支援募
金を行いました。
ある日、募金をして、おもしろ
いことに気がつきました。それ
は、どの募金にも共通して
みられたのです。それは、
募金をしていただく人が、
みな笑顔だと言うことです。
なかには、
「おう、頑張れよ!」と
逆にはち切れんばかりの笑顔で励
ましてくれる人たちまでいます。
なぜでしょう。
それは募金が、自分が
人のために役に立って
いることを実感できる
瞬間だからです。募金を
して被災された方々を
救うことで、実は同時に
自分自身が救われてい
るのです。人は、自分自
身が人の役に立ってい
ることで、自分の存在意
義を確かめることがで
きます。
「私は、人の役
に立っている」
「私はこ
こにいていいのだ」
「今
ここにいることが楽し
い」こうした充実した瞬
間を、街頭募金は作りだ
しているのだと思いま
す。
他者のためにすることが、自分の喜びになり、新しい自分を創り
あげていく。他者の喜ぶ顔をみて、自分が元気になり、生きがいが
見出せる。私たちは他者とのつながりの中で、自分らしさを創りあ
げているのでしょうか。多くの人たちとつながり、支援の輪を広げ
る募金活動、他者への思いやりで、人と人がつながっていきます。
幸せも、実はこんな、他者への思いやり、人のために役立つ瞬間
に私たちにささやきかけているような気がするのです。
人のために役立つことで、自分が自分になっていく。つたないお
話ですが、ありがとうございました。