全国公的扶助研究会主催 「将来不安だから、生活保護費をやりくりして、 貯金しているのに・・ ダメなの!!」 生活保護利用者が保護費や認められた収入のみを原資として貯金をすることは、秋田加藤訴訟(平成5年4月 判決)や中嶋学資保険訴訟(平成16年3月判決)などにより、原則認められています。また、生活保護開始時 には、資産申告書と通帳写しなどの提出により資産申告をし、その後は定期的に収入の申告をしています。 しかし、厚生労働省は生活保護利用者の「資産の申告を少なくても12ヶ月ごとに行わせる」という課長通知 を2015年に発し、 「資産申告の際には、原則通帳の写しの提出をもとめるように」という課長通知を2016 年に発しています。この通知を受けて、全国の多くの福祉事務所では生活保護利用中の方から、定期的に資産申 告書と通帳の写しの提出を求めることが行われるようになってしまいました。 この二つの通知により、一定額の預貯金を保有している保護利用者が生活保護の停廃止に追い込まれるという 事態が全国で多数発生しています。 この緊急シンポジウムでは、保護利用中の定期的な資産申告書の徴収の問題点と生活保護費などを原資とした 預貯金を保有していることによる保護の停廃止の違法性について、考えたいと思います。 日 時 6月25日(土)13:30~16:30 ※13:15 受付開始 会 場 大田区池上会館 3 階視聴覚室 東急池上線池上駅下車 徒歩約 7 分 UR Lhttp://www.city.ota.tokyo.jp/shisetsu/ikegamikaikan/ シンポジスト 研究者から 長友祐三 生活保護CWから 田川英信 生活保護利用当事者から 全国生活と健康を守る会連合会 参加費 さん (埼玉県立大学) さん (世田谷区玉川福祉事務所) 会長 安形 義弘さん 500円(資料代として) ※全国公扶研会員は無料 ※事前の申し込みの必要はありません。 直接会場にお越しください 連絡先 全国公的扶助研究会 東京都北区滝野川 6-76-9 エスポワールオチアイ 1 階 e-mail 事務局 マック・ファミリーエイド方 [email protected] FAX 050-37302116
© Copyright 2024 ExpyDoc