別紙1(業務内容仕様書)(PDF:190KB)

別紙1
平成28年度京都府福祉人材育成認証制度上位認証審査事業
企画提案公募に係る業務内容仕様書
第1 事業の目的
新卒学生や若者を福祉人材として安定的に確保するシステムを構築し、京都府が実施する「き
ょうと福祉人材育成認証制度(以下「認証制度」という。)」を更に推進するため、平成25年
度に認証を取得した認証法人に対し、府が設定した上位認証基準に基づき、審査マニュアルの
作成及び審査を行うこととともに、上位認証された法人(以下「上位認証法人」という。)が
府域において、介護・福祉の仕事や勤務環境の魅力発信を通じて、若者を育成定着できる業界
への転換、新卒学生等業界参入と定着を促進する。
第2
業務の内容
認証制度に係る次の業務を効果的に実施することにより、上位認証を申請した法人の内容を
審査し、明確に順位付けを行い、上位認証法人を決定する資料を作成すること。併せて、上位認
証についての制度の普及を行い、府内の介護・福祉業界において、若手人材を育成・定着させる
システムを構築すること。
また、認証制度において事業所への宣言開拓業務等を担当する京都府委託事業者(以下「推
進会社」という。
)及び京都府福祉・人材研修センター(以下「福祉人材センター」という。)と
密に連携し、必要な情報を共有の上、実施すること。
(1) 上位認証審査事業
①上位認証(制度)の普及活動
(1)上位認証基準を対象法人が所属する団体を中心に、説明会を実施し、上位認証基準
(以下「基準」という。)を普及すること。
②審査マニュアルの作成
(1)京都府が示す基準に基づき、申請法人を上位認証と判断するための審査マニュアル
(以下「マニュアル」という。)を作成すること。
(2)マニュアルの内容を京都府職員、京都府社会福祉協議会職員等関係者が今後、効果
的に審査が可能ものとするための研修を実施すること。
(3)審査内容、スケジュールについて、具体的に記載すること。
(参考:平成25年度認証事業者:59事業者)
③上位認証審査を円滑に実施するためのツールの作成
審査を円滑に実施するために、審査員が活用しやすいツールを作成すること。
④上位認証審査の実施
審査について、下記に基づき、具体的内容について記載すること。
(1) 審査を実施するための受付業務を行うこと
(2) 審査を行うにあたり、基準の必須事項等の確認を事前審査すること。併せて、基準
に満たない法人に対して、認証更新についての説明、誘導を行うこと。
(3) 事前審査を行い、その基準を超える法人に対し、マニュアルに基づき、審査を行う
こと。(平成28年7月15日までに申請のあった法人については、同年9月末ま
でに審査を行うこと)
(4)申請法人のプレゼンテーション内容について、簡潔にとりまとめ、評価すること。
(5)審査結果を点数化し、その点数の具体的理由を付した上で、順位付けを行うこと。
(6)上位認証申請法人に対し、認証更新審査を実施し、その結果を府に報告すること。
(2)上位認証審査会の運営
(1)府と協力して、上位認証審査会を運営すること。
(2)上位認証審査会において、必要に応じ、審査結果に対する質疑応答に回答すること。
(3) 先駆的事業の提案
上位認証法人が府の人材確保等に資するための事業構想の提案を行うこと。
(4) 報告書の作成
上記(1)
、
(2)について、審査で把握した法人の実情・課題や先駆的取り組みについて、
具体的に記載した報告書を府に提出すること。
第3
委託業務の実施方法
上記第2の委託業務を実施するために、事業実施においては、下記のとおりの実施体制を整え
ること。なお、①、②共に本事業に専任の人員配置かどうかは問わない。
① 業務の進捗管理、京都府、推進会社、福祉人材センター及び推進機関との調整等を行う
事業推進管理者の設置
② 申請法人に対し、アドバイスができる介護福祉業界に対して経験豊かな者による事業実
施
第4
業務推進上の留意点
1 法人から審査費は徴収しない。
2 本業務に係る経費については、他業務経費と明確に区分すること。
3 委託経費により調達する資機材については、原則としてリースあるいはレンタルとすること。
4 業務の遂行について、京都府の求めにより、随時報告をすること。
5 本業務が完了したときは、京都府の定める方法により報告書を提出すること。
第5
その他
1 国及び京都府の事業展開により、京都府及び受託事業者の協議により、新たな業務が加わる
ことがある。
2 京都府、京都府社会福祉協議会及び京都府介護・福祉人材確保総合事業の受託業者等で構成
する「協働戦略会議」へ参画し、事業の進捗状況の報告、課題の整理及び他受託者事業との協
働、情報共有を行うこと。
3 委託費は、審査する法人数により精算する。
4 委託事業により生じた特許権等の知的財産権は、委託元である府に属するものとする。
5 年間目標数のうち、評価に関する部分で不履行が発生し、京都府の指導にも関わらず受託者
の積極的な改善が図られなかったと京都府が判断した場合には、委託料の10分の1を上限と
して、委託料を減額することがある。
6 その他契約書及び仕様書に定めのない事項や細部の業務内容については、京都府と協議して
決定するものとする。