全ページ - カスミ

株式会社カスミ 会社案内/環境・社会貢献活動報告書
2016
地域
食卓に
夢
・希 望・愛を!
に
憩
い・
集い・出会いを!
職場
に
笑顔
・喜び・誇りを!
カスミイメージキャラクター
「ふくふくファミリー」
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Mission
環境基本方針
カスミは「環境問題への取り組みが企業
の存在と活動に必須の要件である」
こと
を認識し、
「ものの生命を大切にする」
「生かされていることに気づこう」
という
カスミの心の実践として、自主的かつ積
Vision
極的な責任ある取り組みとして全社、全
社員をあげて地球環境保全に努めます。
環境基本理念
全ての事業活動は、環境、健康、安全を
害することのないよう最善を尽くします。
(1)事業活動を通じて、省資源、省エネ
ルギーに積極的に取り組む。
(2)地域における環境保全活動に参画
し、地域との調和に努める。
環境行動指針
行動への基本的な考え方として3つの
行動指針を大切に考えていきます。
よろこび を 分 かちあえる 食 卓 づくり
Corevalue
価値観
カスミは食を通して人々が生きること、暮らすことと深くかかわっています。私たちが目指しているのは食卓によろこ
びを届け、地域の発展と共に歩みつづけるお店づくり。
そうした活動に誇りを感じるチームづくりです。
安心できる商品やサービスを価値ある価格でお届けするのはもちろんですが、
カスミはご来店くださるお客さま一人
ひとりがお店で楽しい時間を過ごしていただけるよう心がけています。私たちは商品の販売だけを役割とは考えませ
ん。一店一店が地域に根づき、人々に憩い、集い、出会いの場を提供するコミュニティ機能を大切にしています。
カスミは、
「よろこびを分かちあえる食卓づくり」を使命とします。
いつだって食卓には夢があります。だれだって食卓には希望をもちます。
その夢や希望を育むために私たちの仕事はあります。
私たち一人ひとりは決して強くはありません。
でも人をつなぐ絆の強さ、地域への想いの強さは私たちの誇り。だれにも負けない自信があります。
人をしあわせにできるのが私たちの仕事、だから自分たちもしあわせになれると信じます。
よろこんでいただくことをよろこびにカスミはだれもが安心・元気・笑顔になれる
商品とサービスの提供をお約束します。
「誇り」に思えるチームをつくるために
「食卓」を通して心の豊かさを満たせる
●相手以上に相手を思い、目標に向かって協力しあう。 チームをつくるために
●まず受け入れる、そして互いの考えを伝え合う。
いま日本は二つの大きな課題に直面しています。人口減少と高齢社会。国も企業も生き残りをかけた自己革新が求
められています。
こうした時代の転換点において、
カスミは「ソーシャルシフトの経営」を実践しています。それは地域の
一店一店が主役となり、お客さまからいつもカスミを選んでいただけるように、従業員一人ひとりがお客さまのために自
ら考え行動する個店経営。地元地域にお役立ちを、お客さまに共感・感動を、そして従業員自身が働きがいをもてる
チームづくりです。
私たちはつねに挑戦をしつづけます。2015年にはマルエツ、マックスバリュ関東との経営統合により、
日本最大規模
の食品スーパーマーケット企業「ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス」を設立。新時代にふさわしい
スーパーマーケットづくりを目指しています。
●お客さまから「ありがとう」と言われる仕事、
家族に胸を張れる働き。
「ホスピタリティ」あふれるチームをつくるために
●まずお客さまと目を合わせ、
笑顔のあいさつで感謝を伝える。
●明るさ、清潔感、快適さ、いつも売場でおもてなし。
●ご意見・苦情はお店の財産、
その場で受け止めるのは一人ひとりの役目。
地域
「地域」の発展とともに歩んでいく
チームをつくるために
●一人ひとりが地域のお客さまの困り事に
耳を傾け解決する。
●地域の環境、風習、食文化へのお役立ちを考え発想する。
●地域の方々に、憩い、集い、出会いの機会を提供する。
Corporate Message
食卓
に
夢
・希 望・愛を!
に
憩
い・
集い・出会いを!
●食卓に四季折々の出会い・ふれあい・発見を届ける。
●食卓が想像できる売場づくりから
食卓の満ち足りた笑顔まで、それが販売。
●食卓の気づきを売場へ。教えつつ学び、学びつつ教える。
2016企業メッセージ
職場
に
笑顔
・喜び・誇りを!
食卓づくり」
を使命に、
これからもお客さまと地域のために貢献してまいります。
心に寄り添うおもてなし
私たちの「いいね!」を
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活動を展開する。
(2)従業員一人ひとりの環境保全に対
する心を育てていく。
(3)全社的なレベル、全社員参加の取
り組みとする。
経営特集
第6次中期経営計画
ソーシャルシフトの風土づくり …………4
U.S.M.Holdings設立1周年 ……………6
カスミの成長戦略 ………………………8
お客さまの「いいね!」
をよろこびに
お客さま満足度の向上…………………10
価値ある商品の提供……………………12
安全・安心な商品の提供 ………………13
従業員の「いいね!」
をよろこびに
キャリアアップ …………………………14
ワーク・ライフ・バランスの実現 ………15
地域社会の「いいね!」
をよろこびに
食育の推進 ……………………………16
復興支援 ………………………………18
社会貢献活動 …………………………19
地球環境のための「いいね!」をよろこびに
森林再生事業 …………………………21
それはカスミの DNA
四季折々の味と、その土地に根づいた食文化、そして団らんのひとときを食卓へ。
カスミは「よろこびを分かちあえる
(1)
できることから、地道かつ継続的な
未来へつなごう
創エネと省エネ…………………………21
お買い物袋持参運動 …………………22
リサイクル ………………………………22
従業員の取り組み ……………………24
WWFとの協働 …………………………24
環境負荷 ………………………………25
環境会計 ………………………………26
企業概要 ………………………………27
第6次中期経営計画[計画期間:2016年3月∼2019年2月]
ソーシャルシフトは第2ステージへ
ソーシャルシフトの風 土づくり
少子化や高齢化、ソーシャルメディアの普及など社会環境
の急激な変化に対応するため、カスミは2 013年 3月 に
「ソーシャルシフトの経営」をスタート。不断の変化を先取り
し、お客さまや従業員にとって「いいね!」と喜ばれること
2
ソーシャルシフトの経営
ソーシャルシフトの風土づくり
を、地域の1店1店が、そして従業員の一人ひとりが自律的に
カスミの理念や価値観の実現に向
実践できる店舗や企業に変革していくことを目指しました。
け、自律的、自発的に行動する。そして
ソーシャルシフトの経営の第2ステージとなる第6次中期
経営計画では、ソーシャルシフトに基づく自主自律型の店舗
運営を全店に拡大します。そして従業員の誰もが自発的に考
え、仲間と協力しながらお客さまのために行動できる企業風
土づくりを目指します。
2013.3→2016.2
1
ソーシャルシフトの経営
さらなる共感創造を目指して
お客さまの声を傾聴し、売場・サービス・情報・提案を
磨き上げることで地域の皆さまから「いいね!」と共感
していただける自主自律型のソーシャルシフトの店舗
づくりを進めました。
2016.3→2019.2
組織の壁を越え、お互いが協力・協働
し、知恵を出し合い学びながら行動し
働きやすい、 続ける。そんな企業風土を創りあげる
ことを目指します。
地域との関係性、
働きがいのある
地域への貢献力の向上
組織・仕組みづくり
・働きやすい、
働きがいのある組織・仕組みづくりを推進します
ソーシャルシフト
3年間の主な取り組み
・一人ひとりの成長をサポートし、
これに報いる仕組みに変革します
・働くことに満足する、
誇りを見出せる環境の実現に取り組みます
カスミの価値観の誕生と浸透
という企業理念を実践できるか。
「未来委員会」
により行動指針
「カ
スミの価値観」
が誕生。
浸透を図る
ために店舗や地区ごとに勉強会を
基本
方針
集いの場を共創します
・地域の振興や生活の充実に機能します
経営基盤の
さらなる強化
どうすれば
「お客さまのために」
20名の若手従業員を中心とする
・地域の拠点機能の充実と強化に取り組み、
・商品の開発力・調達力・編集力を強化します
・マーケティング機能の強化により新たな需要創造を実現します
・成長に向けたインフラの整備と生産性の向上を図ります
開催しました。
お客さま目線の店舗・売場づくり
お客さまの声やご要望、従業
員のアイデアを傾聴し、地域性
や個店の特色を生かしたお客さ
ま目線の売場づくりを実践。お
客さまにファンになってもらい、
ソーシャル
シフト実現に
向けた
4 つの指針
企業理念・
価値観の共有
地域で特別なブランドと慕われ
る店舗づくりを目指しました。
地域社会
とともに
「ソーシャルシフトの経営」の核となる活動として、自主自律
カスミFanページでお客さまと交流
愛着ある
職場づくり
型の店舗運営を目指して始まった「ソーシャルシフト店舗」。
2013年度の10店舗から2014年度には58店舗、2015年度には
公式フェイスブックページ
「カスミ
123店舗まで拡大しました。2016年度からは全店がソーシャル
Fanページ」
による情報発信を通して、
シフト店舗として、お客さまの声や従業員のアイデアを生かす
お客さまと従業員、
店舗と本部との対
自主自律型の店舗運営を目指します。
話・交流を積極的に進め
売場 サービス
情報 提案
全店ソーシャルシフトへ
ました。
2012年5月の開設
カスミ
Fanページ
売場づくりのキーワード
①「おいしい」
「安全安心」 Safe & Tasty
②「新鮮」
「新しい」 Fresh & New
③「健康」 Health & Wellness
④「簡単便利」 Easy & Convenient
⑤「地域」 Local & Culture
⑥「楽しさ」
「豊かさ」 Happiness & Wealth
以来、
17,100人以上
(2016
年3月31日現在)
が閲覧し
ています。
4
5
設立1周年
成果 この1年 と 収穫
戦略
統合シナジーの創造に向け
10のプロジェクトチームが活動
ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス
株式会社(U.S.M.Holdings)は、設立から1年を迎えました。
U.S.M.Holdingsは、首都圏での経営基盤
統合シナジーの創造に向けたこの1年の取り組みや成果を
を確固たるものとするため「統合シナジー
による新たな価値創造」を基本とする中期
振り返るとともに、今後の目標について展望します。
経営方針のもと、4つの基本戦略を掲げてい
ます。
基本方針
その戦略は、①新たな商品価値の創造、②
新たなサービスの創造、③次世代を担う人
統合シナジーによる新たな価値創造
財の育成、④経営効率の改善で、その具現化
基本戦略
に向けて10のプロジェクトチームを組成
し、各分野で活動してきました。
商品分野では共同調達・共同商談による
商品の原価低減やオリジナル商品の開発な
誕生
2015年3月2日、
マルエツ、
カスミ、
マックスバリュ関東の3社が
経営統合し、
ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングスを設立
どに取り組み、営業分野では誕生記念セー
ルや1周年記念セールなど3社共同販促によ
われています。
ました。統合により、店舗数、営業収益で国内最大規模の食品スーパーマーケット企業
2
新たなサービスの創造
3
次世代を担う人財の育成
4
経営効率の改善
プロジェクトチーム
略リーダー育成プログラムの開発、経営効
能集約など、各分野で活発な取り組みが行
株会社であるユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス株式会社を設立し
新たな商品価値の創造
る集客アップを実現。人財育成分野では戦
率改善分野では経理、法務、広報IRの本部機
2015 年3 月2 日、マルエツ、カスミ、マックスバリュ関東の3社が経営統合し、共同持
1
が誕生しました。
商品 PT
営業企画 PT
物流 PT
資材調達 PT
開発営繕 PT
人財育成 PT
事業創造 PT
店舗開発 PT
システム PT
しかし、経営統合の目的は単なる規模の拡大ではなく、3社の総力を結集することに
※現在システムPTは「ICTビジネス
デザイン室」へ統合
より商品、システム、物流などの各分野でシナジー(相乗効果)を創り出すことで、より
本部機能集約 PT
価値の高い商品やサービスをご提供し、お客さまに、より豊かで健康的な食生活をご提
供しつづけることです。
目標
成果
首都圏500店舗体制を基盤に
共同販促企画でお客さま数増を実現
全国的には人口減少や高齢化が進展する
9
店はカスミ13店舗、マルエツ16店舗、マッ
店舗(2016年4月末現在)となりました。
一方、中長期的にはICTを起点とするイノ
86
高の拡大を図ってきました。2015年度、新
これらの結果、グループ合計店舗数は500
規模と店舗数の拡大を図っていきます。
97
経営のもと、生鮮・惣菜を強化するなど売上
しました。
は、ますます成長が期待されるマーケット
です。今後も積極的に新店出店を進め、売上
マルエツ、マックスバリュ関東は自主自律
クスバリュ関東1店舗の合計30店舗を出店
中、U.S.M.Holdingsが店舗網を持つ首都圏
6
この1年、U.S.M.Holdingsの3社、カスミ、
恵方巻の商品開発
営業収益1兆円、
1,000店舗を目指します
ベーションが必須であり、今期は「ICTビジ
158
3社共同で行われた取り組み
創出に向けた活動に着手します。
95
成長戦略には今の3社に加え、新たな企業
の参画も含まれます。U.S.M.Holdingsのビ
49
ジョンや経営方針に共感いただける企業を
3社共同の取り組みの成果としては、共同
パートナーとして迎えることも視野に入れ
調達による商品の原価低減、店舗資材・什器
ながら営業収益1兆円、1,000店舗を目指し
500
等のコスト削減に取り組むとともに、2月の
節分に合わせて「恵方巻」を共同開発、また、
ます。
6,638 億円 7,200 億円
MV
関東
カスミ
※2016年4月末現在
定期的に3社共同販促企画を実施し、お客さ
マルエツ
ま数増を実現しました。
288
U.S.M.Holdings 設立 1 周年記念セール
6
営業収益
1兆円を
目指す
ネスデザイン室」を新設し、新たなシナジー
174
38
2016年2月期
2018年2月期
2021年2月期
7
カスミの成長戦略
店舗・商品・サービスで新しい価値を創造し、
さらなる成長を目指します。
従来の業態に加え、移動スーパーやネットスーパーなど新規業態の開発で、
より買い物しやすい環境づくりを進めます。
出店拡大で将来にわたる成長性を確保
170
強固な収益基盤を確立し、将来にわたる成長性を確保す
るため、今後3年間にわたり年間10店舗以上の新規出店を行
(店舗)
160
159
うとともに、既存店の改装、建て替えによる活性化を進めま
155
す。また、お客さまの幅広いニーズに応えるため、新規業態
150
の開発・確立に取り組んでいきます。
145
また、成長の基盤となる新規出店とスクラップ&ビルドによる既存店の活性化、
140
物流・生産拠点のインフラ整備を行うとともに、
店舗数
151
146
141
135
地域に根ざした品揃え、売場づくりで新しい価値を創造し、
130
地域の生活拠点へシフトすることを目指します。
2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度
2015 年度に出店した店舗
店舗名
フードマーケット水海道栄町店
ファミリーマートプラス八潮大原店
フードスクエア越谷レイクタウン店
フードスクエア咲が丘店
フードスクエア柏千代田店
フードマーケット土浦駅前店
フードマーケット千波店
フードスクエア東習志野店
プルシェつくばキュート店
フードマーケット多古店
フードスクエア本八幡店
フードマーケット取手ゆめみ野店
フードスクエア板橋前野町店
出店日
出店地
3/1
3/1
3/20
6/12
8/23
9/24
10/1
10/7
10/16
10/23
11/20
12/4
12/10
茨城県
埼玉県
埼玉県
千葉県
千葉県
茨城県
茨城県
千葉県
茨城県
千葉県
千葉県
茨城県
東京都
新物流センター稼働で物流の効率化と精肉商品の生産能力が向上
ライフスタイルで使い分けられる店舗展開
店舗数と出店エリアの拡大にともない、課題となる物流
の効率化とプロセスセンターの生産能力の向上を目指し、
2016年4月、千葉県佐倉市に佐倉流通センターを開設・稼働。
物流のサテライトセンターに精肉加工センター(2016年10
月稼働予定)を併設することで、配送距離の短縮と製造能力
の拡張を図ります。また、店舗で回収するリサイクル資源の
1次処理を行う新しいリサイクルセンターを併設し、より安
定したリサイクル体制の確立を目指します。
65
80
店舗
(2016年4月末現在)
26
店舗
(2016年4月末現在)
店舗
(2016年4月末現在)
料理と食生活を提案する
フラッグシップ店舗
鮮度のよい商品と便利さを
提供する標準店舗
エブリデイ・ロー・プライスを
追求する価格訴求型店舗
食卓への提案機能を高めたカスミのフラッグ
シップ店舗です。
対面販売による市場感の演出、
クッキング・コミュニケーションコーナーによる
メニュー提案、
味と品揃えを追求した専門店の
導入など、
ミールソリューション型の売場づく
りをしています。
食に特化した売場づくりを特徴とするカスミ
の標準店舗です。
チェーンとしてのスケールメ
リットを生かしながら、
地域の食習慣や生活催
事に合わせた品揃えでお客さまのニーズに
しっかり応え、
地域密着型の店づくりによって
競合店との差別化を図っています。
商品の品目を絞り込むことによりローコスト
オペレーションを構築。
安全・安心で良質な商品
を、
毎日お求めやすい価格で提供する店舗です。
2004年に展開を開始し、
商圏ニーズをにらみ既
存店からの業態転換を進めてきました。生鮮食
品の旬と鮮度を追求しています。
6
店舗
ファミリーマートプラス
店舗
ネットスーパー
移動スーパー
30
にお届けするため、地域商品や地場野菜の品揃えを強化す
る一方、お客さまの利便性の向上に向け、1個から購入でき
行っていきます。また、試食やレシピ提供で食卓へのメ
ニュー提案を行うクッキング・コミュニケーションは、地域
地産地消
地域で長く愛されてきた「地域商品」や採れ
たて野菜の「地場野菜」コーナーを展開
デリカのバラ売り
家族構成や用途により必要な分だけ購入で
きるデリカ商品の品揃えを豊富に
います。
95
店舗
店舗
東京都
2
千葉県
店舗
33
店舗
174
全
8
たな価値の創造を目指します。地域独自の食の魅力を食卓
の皆さまとのコミュニケーションの場としても親しまれて
茨城県
埼玉県
をシフトしていくため、品揃えや売場づくりにおいても新
られる簡便商品、健康に配慮した商品の品揃えの強化を
栃木県
8
単に食料品を販売する店舗から地域の生活拠点へと役割
るデリカのバラ販売の拡大、調理の手間が少なくすぐ食べ
都県別営業店舗
群馬県
地域密着の品揃えと手軽さ、
メニュー提案で訴求
店舗
(2016年4月末現在)
コンビニの便利さと
スーパーの品揃え
詳細はP11へ
(新業態開発)
自宅で買い物できる
便利さが魅力のサービス
詳細はP11へ
お客さまの近くへ
商品をお届け
詳細はP11へ
お客さまとのふれ
あいの場として毎
日の献立に役立つ
メニューを提案す
る ク ッ キ ン グ・コ
ミュニケーション
簡便商品
健康に配慮した商品
骨とり魚やカット野菜など、調理の手間が
少なく、すぐ食べられる商品を品揃え
機能性食品や必須脂肪酸を摂取できるオイ
ルなどお客さまの健康を考えた商品を品揃え
9
お客さまの「いいね!」をよろこびに
安全・安心で良質な商品をお買得価格でご提供するとともに、
お客さまがより快適に、より便利に買い物できる店舗づくりを進めます。
移動スーパー
日々 の 買 い 物 に 不 便 を 感じ て い る
方々がお住いの地域まで商品をお届け
し、販売しています。2016年2 月末現在、
いいね!
TOPIC
お客さま視点の
売場づくりを実践
1
ソーシャルシフト店舗
お客さま満足度の向上
イートインコーナーを
お客さまの交流の場に
2013年3月から始まったソー
シャルシフトの経営では、地域のお
客さまとの対話・交流を通して、お
茨城県つくば市、
取手市、
日立市の3 市合
計60か所で、
生鮮食品や惣菜、
牛乳、
パン
など使用頻度の高い約 4 00 品目をご提
供し、地域の皆さまからご好評を得てい
ます。
業員自らが考え、実践する自主自律
インターネットで注文を受けた商品
お客さまにとってより買い物しやすい
をご自宅へお届けする便利なサービス。
環境づくりを目的に、新規事業、新業態開
2011 年 3 月に茨城県つくば市エリアで
発に積極的に取り組んでいます。2014年
スタートし、現在、茨城県、千葉県、埼玉
11月からコンビニエンスストアの便利
県の計9エリアでサービスを提供してい
さと食品スーパーマーケットの生鮮食品
ます。
茨城県
これからの食品スーパーマーケット
お客さまとの新たなコミュニケー
は、地域のお客さまが集い、憩い、交流で
ションの構築を目的に、ソーシャルメ
きるコミュニティの場としての役割を果
ディアの活用に取り組んでいます。2012
たすことが必須条件と考え、新店や改装
年5 月には公式フェイスブックページ
店を中心にイートインコーナーを積極的
「カスミFan ページ」を開設。従業員紹介
に導入しています。お客さま向けの料理
や旬の食材・レシピ、地域の祭事紹介な
教室などイベントを開催する先進的な店
ど多彩な投稿を通して、カスミをより
舗もあり、今後は食育や地域の情報提供
知っていただくとともに、
の場としての機能強化を目指します。
お客さまとの交流が活発に
行われています。
カスミ
Fanページ
開。2015年10月には世界のワインや日本
各地の隠れた逸品を取りそろえ、量り売
りも行うセレクトショップ「プルシェ」を
つくば市にオープンしました。
●フードスクエア我孫子寿店
●フードスクエア成田赤坂店
●フードスクエア柏中新宿店
大とビジネスモデルとしての確立
を目指しました。
埼玉県
店舗ごとに取り組みはさまざま
●フードスクエアふじみ野店
●フードスクエア三郷駅前店
で、女性従業員のチームによるヒッ
ト商品開発やお客さま参加型のイ
子育て家庭の支援
バリアフリーの店づくり
考えたアイデアが売場づくりに反
カスミは子育て家庭を地域、
企業、
行政
映されています。
が一体となって応援する
「子育て家庭優
法」
に基づき、
高齢者や身体が不自由な方
待制度」
に協賛しています。
2016年2 月末
などにとっても便利で利用しやすい、優
現在、
茨城県、
埼玉県、
栃木県、
群馬県、
千
しい店舗づくりを推進しています。
車イス
2016年3月からは全店がソー
シャルシフト店舗。お客さま視点の
葉県の各県に在住する妊娠中の方やお子
売場づくりにより一層磨きをかけ
をご利用の方や高齢者、
妊産婦のお客さ
さんのいる家庭を会員とし、
毎月第 3 日曜
まなどを対象とした専用駐車スペースの
ていきます。
日にカードをレジで提示すると、
1,000 円
ほか、
専用トイレ、
点字ブロック、
車イスを
以上のお買い上げで5%割引しています。
設置しています。
クッキング・コミュニケーション
千葉県
栃木県
茨城県
「とちぎ笑顔つぎつぎ 「ちば子育て家庭
「いばらき
優待カードチーパス」
Kids Club カード」 優待カード」
舗を中心にコーナーを設置しています。
プルシェつくばキュート店
こども・女性
かけこみ 110 番の店
茨城県、
埼玉県、
栃木県の全店舗で「こ
ども・女性かけこみ 110 番の店」
の活動を
行っています。店舗を「緊急避難場所」
と
して活用することで、子どもや女性を犯
食卓への提案機能を高めることを目的
に、
2003 年からフードスクエア業態の店
ファミリーマートプラスカスミ八潮大原店
2006 年に施行された
「バリアフリー新
誰もが心地よく買い物できる環境を整えます
フェイスブックで
お客さまと交流
や惣菜などの品揃えを兼ね備えた新業態
「ファミリーマートプラスカスミ」を展
千葉県
型の「ソーシャルシフト店舗」の拡
食コーナーなど、従業員が自主的に
新業態開発
●フードスクエア牛久店
●フードスクエアつくばスタイル店
●フードスクエア土浦ピアタウン店
●フードスクエア水戸赤塚店
客さま視点の店舗・売場づくりを従
ベントの開催、旬の食材を使った試
ネットスーパー
群馬県
埼玉県
「パパ・ママ応援ショップ 「ぐーちょきパスポート」
優待カード」
罪などの危険から守り、高齢者などを保
護する取り組みです。
店内で販売する旬の食材を使った料理実
演と試食でメニュー提案を行うととも
に、
商品選択に役立つ情報の提供、
料理教
室の開催など食に関する専門的な情報を
お買い物中のお客さまに提供。
競合店と
移動スーパーの営業場所で
シニア向け食育講座
の差別化を図り、
カスミにしかない魅力
の発信を目指しています。
カスミの移動スーパーが巡回する買い物が不便
な地域では、高齢者が偏った食生活に陥りやすいと
いう課題も見えてきました。そこで、自治体や住民の皆さまと連携し、
シニア世代の健康的な食生活をサポートする体験型の食育教室を2015
年11月から取手市の営業場所でスタートしました。単に食品をお届け
するだけでなく、高齢者の食生活を地域と共に改善していこうとする
取り組みで、今後、開催場所の拡大に努めていきます。
10
取手市・桜が丘自治会館で行われた食育教室
11
価値ある商品の提供
健康・鮮度・利便性にこだわった商品をご提供します
青果売場の充実 /EDLP
お店の顔と考え、鮮度や利便性にこだ
け購入できる売場づくりを実施してい
お客さまの購買頻度が高く、毎日の健
わ っ た 商 品 を ご 提 供 。カ ラ フ ル に ボ
ます。
康な食生活に欠かせない野菜や果物を
リューム感のある陳列で、必要な分だ
また、毎日お得感のある価格で商品を
ご提供する「EDLP(工ブリデイ・ロー・プ
ライス)」の取り組みでは、お客さまの使
い慣れた定番商品を「毎日うれしい値」
としてご提供するほか、季節ごとのおす
すめ商品を「シーズンセレクト」として3
か月間いつでも同じお買得価格でご提
供しています。
安全・安心な商品の提供
放射性物質の自主検査と公表
原発事故後の食品の安全性に対する
安全を最優先に安心できる商品を
食卓にお届けします
ISO9001で商品の品質・
安全管理を徹底
トレーサビリティ
精肉加工センターで加工する国産牛
消費者の不安の高まりを受け、カスミは
カスミで販売される弁当・惣菜・サラ
肉が「どこで生まれ、誰が育てたか」を把
お客さまに安心して食品をご購入いた
ダなどを製造・加工するグループ会社の
握できる牛の個体識別情報管理を、法律
だくために、2012 年1 月から放射性物資
ローズコーポレーションでは、茨城県食
に基づいて徹底しています。BSE 検査後、
の自主検査体制を強化しました。現在、
品衛生協会のHACCPを取り入れた衛生
枝肉に至るまで履歴確認をした肉を、最
青果・鮮魚・精肉の生鮮食品に加え、自主
管理実施施設の認定を受け、さらに品質
終加工して店頭で販売。商品ラベルの個
企画の豆腐、
納豆、
牛乳についてサンプル
マネジメントシステムのISO9001も取得
体識別番号から商品の履歴をホーム
検査を実施。
国の規制基準と同じかより
しています。製造する約180 品目すべて
ページ上で確認することができます。
低い 1kg 当たり50 ベクレルの自主基準
の衛生管理、商品の品質・安全管理を徹
を定め、検査結果をホームページで公開
底しています。
しています。
曜日市
月曜日・金曜日の冷凍食品の日、
金曜日
地産地消の推進
のヨーグルトの日など、
日替わりで特定品
目をお買得価格でご提供しています。ま
地元野菜
た、
目玉企画として、
木曜日に店内商品を
地元で採れた旬の新鮮な野菜をお客さ
10%割引でご提供する
「メガ割」
、
日曜日に
まの食卓へお届けするため、出店地域の
開店から11 時まで10 % 割引でご提供す
生産農家と協力して地元野菜コーナーを
る
「朝割」
を実施。
さらに土曜日と日曜日は
展開しています。地元野菜の販売は地産
「うまいもの市」
「やっちゃば市」
、
日曜日は
地消の取り組みとしてもお客さまから支
週替わりで
「大漁市」
「お肉の市」
を実施、
各
売場のおすすめ商品をお買得価格でご提
供しています。
持され、2015年度は、
1,364名の生産農家
※一部店舗では、
別企画にて実施さ
せていただいております。
詳しくは
店頭でのご案内をご覧ください。
の協力を得て138店舗で販売しました。
地元産品の魅力を
積極的に発信
カスミでは、
より地域に密着した店舗づくりを進め
るため、
地元で長く愛され続けるふるさとの味を
「地域
商品」
として販売する取り組みを2001年から続けてい
ます。
専門部署の地域商品開発部が、
出店エリアの地元企業さまの協力のもと、
商品開発
から加工・流通・販売に至るまでのプロセス、
品質管理をサポート。
2015 年度はカスミ全店
で3,838 品目を取り扱いました。
新たな取り組みとして、
茨城県の一部の店舗では多くの地域商品を一堂に集めた専用
コーナー
「いばらきマルシェ」
を展開するほか、
売場内に地元で栽培・収穫された
「地元野
トップバリュ
菜」
コーナーを設け、
地場産品の魅力の発信に努めています。
「お客さまのふだんの生活をより良
く」をコンセプトにイオンが企画・開発
するプライベートブランドです。メイン
ブランド「トップバリュ」をはじめ、品
質・健康・簡便・環境配慮、そして価格に
こだわりぬいた4つのブランドを展開し
トップバリュ
あ、
こんなものがほしかった
衣食住すべてにおいて、
お客さまのニーズに応えた価値
ある商品を、
安心品質・お買得価格でお届けすることで、
お客さまのくらし向上に貢献します
とどけします。
3. 必要な情報をわかりやすく表示します。
4. お買い得価格でご提供します。
5. お客さまの満足をお約束します。
12
の港で水揚げされた魚介類を取り扱う
います。
トップバリュ5つのこだわり
2. 安全と環境に配慮した安心な商品をお
茨城県の県北などの6店舗は、
茨城県内
「いばらきの地魚取扱店」
の認証を受けて
ています。
1. お客さまの声を商品に生かします。
地魚認証
トップバリュ ベストプライス
ほんとうに、安い!
原材料や製造方法などさまざまな工夫をこらして徹
底的に無駄を省いた商品を、納得品質・圧倒的な低価
格でお届けすることで、お客さまのスマートなくらし
を応援します
フードスクエア下妻ふるさわ店の
「いばらきマルシェ」
コーナー
13
従業員の「いいね!」をよろこびに
従業員のキャリアアップやワーク・ライフ・バランスの実現をサポートし、
誰もが働きがいのある職場環境を整えます。
いいね!
TOPIC
若手社員が活躍
できる機会を提供
2
若手社員の登用
若手従業員のチャレンジ精神に
応え、企業人としての成長を積極的
人材育成研修
貢献力の育成
キャリアアップ制度
人材の育成と活性化を目的に、
入社時
従業員の
「誰かの役に立ちたい」
という
カスミで働く一人ひとりが能力を最大
から経営幹部層まで各階層別研修やコン
貢献マインド を大切に育てるため、
環
限に発揮できるよう、
アルバイト、
パート
プライアンス研修など、
さまざまな研修
境・社会貢献活動を人材育成の場として
ナー社員からアクティブ社員を経由して
を実施しています。
さらに、
スーパーマー
も積極的に活用しています。新入社員は
正社員に登用する制度を導入していま
ケットの本場アメリカに学ぶ選抜研修、
毎年5月に茨城県笠間市の「カスミ共感
す。
すべての従業員は管理職への道が開
目指すキャリアの実現を支援するイオン
創造の森」
での植樹活動、
8 月に東日本大
かれています。
ビジネススクールなど、挑戦意欲のある
震災で被災した陸前高田市を支援する
従業員が学ぶ機会を大切にしています。
「陸前高田七夕まつり体験学習」
に参加し
に後押しするため、若手従業員が活
ています。
躍できる機会の提供に努めていま
す。店舗では青果や鮮魚、デリカの
各部門のチーフに抜てきするほか、
新入社員を新店の部門担当者とし
て積極的に配属しています。本部で
は店舗開発担当や地域商品のバイ
ヤー、食育担当者、地域のコミュニ
ティ機能を担うイートンインコー
ナーの担当に抜てきするなど、若い
感性を生かし、お客さまの新しい
ワーク・ライフ・バランスの実現
職場でも家庭でもイキイキできる
環境をつくります
ニーズに応える店舗づくりや売場
づくり、商品開発などに取り組んで
います。
女性登用の推進
ワーク・ライフ・
バランス
女性のお客さまが多いスーパーマー
ケットの運営に女性従業員の感性や生活
従業員が仕事と生活の両面でバランス
実感を活かしてもらうことで、
より満足度
のとれたライフスタイルを実現できるよ
の高いサービス提供を目指し、
女性の能力
う、
仕事と育児・介護の両立支援や女性従
活用、
管理職の育成・登用を推進していま
業員が能力を発揮できる環境づくり、
労
す。
2016年 4月末現在、部長職4名、店長
働時間の短縮など、
さまざまな制度や取
キャリアアップ
従業員の幸せがお客さまの「いいね!」につながります
トレーニングスクール
パートナー、
アルバイト従業員が第一
レジ・鮮魚・デリカ・青果各部門の従業員
線で活躍するスーパーマーケットは、そ
の技術力の育成と効率的な教育訓練を行
のやる気と工夫がお客さまの評価や業
う総合的なトレーニング施設。
店舗と同様
績に直結します。
そこで2013 年3 月に人
の作業環境でレジ操作や接客、
商品加工、
材育成部を新設し、雇用形態や年齢、性
陳列など、
より実践的なスキルを身につけ
別、
職位などが異なる従業員の一人ひと
られることが最大の特徴で、新入社員研
りが、やりがいとスキルを持って自律的
修をはじめ、
新店研修、
技術資格認定制度
に働き、誇りや喜びを感じられる仕組み
の研修などに利用されています。
また、
幅
従業員のやりがいとスキルを高める
レジ資格取得者数
鮮魚資格取得者数
術資格認定制度」。
レジ・鮮魚・デリカ・青
実技試験と筆記試験を行うもので、
2016
■1 級̶̶ 10名
■2 級̶̶ 14名
■3 級̶̶ 606名
■1 級̶̶ 14名
■2 級̶̶ 12名
■3 級̶̶ 427名
年 4 月末現在、
1,853人の従業員が資格を
デリカ資格取得者数
青果資格取得者数
取得。資格更新のために1年ごとに再受
■1 級̶̶ 11名
■2 級̶̶ 28名
■3 級̶̶ 326名
■1 級̶̶ 5名
■2 級̶̶ 5名
■3 級̶̶ 395名
験する必要があり、従業員の技術やサー
ビスレベルの維持に役立っています。
14
●技術資格認定制度有資格者
仕組みとして効果を上げているのが「技
果の各部門で1∼3 級のレベルに応じた
ます。
労働時間の短縮については、
仕事量に
技術資格認定制度
や職場づくりに取り組んでいます。
職5名、
課長職 5名の14名の女性管理職が
り組みを通じて従業員をサポートしてい
広い社員層の教育訓練の場として使用す
ることで、優れた接客技術や商品化技術
の標準化を目指しています。
応じて1 日の労働時間を月単位で調整で
きる変形労働時間制を採用し、
残業時間
の短縮を目指しています。
活躍しています。
利用できる制度の一例
●育児休業制度
●介護休業制度
●出産休暇
●子供看護休暇
●連続休暇制度
●キャリアライセンス制度
●育児短時間勤務制度
●介護短時間勤務制度
●配偶者出産休暇
●アニバーサリー休暇
●ボランティア休業制度
より子育てしやすい
制度運用と環境づくり
カスミは従業員の子育てを支援するため、育児休業制度など制度
の充実と子育てしやすい環境づくりに努めています。こうした取り
組みの継続により、2007 年5月に「子育てにやさしい企業」として茨城
県で第1 号の認定を受け、2012 年9 月に2 度目の認定を受けました。
また、女性幹部の積極登用や子育て支援制度の拡充が認められ、2014
年度「均等推進企業表彰」の茨城労働局長優良賞を受賞しました。
2015年4月には、育児短時間勤務制度の一部を変更、勤務時間の選択
の自由度が増し、仕事と育児の両立がよりしやすくなりました。
「子育てサポート」をうたう
マーク(愛称・くるみん)
子育てにやさしい企業
「次世代育成支援対策推進
法」に基づき、子育てしやす
い環境づくりに成果のあっ
た企業を都道府県の労働局
長が認定する制度です。
いくたんバッジ
「育児短時間勤務」の利用者
が一緒に働く仲間の理解と
協力を得られる職場環境づ
くりを目的に作られ、利用者
が身に付けています。
15
地域 社会の「いいね!」をよろこびに
子どもたちに食べることの大切さを伝える食育活動をはじめ、
さまざまな社会活動を通じてより楽しく暮らしやすい地域づくりに貢献します。
弁当の日
子どもが自分で食べるお弁当の献立作
り、
買い出し、
調理、
弁当箱詰め、
片付けの
いいね!
TOPIC
5A DAY 運動
健康のために「1日5皿分以上の野菜
(1皿の目
安は70g)
と200gの果物を食べること」
をスロ−
2003年から
食育活動を継続
3
すべてを1人で行う
「弁当の日」
は、
子ども
食育体験学習
活動として全国に広がっています。カス
ミは、
これから社会へはばたく中高生を
カスミは「食育」を食に携わる企業
対象に
「弁当の日」
を活用した食育授業を
の責務と考え、5 A DAY(ファイブ・
2014年度からスタート。栄養士を講師に
ア・デイ)協会と連携して2003 年よ
実際に調理しながらバランスの良いお弁
り食育活動を展開しています。なか
当作りを学びます。
2015年度は3校で計3
回実施しました。
でも重要な取り組みの一つである食
育体験学習「スーパーマーケットツ
アー」では、出店地域の小学生や園児
を店舗に招き、ゲームや調理などで
カスミ食育
クッキング倶楽部
楽しみながら、バランスの良い食生
カスミは子どもたちや大人向けに各種
●大人向け料理教室
料理教室を開催し、
安全・安心な食生活の
2015年度はおせち料理や乾物を使った料理
活について学ぶ機会を提供していま
お手伝いをしています。
教室など計5回開催しました。
す。2003 年度に年間185 人だった参
●親子料理教室
●キッズ料理教室
加者も、2015年度には年間404回の
小学生以上の子どものいる親子を対象に
小学生の子どもたちを対象に1年間に全6 回
開催。
子どもたちをメインに、
そのサポートを
実施。
和食、
洋食、
中華、
お菓子、
卒業メニュー制
保護者が行います。2015年度は2 回実施しま
作などをテーマに料理の基礎を学びます。
開催で99校・10団体・256(保育)園の
延べ9,776人の児童・園児が参加、子
ガンにした、
食の教育プログラムです。
日本では
どもたちの食育体験の場として定着
2002年7月に「ファイブ・ア・デイ協会」
が設立さ
しています。
れ、
国内における5 A DAY運動が本格的にスタ−
が本来持っている
「生きる力」
を育む食育
した。
食育士
ト。
カスミは、
この運動を通して野菜や果物の摂
取量の改善がお客さまの健康増進に寄与するこ
とを願い、
店頭などで積極的にPRしています。
お客さまにもっと食の情報提供がで
側責任者として、講師の栄養士をサポー
きるよう、社内資格として食育士制度を
トし、事前の会場準備や当日の進行役を
導入し、全従業員で取得を目指していま
務める
「ツアーコーディネーター」
の役割
す。2016 年 2月末現在、
1 級11名、2 級321
を担います。
名、3 級12,679 名が認定を取得。2 級合格
食育の推進
食べることの大切さを子どもたちに伝えていきます
5 A DAY イキイキ
収穫体験ツアー・
工場見学ツアー
カスミ社員食堂自慢の味を
食卓に届けるレシピ本を発行
店頭に並ぶ食品がどこでどのよ
カスミは2016年2月18日、
本社社員
うに作られているのか。子どもた
食堂で提供されている人気メニュー
ちの食に対する関心を高め、その
を収録したレシピ本
「食品スーパーの
大切さを伝えるために、生産者や
スト教大学生活科学部の学生と共同
動に取り組んでいます。
開発した野菜中心のヘルシーランチ
収穫体験ツアーは小学生と保護者が
のレシピを公開し、
健康的な食生活を
生産地を訪ね、野菜や果物の収穫を体験
お手伝いすることが目的です。
同2月
し、生産者の皆さまの想いを知
20日には、
メニューを作った学生と指
る体験学習の場です。また、工場
としてお店に並ぶまでの製造工
程の見学を通して、安心・安全の
ための厳しい品質管理体制や商
品づくりへのこだわりを学んで
います。
16
社員食堂の人気メ
ニュー4品を提供
し 、盛 況 だ っ た 試
食会
社員食堂」を発行しました。茨城キリ
食品メーカーの皆さまと連携し、食育活
見学ツアーでは、原料から商品
者は、スーパーマーケットツアーの店舗
●2015年度の実施状況
収穫体験ツアー
にんじん収穫体験ツアー
■ヤーコン・しいたけ収穫体験ツアー
■ブルーベリー収穫体験ツアー
2016年1月23日/16組32名
2015年6月27日/20組40名
工場見学ツアー
■にんじん収穫体験ツアー
■「武勇」酒蔵見学と蔵の街散策ツアー
2015年11月28日/20組40名
2015年8月28日/19組38名
導した川上美智子教授を招いて発売
記念イベントと試食会をつくば市の
フードスクエア学園店で開催。
大勢の
お客さまに、
カスミの食育活動につい
て知っていただく機会となりました。
カスミ編集レシピ本「食品スーパーの社員食堂」
Voice
茨城キリスト教大学名誉教授
川上美智子先生
カスミさんとのコラボ
4年間の結実
カスミさんとは2008年から「栄養バ
ランス弁当」を共同開発して以来のおつ
き あ い 。2 0 1 2 年 に は 社 員 食 堂 の リ
ニューアルに合わせ、食べ続けることで
生活習慣病を予防できる日替わり定食
のメニューを共同開発することになり
ました。この4年間に述べ39名の学生が
作ったメニューは164を数えます。開発
したメニューはどれも1食あたり500∼
600kcal、栄養バランスに配慮し、野菜を
たくさん使った一汁三菜の献立です。家
庭でも簡単にできるものばかりなので、
ぜひご活用いただければ幸いです。
17
復 興 支 援
被災地の復興のためにできることをひとつずつ
復興支援カレンダー
『明日暦』
による陸前高田市への支援を
5年間継続しています
毎年子どもたちの成長と街の復興を
写真で紹介する『明日暦』
田の子どもたちを応援したいとの思いか
ら、
2011年から陸前高田市への支援活動を
継続しています。2015 年11 月∼ 12 月に
は、5回目となる復興支援カレンダー『明日
暦』によるチャリティー活動を全社で行い
ました。
今回は、
「つなぐ みらい 心をひとつに」
と
題し、元気に成長する陸前高田の子どもた
小濵会長(右)から戸羽太陸前高田市長へ
目録を贈呈
ちと復興に向け姿を変える街の様子を紹
従業員と会社が一緒になって地域社会に貢献します
「わたしの企画」応援します!
あしたごよみ
カスミは東日本大震災で被災した陸前高
社会貢献活動
陸前高田市立高田第一中学校の皆さ
んによる合唱
介。活動はお客さまやお取引先さまなどか
ら多くの共感をいただき、浄財13,096,896
サポートしています。
企画のテーマは自由で、
これまでに実施
地域の皆さまの夢をかなえる
ユニークな社会活動
された企画も国際交流や日本文化伝承、
カスミグループでは毎年、地域の皆さ
流、
環境イベントと幅広い内容になってい
まから手づくりの企画を募り、
夢の実現を
ます。
お手伝いする社会活動「『わたしの企画』
2015 年で23 年目をむかえ、
応募総数は
音楽イベント、
ワークショップ、
世代間交
応援します!」
を実施しています。
この活
803件、
そのうち95件が実施されました。
動は、
新社屋完成を機に、
カスミつくばセ
2015年は従来の企画に加え、
小規模でも
ンターを広く市民活動の交流の場、文化
開催できる企画の2部門での募集を行い、
発信の場にと願い、
1993 年にスタートし
33件の応募から6つの企画を11月8日に実
ました。
施。それぞれ趣向の違った企画を同時に
毎年2 月上旬から約2 か月間、
店頭ポス
楽しめるとあって、
多くの方がご参加くだ
ターやマスコミを通じて企画を募集。
応募
さいました。
企画の中から数件を選考し、
8 月∼12 月
これからもカスミグループは、
企業市民
にカスミつくばセンターを会場に実施。
カ
として地域の文化発信のお手伝いをして
スミグループの社員が準備から実施まで
いきます。
実施場所は
カスミつくばセンター
「
『わたしの企画』
応援します!」
は、
企画の実施
場所としてつくば市のカスミグループ本社
「カ
スミつくばセンター」を開放。
アメリカの著名
な建築家、
マイケル・グレイブスが設計したユ
ニークな建物のエントランスホールやギャラ
リー、研修室などを企画に応じて無料で利用
できます。
円をお預かりしました。
2016年3月21日には募金を陸前高田市立
2015年度
(第23回)
の実施企画
小中学校復興基金に寄贈する贈呈式を陸前
高田市コミュニティホールで開催。
5回目と
なる今回は、
「 感謝と郷土愛」をテーマに明
11月8日
(日)
に実施
世間は僕らを誤解している
朗読の会 ∼語り継ぐ戦争の悲劇∼
∼当事者の語りと太鼓で綴る依存症フォーラム∼
企画者 鹿嶋物語を語る会
代表 賢木 清さん
第2次世界大戦の悲劇、
特に茨城県内での悲
惨な体験を潜り抜けてきた人たちの物語を、
朗
読で広く伝えたいと企画。語り部の皆さんの
生々しい朗読からは、
戦争を繰り返してはいけな
いというメッセージが痛切に伝わってきました。
企画者 特定非営利活動法人 潮騒ジョブトレー
ニングセンター 代表 栗原 豊さん
依存症の実相を広く一般市民の皆さんに紹介
し、
治療・回復活動への理解を深めてもらいたい
と企画されました。
回復プログラムの一環で取り
組むエイサーと和太鼓の演舞に参加者の皆さん
も手拍子で盛り立てました。
日暦の写真展や地元中学生による演奏会、
黄門様と巡る「脳トレ物語」
陸前高田と茨城のゆるキャラ共演、手巻き
寿司と豚汁の復興ランチなども合わせて実
施。
子どもたちも楽しめる内容に約300名が
参加し、
年ごとに深まる陸前高田とカスミと
の絆を感じさせるイベントになりました。
東日本大震災復興支援
常総市緊急支援募金
2015年9月の関東・東北豪雨で被災し
陸前高田
七夕まつり体験学習
た常総市の一日も早い復旧を願い、9月
15日∼30日にカスミ全店と各事業所で
復興支援カレンダー
緊急支援募金活動を行いました。期間中
『明日暦』によるチャリ
にお客さまからお預かりした募金と従
ティー活動と並び、重
端材で楽しくものづくりをしよう
つくばおもしろマジックサークル
業員募金、お取引先さまからのお見舞
要な活動の一つとなっ
TSUKUBA OLIVE FESTIVAL
金、当社からの拠出金の総額10,000,000
ているのが、2012年か
円を10月27日、常総市に寄贈しました。
ら継続している「陸前
高杉徹市長からは、募金に加え、いち早
高田七夕まつり体験学
く市内の店舗の営業を再開することで
習」です。毎年8月7日に
市民生活の支えになったことについて
行われる七夕まつりに
感謝の言葉をいただきました。
合わせ、出店エリアの
18
企画者 柳田 祐作さん
サイコロを模したゲーム用具
「チャンポン」
を
振り出し、
出た色の組み合わせで得点を競う 脳
トレゲーム を紹介。
立ったり、
座ったり、
移動した
りと、
体を使い健康増進にも役立つゲームに子
どもから大人まで夢中になりました。
小学年生の子どもたちとカスミの新入
で交流を深め、人と人との絆の大切さを
社員が2 泊3 日の日程で現地を訪問。被
学んでいます。
災地の「今」を目で見て肌で感じ、被災者
4回目となる2015年の体験学習には、
の体験談から災害への心構えや生き抜
出店エリアの小学生24名と新入社員153
く力と知恵を学ぶ。そして七夕まつりに
名、運営スタッフなど総勢217名が参加
参加し、現地の人と共に山車を引くこと
しました。
企画者 水野 直樹さん
森林資源に恵まれた茨城県の安価な端材を
使った小物やおもちゃの紹介と、
実際に子どもた
ちが糸のこを使い、
車やうさぎなどのおもちゃづ
くりに挑戦するワークショップを開催。
子どもた
ちは自分で作る楽しさを体感しました。
企画者 つくばおもしろマジックサークルの会
河原 章さん
つくば市で手品の技術を習得した方々による
マジックショー。
華麗なマジックに驚き、
仕掛け
を見破ろうとする子どもたち…。
子どもたちと手
を取り合い、ふれあうマジックを通じて、メン
バーと子どもたちに交流が生まれました。
企画者 TSUKUBA OLIVE CULB
代表 杉原 洋子さん
オリーブを通したイベントや交流活動、
アート
の紹介のほか、
つくば産オリーブの新漬やオリー
ブ茶の試食試飲が行われました。
ワークショップ
ではグリーティングカード作りを体験、
オリジナ
ルのカードができました。
小濵会長(右)が高杉市長に目録を手渡しました
19
地球環境のための
「いいね!」
をよろこびに
地球環境の明日を考え、お客さま、地域社会、従業員と協力して
レジ袋削減やリサイクル活動など、できることから取り組んでいます。
認知症普及啓発企業として
従業員サポーターを養成
2014 年2 月7日、カスミはより多くの
県民に認知症に関する正しい知識を普
いいね!
TOPIC
及することを目的に、茨城県と「認知症
した。3月からは従業員を対象に認知症
の症状や認知症のお客さまが来店され
た時の対応の仕方を学ぶ「認知症サポー
ター養成研修」を実施するなど、地域と
カスミ共感創造の森
ふるさとの森を
次世代に引き継ぐ活動
4
普及啓発企業連携事業協定」を締結しま
ふるさとの森を守り育て、
次の世代
に引き継ぐ長期的な活動として、
2011
年春から茨城県笠間市の
「カスミ共感
ともに認知症の方やそのご家族を支援
創造の森」
で森林再生事業に取り組ん
しています。
でいます。
この取り組みは単に森林の
盲導犬育成の支援
犬に対する地域の理解と支援の輪を広げ
カスミ全店で盲導犬を含む全ての補助
協力のもと、
「カスミ盲導犬フレンドクラ
犬の同伴を受け入れています。
また、
盲導
ブ」を定期的に開催しています。
ピンクリボン運動
約 1 8 , 0 0 0 人 の ラ ン ナ ー が 参 加 し て
るために、乳がん検診・早期発見・早期治
2 0 1 5 年1 1月2 2 日 に 行 わ れ た「エコシ
療の大切さを訴える世界的な運動です。
ティー第35回つくばマラソン」。カスミ
カスミは2007年からつくばピンクリボ
グループはコースの34km地点にエイド
ンの会が主催する「つくばピンクリボン
ステーションを設置し、従業員19名がお
フェスティバル」に協賛。店頭ポスター
しるこや水を提供しランナーをサポー
やチラシでPRを行うほか、開催当日に従
トしました。
ます。
業員が地域の皆さまやお客さまと共
に植栽などを体験することで、
環境保
全の大切さを共感し、
絆を深めること
を目指します。
つくばマラソンの支援
ピンクリボン運動は、乳がんを撲滅す
業員がボランティアとして参加してい
再生だけが目的ではなく、
カスミの従
るため、公益財団法人日本盲導犬協会の
「カスミ共感創造の森」の目的
1.
森林再生を通して、
環境保全の大切さを地域 の
皆さまと共感する
2.
森林再生による地球環境問題への取り組み
3.
森林資源と公益的機能を将来の世代に引き継ぐ
募金活動
募金活動の一環として、日本テレビ
概 要
のチャリティー番組「24時間テレビ38
●所在地 茨城県笠間市上郷2774
(吾国愛宕県立自然公園内)
●面 積 4.06ヘクタール
●森林の現況 スギ
(20∼30、
50年生)
、
ヒノキ
(50
年生)
、
ザツ
(10∼50年生)
、
ソメイヨシノ
(外周の一
部に植栽)
『愛は地球を救う』」に参加し、2015年 6
月10日∼8月30日の期間中に募金活動
とチャリTシャツの販売を行いました。
募金の総額 2,829,752円は、
「 24 時間テ
レビ」イオン運営事務局を通じ、東日本
毎年5月に植樹祭を開催しており、
2016年は5月7日に第6回植樹祭を開
催。
659名が参加してスギやヒノキ、
ク
ヌギなど約2,900本を植樹しました。
こ
の6年間の参加者は延べ2,790名を数
えます。
今後も、
随時森林の間伐や植
栽、
保育活動を行うほか、
地元の皆さ
まとの交流・イベントの会場、
従業員
の研修の場として活用していきます。
大震災復興支援や福祉、地球環境保護
支援に役立てられます。
茨城・千葉・埼玉・栃木・群馬の
21自治体と防災協定締結
カスミは地震などの大規模災害の発生
時に、行政の要請により食料や生活物資
かすみがうらマラソンの支援
グループ6社で事業所のある土浦市
への地域貢献として、2016年 4 月17日
に開催された「第 26回かすみがうらマ
ラソン」を応援。35km地点にエイドス
テーションを設置し、グループ従業員
33名 がおしるこや水をランナーに提
供しました。
を優先的に提供する防災協定を茨城・千
葉・埼玉・栃木・群馬5県の21自治体と結ん
でいます(2016年 4月末現在)。東日本大
震災発生時にも、
協定締結の5 市のほか4
市におにぎりや菓子パン、水のペットボ
トル等の食料品、
トイレットペーパー等
の生活必需品を提供しました。
防災協定を締結した自治体
茨城県 茨城県 / 守谷市 / 日立市 / 筑西市
ひたちなか市 / 笠間市 / 茨城町
つくば市 / 神栖市 / 取手市 / 行方市
かすみがうら市 / 石岡市
八千代町 / 土浦市
埼玉県 三郷市 / 宮代町
千葉県 我孫子市 / 東金市
栃木県 壬生町
群馬県 桐生市
20
創エネと省エネ
エネルギーを生み出し節約する店舗づくり
太陽光発電
省エネ効果の高い
設備の導入
東日本大震災後の電力不足を教訓に、
わたり電力会社に売電し、さらに茨城県
自然エネルギーを積極的に活用・創出し
の2 店舗では太陽光による発電電力で店
カスミ全体で排出されるCO 2 排出量
ています。現在、茨城・千葉・埼玉・群馬の
舗で使用する電力の一部を賄うことで、
の大半は、店舗で使用される電気由来の
計23店舗で太陽光発電を実施。年間見込
電力不足の緩和とCO2削減に取り組んで
ものです。そこで、節電効果の高いLED
み発電量の約418万kwh を約20 年間に
います。
照明やショーケースの導入を進め、従来
設備にも冷蔵ケースに夜間停止タイ
マーやカバーの設置、冷蔵庫の開閉ブ
ザーによる開け放し防止などを実施。さ
らに、最新技術である自然冷媒の活用な
どに取り組んでいます。
天井にLED照明を導入した店舗
21
お買い物袋持参運動
限りある資源の節約とCO 2 の削減のために
食品残さのリサイクル
カスミは野菜くずや魚のあらなど、店
進する「バイオマスタウン構想」に賛同
使用済み天ぷら油は牛久クリーンセン
舗から大量に出る食品残さのリサイク
し、同市内 5 店舗から排出される使用済
ターでBDFに加工され、
市公用車などの燃
のほか、食育・社会貢献活動、国連WFP協
ルを積極的に行っています。2002年から
み天ぷら油を牛久市に提供。回収された
料の一部として利用されています。
カスミの省資源・省エネルギー活動の
年4月末現在、
レジ袋の無料配布中止店舗
原点として1974 年に始まった
「お買い物
は、カスミ全174店舗のうち茨城県の94
会が支援する
「学校給食プログラム」
など
は、農事組合法人「百姓倶楽部」
( 茨城県
袋持参運動」によるレジ袋削減は、2016
店、栃木県の全8店を含む109店舗まで拡
にも役立てられています。
下妻市)の協力のもと、食品残さの一部
年で43年を迎えました。行政や市民団体
大。無料配布中止店舗で販売されたレジ
を百姓倶楽部のたい肥センターで良質
と連携して取り組みを進めた結果、2016
袋の販売収益金は、出店地域の環境保全
なたい肥にして組合員の農家に頒布。そ
のたい肥で育てたお米や野菜をカスミ
●レジ袋無料配布中止による販売収益金の寄付 (2015年度)
寄付先 茨城県・森林湖沼環境基金
の店舗で販売しています。
金額
また、2006 年には揚げ物に使った使
7,059,094 円
用済み天ぷら油をバイオディーゼル燃
埼玉県・彩の国みどりの基金
207,924 円
栃木県・とちぎの元気な森づくり基金
684,617 円
ト。社会福祉法人「つくばライフサポー
48,365 円
トセンターみどりの」
(茨城県つくば市)
千葉県・ちば環境再生基金
料(BDF)に再生する取り組みをスター
国連 WFP 協会
3,000,000 円
と連携し、使用済み天ぷら油を原料に作
5 A DAY 協会
5,000,000 円
られたBDFを商品配送車の燃料として
茨城県・緑の募金
5,095,260 円
合計
使用しています。
2009年7月からは、茨城県牛久市が推
21,095,260 円
食品資源のリサイクル例
リサイクル
地域社会と協力してリサイクルの環
(わ)
を広げます
リサイクルステーション
つくばライフサポートセンターみどりの
(茨城県つくば市)
と共に行うリサイクル
百姓倶楽部(茨城県下妻市)
と
共に行うリサイクル例
カスミリサイクルセンター
地域のリサイクルステーションとし
収を行っており、重量に応じて貯まった
1999 年に発泡スチロールの自社処理
て、全店に資源回収ボックスを設置。牛
ポイントは、お買い物値引券に交換した
施設として開設。2008 年9月からは、店舗
乳パック、アルミ缶・スチール缶、食品ト
り、社会貢献活動に寄付することができ
で回収された牛乳パック、アルミ缶・ス
レイ、透明容器、ペットボトル、ペットボ
ます。今後もお客さまと協力して、さら
チール缶、ペットボトル、段ボールなど
トルキャップの回収を行っています。ま
なるリサイクル回収の環を広げていき
の選別・圧縮・保管などを行っています。
た、2016年4月末現在、42の店舗で古紙回
ます。
2009 年 6 月には透明容器の回収・処理を
21
BDF100%を燃料とした商品
配送車 2 台が走行中です。
カスミ各店で、たい肥を利用した
特別栽培米を販売。また、FS 下妻
店では、百姓倶楽部の野菜コー
ナーも展開しています。
スタート。リサイクルセンターで1 次処
理を終えたリサイクル資源は、資源別に
専門のリサイクル工場へ運ばれ、さまざ
まな製品に生まれ変わります。
カスミの店舗で分別され
た食品残さの一部は百姓
倶楽部のたい肥センター
へ運ばれます。
いばらきレアメタルリサイクル
プロジェクトに協力
「いばらきレアメタルリサイクルプロ
ジェクト」
は、
茨城県が県内市町村と協力
し、
レアメタルが多く含まれる携帯電話
など小型家電の効率的なリサイクルシス
世界の子どもたちへワクチンを
届ける活動に協力
テムの構築を目指すプロジェクト。カス
ミは2009 年9月から随時、茨城県内の店
舗に回収ボックスの設置を進め、
2016年
店頭リサイクル活動の一環として、2009 年 6月から全店舗でペットボトル
4月末現在25店舗に設置し、レアメタル
キャップを回収しています。その売却金は認定NPO法人「世界の子どもにワク
の回収に協力しています。
チンを 日本委員会」を通して、途上国の子どもたちにワクチンを届ける活動に
役立てられています。2015年度は2014年9月∼2015年 8 月に回収したペットボ
トルキャップの売却金1,722,200円を寄付しました。
22
7
より安定したリサイクル体制を目指し
新物流センターにリサイクルセンターを併設
近年の出店数拡大にともない、店舗で
回収されるアルミ缶やペットボトル、食
品トレイなどのリサイクル資源の量は
増え続けています。そこで2016年4月に
千葉県佐倉市に新設された佐倉流通セ
ンター内に、選別・圧縮・保管などリサイ
クル資源の1次処理を行う新しいリサイ
クルセンターを設置。より安定したリサ
イクル体制の確立を目指します。
C
⃝世界の子どもにワクチンを
日本委員会
23
店舗・物流を通して
省エネ・CO 2 削減を進めます
従業員の取り組み
CO2 削減に向けて
資源回収キャンペーン
2015 年度 CO2 排出量
カスミは地球環境への配慮を目的に、店舗・施設
CO2の削減につながるリサイクルの推
やお客さまと共に行うリサイクル活動、商品・物流
進に向け、毎年従業員を対象とした資源
(トン) CO2
130,000
120,000
排出量
124,730t-CO2
12万トン
を通してCO 2 排出量の削減に取り組んでいます。 110,000
回収キャンペーンを実施しています。
2006年度に12万トンだったCO2排出量を2012年度
2015年 度はアルミ缶 、ペットボトル 、
には30%減の8万4千トンに抑えることを目標に掲
ペットボトルキャップ計 311トンを回収
げ毎年取り組んだ結果、2012年度には目標を上回る
し、約1,181トンのCO2を削減することが
7万7千トンを達成。その後も毎年目標を定め、CO 2
できました。
100,000
73,977t-CO2
90,000
80,000
60,000
7万4千トン
−50,753t-CO2
2006年度 2015年度 エネルギー使用量の推移
2011年夏の電力不足をきっかけに、
店
エコドライブの推進
舗の節電対策に力を入れています。LED
照明や節電効果の高いショーケースなど
従業員対象の取り組みの一つとして、
の設備導入を進めるとともに、
清掃・メン
自家用車のエコドライブを推進してい
テナンスなど既存設備の改善に取り組ん
ます。また、中央流通センター、岩瀬流通
でいます。
また不必要な照明を切る、
エア
センターのドライバーが2007 年6月から
コンの使用を控えるなど従業員が日々の
エコドライブを実施。2015年度の平均燃
取り組みを徹底することで、継続的な節
費は、5.96km/ ℓと高水準を維持してい
電を目指します。
ます。
自然環境の大切さを子どもたちに伝えていきます
ネイチャーキッズ特派員
まな活動が行われています。今回のツ
カスミはWWF
(世界自然保護基金)
ジャ
アーのテーマは「自然の恵みと人の暮ら
パンとの協働で、
2002 年から環境活動、
しのつながり」
。
多様な生物の生きる南三
環境教育の一環として自然体験エコツ
陸の海と、
その海によって成り立っている
アーを実施しています。
水産業、
そして、
そこで生活している人々
毎年、
小学校4 ∼ 6 年生を対象に
「大切
の暮らしについて、
シュノーケル観察や
にしたい!自然と生き物」
をテーマにした
漁業体験、
森の探検、
地域の方々との交流
作文を募集、
14回目となる今回は、
選考さ
を通して学びました。
ツアー後は、
南三陸
れた8名を宮城県南三陸町に派遣しまし
町での体験を個性あふれる壁新聞にまと
た。
2011年の東日本大震災で被災したこ
め報告会を開きました。
の地域は、
自然環境の保全と持続可能な
2015年までに3,240 名が応募、
136名を
社会づくりを通じた復興を目指し、
さまざ
ツアーに派遣しています。
WWF 募金活動への協力
CO2 総排出量
OUTPUT 合計
2013
4,306
2013
78
2014
4,486
2014
77
2015
4,770
2015
86
CO 2総排出量は、3R
による削減分を差
し引いた数値を表
示しています。
3 R による
CO2 削減量
70,000
排出量の削減に取り組んでいます。
削電プロジェクト
WWFとの協働
地球温暖化防止のために身近な
ところから CO2 を減らします
環境負荷
2013
90
230,164
2013
0,378
973
2013
0,00032
828
2014
91
233,711
2014
0,393
1,008
2014
0,00032
820
2015
93
248,274
2015
0,409
1,088
2015
0,00028
755
WWFの自然保護を目的とした募金活動
に協力するため、カスミグループの全店
舗と各事業所に募金箱を設置していま
す。
従業員はもとより、
お客さま、
お取引先
さまにもご協力をいただき、
2014年11月
か ら 2 0 1 5 年1 0 月 ま で の 1 年 間 に 総 額
5,606,822円の募金が集まりました。
ご協
力ありがとうございました。
WWFジャパン
WWFは、
1961年に設立された国際的な環境
保全NGO
(非政府組織)
です。
スイスにある
WWFインターナショナルを中心に、
100カ国
以上で活動しています。
その使命として、
生
物の多様性を守り、
自然資源の持続可能な利
用を促し、
環境汚染と資源・エネルギーの浪
費を防いで、
人類が自然と調和して生きる世
界の実現をめざしています。
2015年度 事業活動にともなうエネルギー使用量とCO2排出量
INPUT(使用エネルギー)
電気
店舗等
ガス
水
249,655,078kWh
766,847m3
1,091,742m3
CO2 排出量 95,676t-CO2
電気
精肉加工
センター
ガス
水
5,920,924kWh
136,890m3
37,014m3
CO2 排出量 2,874t-CO2
電気
ガス
中央流通
センター
水
軽油
重油
2,992,740kWh
26m3
12,036m3
4,770,000ℓ
85,779ℓ
OUTPUT(CO 排出量)
2
電気由来の排出
95,279t-CO2
リサイクル削減
軽油由来の排出
12,307t-CO2
ガス由来の排出
4,075t-CO2
( )
重油由来の排出
232t-CO2
665-CO2
水由来の排出
CO2 排出量計 112,558t-CO2
+
店舗等による一般ごみ排出による
CO2排出量
12,172t-CO2
電気
ガス
水
1,058,017kWh
12,073m3
7,119m3
−12,230t-CO2
アルミ缶・スチール缶・PPバンド・ラップ類・牛乳パッ
ク・食品トレイ・ペットボトル・ペットボトルキャップ・
透明容器のリサイクルによる削減
レジ袋削減 −12,203t-CO2
商品開発での削減
−22,825t-CO2
トレイ重量削減、リターナブルコンテナ利用による段
( )
ボール削減、発泡スチロールリサイクル、エコトレイ
生ゴミリサイクル・廃油のBDF化
等による燃料
(軽油)
削減
−3,495t-CO2
3R 合計: −50,753t-CO2
※3Rとは、Reduce( 減らす)、Reuse( 繰り返
し使う)、Recycle(活かす)の3つの取り組み
の総称です。
CO2 排出量 13,581t-CO2
カスミつくば
センター
3RによるCO2 削減量
OUTPUT 合計:124,730t-CO2
CO2 排出量 427t-CO2
24
25
環境負荷
地球温暖化防止のために身近なところからCO2 を減らします
カスミの廃棄物リサイクルの割合
2015 年度 店舗から出る
廃棄物とリサイクル率
リサイクル物59.1% 廃棄物40.9%
(21,096t)
(14,588t)
粗大ごみ
(1,145t)
3.2%
食品リサイクル法
不燃ごみ
2007年12月に施行された改正食品リサイクル法
「食品循
環資源の再利用等の促進に関する法律」
では、
業種別に2012
年度までに達成すべき再生利用等の実施率目標が設定さ
れ、
食品小売業は45%となっています。
カスミの2015年度の
実施率は50.6%で目標をクリアしています。
2015年7月には、
食品小売業の2019年度までに達成を目指
す目標が55%以上に引き上げられました。
目標達成のため、
カスミは食品リサイクルの取り組みを推進していきます。
環境会計
段ボール
(653t)
廃油
1.8%
(126t)
0.3%
リサイクル物50.6% 廃棄物49.4%
可燃ごみ
(焼却)
(17,665t) (10,342t)
29.0%
49.5%
発泡スチロール
(515t)
1.4%
カスミの食品リサイクルの割合
魚のあら
28.1%
生ごみ
(焼却)
(2,586t)
7.3%
生ごみ
(たい肥化等)
廃油
2.4%
生ごみ
(たい肥化等)
(1,052t)
魚のあら
3.0%
(1,468t)
紙類
(古紙・下ボール)
4.1%
(132t)
0.4%
生ごみ
(焼却)
49.4%
20.1%
企業の社会的責任として適切な環境経営に務めています
環境保全コスト
環境保全コストの分類 事業エリア内 公害防止
コスト
コスト
大気汚染防止
水質汚濁防止
悪臭防止
資源循環
廃棄物のリサイクル
コスト
廃棄物の処理・処分
地球環境保全コスト
容器包装等の低環境負荷化
上・下流コスト
環境情報の開示・環境広告
環境負荷監視
自然保護、
緑化、
景観保持等
地域住民の環境活動支援等
管理活動コスト
社会活動コスト
その他のコスト
合計
2014 年度 2015 年度 主な取組内容
(千円)
経費
(千円) 経費
1,298
910 ボイラ−保守
28,193
29,661 浄化槽・グリストラップのメンテナンス
506
3,120 排気ダクトのメンテナンス等
69,454
75,518 生ごみ、魚あら、廃油、スチロ−ル、汚泥のリサイクル費用
不燃ごみの処理費用
398,703
404,589 可燃ごみ、
996
1,028 カスミ共感創造の森 第5回植樹祭
59,575
63,393 容器包装リサイクル法委託料
34,125
28,789 店頭回収に係る費用 他
2,334
2,366 環境報告書・啓発ポスタ−・環境広告等
394
448 排水水質検査
9,070
10,074 植栽管理
カ−ド、
スタンプ等
206,002
212,824 レジ袋辞退者へのポイント還元、
その他の経費
47,061
51,711 環境社会貢献担当部署の管理費、
857,711
884,431
環境保全効果
環境保全効果の内容 電気(千kWh)
事業エリア内 エネルギ−
コストに対応 の投入量
ガス(km3)
する効果
水道(km3)
(店舗)
廃棄物の排出等
総発生量(t)
上・下流コストに 店頭資源回収量
対応する効果
リサイクル量(t)
リサイクル率(%)
牛乳パック(t)
アルミ缶(t)
食品トレイ(t)
ペットボトル(t)
容器包装利用量
(t)
レジ袋の削減枚数
(万枚)
2014年度 233,711
820
1,008
34,332
20,573
59.9
266
449
341
1,101
2,729
11,015
2015年度 効果
(前年比)
248,274 原単位あたりで102.7%、総量で106.2%
754 原単位あたりで88.8%、総量で91.9%
1,201 原単位あたりで104.2%、総量で119.1%
35,684 103.9%
21,096 102.5%
59.1
275 103.4%
472 105.1%
376 110.3%
1,191 108.2%
2,663 97.6%
11,536 お客さま1人あたり使用枚数:1.51枚
経済的効果
*2016年2月末現在
*従業員は正社員であり、他にパート
ナー社員(パートタイマー)及びアルバ
イトを7,961人(8時間換算・期中平均雇
用人員)雇用しております。
170
流通センター
つねに高いレベルの物流品質を追求し、
365 日、
24 時間体制で店舗をバックアップ
しています。
茨城県土浦市の中央流通セン
ター、同岩瀬町の岩瀬流通センターに加
え、
都市部への出店拡大にともなう物流効
率の向上を目指し、2016年4月、千葉県佐
倉市に佐倉流通センターを新設・稼働しま
した。
カスミグループの本社。
イベント会場として地
域の人たちにも開放されています。
リサイクルにより得られた収入
レジ袋削減運動によるコスト削減
スチロ−ル自社リサイクルによるコスト削減
合 計
2014年度 350,830
225,960
72,870
649,660
2015年度 効果
342,069 店頭回収資源、段ボ−ル、スチロ−ルの売却金
243,066 年間レジ袋推定仕入費用×(削減枚数÷年間仕入枚数)
80,920 産業廃棄物処理費(200円/kg)と自社処理経費の差額
666,055
159
150
151
146
140
141
130
120
110
100
2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度
精肉加工センター
茨城県土浦市のセンターでは、
品質マネ
ジメントシステムISO9001の認証と
(社)
茨
城県食品衛生協会のHACCP を取り入れた
衛生管理を実施。
国産牛肉の個体識別情報
管理を徹底し、育成・流通履歴を確認し加
工・販売しています。2016年10月からは店
舗への供給体制の強化のため、
佐倉流通セ
ンター内に新工場が稼働予定です。
リサイクルセンター
カスミつくばセンター
170
160
カスミ店頭で回収したアルミ缶やペッ
トボトルなどの資源を選別・圧縮・梱包し、
リサイクル業者と連携して効率よく再生・
再利用しています。茨城県土浦市のセン
ターに加え、2016年4月からは佐倉流通セ
ンター敷地内に新設された新センターが
稼働、
安定したリサイクル体制の確立を目
指します。
株式会社ワンダーコーポレーション
ゲームソフト、
CD、
DVD、
書籍、
携帯電話、
化粧品等販売の
エンタテイメント専門店の経営/1988年3月設立/ 資本金
23億58百万円/連結売上高784億62百万円/店舗数230店
舗
(うちFC店舗15店舗)
/ 従業員数2,640人
http://www.wonder.co.jp/
沿革
1961年
株式会社霞ストアー設立
1 号店として石岡金丸店開店
1968年
商号を株式会社カスミストアーに変更
1976年
生鮮加工センター完成稼働
1980年
中央流通センター完成稼働
1982年
株式会社カスミストアー、
東京証券取引所第二
部に株式を上場
1984年
株式会社カスミストアー、
東京証券取引所第一
部銘柄に指定
1985年
事業多角化に伴い商号を株式会社カスミに変更
1987年
株式会社ローズコーポレーション設立
1988年
株式会社カスミ家電
(現・株式会社ワンダーコー
ポレーション)
設立
1992年
カスミつくばセンター完成
1999年
カスミ100店舗達成
2000年
カスミグループの本社をつくば市に移転
2001年
株式会社カスミトラベル設立
2002年
株式会社セイブと業務・資本提携
2003年
イオン株式会社と業務・資本提携
2004年
株式会社ワンダーコーポレーションがジャス
ダック
(店頭市場)
に上場
2005年
つくばエクスプレス
(TX) 開通に伴い、
沿線に積
株式会社ローズコーポレーション
2006年
カスミ初の女性店長誕生
米飯・惣菜・サラダの製造/1987年2月設立/ 資本金4億23百万円
/ 売上高60億円/ 従業員数680人
(FO デリカ部門含む)
http://rose-corporation.com/
2007年
年間お客さま数延べ1億人突破
2009年
株式会社カスミグリーン設立
2011年
ネットスーパーサービス開始
株式会社協栄エイアンドアイ
損害保険・生命保険代理店/1961年4月設立/ 資本金55 百万円/
売上高2億96百万円/ 従業員数20 人
http://www.kyoei-net.co.jp/
極出店
2012年
移動スーパーサービス開始
2015年
マルエツ、
マックスバリュ関東と経営統合し、
ユ
ナイテッド・スーパーマーケット・ホールディン
グス設立
2016年
佐倉流通センター完成稼働
株式会社 カスミグリーン
食品製造販売/2009 年8月設立/ 資本金50百万円/ 売上高27億
50百万円/ 従業員数58人
(単位:千円)
内容 26
号 株式会社カスミ
(代表取締役社長)
表 藤田元宏
社 〒305-8510
茨城県つくば市西大橋599-1
Tel.029-850-1850
http://www.kasumi.co.jp/
設
立 1961年6 月
資 本 金 144億28百万円
営業収益 2,490億円
店 舗 数 170店舗
従業員数 2,284人
事業内容 食料品、家庭用品、衣料
品等の小売販売を行う
スーパーマーケット事業
商
代
本
株式会社カスミトラベル
●社名/ ユナイテッド・スーパーマーケット・
ホールディングス株式会社
●設立/2015年3月2日
●事業内容/ スーパーマーケット事業の管理
http://www.usmh.co.jp/
*データは2016年2月末現在 *従業員数の内パート、
アルバイトは8時間換算
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