ワンルーム形式集合住宅等建築指導要綱を改正しました。 (平成28年9月1日施行) 本市においては、昭和62年に「川崎市ワンルーム形式集合住宅等建築指導要綱」(以下「要綱」 という)を制定し、良好な居住環境の確保と管理の明確化を図ってきました。 近年のワンルームマンション建設の急増を受け、より良好な居住環境の整備を誘導するため、 最低住戸専用面積の引き上げや、住戸数に応じた管理の誘導、及び近隣住民と入居者との良好な 関係の構築を誘導するために建築主等が努める事項を要綱に追加するなどの改正を行いました。 ■事前協議(届出)について 1 ワンルーム形式の住戸が、第1種低層住居専用地域及び第2種低層住居専用地 域内にあっては 10 戸以上、その他の地域内にあっては 15 戸以上である共同住 宅・寮及び寄宿舎に適用 2 事前協議(届出)の提出期限 総合調整条例の対象事業:条例に基づく事業概要書を提出する前まで 紛争調整条例の中高層建築物:条例に基づく標識を設置する前まで 上記以外の場合:要綱に基づく標識を設置する前まで 3 新たな要綱の適用 平成28年10月1日以降に確認申請を行うもの (例) 事前協議(届出):▽ 確認申請: ▼ H28.4.1 H28.9.1 H28.10.1 要綱の改正 新たな要綱 経過措置 の施行 期間終了 ≪パターン1≫ H28.10.1より前の確認申請のため旧要綱適用 ▽ ≪パターン2≫ H28.10.1より前の確認申請のため旧要綱適用 ≪パターン3≫ H28.10.1以降の確認申請のため新要綱適用※ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ※旧要綱に基づき9月1日より前に事前協議(届出)行っているものが、10月1日以降確認申請となった場合、新要綱に基づく協議を行います。 ホームページ http://www.city.kawasaki.jp/kurashi/category/26-3-1-2-2-0-0-0-0-0.html H28.4 (裏面) ■主な改正内容 1 届出対象を拡大します。 ◎「ワンルーム形式の住戸」となる対象を拡大します。 改正前:専用面積(ベランダ、バルコニー及びメーターボックスを除く)が 25㎡未満の住戸又は住室(台所、便所及び浴室を設けたもの) 改正後:専用面積(ベランダ、バルコニー及びメーターボックスを除く)が 30㎡未満の住戸又は住室(台所、便所及び浴室を設けたもの) 2 建築・管理に関する基準を一部改正します。 ◎ワンルーム形式の住戸の専用面積を拡大します。 改正前:18㎡以上 改正後:25㎡以上* *ただし、ワンルーム形式の住戸の数が20戸未満の場合は20㎡以上とすることができる。 ◎管理人の駐在時間を規模に応じた基準とします。 改正前:ごみ収集日に日中2時間以上駐在 改正後: 100 戸以上の場合 常時駐在* 50 戸以上 100 戸未満の場合 ごみ収集日を含む週5日以上かつ1日8時間以上 50 戸未満の場合 ごみ収集日を含む週5日以上かつ1日当たり4時間以上 30 戸未満の場合 ごみ収集日その他必要に応じて巡回 * ただし、ごみ収集日を含む週5日以上、1 日8時間以上管理人が駐在する場合であっ て、夜間を含む管理人不在時に連絡を受け緊急事態に対応することができる緊急通報体 制などが確立されていると認められるときはこの限りではない。 3 隣接する住民への説明を義務化します。 建設予定地の隣接する住民に、ワンルーム建築物の建築計画及び管理等につい て、標識設置後、速やかに説明会・個別訪問等により説明を行うこと。 4 地域コミュニティの形成に関する事項を追加します。 建築主等は、入居者に対して町内会・自治会への自発的な加入等に資する情報 や地域活動に関する情報を提供するよう努めること。 ●詳細は窓口で配布する新たな要綱・細目又はホームページで御確認下さい● ◎ お問合せ先 川崎市まちづくり局指導部建築指導課 TEL 044-200-3088
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