平成 28 年 5 月 23 日 各位 会社名 代表者名 株式会社 MAG ねっとホールディングス 代表取締役社長 大島 嘉仁 (コード番号 問合せ先 取締役業務部長 (TEL 吉田 8073) 智大 03−5643−0620) 上場廃止基準抵触の見込に関するお知らせ 当社は、第 41 期(平成 28 年 3 月期)において、以下のとおり株式会社東京証券取引所の上場廃 止基準に抵触する見込となりますので、お知らせいたします。 記 1.上場廃止基準への抵触見込について 当社は、第 40 期(平成 27 年 3 月期)において、当社及び当社の連結子会社が当社の関連当 事者に対して有する営業外債権について貸倒引当金繰入額 2,433 百万円を営業外費用に計上し、 当期純損失が 2,715 百万円となった結果、81 百万円の債務超過となりました。その後、平成 28 年 3 月 15 日付「特別利益の計上に関するお知らせ」にてお知らせしたとおり、買取債権の額面 回収による回収利益の計上やそれに伴う貸倒引当金の戻入益の計上を行い、債務超過の解消に努 めて参りました。 しかしながら、以下の理由により平成 28 年 3 月期において再び債務超過の見込となり、誠に 遺憾ながら、東京証券取引所ジャスダック市場の上場廃止基準に抵触する見込となりました。 (1) 当社は、平成 22 年 11 月 2 日付「訴訟の判決に関するお知らせ」でもお知らせのとおり、 佐藤食品工業株式会社に対する連帯保証債務について、平成 22 年 3 月期決算時から同社に対す る連帯保証債務につき、債務保証損失引当金を 799 百万円計上しておりました。その後、長期 に渡り同社との和解による問題解決に向けて交渉を続けて参りましたが、平成 28 年 3 月末まで に同社とは和解成立に至らず、当該引当金の戻入を十分に行うことができなかったこと (2) 4 月以降の決算監査手続の中で、当社監査法人との協議の結果、当社グループが当社の関連 当事者に対して保有する営業外債権及び当社が当社の元子会社である株式会社マルマンに対し て保有する債権について、追加の貸倒引当金繰入額計 495 百万円を特別損失に計上することが 不可避となったこと (3) 当社グループとしましては、主力事業である株式会社ジャスティス債権回収の債権回収事 業を中心に業績の向上に向けて懸命に努力してまいりましたが、前期までに繰り入れた営業債権 に対する引当金の戻入を十分に行うことができなかったこと 2.最近 2 事業年度の業績推移(平成 28 年 3 月期の欄は見込数値を記載しております) 【連結】 決算期 売上高 経常利益 親会社株主に帰属する 当期純利益 自己資本 (百万円) 平成 27 年 3 月期 233 239 △2,711 △9 △2,715 △288 △81 △370 【単体】 決算期 平成 28 年 3 月期 (百万円) 平成 27 年 3 月期 平成 28 年 3 月期 55 55 △1,857 △18 当期純利益 △140 △669 自己資本 △314 △843 売上高 経常利益 3.今後の見通し 当社株式については、本日より監理銘柄(確認中)指定となり、平成 28 年 6 月 22 日開催予定の 定時株主総会後に提出予定の有価証券報告書により、東京証券取引所が当社の決算内容について 上場廃止基準に抵触していることを確認した上で、整理銘柄に一ヵ月程度割り当てられた後、平 成 28 年 7 月末頃に上場廃止となる見込ですが、それまでは市場での売買は可能です。また、株 主様の権利につきましては、上場廃止後も株式を保有された場合は、当社の株主としての権利は 従来どおりとなります。 株主の皆様をはじめ、関係者の皆様には、多大なるご迷惑とご心配をおかけいたしますことを 深くお詫び申し上げます。 以上
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