ダンロップスポーツ(7825) - 株式会社ウォールデンリサーチジャパン

URL: www.walden.co.jp
文責: 室谷吉行
E-mail: [email protected]
電話番号:03 (3553) 3769
ダンロップスポーツ(7825)
連結通期
(百万円)
FY12/2014
FY12/2015
FY12/2016会予
FY12/2015
FY12/2016会予
連結半期
(百万円)
1Q-2Q FY12/2015
3Q-4Q FY12/2015
1Q-2Q FY12/2016会予
3Q-4Q FY12/2016会予
1Q-2Q FY12/2016会予
3Q-4Q FY12/2016会予
連結四半期
(百万円)
1Q FY12/2015
2Q FY12/2015
3Q FY12/2015
4Q FY12/2015
1Q FY12/2016
1Q FY12/2016
売上高
前年比
前年比
前年比
前年比
前年比
営業利益 経常利益
純利益
70,898
2,090
3,059
78,117
1,483
1,801
78,500
2,000
2,000
10.2%
(29.0%)
(41.1%)
0.5%
34.8%
11.0%
売上高 営業利益 経常利益
1,081
(3,601)
1,100
純利益
37,921
394
821
40,196
1,089
980
38,000
800
700
40,500
1,200
1,300
0.2%
102.7%
(14.7%)
0.8%
10.2%
32.7%
売上高 営業利益 経常利益
(358)
(3,243)
200
900
純利益
17,091
20,830
18,479
21,717
17,161
0.4%
(477)
871
(459)
1,548
804
-
(325)
1,146
(651)
1,631
431
-
(795)
437
(381)
(2,862)
121
-
EPS
DPS
BPS
(円) (円) (円)
37.3
30.0 1,308.6
(124.2)
10.0 1,125.6
37.9
20.0
EPS
DPS
BPS
(円) (円) (円)
EPS
DPS
BPS
(円) (円) (円)
-
出所:会社データ、弊社計算
1.0 エグゼクティブサマリー(2016 年 5 月 23 日)
北米での黒字転換に向けて
ゴルフクラブ及びゴルフボールの製造・販売を収益源とするダンロップスポーツでは、北米での黒字転換を主軸
とする中長期的な利益の成長に向けての経営政策が実行されている。直近の動向においては、未だ損失の計上が
続いている模様ではあるものの、同社は、2017 年 12 月期に向けて北米に投入する新製品の開発を進めている一
方、現地での販売リソースなどの拡充に向けての準備を進めている。日本国内における同社は、ゴルフクラブ及
びゴルフボールに関して、市場シェアナンバーワンを維持してきているのだが、北米においては、持続的な市場
シェアの低下を余儀なくされてきた。その結果、2015 年 12 月期の期末において、北米での事業展開を担う 100%
連結子会社に係るのれんの一括償却が行われている。また、これが完了した直後である現状における同社におい
ては、北米での事業が再構築に向けての端境期にあるとされている。ゴルフクラブ及びゴルフボールに関して、
日本国内の 2 倍以上にも及ぶ市場規模を有するとされる北米における将来の市場シェアの回復は、同社に大きな
利益の成長をもたらす見通しである。2015 年 3 月に代表取締役社長に就任した木滑和生氏の下で策定された同
社の中期経営計画(2016 年 12 月期∼2020 年 12 月期)においては、年平均で増収率 5.1%、増益率 32.3%が見
込まれている。
1
2016 年 12 月期第 1 四半期は、売上高 17,161 百万円(前年同期比 0.4%増)
、営業利益 804 百万円(前年同期の
実績:営業損失 477 百万円)での着地となった。即ち、営業損益が前年同期に対して 1,281 百万円に及んで改善
したのだが、同社によれば、日本国内で 2015 年 12 月に発売された「ゼクシオ(XXIO)ナイン(9 代目ゼクシ
オ)」の売上高が好調に推移した結果、同社としてのセールスミックスが顕著に向上したことに加えて、一時的
に費用の拠出が大きく減少したことが主因とされている。2 年に一度の「ゼクシオ(XXIO)
」の新製品の市場へ
の投入は、従来通り、同社の利益に大きく寄与した一方、第 1 四半期に計上する予定であった宣伝広告費用など
の多くが第 2 四半期に向けて計上されることになったとのことである。また、これも従来通り、事業セグメント
別では、
「スポーツ用品」における動向が同社の損益を決定している。売上高 14,740 百万円(0.4%減)、セグメ
ント利益 855 百万円(前年同期の実績:セグメント損失 374 百万円)である。そして、「スポーツ用品」の損益
を決定するのは、ゴルフクラブ(セグメント内における売上高構成比 56%)及びゴルフボール(21%)の動向
である。特に、売上高構成比が大きいと同時に売上総利益率が高いとされるゴルフクラブの動向に対する依存が
大きいと考えられる。第 1 四半期の実績においては、売上高 8,200 百万円(3%増)と、内外合計の増収率は限
定的に留まったものの、上述の新製品の発売を受けて売上総利益率が特に高まっている日本国内での売上高が、
前年同期に対して 25%以上に及んで増加した模様である。一方、海外では、為替が円高に振れたことに加えて、
北米での事業が再構築に向けての端境期にあることなどから、前年同期に対して売上高が 10%以上減少した模
様である。
2016 年 12 月期に対する当初の会社予想は据え置かれている。売上高 78,500 百万円(前年比 0.5%増)、営業利
益 2,000 百万円(34.8%増)、営業利益率 2.5%(0.6%ポイント上昇)の見通しである。第 1 四半期の実績にお
ける営業利益は、第 2 四半期累計期間に対して想定されている水準をやや上回っているものの、
第 2 四半期には、
第 1 四半期から期ズレした費用が発生する。このため、第 2 四半期累計期間においては、当初の会社予想の前提
に沿った業績推移となるとのことである。また、第 2 四半期及びそれ以降においても上述の新製品の投入に起因
するセールスミックスの向上が引き続く一方、通期を通しては、北米での積極的な投資が発生するためか、大幅
に費用が増加することが会社予想に織り込まれている。そして、為替が円高に振れることも減益要因として織り
込まれている。為替の前提レートは、米ドルに対して 120.0 円(前年比 1%円高、前年 121.1 円)
、韓国ウォンに
対して 0.1 円(7%円高、0.107 円)
、ユーロに対して 130.0 円(3%円高、134.3 円)であるが、これも据え置か
れている。米ドルに対する円高は、米ドル建て輸入に対して大きなエクスポージャーがある同社に対して増益要
因をもたらすのだが、韓国ウォン及びユーロに対する円高がより大きな減益要因を発生させるとのことである。
IR窓口:広報部 部長 平川 義和(078 265 3139 [email protected])
2
2.0 会社概要
ゴルフ・テニス用品を製造・販売
商号
ダンロップスポーツ株式会社
Web サイト
IR情報
株価情報
設立年月日
2003 年 7 月 1 日
上場年月日
2006 年 10 月 13 日:東京証券取引所 1 部(証券コード:7825)
資本金
9,207 百万円(2016 年 3 月末)
発行済株式数
29,000,000 株、自己株内数 183 株(2016 年 3 月末)
特色

2003 年 7 月、住友ゴム工業株式会社のスポーツ事業部門が分社独立して誕生

ゴルフクラブ及びゴルフボールが事業の中核

北米に大きな市場シェア拡大余地
事業内容
Ⅰ.「スポーツ用品」
Ⅱ.「サービス・ゴルフ場運営」
Ⅲ.「ウェルネス」
代表者
代表取締役社長 木滑和生
主要株主
住友ゴム工業 60.4%、東郷産業 2.8%、日本トラスティ・サービス(信託口)1.2%
(2015 年 12 月末)
本社
神戸市中央区
従業員数
連結 1,918 名、単体 362 名(2016 年 3 月末)
出所:会社データ
3
3.0 業績推移
2016 年 12 月期第 1 四半期
2016 年 12 月期第 1 四半期は、売上高 17,161 百万円(前年同期比 0.4%増)
、営業利益 804 百万円(前年同期の
実績:営業損失 477 百万円)、経常利益 431 百万円(経常損失 325 百万円)、純利益 121 百万円(純損失 795 百
万円)での着地となった。
前年同期における営業損益の向上に対して経常損益の向上が限定的に留まっているのは、営業外損益が前年同期
の純益 152 百万円から純損失 373 百万円へと、525 百万円に及んで悪化しているためである。また、これは、前
年同期に為替差益 114 百万円が発生していたのに対して、為替差損 343 百万円が発生したことによるところが大
きい。
以上の為替差損益は、米ドルに対する円の予約レートと決済レートの格差などによって発生するとされているの
だが、会社予想における為替の前提レートが 1 米ドル=120.0 円である一方、この近辺で実際に為替予約が行わ
れていた模様である。また、これに対して、第 1 四半期における決済レートは、115.4 円であった。想定以上に
米ドルに対する円高が進行したことが、同社の経常利益に対して大きなマイナス要因をもたらしたと考えられよ
う。
また、経常利益の絶対額に対して純利益の絶対額が相対的に小さく留まっていることには、非支配株主に帰属す
る純利益 170 百万円が発生したことが大きな影響を及ぼしている。これは、韓国でのゴルフクラブ及びゴルフボ
ールの販売を担う Dunlop Sports Korea Co., Ltd.における同社の持株比率が 50%である一方、同連結子会社が
一定水準以上の利益を計上していることに起因している。
上述の通りに開示されている非支配株主に帰属する純利益の絶対額や韓国での税率などに鑑みれば、同社として
の営業利益及び経常利益におけるかなりの部分が韓国で発生していることになる。また、日本国内で発生してい
る営業利益は、同社としての営業利益にほぼ等しいとのことである。従って、韓国以外の海外では、韓国で発生
している営業利益の絶対額と同等の営業損失が発生していることになるが、北米での営業損失がその中核を占め
ていると推測される。
一方、事業セグメント別では、
「スポーツ用品」で、売上高 14,740 百万円(0.4%減)、セグメント利益 855 百万
円(前年同期の実績:セグメント損失 374 百万円)と、同社としての損益動向に大きな影響を及ぼした。売上高
構成比 85.9%、セグメント利益構成比 107.1%である。また、「スポーツ用品」においては、ゴルフクラブで売
上高構成比 56%、ゴルフボールで売上高構成比 21%、両者を併せて売上高構成比 77%であるが、損益面では両
者を併せた占有率がより大きいとされている。特に、売上高構成比が大きく売上総利益率も高いとされているこ
とに加えて、新製品投入のタイミングなどによって短期的な売上高及びセールスミックスが左右される傾向が強
いゴルフクラブが、同社としての損益を決定する度合いが大きい。第 1 四半期においては、ゴルフクラブで売上
高 8,200 百万円(3%増)
、ゴルフボールで売上高 3,100 百万円(18%減)である。
ゴルフクラブに関しては、内外合計の増収率は限定的に留まったものの、上述の新製品の発売を受けて売上総利
益率が特に高まっている日本国内での売上高が、前年同期に対して 25%以上に及んで増加した模様である。一
方、海外では、為替が円高に振れたことに加えて、北米での事業が再構築に向けての端境期にあることなどから、
前年同期に対して売上高が 10%以上減少した模様である。
4
ゴルフボールに関しては、日本国内でも海外でも減収となった。新製品発売のタイミングなどに起因して、内外
共に売上高が一時的に減少する傾向にあったとのことである。
売上高と営業損益
営業損益(右軸)
(百万円)
売上高(左軸)
ゴルフクラブ(左軸)
ゴルフボール(左軸)
25,000
2,000
20,000
15,000
1,000
1,277 1,719 484
331
334 1,319
1,148 314
546
165 1,065
(1)
10,000
871
(477)
1,548 804
0
(459)
(1,000)
5,000
4Q FY12/2016
3Q FY12/2016
2Q FY12/2016
1Q FY12/2016
4Q FY12/2015
3Q FY12/2015
2Q FY12/2015
1Q FY12/2015
4Q FY12/2014
3Q FY12/2014
2Q FY12/2014
1Q FY12/2014
4Q FY12/2013
3Q FY12/2013
2Q FY12/2013
1Q FY12/2013
4Q FY12/2012
3Q FY12/2012
2Q FY12/2012
(2,000)
1Q FY12/2012
0
出所:会社データ、弊社計算
一方、同社としての営業損益は、前年同期に対して 1,281 百万円に及んで向上している。また、極論した場合、
この損益の向上は、ゴルフクラブにおける損益の向上によってもたらされたと考えられる。同社による営業利益
の増減分析によれば、
「量・構成」の変化によって営業損益に対する増益要因 600 百万円が発生したのに加えて、
「経費」の減少によって、営業利益に対する増益要因 700 百万円が発生したとのことである。また、両者共に、 5
ゴルフクラブに関連して発生した部分が相当に大きいと考えられる。
海外での数量減を受けて、同社としてのゴルフクラブも数量減を余儀なくされたとのことだが、日本国内におけ
る新製品の発売が顕著に大きなセールスミックスの向上をもたらしたとのことである。2015 年 12 月、日本国内
で「ゼクシオ(XXIO)ナイン(9 代目ゼクシオ)」が発売されたことがかなり寄与している模様である。「ゼク
シオ(XXIO)」の新製品の市場への投入は 2 年に一度であることから、ここでの比較の対象となる前年同期にお
いては、「ゼクシオ(XXIO)」の売上高が相当に低い水準にあったと考えられる。
そして、第 1 四半期に計上する予定であった宣伝広告費用などの多くが第 2 四半期に向けて計上されることにな
ったとのことである。期ズレの絶対額としては、300 百万円∼400 百万円とされている。更には、単純に、北米
での事業を担う 100%連結子会社である Roger Cleveland Golf Company, Inc.(クリーブランド社)に係るのれ
んの一括償却に起因して、前年同期に発生したのれんの償却 140 百万円(年間 560 百万円)が消失している。
また、
「為替」の変動によって、営業利益に対して減益要因 100 百万円が発生している一方、これと同等の増益
要因が、「原価改善」によってもたらされたとのことである。
ゴルフクラブの主要部材であるクラブヘッドを中国から米ドル建てで輸入している同社においては、過去数年間
に及ぶ米ドルに対する円安が、持続的に大きな減益要因を発生させてきたのだが、第 1 四半期においては、米ド
ルに対して円高が進行したため、これに起因して増益要因が発生している。ただし、その他の外貨に対して円高
が進行したことがより大きな減益要因を発生させたとのことである。1 米ドル=115.4 円(前年同期比 3%円高、
前年同期 119.2 円)、韓国ウォン=0.096 円(11%円高、0.109 円)
、ユーロ=127.2 円(5%円高、134.0 円)と
のことである。
営業利益の増減分析
純増減
( 百万円)
FY12/2012
FY12/2013
FY12/2014
FY12/2015
FY12/2016会予
FY12/2017
FY12/2018
FY12/2019
FY12/2020中計
1Q FY12/2015
2Q FY12/2015
3Q FY12/2015
4Q FY12/2015
1Q FY12/2016
営業利益
対前年
3,811
2,800
2,090
1,483
2,000
6,000
(477)
871
(459)
1,548
804
+956
(1,011)
(710)
(607)
+517
(791)
+325
(624)
+483
+1,281
出所:会社データ、弊社計算
量・構成 材料価格 原価改善
+800
(600)
(400)
(200)
+1,000
(500)
+400
(700)
+600
+600
(600)
(300)
(200)
+100
+0
+0
+100
+0
+0
(0)
+700
+700
+300
+200
+100
+100
+0
+100
+0
+100
為替
経費
残差
(100)
(800)
(600)
(1,300)
(200)
(400)
(300)
(400)
(200)
(100)
+100
+0
+200
+600
(400)
+0
+100
+400
+100
+700
+56
(11)
(10)
(7)
+17
+9
+25
(24)
(17)
(19)
6
損益計算書(四半期累計、四半期)
損益計算書
( 百万円)
売上高
売上原価
売上総利益
販売費及び一般管理費
営業利益
営業外損益
経常利益
特別損益
税金等調整前純利益
法人税等合計
非支配株主に帰属する純利益
純利益
売上高伸び率
営業利益伸び率
経常利益伸び率
純利益伸び率
売上総利益率
販管費売上高比率
営業利益率
経常利益率
純利益率
法人税等合計 / 税前等調整前純利益
損益計算書
( 百万円)
売上高
売上原価
売上総利益
販売費及び一般管理費
営業利益
営業外損益
経常利益
特別損益
税金等調整前純利益
法人税等合計
非支配株主に帰属する純利益
純利益
売上高伸び率
営業利益伸び率
経常利益伸び率
純利益伸び率
売上総利益率
販管費売上高比率
営業利益率
経常利益率
純利益率
法人税等合計 / 税前等調整前純利益
出所:会社データ、弊社計算
連結実績
1Q
12/2015
連結実績
2 Q累計
12/2015
連結実績
3 Q累計
12/2015
連結実績
4 Q累計
12/2015
連結実績
1Q
12/2016
連結実績
2 Q累計
12/2016
連結実績
3 Q累計
12/2016
連結実績
4 Q累計
12/2016
前年比
純増減
17,091
9,593
7,498
7,975
37,921
21,408
16,512
16,118
56,400
32,710
23,689
23,755
78,117
45,228
32,889
31,405
17,161
9,315
7,845
7,041
-
-
-
+70
(278)
+347
(934)
(477)
152
394
427
(65)
235
1,483
318
804
(373)
-
-
-
+1,281
(525)
(325)
(21)
(346)
236
211
(793)
821
(21)
800
707
451
(358)
170
(22)
148
444
443
(739)
1,801
(4,055)
(2,254)
1,034
313
(3,601)
431
(3)
428
136
170
121
-
-
-
+756
+18
+774
(100)
(41)
+914
+8.8%
-
+15.4%
(54.1%)
(29.9%)
-
+13.2%
(88.9%)
-
+10.2%
(29.0%)
(41.1%)
-
+0.4%
-
-
-
-
-
43.9%
46.7%
(2.8%)
(1.9%)
(4.6%)
-
43.5%
42.5%
1.0%
2.2%
(0.9%)
88.4%
42.0%
42.1%
(0.1%)
0.3%
(1.3%)
300.0%
42.1%
40.2%
1.9%
2.3%
(4.6%)
-
45.7%
41.0%
4.7%
2.5%
0.7%
31.8%
-
-
-
+1.8%
(5.6%)
+7.5%
+4.4%
+5.3%
-
連結実績
1Q
12/2015
17,091
9,593
7,498
7,975
(477)
152
連結実績
2Q
12/2015
20,830
11,815
9,014
8,143
871
275
連結実績
3Q
12/2015
18,479
11,302
7,177
7,637
(459)
(192)
連結実績
4Q
12/2015
21,717
12,518
9,200
7,650
1,548
83
連結実績
1Q
12/2016
17,161
9,315
7,845
7,041
804
(373)
連結実績
2Q
12/2016
-
連結実績
3Q
12/2016
-
連結実績
4Q
12/2016
-
前年比
純増減
+70
(278)
+347
(934)
+1,281
(525)
(325)
(21)
(346)
236
211
(793)
1,146
1,146
471
240
435
(651)
(1)
(652)
(263)
(8)
(381)
1,631
(4,033)
(2,402)
590
(130)
(2,862)
431
(3)
428
136
170
121
-
-
-
+756
+18
+774
(100)
(41)
+914
+8.8%
-
+21.5%
+59.5%
+43.4%
+61.1%
+9.0%
-
+3.0%
+45.4%
+7.2%
-
+0.4%
-
-
-
-
-
43.9%
46.7%
(2.8%)
(1.9%)
(4.6%)
-
43.3%
39.1%
4.2%
5.5%
2.1%
41.1%
38.8%
41.3%
(2.5%)
(3.5%)
(2.1%)
-
42.4%
35.2%
7.1%
7.5%
(13.2%)
-
45.7%
41.0%
4.7%
2.5%
0.7%
31.8%
-
-
-
+1.8%
(5.6%)
+7.5%
+4.4%
+5.3%
-
7
報告セグメント(四半期累計、四半期)
報告セグメント
( 百万円)
「スポーツ用品」
「サービス・ゴルフ場運営」
「ウェルネス」
売上高
「スポーツ用品」
「サービス・ゴルフ場運営」
「ウェルネス」
売上高( 前年比)
「スポーツ用品」
「サービス・ゴルフ場運営」
「ウェルネス」
売上高( 構成比)
「スポーツ用品」
「サービス・ゴルフ場運営」
「ウェルネス」
セグメント利益
調整額
営業利益
「スポーツ用品」
「サービス・ゴルフ場運営」
「ウェルネス」
セグメント利益( 前年比)
「スポーツ用品」
「サービス・ゴルフ場運営」
「ウェルネス」
セグメント利益( 構成比)
「スポーツ用品」
「サービス・ゴルフ場運営」
「ウェルネス」
営業利益率
報告セグメント
( 百万円)
「スポーツ用品」
「サービス・ゴルフ場運営」
「ウェルネス」
売上高
「スポーツ用品」
「サービス・ゴルフ場運営」
「ウェルネス」
売上高( 前年比)
「スポーツ用品」
「サービス・ゴルフ場運営」
「ウェルネス」
売上高( 構成比)
「スポーツ用品」
「サービス・ゴルフ場運営」
「ウェルネス」
セグメント利益
調整額
営業利益
「スポーツ用品」
「サービス・ゴルフ場運営」
「ウェルネス」
セグメント利益( 前年比)
「スポーツ用品」
「サービス・ゴルフ場運営」
「ウェルネス」
セグメント利益( 構成比)
「スポーツ用品」
「サービス・ゴルフ場運営」
「ウェルネス」
営業利益率
出所:会社データ、弊社計算
連結実績
1Q
12/2015
14,795
324
1,971
17,091
連結実績
2 Q累計
12/2015
32,533
1,433
3,955
37,921
連結実績
3 Q累計
12/2015
47,788
2,651
5,960
56,400
連結実績
4 Q累計
12/2015
65,881
4,237
7,998
78,117
連結実績
1Q
12/2016
14,740
383
2,037
17,161
連結実績
2 Q累計
12/2016
-
連結実績
3 Q累計
12/2016
-
連結実績
4 Q累計
12/2016
-
前年比
純増減
(55)
+59
+66
+70
(2.1%)
+27.6%
+491.9%
+8.8%
+5.5%
+8.2%
+479.1%
+15.4%
+4.0%
(6.4%)
+478.6%
+13.2%
+3.5%
(6.0%)
+194.0%
+10.2%
(0.4%)
+18.2%
+3.3%
+0.4%
-
-
-
-
86.6%
1.9%
11.5%
100.0%
85.8%
3.8%
10.4%
100.0%
84.7%
4.7%
10.6%
100.0%
84.3%
5.4%
10.2%
100.0%
85.9%
2.2%
11.9%
100.0%
-
-
-
-
(374)
(128)
19
369
(67)
80
(244)
23
136
1,044
231
178
855
(120)
62
-
-
-
+1,229
+8
+43
(483)
6
(477)
381
12
394
(85)
19
(65)
1,455
28
1,483
798
5
804
-
-
-
+1,281
(1)
+1,281
-
(61.5%)
(55.4%)
(28.1%)
-
(42.6%)
(4.9%)
(29.7%)
+226.3%
-
-
-
-
-
-
96.9%
(17.6%)
21.0%
100.0%
-
71.8%
15.9%
12.2%
100.0%
107.1%
(15.0%)
7.8%
100.0%
-
-
-
-
(2.5%)
(39.5%)
1.0%
(2.8%)
1.1%
(4.7%)
2.0%
1.0%
(0.5%)
0.9%
2.3%
(0.1%)
1.6%
5.5%
2.2%
1.9%
5.8%
(31.3%)
3.0%
4.7%
-
-
-
+8.3%
+8.2%
+2.1%
+7.5%
連結実績
1Q
12/2015
14,795
324
1,971
17,091
連結実績
2Q
12/2015
17,738
1,109
1,984
20,830
連結実績
3Q
12/2015
15,255
1,218
2,005
18,479
連結実績
4Q
12/2015
18,093
1,586
2,038
21,717
連結実績
1Q
12/2016
14,740
383
2,037
17,161
連結実績
2Q
12/2016
-
連結実績
3Q
12/2016
-
連結実績
4Q
12/2016
-
前年比
純増減
(55)
+59
+66
+70
(2.1%)
+27.6%
+491.9%
+8.8%
+12.8%
+3.6%
+466.9%
+21.5%
+1.0%
(19.2%)
+477.8%
+9.0%
+2.1%
(5.4%)
+20.6%
+3.0%
(0.4%)
+18.2%
+3.3%
+0.4%
-
-
-
-
86.6%
1.9%
11.5%
100.0%
85.2%
5.3%
9.5%
100.0%
82.6%
6.6%
10.9%
100.0%
83.3%
7.3%
9.4%
100.0%
85.9%
2.2%
11.9%
100.0%
-
-
-
-
(374)
(128)
19
743
61
61
(613)
90
56
1,288
208
42
855
(120)
62
-
-
-
+1,229
+8
+43
(483)
6
(477)
864
6
871
(466)
7
(459)
1,540
9
1,548
798
5
804
-
-
-
+1,281
(1)
+1,281
-
+48.6%
+52.5%
+59.4%
(32.8%)
+700.0%
-
+52.6%
(1.4%)
+950.0%
+45.6%
+226.3%
-
-
-
-
-
-
86.0%
7.1%
7.1%
100.0%
-
83.6%
13.5%
2.7%
100.0%
107.1%
(15.0%)
7.8%
100.0%
-
-
-
-
(2.5%)
(39.5%)
1.0%
(2.8%)
4.2%
5.5%
3.1%
4.2%
(4.0%)
7.4%
2.8%
(2.5%)
7.1%
13.1%
2.1%
7.1%
5.8%
(31.3%)
3.0%
4.7%
-
-
-
+8.3%
+8.2%
+2.1%
+7.5%
8
「スポーツ用品」売上高内訳(四半期累計、四半期)
「 スポーツ用品」 売上高内訳
( 百万円)
ゴルフクラブ
ゴルフボール
その他
ゴルフ用品
テニス用品
ライセンス収入
「 スポーツ用品」
ゴルフクラブ
ゴルフボール
その他
ゴルフ用品
テニス用品
ライセンス収入
「 スポーツ用品」 ( 前年比)
ゴルフクラブ
ゴルフボール
その他
ゴルフ用品
テニス用品
ライセンス収入
「 スポーツ用品」 ( 構成比)
「 スポーツ用品」 売上高内訳
( 百万円)
ゴルフクラブ
ゴルフボール
その他
ゴルフ用品
テニス用品
ライセンス収入
「 スポーツ用品」
ゴルフクラブ
ゴルフボール
その他
ゴルフ用品
テニス用品
ライセンス収入
「 スポーツ用品」 ( 前年比)
ゴルフクラブ
ゴルフボール
その他
ゴルフ用品
テニス用品
ライセンス収入
「 スポーツ用品」 ( 構成比)
出所:会社データ、弊社計算
連結実績
1Q
12/2015
8,000
3,800
1,500
13,300
1,400
100
14,800
連結実績
2 Q累計
12/2015
17,100
7,900
4,000
29,000
3,300
200
32,500
連結実績
3 Q累計
12/2015
24,900
11,500
6,000
42,400
5,000
300
47,800
連結実績
4 Q累計
12/2015
36,300
14,900
7,700
58,900
6,500
400
65,900
連結実績
1Q
12/2016
8,200
3,100
1,800
13,100
1,600
100
14,700
連結実績
2 Q累計
12/2016
-
連結実績
3 Q累計
12/2016
-
連結実績
4 Q累計
12/2016
-
前年比
純増減
+200
(700)
+200
(300)
+200
(000)
(100)
(6%)
+19%
(20%)
(2%)
+2%
(6%)
(2%)
+4%
+14%
(2%)
+6%
+6%
(4%)
+5%
+1%
+9%
+3%
+3%
+10%
+6%
+4%
+5%
+3%
(2%)
+4%
+3%
(2%)
+3%
+3%
(18%)
+15%
(2%)
+14%
(17%)
(0%)
-
-
-
-
54%
26%
10%
90%
9%
1%
100%
53%
24%
12%
89%
10%
1%
100%
52%
24%
13%
89%
10%
1%
100%
55%
23%
12%
89%
10%
1%
100%
56%
21%
12%
89%
11%
1%
100%
-
-
-
-
連結実績
1Q
12/2015
8,000
3,800
1,500
13,300
1,400
100
14,800
連結実績
2Q
12/2015
9,100
4,100
2,500
15,700
1,900
100
17,700
連結実績
3Q
12/2015
7,800
3,600
2,000
13,400
1,700
100
15,300
連結実績
4Q
12/2015
11,400
3,400
1,700
16,500
1,500
100
18,100
連結実績
1Q
12/2016
8,200
3,100
1,800
13,100
1,600
100
14,700
連結実績
2Q
12/2016
-
連結実績
3Q
12/2016
-
連結実績
4Q
12/2016
-
前年比
純増減
+200
(700)
+200
(300)
+200
(000)
(100)
(6%)
+19%
(20%)
(2%)
+2%
(6%)
(2%)
+14%
+8%
+14%
+13%
+12%
+0%
+13%
(5%)
+3%
+18%
(1%)
+13%
+0%
+1%
+16%
(15%)
(19%)
+4%
(12%)
+0%
+2%
+3%
(18%)
+15%
(2%)
+14%
(17%)
(0%)
-
-
-
-
54%
26%
10%
90%
9%
1%
100%
51%
23%
14%
89%
11%
1%
100%
51%
24%
13%
88%
11%
1%
100%
63%
19%
9%
91%
8%
1%
100%
56%
21%
12%
89%
11%
1%
100%
-
-
-
-
9
地域別売上高(四半期累計、四半期)
地域別売上高
( 百万円)
日本
北米
欧州
アジア
豪州・南ア他
海外合計
売上高
日本
北米
欧州
アジア
豪州・南ア他
海外合計
売上高( 前年比)
日本
北米
欧州
アジア
豪州・南ア他
海外合計
売上高( 構成比)
地域別売上高
( 百万円)
日本
北米
欧州
アジア
豪州・南ア他
海外合計
売上高
日本
北米
欧州
アジア
豪州・南ア他
海外合計
売上高( 前年比)
日本
北米
欧州
アジア
豪州・南ア他
海外合計
売上高( 構成比)
出所:会社データ、弊社計算
連結実績
1Q
12/2015
10,000
2,000
1,400
3,000
600
7,000
17,100
連結実績
2 Q累計
12/2015
23,500
4,100
2,900
6,300
1,100
14,400
37,900
連結実績
3 Q累計
12/2015
35,900
5,900
4,300
8,600
1,600
20,500
56,400
連結実績
4 Q累計
12/2015
52,600
7,500
5,200
10,400
2,500
25,600
78,100
連結実績
1Q
12/2016
10,900
1,600
1,400
2,900
400
6,200
17,200
連結実績
2 Q累計
12/2016
-
連結実績
3 Q累計
12/2016
-
連結実績
4 Q累計
12/2016
-
前年比
純増減
+900
(500)
(000)
(200)
(200)
(800)
+100
+10%
+0%
+17%
+3%
+20%
+6%
+9%
+21%
+2%
+7%
+13%
+10%
+8%
+15%
+17%
+2%
+16%
+9%
+0%
+7%
+13%
+16%
(10%)
+8%
+6%
(4%)
+0%
+10%
+9%
(20%)
+0%
(3%)
(33%)
(11%)
+1%
-
-
-
-
58%
12%
8%
18%
4%
41%
100%
62%
11%
8%
17%
3%
38%
100%
64%
10%
8%
15%
3%
36%
100%
67%
10%
7%
13%
3%
33%
100%
63%
9%
8%
17%
2%
36%
100%
-
-
-
-
連結実績
1Q
12/2015
10,000
2,000
1,400
3,000
600
7,000
17,100
連結実績
2Q
12/2015
13,500
2,100
1,500
3,300
500
7,400
20,800
連結実績
3Q
12/2015
12,400
1,800
1,400
2,300
500
6,100
18,500
連結実績
4Q
12/2015
16,700
1,600
900
1,800
900
5,100
21,700
連結実績
1Q
12/2016
10,900
1,600
1,400
2,900
400
6,200
17,200
連結実績
2Q
12/2016
-
連結実績
3Q
12/2016
-
連結実績
4Q
12/2016
-
前年比
純増減
+900
(500)
(000)
(200)
(200)
(800)
+100
+10%
+0%
+17%
+3%
+20%
+6%
+9%
+30%
+5%
+0%
+22%
+0%
+10%
+21%
+11%
+0%
+40%
+0%
(17%)
+5%
+9%
+14%
(36%)
(18%)
(5%)
(10%)
(22%)
+3%
+9%
(20%)
+0%
(3%)
(33%)
(11%)
+1%
-
-
-
-
58%
12%
8%
18%
4%
41%
100%
65%
10%
7%
16%
2%
36%
100%
67%
10%
8%
12%
3%
33%
100%
77%
7%
4%
8%
4%
24%
100%
63%
9%
8%
17%
2%
36%
100%
-
-
-
-
10
貸借対照表(四半期)
貸借対照表
(百万円)
現金及び預金
受取手形及び売掛金
たな卸資産
その他
流動資産
有形固定資産
無形固定資産
投資その他の資産合計
固定資産
資産合計
支払手形及び買掛金
短期借入金
その他
流動負債
長期借入金
その他
固定負債
負債合計
株主資本
その他合計
純資産
負債純資産合計
自己資本
有利子負債
ネットデット
自己資本比率
ネットデットエクイティ比率
ROE (12ヶ月)
ROA (12ヶ月)
在庫回転日数
在庫回転率
当座比率
流動比率
出所:会社データ、弊社計算
連結実績
1Q
12/2015
2,252
14,427
16,377
5,479
38,535
10,909
9,892
6,060
26,863
65,398
連結実績
2Q
12/2015
2,557
15,019
16,235
4,766
38,577
10,926
9,462
5,965
26,354
64,932
連結実績
3Q
12/2015
2,248
14,938
15,871
4,944
38,001
10,807
9,117
5,869
25,794
63,796
連結実績
4Q
12/2015
1,669
16,882
14,993
4,147
37,691
10,893
4,805
5,856
21,555
59,247
連結実績
1Q
12/2016
1,931
14,551
16,029
4,881
37,392
10,712
4,608
5,789
21,110
58,503
連結実績
2Q
12/2016
-
連結実績
3Q
12/2016
-
連結実績
4Q
12/2016
-
前年比
純増減
(321)
+124
(348)
(598)
(1,143)
(197)
(5,284)
(271)
(5,753)
(6,895)
5,186
10,229
7,361
5,440
9,328
6,765
4,750
9,811
7,802
5,174
8,155
7,392
4,361
8,646
7,567
-
-
-
(825)
(1,583)
+206
22,776
1,575
3,735
21,533
1,555
3,752
22,363
1,035
3,762
20,721
1,030
3,729
20,574
1,025
3,753
-
-
-
(2,202)
(550)
+18
5,310
28,086
34,047
3,265
5,307
26,841
34,484
3,607
4,797
27,160
33,809
2,826
4,759
25,481
30,946
2,820
4,778
25,352
31,068
2,082
-
-
-
(532)
(2,734)
(2,979)
(1,183)
37,312
65,398
38,091
64,932
36,635
63,796
33,766
59,247
33,150
58,503
-
-
-
(4,162)
(6,895)
36,174
11,804
9,552
36,741
10,883
8,326
35,407
10,846
8,598
32,642
9,185
7,516
32,026
9,671
7,740
-
-
-
(4,148)
(2,133)
(1,812)
55.3%
28.1%
1.1%
3.9%
156
2.3
56.6%
24.1%
1.5%
4.6%
125
2.9
55.5%
25.4%
0.5%
2.8%
128
2.8
55.1%
24.3%
(10.2%)
2.9%
109
3.3
54.7%
24.9%
(7.9%)
4.1%
157
2.3
-
-
-
(0.6%)
(3.1%)
(9.0%)
+0.2%
-
73%
169%
82%
179%
77%
170%
90%
182%
80%
182%
-
-
-
-
連結実績
2 Q累計
12/2016
-
連結実績
3 Q累計
12/2016
-
連結実績
4 Q累計
12/2016
-
前年比
純増減
-
キャッシュフロー計算書(四半期累計)
キャッ シ ュ フロー計算書
(百万円)
営業活動によるキャッシュフロー
投資活動によるキャッシュフロー
営業活動C F+投資活動C F
財務活動によるキャッシュフロー
出所:会社データ、弊社計算
連結実績
1Q
12/2015
-
連結実績
2 Q累計
12/2015
(775)
(970)
(1,745)
1,710
連結実績
3 Q累計
12/2015
-
連結実績
4 Q累計
12/2015
1,480
(1,974)
(494)
(255)
連結実績
1Q
12/2016
-
11
2016 年 12 月期会社予想
2016 年 12 月期に対する当初の会社予想は据え置かれている。売上高 78,500 百万円(前年比 0.5%増)、営業利
益 2,000 百万円(34.8%増)、経常利益 2,000 百万円(11.0%増)、純利益 1,100 百万円(前年の実績:純損失 3,601
百万円)の見通しである。一方、年間配当金予定 20.0 円(配当性向 52.7%)も据え置かれている。
売上高、営業利益率
売上高(百万円)
25,000
7.1%
4.2%
4.7%
(2.5%)
17,091
20,830
18,479
21,717
17,161
20,839
20,250
20,250
1Q FY12/2015
2Q FY12/2015
3Q FY12/2015
4Q FY12/2015
1Q FY12/2016
2Q FY12/2016
3Q FY12/2016
4Q FY12/2016
3.0%
21,086
3.0%
4Q FY12/2014
(0.0%)
16,958
(2.8%)
3Q FY12/2014
0
5.1%
17,151
5,000
1.0%
2Q FY12/2014
10,000
3.2%
15,703
15,000
2.0%
20.0%
1Q FY12/2014
20,000
営業利益率(%)
10.0%
0.0%
(10.0%)
(20.0%)
出所:会社データ、弊社計算(2016 年 12 月期第 3 四半期及び第 4 四半期:下半期会社予想を均等に按分)
更には、為替の前提レート(1 米ドル=120.0 円)も据え置かれている。また、第 2 四半期から第 4 四半期に向
けての米ドル建て仕入れ取引の 80%前後に対してこのレートの近辺での為替予約が完了しているとのことであ
る。一方、第 1 四半期においては、この為替予約レートに対して実際のレートが円高に振れたことなどから、営
業外損益で、為替差損 343 百万円が発生している。第 2 四半期∼第 4 四半期に向けても、両者に差異が発生した
場合、その分だけ為替差損益が発生するとのことである。
また、2015 年 12 月期の期末に、クリーブランド社に係るのれんの残存部分(3,947 百万円)の一括償却が実施
された結果、同社の費用は、前年に対して当該のれんの年間均等償却(560 百万円)の分だけ減少する。ただし、
北米での積極的な投資が発生するためか、例年にない程度に及んで「経費」が増加することが会社予想に織り込
まれている。
一方、同社としての増益に最も大きく寄与することが期待されているのは、セールスミックスの向上である。同
社の損益動向を決定する度合いが大きいゴルフクラブに関しては、売上高 37,300 百万円(1,100 百万円増、3%
増)が前提とされており、地域別では、売上高の過半を占める日本国内で 100 百万円増(1%増)
、海外で 1,000
百万円増(6%増)である。また、現地通貨ベースでは、海外で 1,200 百万円増(8%増)である。
以上の通り、日本国内における増収率が特に限定的になることが織り込まれているものの、2015 年 12 月に発売
された「ゼクシオ(XXIO)ナイン(9 代目ゼクシオ)」によるセールスミックスの向上が通期を通して寄与する
ことが織り込まれている模様である。一方、海外においては、北米での事業が再構築に向けての端境期にあると
されているものの、比較的に大きな増収率が織り込まれている。
12
2016 年 12 月期に対する会社予想と実績
連結通期
(百万円)
FY12/2016会予
FY12/2016会予
発表日
2016年2月12日
2016年5月10日
FY12/2016会予
FY12/2016会予
2016年2月12日
2016年5月10日
連結半期
(百万円)
1Q-2Q FY12/2016会予
1Q-2Q FY12/2016会予
発表日
2016年2月12日
2016年5月10日
1Q-2Q FY12/2016会予
1Q-2Q FY12/2016会予
2016年2月12日
2016年5月10日
連結半期
(百万円)
3Q-4Q FY12/2016会予
3Q-4Q FY12/2016会予
発表日
2016年2月12日
2016年5月10日
3Q-4Q FY12/2016会予
3Q-4Q FY12/2016会予
2016年2月12日
2016年5月10日
イベント
売上高
営業利益
経常利益
純利益
4Q決算発表
1Q決算発表
増減額
増減率
4Q決算発表
1Q決算発表
増減額
増減率
イベント
78,500
2,000
2,000
78,500
2,000
2,000
0
0
0
0.0%
0.0%
0.0%
78,500
2,000
2,000
78,500
2,000
2,000
0
0
0
0.0%
0.0%
0.0%
売上高
営業利益 経常利益
1,100
1,100
0
0.0%
1,100
1,100
0
0.0%
純利益
4Q決算発表
1Q決算発表
増減額
増減率
4Q決算発表
1Q決算発表
増減額
増減率
イベント
38,000
800
700
38,000
800
700
0
0
0
0.0%
0.0%
0.0%
38,000
800
700
38,000
800
700
0
0
0
0.0%
0.0%
0.0%
売上高
営業利益 経常利益
200
200
0
0.0%
200
200
0
0.0%
純利益
4Q決算発表
1Q決算発表
増減額
増減率
4Q決算発表
1Q決算発表
増減額
増減率
40,500
40,500
0
0.0%
40,500
40,500
0
0.0%
1,200
1,200
0
0.0%
1,200
1,200
0
0.0%
1,300
1,300
0
0.0%
1,300
1,300
0
0.0%
900
900
0
0.0%
900
900
0
0.0%
出所:会社データ、弊社計算
13
中長期業績見通し
2015 年 12 月期の実績の発表(2016 年 2 月 12 日)と同時に公表された同社の中期経営計画(2016 年 12 月期∼
2020 年 12 月期)においては、最終年度である 2020 年 12 月期に対して、売上高 100,000 百万円、営業利益 6,000
百万円、ROE5%以上を達成することが業績目標として掲げられている。2016 年 12 月期から 2020 年 12 月期
に向けて、年平均で、増収率 5.1%、増益率 32.3%が見込まれていることになる。ここでの増益率に鑑みた場合、
比較的に早い段階でROE5%が達成され、最終年度である 2020 年 12 月期においては、文字通りROE5%以
上が達成されると考えられる。また、為替レートの前提は、1 米ドル=120.0 円である。
中長期業績見通し
売上高(百万円)
61,702
66,571
70,898
78,117
78,500
FY12/2012
FY12/2013
FY12/2014
FY12/2015
FY12/2016
100,000
58,695
0
5.0%
2.5%
FY12/2011
50,000
1.9%
10.0%
0.0%
(5.0%)
FY12/2020
2.9%
FY12/2019
4.2%
6.0%
FY12/2018
4.9%
6.2%
FY12/2017
100,000
営業利益率(%)
出所:会社データ、弊社計算
日本国内においては、フィットネス事業などを展開する「ウェルネス」の中長期的な事業規模拡大に対して大き
な期待が寄せられている。また、北米をはじめとする海外でのゴルフクラブ及びゴルフボールの拡販が寄与する
ことが織り込まれている。損益面に関しては、数量増及びセールスミックスの向上による増益が寄与することが
織り込まれている模様である。同社は、同社の利益の中核を占めるゴルフクラブ及びゴルフボールに関して、そ
のブランドである「XXIO」、
「SRIXON」、
「Cleveland」を、海外各地域でのニーズに則して投入していき、グロ
ーバルベースでの成長を遂げていきたいとしている。
現在の同社において大きな収益源であるとされる日本国内のゴルフクラブ及びゴルフボールに関しては、市場が
成熟化の過程にあること、そして、既に同社がリーディングカンパニーであることに鑑みて、基本的に中長期的
な成長ポテンシャルが限定的であると考えられている。これに対して、日本国内との比較で 2 倍以上の規模を有
するとされる北米における同社の市場シェアは、過去数年間において低下を続けてきた。特に、ゴルフクラブに
関して顕著な低下が認められる。2010 年に 7.2%であった市場シェアが、2015 年には、2.8%にまで低下してい
る(出所:Golf Datatech、金額ベース)
。一方、ゴルフボールに関しては、同期間において 3.8%から 3.3%であ
る。
14
世界各地のゴルフ用品(ゴルフクラブ及びゴルフボール)の市場規模(2015 年)
出所:会社データ(数値は同社の推定値)
2007 年 12 月、同社は、米国のカリフォルニア州に所在するゴルフクラブメーカーである Roger Cleveland Golf
Company, Inc.(クリーブランド社)の買収を行ったと同時に、そのブランドである「Cleveland」を用いて、北
米での積極的な拡販活動を開始している。当初の段階においては、日本国内と同様に、ウッド、アイアン、ウエ
ッジ、パターなどから構成されるフルラインアップの商品構成での拡販活動が行われていた。ただし、現状にい
たる経緯においては、高い競争力を保つことができたウエッジに特化する方向性での販売が行われるに至ってい
る。これが、同社の北米におけるゴルフクラブの市場シェア低下の主因である。2015 年 12 月期の期中に至って
は、売上高の急減が発生し、期末においてクリーブランド社の買収に際して発生したのれんの残存部分の一括償
却が行われている。
一方、同社は、2015 年 3 月に代表取締役社長に就任した木滑和生氏の下、北米での拡販を促すことを目的とし
て、販売リソースの拡充を含む北米での積極的な投資を行っていくことを明らかにしている。上述ののれんの一
括償却に先立っては、持続的に発生する損失の低減を目的として、販売リソースを含む費用を削減せざるを得な
いところがあったのだが、一括償却後の現状においては、拡販戦略の策定などを含む事業の再構築が可能となっ
たとのことである。2016 年 12 月期に向けて、ここからの本格的な効果を望むのは時期尚早であるが、2017 年
12 月期及びそれ以降に向けては、短期的な損益に対する効果が徐々に拡大を続けていく見通しである。
15
ゴルフクラブの市場シェア(日本、北米)
30.0%
20.0%
17.6%
10.0%
7.2%
20.2%
15.5%
5.7%
4.8%
18.4%
3.8%
20.0%
19.9%
3.3%
2.8%
日本
北米
CY2017
CY2018
CY2019
CY2020
CY2017
CY2018
CY2019
CY2020
31.2%
CY2016
CY2015
30.1%
CY2016
CY2014
CY2013
CY2012
CY2011
CY2010
0.0%
ゴルフボールの市場シェア(日本、北米)
40.0%
30.0%
27.3%
29.5%
20.0%
29.8%
3.8%
4.4%
4.3%
4.2%
3.5%
3.3%
CY2012
CY2013
CY2014
CY2015
北米
CY2011
日本
CY2010
10.0%
28.8%
0.0%
出所:日本(矢野経済研究所 小売店実売動向調査「YPS ゴルフデータ」金額ベース)
、北米(Golf Datatech、金額ベース)
16
4.0 ビジネスモデル
ゴルフ・テニス用品を製造・販売
同社の事業は、
「スポーツ用品」、
「サービス・ゴルフ場経営」、
「ウェルネス」
、以上の 3 事業セグメントから構成
されている。ただし、現在の同社の損益動向を説明するのは、基本的に「スポーツ用品」である。2015 年 12 月
期における「スポーツ用品」は、売上高 65,881 百万円(前年比 3.5%増)
、セグメント利益 1,044 百万円(42.6%
減)であった一方、売上高構成比 84.3%、セグメント利益構成比 71.8%と、同社の損益に対して圧倒的な影響
を及ぼしたことが示唆されている。
売上高
(百万円)
「スポーツ用品」
「サービス・ゴルフ場運営」
「ウェルネス」
80,000
60,000
40,000
20,000
0
FY12/2013
FY12/2014
FY12/2015
FY12/2016
セグメント利益
(百万円)
「スポーツ用品」
「サービス・ゴルフ場運営」
「ウェルネス」
3,000
2,000
1,000
0
FY12/2013
FY12/2014
FY12/2015
FY12/2016
出所:会社データ、弊社計算
同社の損益を決定する度合いが大きい「スポーツ用品」の中核を形成しているのが、ゴルフ用品(ゴルフクラブ、
ゴルフボール、その他)である。2015 年 12 月期の実績における同事業セグメントでは、ゴルフ用品で売上高構
成比 89%(ゴルフクラブ 55%、ゴルフボール 23%、その他 12%)である。
また、ここでの主力製品であるゴルフクラブ及びゴルフボールに関しては、両者における売上高の過半を占める
日本国内において、同社は、市場シェアナンバーワンを誇るリーディングカンパニーである。日本国内では、ゴ
ルフクラブに関して市場シェア 19.9%、ゴルフボールに関して市場シェア 31.2%である(出所:矢野経済研究
所 小売店実売動向調査「YPS ゴルフデータ」
、金額ベース)
。
17
「スポーツ用品」売上高
(百万円)
40,000
33,200
34,500
37,300
36,300
ゴルフ用品(ゴルフボール)
30,000
20,000
10,000
ゴルフ用品(ゴルフクラブ)
14,400
14,500
14,900
15,000
7,400
7,900
7,700
6,400
ゴルフ用品(その他)
テニス用品
ライセンス収入
0
FY12/2013
FY12/2014
FY12/2015
FY12/2016
出所:会社データ、弊社計算
ゴルフ用品(その他)には、国内で展開されているゴルフシューズ事業やゴルフアパレル事業の売上高が含まれ
ている。更には、内外で販売されているキャディーバッグなどの多様な製品の売上高も含まれている。例えば、
ゴルフシューズに関しては、当該分野において高い技術開発力を持つとされる株式会社アシックスと業務提携を
行い、2014 年 1 月 25 日より日本国内での独占販売を開始したアシックスブランドでの事業展開が進められてい
る。
ゴルフウェア、レインウェア、キャップ、ソックスなどから構成されるゴルフアパレル事業に関しては、2015
年 12 月期まで「XXIO」、
「SRIXON」
、
「Cleveland」、以上の 3 つのブランドでの自社による企画・開発・生産・
販売が行われてきたのだが、2016 年 12 月期より、ブランドを「SRIXON」のみに特化すると同時に製品カテゴ
リーとしてはメンズのみに特化したうえで、株式会社デサントに上述の業務を委託しており、同社としては、こ
れに起因するロイヤルティー収入を獲得することになったとのことである。
一方、同社は、硬式テニスラケット及び硬式テニスボールから構成されるテニス用品に関しても、ゴルフクラブ
及びゴルフボールと同様に、日本国内におけるリーディングカンパニーである。ただし、「スポーツ用品」にお
ける売上高構成比 10%と、同社のテニス用品に対するエクスポージャーは限定的に留まっている。また、ゴル
フボールと同様に、自社設備で大量生産されている硬式テニスボールに関しては、一定水準以上の売上総利益率
が確保されている模様だが、仕入販売が展開されている硬式テニスラケットに関しては、売上総利益率が低く留
まっている模様である。
18
日本国内でのゴルフクラブ市場シェア(2015 年)
DUNLOP
19.9%
25.2%
A社
B社
C社
14.3%
3.6%
3.7%
D社
E社
F社
4.1%
11.7%
7.4%
10.1%
G社
その他合計
日本国内でのゴルフボール市場シェア(2015 年)
1.1%
1.4%
8.2%
DUNLOP
12.2%
31.2%
A社
B社
C社
D社
21.8%
24.1%
E社
その他合計
出所:矢野経済研究所 小売店実売動向調査「YPS ゴルフデータ」
(金額ベース)
同社は、2014 年 10 月 1 日を株式譲渡実行日として、総合フィットネスクラブなどを関東圏並びに宮城県で総計
22 拠点に及んで運営する株式会社キッツウェルネス(資本金 300 百万円)の全発行株式を株式会社キッツより
取得し子会社化している。同社としては、既存のゴルフ、テニスなどに加えてフィットネスクラブへの関与を開
始することになったのだが、これによって「既存事業の基盤強化を図り、幅広い顧客、幅広いニーズに対応する
企業への発展を遂げていく」とのことである。
株式会社キッツウェルネスは、2014 年 3 月期に対して売上高 5,513 百万円(前年比 1.5%減)、営業利益 326 百
万円(6.9%増)を計上している。一方、同社による全発行済み株式の取得に当たっては、2014 年 3 月期末の純
資産 3,556 百万円に対して 4,200 百万円が拠出されたことに加えて、アドバイザリー費用などが拠出されている
とのことである。また、以上に起因して発生するのれんに関しては、15 年で均等償却していくとされている。
更には、2014 年 11 月 7 日、同社は、フィットネスクラブを運営する株式会社サッポロスポーツプラザ(資本金
10 百万円)の株式を取得し、これを子会社化している。ここでは、上述の事例と併せて、同社がフィットネス
事業に対するエクスポージャーを積極的に引き上げつつあることが示唆されている。また、同社は、以上のフィ
ットネス事業に既存のゴルフ・テニススクール事業を加えて、2014 年 12 月期において、事業セグメント「ウ
ェルネス」を新たに創設している。
19
上述のフィットネスクラブの運営に係る事例で認められる通り、同社は、ゴルフ及びテニスを主軸としたスポー
ツ業界における水平的な拡大に向けて企業買収を実施する戦略を行っている。直近の動向においては、既存のフ
ィットネスクラブの拠点における人員を活用するかたちで、既存の拠点の近くに 24 時間対応のマシンジムに特
化した拠点(コンパクトジム)を開設し、フィットネスクラブの運営に対するエクスポージャーを、徐々にでは
あるが、更に拡大させ続けている。
コンパクトジムに関しては、2015 年 12 月期において 3 店舗を開設したのに引き続いて、2016 年 12 月期におい
ては、6 店舗を新たに開設する予定である。また、中長期的には、フィットネスクラブに関して、更なる企業買
収を実行することが視野に入っている一方、設備の更新時期を迎えた他社が運営する個別の店舗を譲受け、設備
の更新を自社で行うことを通して、着実かつ持続的に傘下の拠点を増やしていくことが計画されるに至っている。
主力製品(イメージ画像)
「SRIXON」
「ゼクシオ(XXIO)ナイン」
20
硬式テニスボール
出所:会社データ
硬式テニスラケット
5.0 財務諸表
損益計算書
損益計算書
( 百万円)
売上高
売上原価
売上総利益
販売費及び一般管理費
営業利益
営業外損益
経常利益
特別損益
税金等調整前純利益
法人税等合計
非支配株主に帰属する純利益
純利益
売上高伸び率
営業利益伸び率
経常利益伸び率
純利益伸び率
売上総利益率
販管費売上高比率
営業利益率
経常利益率
純利益率
法人税等合計 / 税前等調整前純利益
出所:会社データ、弊社計算
連結実績
通期
12/2011
連結実績
通期
12/2012
連結実績
通期
12/2013
連結実績
通期
12/2014
連結実績
通期
12/2015
連結予想
通期
12/2016
前年比
純増減
58,695
28,873
29,821
26,965
2,855
(349)
2,506
(344)
2,162
219
52
1,890
61,702
30,940
30,762
26,951
3,811
412
4,223
(961)
3,262
1,423
227
1,611
66,571
34,655
31,916
29,115
2,800
318
3,118
(418)
2,700
1,024
221
1,453
70,898
38,738
32,159
30,069
2,090
969
3,059
(146)
2,913
1,482
349
1,081
78,117
45,228
32,889
31,405
1,483
318
1,801
(4,055)
(2,254)
1,034
313
(3,601)
78,500
2,000
2,000
1,100
+383
+517
(318)
+199
+4,701
(7.7%)
(43.2%)
(46.6%)
(33.5%)
+5.1%
+33.5%
+68.5%
(14.7%)
+7.9%
(26.5%)
(26.2%)
(9.8%)
+6.5%
(25.4%)
(1.9%)
(25.6%)
+10.2%
(29.0%)
(41.1%)
-
+0.5%
+34.8%
+11.0%
-
-
50.8%
45.9%
4.9%
4.3%
3.2%
10.1%
49.9%
43.7%
6.2%
6.8%
2.6%
43.6%
47.9%
43.7%
4.2%
4.7%
2.2%
37.9%
45.4%
42.4%
2.9%
4.3%
1.5%
50.9%
42.1%
40.2%
1.9%
2.3%
(4.6%)
-
2.5%
2.5%
1.4%
-
+0.6%
+0.2%
+6.0%
-
21
「スポーツ用品」売上高内訳
「 ス ポーツ用品」 売上高内訳
( 百万円)
ゴルフクラブ
ゴルフボール
その他
ゴルフ用品
テニス用品
ライセンス収入
「 ス ポーツ用品」
ゴルフクラブ
ゴルフボール
その他
ゴルフ用品
テニス用品
ライセンス収入
「 ス ポーツ用品」 ( 前年比)
ゴルフクラブ
ゴルフボール
その他
ゴルフ用品
テニス用品
ライセンス収入
「 ス ポーツ用品」 ( 構成比)
出所:会社データ、弊社計算
連結実績
通期
12/2011
27,300
11,900
7,900
47,000
6,100
400
53,500
連結実績
通期
12/2012
29,900
12,300
7,800
50,000
6,500
400
56,900
連結実績
通期
12/2013
33,200
14,400
7,400
55,000
6,300
400
61,600
連結実績
通期
12/2014
34,500
14,500
7,900
56,900
6,300
400
63,700
連結実績
通期
12/2015
36,300
14,900
7,700
58,900
6,500
400
65,900
連結予想
通期
12/2016
37,300
15,000
6,400
58,700
6,600
600
65,900
前年比
純増減
+1,100
+000
(1,300)
(100)
+100
+100
+100
(8%)
(8%)
(9%)
(9%)
(6%)
+0%
(8%)
+10%
+3%
(1%)
+6%
+7%
+0%
+6%
+11%
+18%
(6%)
+10%
(3%)
+6%
+8%
+4%
+1%
+7%
+4%
+1%
+11%
+3%
+5%
+3%
(2%)
+4%
+3%
(2%)
+3%
+3%
+0%
(17%)
(0%)
+2%
+28%
+0%
-
51%
22%
15%
88%
11%
1%
100%
53%
22%
14%
88%
11%
1%
100%
54%
23%
12%
89%
10%
1%
100%
54%
23%
12%
89%
10%
1%
100%
55%
23%
12%
89%
10%
1%
100%
57%
23%
10%
89%
10%
1%
100%
-
報告セグメント
報告セグメント
( 百万円)
「スポーツ用品」
「サービス・ゴルフ場運営」
「ウェルネス」
売上高
「スポーツ用品」
「サービス・ゴルフ場運営」
「ウェルネス」
売上高( 前年比)
「スポーツ用品」
「サービス・ゴルフ場運営」
「ウェルネス」
売上高( 構成比)
「スポーツ用品」
「サービス・ゴルフ場運営」
「ウェルネス」
セグメント利益
調整額
営業利益
「スポーツ用品」
「サービス・ゴルフ場運営」
「ウェルネス」
セグメント利益( 前年比)
「スポーツ用品」
「サービス・ゴルフ場運営」
「ウェルネス」
セグメント利益( 構成比)
「スポーツ用品」
「サービス・ゴルフ場運営」
「ウェルネス」
営業利益率
出所:会社データ、弊社計算
連結実績
通期
12/2011
58,695
連結実績
通期
12/2012
61,702
連結実績
通期
12/2013
61,619
4,149
802
66,571
連結実績
通期
12/2014
63,669
4,508
2,720
70,898
連結実績
通期
12/2015
65,881
4,237
7,998
78,117
連結予想
通期
12/2016
65,900
4,400
8,300
78,500
前年比
純増減
+19
+163
+302
+383
(7.7%)
+5.1%
+7.9%
+3.3%
+8.6%
+238.8%
+6.5%
+3.5%
(6.0%)
+194.0%
+10.2%
+0.0%
+3.8%
+3.8%
+0.5%
-
100.0%
100.0%
92.6%
6.2%
1.2%
100.0%
89.8%
6.4%
3.8%
100.0%
84.3%
5.4%
10.2%
100.0%
83.9%
5.6%
10.6%
100.0%
-
2,834
21
2,855
3,795
16
3,811
2,608
162
11
2,782
18
2,800
1,818
243
10
2,071
18
2,090
1,044
231
178
1,455
28
1,483
2,000
+517
(43.3%)
+33.9%
(26.7%)
(30.3%)
+50.0%
(9.1%)
(25.6%)
(42.6%)
(4.9%)
(29.7%)
-
-
100.0%
100.0%
93.7%
5.8%
0.4%
100.0%
87.8%
11.7%
0.5%
100.0%
71.8%
15.9%
12.2%
100.0%
-
-
4.9%
6.2%
4.2%
3.9%
1.4%
4.2%
2.9%
5.4%
0.4%
2.9%
1.6%
5.5%
2.2%
1.9%
2.5%
+0.6%
連結実績
通期
12/2014
3,987
(8,347)
(4,360)
4,976
連結実績
通期
12/2015
1,480
(1,974)
(494)
(255)
連結予想
通期
12/2016
-
前年比
純増減
-
キャッシュフロー計算書
キャッ シ ュ フロー計算書
(百万円)
営業活動によるキャッシュフロー
投資活動によるキャッシュフロー
営業活動CF+投資活動C F
財務活動によるキャッシュフロー
出所:会社データ、弊社計算
連結実績
通期
12/2011
1,123
(1,752)
(629)
(745)
連結実績
通期
12/2012
7,929
(1,401)
6,528
(2,894)
連結実績
通期
12/2013
649
(1,912)
(1,263)
(2,516)
22
1 株当たりデータ
1 株当たりデータ
( 株式分割調整前)
( 円)
期末発行済株式数 (千株)
純利益 / EPS (千株)
期末自己株式数 (千株)
1株当たり純利益
(潜在株式調整後)
1株当たり純資産
1株当たり配当金
配当性向
1 株当たりデータ
( 株式分割調整後)
( 円)
株式分割ファクター
1株当たり純利益
1株当たり純資産
1株当たり配当金
出所:会社データ、弊社計算
連結実績
連結実績
連結実績
連結実績
連結実績
連結予想
通期
12/2011
29,000
28,697
300
65.9
1,184.4
40.0
60.7%
通期
12/2012
29,000
28,589
0
56.4
1,221.2
40.0
71.0%
通期
12/2013
29,000
28,990
0
50.1
1,277.1
40.0
79.8%
通期
12/2014
29,000
28,989
0
37.3
1,308.6
30.0
80.4%
通期
12/2015
29,000
28,991
0
(124.2)
1,125.6
10.0
-
通期
12/2016
37.9
20.0
52.7%
連結実績
連結実績
連結実績
連結実績
連結実績
連結予想
通期
12/2011
1
65.9
1,184.4
40.0
通期
12/2012
1
56.4
1,221.2
40.0
通期
12/2013
1
50.1
1,277.1
40.0
通期
12/2014
1
37.3
1,308.6
30.0
通期
12/2015
1
(124.2)
1,125.6
10.0
通期
12/2016
1
37.9
20.0
前年比
純増減
-
連結実績
通期
12/2013
1,752
16,100
11,794
3,904
33,550
7,581
8,197
4,835
20,615
54,166
5,155
1,489
6,716
13,360
2,820
2,820
16,181
35,769
2,215
37,984
54,166
37,036
1,489
(263)
68.4%
(0.7%)
4.0%
5.8%
124
2.9
134%
251%
連結実績
通期
12/2014
2,534
16,285
14,526
4,276
37,621
10,867
10,337
6,415
27,621
65,242
6,422
6,955
7,733
21,110
1,595
3,440
5,035
26,146
35,690
3,406
39,096
65,242
37,950
8,550
6,016
58.2%
16.9%
2.8%
5.1%
137
2.7
89%
178%
連結実績
通期
12/2015
1,669
16,882
14,993
4,147
37,691
10,893
4,805
5,856
21,555
59,247
5,174
8,155
7,392
20,721
1,030
3,729
4,759
25,481
30,946
2,820
33,766
59,247
32,642
9,185
7,516
55.1%
24.3%
(10.2%)
2.9%
121
3.0
90%
182%
連結会予
通期
12/2016
-
前年比
純増減
-
前年比
純増減
-
貸借対照表
貸借対照表
(百万円)
現金及び預金
受取手形及び売掛金
たな卸資産
その他
流動資産
有形固定資産
無形固定資産
投資その他の資産合計
固定資産
資産合計
支払手形及び買掛金
短期借入金
その他
流動負債
長期借入金
その他
固定負債
負債合計
株主資本
その他合計
純資産
負債純資産合計
自己資本
有利子負債
ネットデット
自己資本比率
ネットデットエクイティ比率
ROE (12ヶ月)
ROA (12ヶ月)
在庫回転日数
在庫回転率
当座比率
流動比率
出所:会社データ、弊社計算
連結実績
通期
12/2011
2,408
13,930
8,814
2,941
28,093
8,195
9,621
6,568
24,386
52,479
4,603
3,183
6,228
14,014
3,250
3,250
17,264
34,704
511
35,215
52,479
33,991
3,183
775
64.8%
2.2%
5.6%
4.7%
111
3.3
117%
200%
連結実績
通期
12/2012
5,213
12,702
10,455
2,644
31,014
7,798
8,830
6,065
22,695
53,709
5,869
2,334
6,159
14,362
3,150
3,150
17,512
35,475
721
36,196
53,709
35,413
2,334
(2,879)
65.9%
(8.1%)
4.6%
8.0%
123
3.0
125%
216%
23
6.0 その他の情報
日本のゴルフ・テニス市場を開拓
同社の前身である英国ダンロップの日本支店が神戸に設置されたのは、1909 年 10 月である。その後、1917 年
に日本法人化され、ダンロップ護謨(極東)株式会社に改称されている。また、1930 年には、日本で初めてゴ
ルフボール、テニスボールの生産を開始している。更には、1960 年 4 月、住友グループによる資本参加が行わ
れている。
ゴルフクラブの生産開始は、1964 年である一方、現在の主力ゴルフクラブである「ゼクシオ(XXIO)」の発売
は、2000 年 2 月である。そして、2003 年 7 月、生産から販売まで一体となった運営を行うことにより、「事業
規模や特性に応じた自立経営」と「より市場に近いところで事業判断を行うスピーディーな経営」の徹底を図る
べく、住友ゴム工業株式会社のスポーツ部門から「SRIスポーツ株式会社」として独立している。
1930 年、日本初となるゴルフボール、テニスボールの生産を開始して以来、日本のゴルフ、テニス市場の開拓
及び発展に大きく貢献してきた同社は、2006 年 10 月、東証 1 部に株式を上場したのに引き続いて、2007 年 12
月、米国のゴルフクラブメーカーであるクリーブランド社を買収し、海外市場の開拓に本格的に取り組み始めて
いる。また、2012 年 5 月、現在の社名である「ダンロップスポーツ株式会社」に社名変更するに至っている。
「卓越した技術力で、お客様のスポーツライフをもっと豊かに」を企業理念として掲げる同社は、これを基礎と
した経営ビジョンとして、「ブランド価値の向上に努め、世界中のお客様の信頼と期待に応えます」、「お客様の
楽しさと喜びを追求し、グローバルに信頼される優れた商品・サービスを創出します」、
「チームワークを重視し
ながら、個人の能力も存分に発揮できる企業集団であり続けます」、以上の 3 項目を掲げている。同社は、以上
の企業理念及び経営ビジョンをもって、北米をはじめとする海外での市場開拓を再開しつつある一方、フィット
ネス事業などへの関与を深め、中長期的に増収・増益を続けることを計画している。
24
沿革
年月
事項
1909 年 10 月
英国ダンロップが神戸に日本支店を設置
1917 年
日本法人化し、ダンロップ護謨(極東)株式会社に改称
1930 年
日本で初めてゴルフボール、テニスボールを生産
1960 年 4 月
住友グループ資本参加
1961 年
テニスボール「ダンロップフォート」を生産開始
1964 年
ゴルフクラブの生産開始
1974 年 12 月
ダンロップフェニックストーナメントの開催を開始
1994 年 4 月
ゴルフ科学センター完成(兵庫県丹波市)
1995 年 1 月
阪神・淡路大震災で本社・工場が被災
2000 年 2 月
XXIO クラブを発売
2003 年 7 月
住友ゴム株式会社のスポーツ事業が分社、SRIスポーツ株式会社設立
2006 年 10 月
東京証券取引所市場第 1 部に上場
2007 年 9 月
タイに合弁会社を設立し、テニスボールの生産を開始
2007 年 12 月
米国のゴルフクラブメーカーである「クリーブランド社」を買収
2008 年
世界的に販売ルートを再編し効率化を進める
2012 年 5 月
社名を「ダンロップスポーツ株式会社」に変更
25
Disclaimer
ここでの情報は、ウォールデンリサーチジャパンが当該事業会社の発信する「IR情報」を中立的かつ専門的な
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