都城市子育て応援総合サイト制作業務委託仕様書

別紙1
都城市子育て応援総合サイト制作業務委託仕様書
1 委託業務名
都城市子育て応援総合サイト制作業務委託
2 委託場所
都城市姫城町
3 業務委託期間
契約締結日から平成29年3月31日まで
なお、構築業務完了後、保守運営業務の委託を予定している。
4 目的
本市では、都城市子ども・子育て支援事業計画に基づき、
「結婚、妊娠・出産、乳幼児期、
小学生、中学生」の子育てに関わる5つのライフステージに着目し、それぞれのライフス
テージにおいて必要とされる施策を展開し、切れ目ない支援の充実を目指している。
現在、本市公式ホームページでも行っている子育て支援の情報提供は、情報が探しにく
い、情報に一覧性がないなどの問題がある。子育て支援事業計画では、ライフステージ共
通施策として、
「子育てに関する総合的な情報提供の充実」を施策目標として掲げており、
パソコン、スマートフォン、タブレット等を身近に使いこなす子育て世代に向けて、より
分かりやすく子育て支援情報を提供する必要がある。
子育て支援に関する情報や施策を分かりやすく総合的に提供するとともに、結婚から子
育てまで切れ目ない支援を実施する本市の取組を広く啓発するため、
「都城市子育て応援総
合サイト」を制作する。
5 ホームページの公開予定日
平成29年3月1日
6 業務委託の内容等
1)基本仕様
(1)サーバ
・システムの稼働時間は、24時間365日とする。ただし、ソフトウェアの保守
等により運用の停止を行う場合は、あらかじめ発注者に連絡し、承諾を得るもの
とする。
・システムを構築するサーバは、受注者側が用意することとし、ホスティング又は
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レンタルサーバを利用すること。
・ホスティング又はレンタルサーバは、建築物の耐震ランク「Sランク(震度6の
地震時でも継続利用可能)
」以上の耐震性を確保し、無停電環境であること。ま
た、ICカードキー及び監視カメラによる入退室管理などセキュリティ確保が行
われていること。
・ホスティング又はレンタルサーバは、不正アクセス、データの改ざんや消失等の
防止のためのセキュリティ対策を実施すること。
・ホスティング又はレンタルサーバ側で入力情報のバックアップを定期的に取得す
る機能を有すること。
・ホスティング又はレンタルサーバ事業者の提案、必要手続についても提案するこ
と。
・利用者が意見等を提出する際の汎用的な入力フォーム構築とSSLの導入を行う
こと。
・ホームページの作成に当たり、新規ドメインを取得すること。
(2)動作確認環境
・閲覧者のパソコンのOSやブラウザ、通信回線等の利用環境に依存することなく、
ホームページを閲覧できるように設定すること。また、閲覧者の使用する Web ブ
ラウザは以下を想定している。
(ⅰ)パソコン
・Internet Explorer 10 以上
・Google Chrome 8.0 以上
・Firefox 12.0 以上
・Safari 3.0 以上
(ⅱ)スマートフォンへの対応
・iOS4.0 以降
・Android 2.2 以降
(ⅲ)関連ソフトウェアや各種設定
・閲覧者のクライアントパソコンへの特殊なソフトウェアのインストールを行う
ことなく閲覧できること。
・ウェブサイトを最適化するための、適切なSEO対策ができていること。
・アクセスログを簡単に解析できる機能を提供すること。
・不正アクセス防止、改ざん防止策及びウイルス対策などのセキュリティ対応が
できていること。
(3)システム構築に必要な環境整備
・ISO9000 シリーズ、プライバシーマーク、ISMS 等の情報セキュリティに関わる資
格を取得していること。
・障害発生時は、原則2時間以内に対応可能であること。
・本番公開前にホームページ内容を確認する為の仮公開環境と、仮公開期間を設け
ること。
・公開後6年間は「安心、安全、安定」した情報管理ができることを担保すること。
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(4)ユーザビリティ・アクセシビリティへの対応
・ユーザビリティ・アクセシビリティに配慮し、年齢層などに関わらず、誰もが見
やすく、使いやすいホームページとすることとし、
「JIS X 8341-3:2010」にお
ける達成基準について、ページ全体が最低限「等級 AA」の達成基準を満たすこと。
(5)CMSの構築及び機能要件
① CMSの構築
・CMSを構成する内部サーバ及びプログラム類の設計、調達、設置、設定を行う。
② CMSの機能要件
・委託業務で構築するCMSにおいて想定される機能等について、別紙1「CMS
機能要件対応シート」に示すこと。
2)搭載機能及び運用管理
(1)サイト作成
・当市の取組について、分かりやすくかつ親しみやすいデザインで万人に伝わりや
すいサイト(ホームページ)を作成することとし、また、PC以外にもスマート
フォン・タブレットなどで閲覧した場合でも、閲覧できることとする。
・掲載する内容としては、次に掲げるものを想定するものとする。ただし、別途必
要に応じて有益な提案がある場合は、追加しても構わないものとする。
① 「子育て支援施策」の情報
(ア) 妊娠期
・妊娠届出、母子健康手帳の交付 ・妊婦健康診査 ・パパ・ママ教室
・妊婦訪問指導
(イ) 出産後
・乳幼児医療費助成制度 ・児童手当 ・母子訪問指導
・こんにちは赤ちゃん事業
(ウ) 乳幼児期
・赤ちゃん健康相談 ・4か月児健康相談 ・離乳食教室
・乳児健康診査 ・幼児健康診査 ・1 歳6か月児健康診査
・2歳6か月児健康診査 ・3歳児健康診査 予防接種 ・乳幼児相談
・こどものびのび相談 ・保育所等入所の手続 ・延長保育
・預かり保育 ・休日保育 ・一時預かり ・幼稚園就園奨励費
・病後児保育 ・子育て支援センター ・ファミリーサポートセンター
・子育て短期支援 ・児童館、児童センター
(エ) 小・中学生
・小・中学校への就学手続 ・就学援助制度 ・教育相談
・スプリング教室 ・放課後子ども教室 ・家庭教育学級
・ジュニアリーダー ・放課後児童クラブ
(オ)ひとり親家庭
・児童扶養手当 ・母子・父子等医療費助成制度
・高等職業訓練促進給付金 ・自立支援教育訓練給付金
(カ)障がいのある子ども
・手帳の交付 ・医療 ・年金・手当 ・各種サービス ・相談等
(キ)相談窓口
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・各種相談窓口の案内
② 「施設」の情報
行政機関、保育所、認定こども園、幼稚園、認可外施設、障がい児のため
の施設、児童館・児童センター、小・中学校、放課後子ども教室、放課後児
童クラブ、医療機関等の名称、住所、電話番号、地図等の基本情報
③ 「親子でお出かけ施設等」の情報
(ア)子育て家庭や子どもが参加できるイベントの情報
(イ)親子が利用しやすい施設や公園や遊び場等の名称、住所、電話番号、
地図等の基本情報
④リンク集
子ども・子育て支援に有効な他団体ホームページ等とのリンク集
・目的別、年齢別、対象者別など、多様で分かりやすい検索機能を備えること。
・イベント情報や新着情報等についてタイムリーに発信を行うため、SNSを活用
した発信方法を提案すること。その際、今回制作するホームページとの関連性に
ついて明示すること。
・作成に当たって必要な基本情報は、原則として発注者が電子データ等で提供する。
また、発注者が所有する写真などは提供可能である。ただし、不足する写真があ
る場合には、別途受注者にて準備するものとする。
(2)サイト管理
・ホームページの情報は、専門的知識を有していなくても、簡単に更新できるもの
とする。
・当市の公式ホームページとの関連性を考慮し、更新頻度、事務負担をおさえつつ、
最新の情報を提供できる管理システムを提案すること。
(3)上記「2)搭載機能及び運用管理」の要件事項の具体化(要件定義)を行い、発注
者と合意すること。
(4)システム開発、ページコーディング作業を行うこと。
(5)ホスティングサーバ等の初期設定を行うこと。
(6)テスト(デザイン、操作性、性能、例外処理、障害復旧等)を実施し、結果を報告
すること。
(7)発注者側が行うテスト(受入テスト)について支援すること。
3)運用ガイドライン・操作マニュアルの作成
・運用体制等を示した資料(運用ガイドライン)及び操作マニュアル(以下「ガイドラ
イン等」という。
)を作成すること。
・ガイドライン等は、専門用語の使用はできるだけ控え、初心者でも容易に理解できる
内容とすること。
・ホームページの稼働前に、操作研修を実施すること(全2回×3名を想定)
。
4)プロジェクト管理
(1)体制、スケジュール、会議体、プロジェクト管理方法等を記載したプロジェクト計
画書を作成すること。
(2)本業務が計画通り推進できるよう、進捗管理、品質管理、課題管理等を行い、必要
に応じて適宜発注者に報告すること。
(3)次工程に進む上で発注者の合意が必要となる局面(要件定義実施後、受入テスト実
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施前、本稼働前等)においては、進捗状況や、要件定義内容/テスト内容/移行手順
等の充足度等について報告し、必要に応じて発注者への報告を実施すること。
(4)発注者との打合せにおいては、十分な事前準備(議題、課題と対策等の資料準備)
と速やかな事後対応(議事録作成等)を行い、打合せ時間と回数の抑制、発注者の負
担低減等を図り、円滑かつ効率的な打合せを実施すること。また、作成した議事録等
は、発注者、受注者双方で確認すること。
5)構築後のサポート、保守
受注者は、本システムの性能要件・信頼性要件を維持していくために、平成 29 年度
以降も引き続き運用及び保守等を行うこととし、その要件については、以下のとおり
とする。
なお、平成 29 年 3 月 31 日までの運用・保守に係る経費は、初期構築費用に含める
ものとする。
(1)運用・保守体制
保守体制、連絡体制(通常時、緊急時)を明確にし、体制図を作成すること。ま
た体制に変更があった場合は体制図を速やかに再提出すること。
(2)業務時間
通常時の運用・保守業務は、原則として平日(月曜日~金曜日)午前 8 時 30 分
から午後 5 時 15 分の間に作業すること。ただし、緊急性などを考慮したうえで、必
要と認めた場合には、上記時間以外において作業を実施することができる。
(3)緊急時対応
緊急時に必要な手順や双方の連絡先等を記載した「緊急時対応マニュアル」を作
成すること。また、障害発生時等の緊急時において、直ちに復旧可能な体制とする
こと。
(4)システム運用時間
システム運用時間は、原則として 24 時間 365 日常時利用を可能とする。ただし、
定期保守に要する時間は除く。
(5)更新業務のサポート
ホームページの更新は発注者が行うが、更新作業を行うに当たって操作方法等で
不明な点があった場合、電話もしくはEメールによる問合せに対して、直接もしく
は電話等で対応を行うこと。
更新は、発注者がインターネットに接続されたパソコン(Windows7 以降、Internet
Explorer8 以降)において、原則行うものとする。
発注者においてCMS対応が困難である受注者による既存ページの変更及び新規
コンテンツの作成は、年間3ページとする。
(6)バックアップ要件
定期的(月1回程度)に、ホームページのバックアップを行うこと。
ソフトウェア及びハードウェア障害に迅速に対応し、又は未然に防ぐためにデー
タの難読化(暗号化等)処理を行い、速やかなバックアップ・復元ができる機能を
持つこと。また、その際に運用停止時間を最小限に留めるよう配慮すること。
(7)定期保守報告書の作成
定期的にシステム保守を行い、保守に関する報告書を作成し提供すること。
(8)障害対応
システムに障害が発生した場合、速やかに障害復旧体制を構築し、直ちに障害箇
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所の特定、影響範囲の調査など障害発生の状況把握を行うとともに、ホームページ
の公開を継続できるよう、速やかに暫定措置を講じること。また、障害情報を基に
原因を分析し、障害発生以前の状態まで復旧するとともに、同様の障害が再発しな
いよう予防措置を講じること。対応後、原因、影響範囲、対処方法、再発防止策を
取りまとめ、障害対応報告書として発注者に報告すること。
障害発生時の連絡先については一本化すること。
(9)セキュリティに関するサポート
管理者等のパスワードを定期的に変更できるようにすること。
サーバやホームページのセキュリティ脆弱性について、第三者による点検を年に
最低1回実施し、発注者に結果を報告すること。
(10)バージョンアップ
(ⅰ)CMSなどのバージョンアップ
セキュリティ上の問題が発生し、CMSのバージョンアップが必要となった場合、
その適用可否の判断に必要な調査・検証を行い、市の許可を得た上で、バージョン
アップ版の提供及び適用作業を行うこと。
(ⅱ) CMS以外のソフトウェアのバージョンアップ
セキュリティ上の問題が発生し、バージョンアップが必要となった場合、その適
用可否の判断に必要な調査・検証を行い、市の許可を得た上で、バージョンアップ
版の提供及び適用作業を行うこと。
(ⅲ) OS、ブラウザ等のバージョンアップ
適宜、最新バージョンに対応すること。
7 業務担当技術者
1)受注者は、自己の従業員の中から本業務の対象業務に精通している者(以下「技術者」
という。
)を選任して、本業務に従事させるものとする。
2)受注者は、契約履行のため事前に技術者に対し十分な技術教育を行うこと。
3)受注者は、技術者に対して発注者の諸規定及び職場規律等について十分留意させるも
のとする。
4)受注者は、技術者に対して、使用者としての義務を全うするため、各種法令及び関係
官庁からの指示命令を遵守し、事業主及び使用者としての責任を負うものとする。
5)受注者は、自己の事情により技術者の変更を要する場合は、事前に発注者に対して、
新たな技術者氏名及び理由を文書により通知し、発注者の承諾を受けることとし、業務
の遂行に支障を及ぼさないものとする。
6)発注者は、技術者について、技術能力等において本業務の遂行に関し不適格と認める
場合は、受注者に連絡するとともに、速やかに両者協議するものとする。
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8 業務の実施
1)受注者は、本業務を、発注者の提示する作業指示に基づき、迅速かつ正確に実施する
ものとする。
2)受注者は、本業務の実施に当たり、作業指示又は発注者からの通知事項に疑義が生じ
た場合は、直ちに発注者に通知し、発注者は、直ちにその処置を決定する。
3)受注者は、本業務に関する作業指示その他発注者から入手する一切の資料(以下「指
示書等」という。
)について、特に厳重に取り扱うものとする。また、その保管管理につ
いては、発注者に対して一切の責めを負うものとし、指示書等を発注者の指定した目的
以外に使用してはならない。
4)受注者は、作業指示に基づき、指定日までに、成果物を発注者に提出し、検査を受け
るものとする。
5)発注者は、検査の結果、内容の誤り又は指示要件の欠如を認めた場合は、受注者に対
し期日を指定してその補正をさせるものとする。
6)受注者は、本業務終了後に、業務内容を記載した業務報告書を発注者に提出し、発注
者の確認を得るものとする。
7)受注者は、必要に応じて、本業務の直接の利用者となる発注者を検討等のための会議
に出席させるよう、発注者に対して要請することができるものとし、発注者はこれに応
じるものとする。
8)発注者は、受注者に対し本業務に必要な発注者の施設、設備、機器等を使用させるも
のとし、受注者は、これら設備等を常に善良なる管理者としての注意を払って使用しな
ければならない。なお、これに係る消耗品などは、発注者が提供するものとする。
9 緊急の処置
1)受注者は、本業務の履行に伴い、緊急に発注者の指示を受けるべき事態が発生した時
は、直ちに発注者に連絡してその指示を受けることとし、発注者の指示を事前に受ける
ことができず適宜の応急処置を取った場合は、事後直ちに発注者に報告する。
2)受注者が、災害防止のため発注者の措置又は発注者の承認を必要とするときは、発注
者にその旨を申し出て適切な措置を求めるものとする。ただし、危険が急迫し当該処置
を施す余裕のない場合は、受注者は、必要な応急処置を施し、事後速やかに発注者に報
告しなければならない。
3)災害防止上緊急やむを得ない場合は、発注者は、必要に応じて受注者の業務の一部又
は全部を中止し、その他臨時の措置を取らせることができる。この場合、受注者は、直
ちに、これに応じなければならない。
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4)発注者、受注者及びシステム・機器保守事業者等の関係先を含む、緊急時対応体制及
び緊急時連絡網について、発注者と協議の上作成し、契約締結後二週間以内に発注者に
提出すること。
10 情報セキュリティ
1)受注者(受注者から再委託を受ける事業者も含む。以下同じ。
)は、本業務に従事す
る技術者に対し、都城市個人情報保護条例(平成 18 年条例第 29 号)等の諸規定を遵守
させなければならない。
2)受注者は、契約履行のため事前に技術者に対し十分な情報セキュリティ教育を行わな
ければならない。
3)システム更新環境は、ユーザ認証や暗号化などのセキュリティ対策が施されているこ
ととする。また、サーバやシステムのセキュリティ脆弱性について、第三者による点検
を本稼働前に実施し、発注者に結果を報告することとする。
4)受注者は、本業務で取り扱う個人情報や機密情報、発注者から入手する資料、作成す
る資料等(以下「情報資産」という。
)について、厳重に管理しなければならない。特に
個人情報を取り扱う場合には、別紙「個人情報の取扱いに係る特記事項」を遵守しなけ
ればならない。
5)受注者は、情報資産の保管管理については、発注者に対して一切の責めを負うものと
し、情報資産を発注者の指定した目的以外に使用すること及び第三者へ提供することを
禁止する。
6)受注者は、この契約による事務に関して知り得た秘密を他に漏らしてはならない。こ
の契約が終了し、又は解除された後においても同様とする。
7)受注者は、委託業務の一部を第三者に委託した場合、再委託先に本契約に基づく一切
の義務を遵守させるとともに、再委託先の全ての行為について、発注者に対して責任を
負わなければならない。
8)受注者は、業務終了後、発注者から入手した情報資産を返還又は発注者の指示する方
法で完全に消去・廃棄し、その旨の証明を書面にて発注者に通知しなければならない。
9)受注者は、情報セキュリティ対策の実施状況について、発注者が様式を提供する「情
報セキュリティ対策チェックシート」に記入し、契約締結後二週間以内に提出すること
とする。
10)受注者は、情報セキュリティ対策の実施状況を定期的に発注者に報告しなければな
らない。また、本業務の履行に伴い、緊急に発注者の指示を受けるべき事態が発生した
場合は、直ちに発注者に連絡してその指示を受けることとし、発注者の指示を事前に受
けることができず適宜の応急処置をとった場合は、事後直ちに発注者に報告しなければ
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ならない。
11)受注者の情報セキュリティ対策を確認するため、発注者は事前の通知なく受注者の
作業場所に立ち入ることができる。
12)本業務に関し情報セキュリティに関する事件・事故等が発生し、受注者の責めに帰
すべき事由による場合は、発注者は、当該事故等を受注者の名称を含めて公表すること
がある。
13)受注者が前各項の規定に違反した場合、発注者は契約を解除することができる。な
お、受注者が受けた損害について、発注者は負担しない。
14)受注者は、前各項の規定に違反したことにより発注者に損害を与えた場合、その損
害を賠償しなければならない。
11 関係書類
本契約における関係書類とは、着手届、業務主任技術者届、業務主任技術者経歴書、業
務担当技術者届、業務担当技術者経歴書、情報セキュリティ対策チェックシート、緊急時
対応体制及び緊急時連絡網、完了届等をいう。
12 著作権の取扱い
(1) 本事業により制作される成果物については、特許権など法令に基づき保護される
第三者の権利を侵害することがないよう書面により確認すること。なお、それらを使
用したことにより生じた責任は受注者が負うこと。特に書面に報告がない場合は、発
注者は、問題がないことと認識し、以後何らかの問題が発生した場合は、受注者の責
任により対処すること。
(2) 本事業により制作される成果物の著作権は、全て発注者に帰属するものとする。
(3) 本事業により制作される成果物の利用に関する全ての著作者人格権については、
これを行使させないこと。
13 諸要件及び成果物
業務完了については、次に掲げる検査が完了することをもって、業務の完了とする。
1)下記の成果物が発注者に納品されること。
(1)ドキュメント【紙、電子媒体】
①プロジェクト計画書
②テスト結果報告書
③操作マニュアル
(2)ソフトウェア一式(6 1) (1)のサーバへインストールするものとする。
)
(3)バックアップデータ(電子媒体)
①ホームページ一式
②システム一式
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上記(1)の提出物の ①は、契約締結後二週間以内それ以外は各作業完了後と
する。
2)担当課職員立会いの下で、ホームページから操作を行い、一般的なブラウザで全て
の項目が正常動作することを確認すること。なお、導入作業時には、専任の技術者を
立ち会わせて作業を行うとともに、本業務委託に起因する不具合が発生した場合は、
速やかに不具合を修正すること。
3)
「6 2)搭載機能及び運用管理」の業務について、成果物であるマニュアルを用い
て必要な操作研修を行うこと。マニュアル類の指摘事項については、速やかに対応し、
整備すること。
14 支払条件
発注者による検収が完了した後、所定の手続により契約代金を支払う。
15 初期不良対応
1)稼働開始から1年間は、承認した設計書との不一致や不具合に起因して発生したトラ
ブルについて、発注者と協議の上、受注者は無償で是正措置を実施すること。
2)受注者は、本業務委託の実施及び稼働開始に伴い、異常動作、性能低下などの悪影響
が発生しないように十分留意すること。
16 その他
1)契約締結後、速やかに本業務委託のスケジュールを作成し、発注者の承認を得ること。
また、業務状況について定期的に発注者に報告すること。
2)本仕様書に明示なき事項、又は業務上疑義が生じた場合は、発注者及び受注者双方の
協議により、業務を進めるものとする。
以
10
上
(別紙)
「個人情報の取扱いに係る特記事項」
受注者は業務の実施に際して収集及び取得した個人情報については、以下の項目により取り扱わなけれ
ばならない。ただし、当該個人情報について、受注者がこの業務以外で収集又は取得した個人情報と重複
している場合は、この限りでない。
1 業務の実施に際して収集した個人情報を目的以外に使用し、
又は第三者への提供を行ってはならない。
2 業務の実施に際して収集した個人情報を複写し、又は複製を作成してはならない。ただし、あらかじ
め発注者の書面による承諾を得た場合は、この限りでない。
3 業務の実施に際して個人情報の漏えい等の事故が発生したときは、直ちにその旨を発注者に報告しな
ければならない。
4 発注者は、必要があると認めたときは、受注者の帳簿、書類その他の記録について実地に調査できる
ものとする。
5 受注者は、発注者が指定する場所以外に個人情報を持ち出してはならない。ただし、この業務の実施
に必要な場合は、発注者の許可を得て個人情報を持ち出すことができるものとする。
6 業務が完了したとき又は発注者が請求したときは、業務の実施に際して収集及び取得した個人情報を
発注者に返却しなければならない。また、個人情報が記録されていた媒体等について、廃棄等を行わな
ければならない。ただし、受注者が当該個人情報を保有することに法令等に定めがある場合又は受注者
がこの業務の実施以外で当該個人情報を正当に収集及び取得したものについては、この限りでない。
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