平成 28 年 5 月 24 日 定例記者会見資料 ~安心・安全なまちづくりの実現に向けた浸水対策~ 下川原雨水貯留施設が完成! 1.事業目的 静岡市では、近年の集中豪雨により、市内各所で浸水被害が発生したことを受け、全庁的な取り 組みによる浸水対策を強力に推進していくため、平成18年2月に「静岡市浸水対策推進プラン」を 策定し、安心・安全なまちづくりを目指しています。 下川原地区においても、平成15、16年と2年連続で大規模な集中豪雨に見舞われ、延べ500 戸を超える住宅が浸水被害を受けたことから、 「静岡市浸水対策推進プラン」に位置付け、浸水被害 の軽減を図ります。 2.事業概要 事 業 費:約29億円 事業期間:平成24年度~平成27年度 施設概要:雨水貯留管本体、取水施設、ポンプ施設 施設規模:貯留量13,200㎥(小学校のプール35杯分の雨水の貯留が可能) 内径4m、延長1,110m 深さ 7~11m(平均 約9m) ※今回完成した施設は、浸水対策事業として県内初となる、地下式の雨水貯留施設であります。 【地下式のメリット】 ・地上に大規模な公共用地を確保する必要がない ・地下式とすることで、土地の有効利用が可能となる(工事占用面積の減少) ・地下式とすることで、交通や市民生活への影響が少なくなる ・地下式とすることで、騒音、振動、粉じん等の工事公害を低減することができる 3.整備効果 既往最大(時間最大93mm/hr:平成15年時)の大雨が降った場合においても、床上浸水の解消 や国道150号の浸水による通行止めを防ぐことができます。 4.これまでの経緯 平成17年8月 下川原雨水ポンプ場のポンプ施設の増設工事完了 平成18年2月 「静岡市浸水対策推進プラン」の策定(下川原地区を浸水対策地区に位置付ける) 平成19年3月 丸子川の改修工事完了 平成25年1月 下川原雨水貯留管工事着手 平成25年3月 浸水ひなん地図(下川原排水区)作成 平成28年3月 下川原雨水貯留施設工事完了 平成28年4月 下川原雨水貯留施設供用開始 【裏面に続く】 5.雨水貯留施設の完成式典 日 時:平成28年5月27日(金) 午前10時~11時 <雨天決行> 場 所:長田浄化センター管理棟2F 大会議室 (駿河区下川原南4-1) 参加者:国会議員、県議会議員、市議会議員、国土交通省職員、県職員、市長、副市長外市職員、 川原自治会連合会役員、施工業者など 計約100名 6.雨水貯留施設の現場見学会 日 時:平成28年5月28日(土) 雨天の場合(5月29日(日)同時間帯) 第1回 午前10時 第2回 午前11時 第3回 午後 1時30分 第4回 午後 2時30分 ※現場見学会は、1時間程度を予定しています。 場 所:長田浄化センター(駿河区下川原南4-1) 対象者:川原学区の住民の皆様 担当:下水道建設課 電話:270-9223
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