<報道関係各位> 2016 年 5 月 23 日 株式会社オヤノコトネット <親の介護と仕事の両立に関する意識調査> ~30 代から 50 代中心の働き盛り世代が回答~ 親の介護について「会社に相談しやすい」という人はたったの19%! 「会社に相談できない」が21%! 親の介護は会社に相談しづらいことが明らかに!!! 高齢期を迎えた親を持つ 40~50 代の「オヤノコト®」世代を対象に『歳をとることを不安に感じない社会 を創る』をテーマに、親子の「コミュニケーション」の活性化や親の高齢化リスクへの「備え」の情報を 提供している株式会社オヤノコトネット(東京都新宿区/大澤尚宏社長)はヒューマン・フロンティア株 式会社(東京都港区/神沢裕社長)の協賛を得て、本年3月、30代~50代の男女約800名を対象に 「親の介護と仕事の両立」についてインターネット調査を実施しました。 ■回答者属性(年代) ▼回答者の親は、70~80 代が約 7 割 ▼回答者の約 7 割が 40~50 代 70代 1% 60代 10% 50代 26% 80代以 上 0% 無回答 1% 30代 21% 90代 5% 既に他界 している 4% 無回答 0% 60代 25% 80代 31% 40代 41% 70代 35% 1 ■設問 1. あなたは 5~6 年以内に親の介護が必要になると思いますか? 既に介 護をして 無回答 いる 1% 7% 思わな い 13% あまり思 わない 21% とても思 う 22% 少し思う 36% ■設問 2. 親に介護が必要になったとき、今の仕事と介護の両立に不安はありますか? 「とても不安がある」43%、「不安がある」41%と、8 不安は ない 5% あまり不 安はない 10% 不安が ある 41% 割が「不安がある」と回答! 無回答 1% とても不 安がある 43% 仕事と介護の両立について不安に感じている人は、「とても不安がある」(43%)と、「不安がある」(41%)を 併せて約 8 割(84%)を占め、「親の介護に直面したらどんなことに不安ですか?」という質問(設問 4)に対しては、 「今までのような働き方ができるか」が26%、「今の職場で働き続けられるか」が15%、「必要に応じて介護休業、 介護休暇がとれるか」も18%となっており、親が介護状態になった場合、仕事に専念できる環境にないと想定して いることも明らかになりました。 2 ■設問 3. 親の介護が必要になった場合、今の職責を全うできると思いますか? 「続けられないと思う」38%、「続けられるが大変だと思う」42%と、 80%は全うできないと回答! 無回答 11% 続けられないと 思う 38% 続けられると思 う 9% 続けられるが大 変だと思う 42% ■設問 4. 親の介護に直面したら、どんなことが不安ですか?(複数回答) 「今までのような働き方ができるか?」26%、「今の職場で仕事を続けられるか」15%、「必要に 応じて、休業・休暇をとれるか」18%と、仕事への不安が上位 3 つに入ります。 その他 3% 金銭面 32% 今後のキャリア 2% 人事評価 1% 職場の人間関係 3% 今までのような働 き方ができるか 26% 今の職場で仕事 を続けられるか 15% 必要に応じて休 業、休暇を取れる か 18% 3 ■設問 5. 勤め先は、介護について相談しやすい環境ですか? 介護について、会社に「相談できるが、気がひける」「相談しづらい・相談できない」と回答した人がという人 が80%を占め、40~50代の働き盛りの世代が、親に介護が必要になる可能性もありながら、相談 できずに悩んでいる可能性が高いことがわかりました。 相談でき ない 21% 無回答 1% 相談でき るが少し 気が引け る 34% 相談しづ らい 25% ■設問 6. 気軽に相 談できる 19% 勤め先の介護に関する制度を知っていますか? 「勤め先の介護に関する制度を知らない人」が 58%、「(あることは知っているが)内容を知らない 人」と合わせると 88%! 無回答 1% 知らない 58% よく知ってい る 11% あることは 知っている が、制度の 具体的内容 は知らない 30% 4 【総括】 今回のアンケートの中には ●「今、義母を介護中。ずっと働きに出られず、家計の不安が一番。実家の両親はまだ元気だが、 この先介護が必要になったとき両方の親をどうして診ていけるのか不安です」 ●「職場に理解してもらえても 自分の体力 精神力が不安」 ●「基本的にはホームで見てもらうとしても、そばにはいてあげたいと思うので、夫婦で東京を離れるのか?別居をし なくてはならないのか?」・・・ など、金銭面だけでなく、精神面や体力面に対する不安の声も多く聞かれました。 介護離職ゼロは国策となっていますが、親の介護について「会社に相談しやすい」という人が19%で、 5人に1人という実情を考えると、その達成はハードルが低くないというのが実態です。 ※「オヤノコト®」および「そろそろ親のこと・・・®」は、株式会社オヤノコトネットの登録商標です。 調査概要 ・調査期間:2016 年 3 月 1 日~3 月 31 日 ・調査対象:オヤノコト.マガジン読者およびウェブサイト閲覧者 ・告知方法:オヤノコト.マガジンへの封入・オヤノコト.net への掲載 ・回収方法:ファクシミリおよびウェブ経由(一部郵送者あり) ・回収総数:752 ・抽出集計数:494 5 ■株式会社オヤノコトネット概要 会社名:株式会社オヤノコトネット 所在地:〒162-0843 東京都新宿区市谷田町 2-6-4 エアマンズビル市ヶ谷 1 階 TEL:03-6265-0404 FAX:03-6265-0403 E-mail. [email protected] 〔オヤノコト.net〕 http://www.oyanokoto.net/ 〔オヤノコト.ステーションサイト〕 http://www.oya-sta.jp/ 設 立:2009 年 11 月 資本金:59,214,000 円 代表者:代表取締役 大澤尚宏 事業概要 ・オヤノコト.マガジンの発行 ・オヤノコト.net、オヤノコト.ステーションサイトの運営 ・オヤノコト.ステーションの運営 ・マーケティング代行、広告制作 ・シニアマーケットのコンサルティング 関連団体:一般社団法人オヤノコト・アドバイザー協会 ◆大澤尚宏(おおさわ たかひろ)略歴◆ 株式会社オヤノコトネット 代表取締役 【略歴】 1995 年 身障者を対象にした我が国初の本格的情報誌『WE’LL』(ウィル)創刊 2001 年 有限会社オフィスイント(現 ㈱イント・コーポレーション)を設立 2002 年 車いすユーザーのためのフリーペーパー『I’m fine』(アイムファイン)創刊 2003 年 財団法人(現 一般財団法人)対日貿易投資交流促進協会(ミプロ)と車いすの子どもたち のための福祉機器展「ミプロキッズフェア」(東京・神戸)を企画・共催開始(~2007 年まで 開催) 2004 年 社団法人(現 一般社団法人) 日本自動車工業会主催「東京モーターショー2004」の ウェルフェアパークをプロデュース 2008 年 高齢の親とその子ども世代(「オヤノコト」®世代)を対象にした、「そろそろ親のこ®・・・ オヤノコト.エキスポ 2008」(2015 年 第 7 回目を開催)を企画・開催 2009 年 フリーペーパー『オヤノコト.マガジン』創刊 『丸の内オヤノコト.塾』を企画・開催 ㈱イント・コーポレーションから「オヤノコト」事業を分社化して㈱オヤノコトネットを設立 2014 年 6 月 「オヤノコト」世代対象の交流サロン『オヤノコト.ステ-ション』を東京・有楽町の 交通会館にオープン。同時に、オフィスを移転。 2015 年 3 月 「オヤノコト.サミット」(前・オヤノコト.エキスポ)を開催。 2016 年 3 月 東京・市ヶ谷に、オフィスを移転。 2016 年 4 月 オヤノコト.塾 有料老人ホームのセミナー&相談会を開催 6 ■ヒューマン・フロンティア株式会社概要 社名:ヒューマン・フロンティア株式会社 設立:平成 12 年 2 月 資本金:2,000 万円 代表者:代表取締役社長 神沢 裕 本社所在地:〒108-0014 東京都港区芝 5-33-7 徳栄ビル本館 3 階 TEL:03-5730-3511 FAX:03-5732-3512 E-mail:[email protected] URL:http://www.humanfrontier.co.jp 事業内容:社員カウンセリングサービス(人材支援) 企業向け各種研修及び附随するコンサルティング 事業所:東京本社/東京カウンセリングルーム 大阪支店/大阪カウンセリングルーム グループ会社:ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングス株式会社 株式会社 A・ヒューマン AIMS インターナショナルジャパン株式会社 本件に関するお問い合わせ先 ●株式会社オヤノコトネット 担当:馬場(ばば)/鈴木 TEL:03-6265-0404 FAX:03-6265-0403 E-mail:[email protected] 7
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