2 アジア経済戦略推進事業調査業務等委託 企画提案仕様書

別紙
「平成28年度アジア経済戦略推進事業調査等委託業務」
企画提案仕様書
平成28年5月26日
沖縄県商工労働部
1
業務名
平成28年度アジア経済戦略推進事業調査等委託業務
2
業務期間
契約締結の日から平成29年3月31日まで
3
業務目的
成長著しいアジア活力を取り込み、本県の自立型経済を発展させるための「沖縄県ア
ジア経済戦略構想(以下、「戦略構想」という。)」の推進を目的とした各種調査等の実
施する。
4
委託業務内容
⑴
戦略構想で各種産業の成長戦略を支える推進機能の効果的な在り方等に関する調査
ア
下記における事項の現状、ニーズの調査分析、整理検証を行うこと。
①推進機能Aの「アジアにおけるビジネスネットワーク拠点プラットフォーム沖縄
の構築」について、インバウンド、アウトバウンド双方のビジネスニーズに基づ
く、海外の現地機能の体系的な在り方
②推進機能Bの「ビジネスコンシュルジュ沖縄の構築」について、外資企業の立地
や投資に必要な情報や相談を一括して行うビジネスコンシュルジュの機能や体制
の在り方、沖縄県の情報を一元化した多言語・ワンストップWeb作成方針、県
内企業が海外企業との取引などに相談できる貿易相談窓口の在り方
③推進機能Cの「アジアを見据えたグローバル人材育成」について、各重点戦略や
各成長産業分野に共通する企業の必要とする人材スキル要件の調査及び中長期的
なアジア経済を見据えた新たなグローバル人材育成の在り方(産官学連携による
グローバル人材育成体制)
④那覇港周辺の国際物流機能の拡充可能性に係る自衛隊駐屯地の現状及び活用事例
等の基礎調査
※1
調査の基本的方針は、「戦略構想」及び「沖縄県アジア経済戦略構想推進計画」を基
づき、調査を実施する。
※2
調査手法は、文献調査、書面調査、対面調査を想定しているが、具体的な調査手法は
提案すること。
※3
調査対象は、アジア諸国(企業・関係機関等)、県内(同)、県外(同)を想定してい
るが、具体的内容は、提案すること。
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※4
ニーズ調査のポイント:アジア経済戦略構想の沖縄を日本とアジアの架け橋として、
沖縄の役割を調査検討する。特に、アジア諸国が日本に対して、何を求めているのか、ま
た、県外企業は海外展開にあたり何を求めているのか。地域や産業を絞って調査を行う。
イ
沖縄県アジア経済戦略構想推進委員会(仮称)(以下「委員会」という。)の意
見を踏まえ、諸外国及び県外における必要な現地調査等を企画・実施すること。
(海外1回程度、県外1回程度)
なお、現地調査に係る受託者の海外旅費等は委託料に含めて積算することとし、
委員の旅費は含まれてない。
ウ
調査にあたっては、外部有識者、県及び受託者で構成する調査作業部会を設置
し、調査の分析、検討、とりまとめ等を行うこととする。
⑵
委員の運営支援
県内及び日本を代表する経済団体、アジア諸国の関係機関、同構想策定委員会等の
メンバーから構成される委員会の運営補助を行うこと。
委員会等に関する業務内容及び役割分担は概ね以下の通りとする
県
:委員人選、就任手続、委員会・専門推進部会設置・運営、
委員会に係る報償費・旅費支払、県外・海外視察に係る委員旅費支払
受託者:会場予約・設営、委員日程確保、資料印刷、議事録・概要作成、
専門推進部会に係る報償費(日額8,400円)・旅費支払
ア
委員会・部会構成
①委員会
:外部委員13人程度(県内9人、県外・海外4人)
②専門推進部会:外部委員5人程度(県内4人、県外1人)
イ
開催頻度
:
①委員会:2回
②専門推進部会:10回以内(3~5部会×2回)
※県外委員の旅費(東京を想定)の積算は、6回(3部会×2回)とすること。
⑶
5
その他県が指示する事項に関すること
成果物
⑴
委託業務報告書
⑵
報告書作成に要した調査分析資料
⑶
⑴、⑵の電子データ(CD等)
⑷
その他県が必要と認める書類等
20部
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6
著作権
成果物の著作権及び所有権は沖縄県に帰属する。ただし、本委託調査にあたり、第三
者の著作権その他の権利に抵触するものについては、受託者の責任と費用をもって処理
するものとする。
7
協議
本仕様書に明記されていない事項で、業務の実施に当たり必要となる事項については、
県及び受託者で協議の上、決定する。
8
委託料上限額
9,523千円(消費税込み)
9
再委託の制限等
⑴
一括再委託の禁止等
契約の全部の履行を一括又は分割して第三者に委託し、又は請負わせることができ
ない。また、以下の業務(以下、「契約の主たる部分」という。)については、その
履行を第三者に委任し、又は請負わせることができない。ただし、これにより難い特
別な事情があるものとしてあらかじめ県が書面で認める場合は、これと異なる取扱い
をすることがある。
○契約の主たる部分
契約金額の50 %を超える業務
企画判断、管理運営、指導監督、確認検査などの統轄的かつ根幹的な業務
履行にあたり特殊な技術能力等を必要とする業務
⑵
再委託の相手方の制限
本契約の企画提案参加者であった者に契約の履行を委任し、又は請負わせることは
できない。また、指名停止措置を受けている者、暴力団員又は暴力団と密接な関係を
有する者に契約の履行を委任し、又は請負わせることはできない。
⑶
再委託の範囲及び再委託の承認
本委託契約の履行に当たり、委託先が第三者に委任し、又は請負わせることのでき
る業務等の範囲は以下のとおりとする。
契約の一部を第三者に委任し、又は請負わせようとするときは、あらかじめ書面に
よる県の承認を得なければならない。ただし、「うち、その他、簡易な業務」を第三
者に委任し、又は請負わせるときはこの限りでない。
○再委託により履行する部分 (うち、その他、簡易な業務)
資料の収集・整理
複写・印刷・製本
原稿・データの入力及び集計
その他単純作業的な業務であって、容易かつ簡易なもの
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