G7サミット(主要国首脳会議)の概要 G7サミットとは? 「サミット(summit)」=「頂上」=「各国のトップ」 「G7(Group of 7)」=西側の主要先進国 1975年に開始後、毎年持ち回りで開催 米・英・独・仏・伊・日・加(1976~)・露(2002~13) 「国際会議」であって「国際機関」ではないが、制度 化している 創設時から日本が参加している主要な国際会議 G7サミットの光景(2015年、ドイツ) サミット創設の背景 背景・問題 対策・目標 1 国民経済の相互依存関係の 深まりによる国際的問題の頻出 経済外交と内政の調和 2 米国の覇権のかげり 民主・資本主義陣営代表国の リーダーシップと協調体制の 確立 ※ 直接的にはジスカールデスタン(仏)とシュミット(西独)のイニシアティ ブ。欧州では戦前からこの種の会議が時折行われていた。 G7サミットの光景(2015年、ドイツ) G7サミットの光景(2015年、ドイツ) 1 伊勢志摩サミット(2016年)の主要議題 分野 課題 世界経済・貿易 政治・外交 気候変動・エネルギー 開発 質の高いインフラ投資 成長促進 景気後退リスク対策 テロ対策 ウクライナ・中東情勢 パリ協定フォローアップ エネルギー安全保障 「持続可能な開発のための2030 アジェンダ」フォローアップ 農業大臣会合 教育大臣会合 女性 財務大臣・中央 銀行総裁会合 保健大臣会合 外務大臣会合 「質の高いインフラ・パートナーシップ」 エネルギー大臣会合 科学技術大臣会合 ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ 推進 あらゆる分野における 女性の活躍促進 保健 環境大臣会合 交通大臣会合 情報通信大臣会合 サミットのスケジュール(2015年の例) G7サミットと国際機関・会議の関係 6月7日 セッション① 世界経済、G7の価値観 セッション② 貿易、サプライ・チェーンの基準 ワーキング・ディナー 外交 OECD BIS IMF 国連 世界銀行 6月8日 セッション③ 気候変動・エネルギー セッション④ テロ ワーキング・ランチ 開発、女性、保険、アフリカ G7 G20 WTO ※赤字は「アウトリーチ」と呼ばれ、7カ国首脳以外に国際機関や他の国々 (この年はアフリカ諸国やイラク)の代表も参加する会議。 世界経済に占めるG20参加国のシェア 21 G20会合の様子 (%) 1975年 18 2015年 15 12 9 6 3 0 2 G7の一般政府債務・GDP比率 サミット首脳会談参加者(各国の首相・ 大統領)の交代頻度 80 85 90 95 00 05 10 15 総数 5 フランス 200 (%) 2001年 2014年 4 ドイツ 21 イタリア 日本 250 2016 1975 75 300 中曽根 小泉 安倍 21 イギリス 7 アメリカ 7 カナダ 9 ロシア 4 150 100 50 0 3
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