第三回作州草刈りオリンピック 公式規則(PDF:163.4KB)

第3回作州草刈りオリンピック公式規則
第3回作州草刈りオリンピック組織委員会
(趣旨)
第1条 第3回作州草刈りオリンピックに参加する競技者(以下「競技者」という。)及び関係者
は、第3回作州草刈りオリンピックを開催する地域(以下「開催地域」という。)の自然環境を
尊び保全すると共に、開催地域住民との交流及び親睦を図るものとする。
(競技の内容)
第2条 第3回作州草刈りオリンピック(以下「オリンピック」という。)の競技内容は、開催地
域に設定されたフィールド内に植生する草木を刈払機を使用して刈り払い等を行なう時間、安全
性、正確性及び芸術性を競うものとする。
(競技者)
第3条 競技者は、以下の各号いずれにも該当するものでなければならない。
(1) オリンピック開催年度の4月1日までに満18歳に達した者。
(2) 草刈り作業の十分な経験を有する者。
(3) 自然を愛し農作業を尊ぶ者。
(競技者の構成)
第4条 競技者は2名1組のチームを編成して参加するものとする。
2 チームは草刈りを行うプレイヤーと草刈り機の整備等を行うサポーターで構成し、プレイヤー
とサポーターは兼務できるものとする。
3 参加者2名の合計年齢によりクラス分けを行う。
合計年齢100歳未満・・・・・・GⅢクラス
合計年齢130歳未満・・・・・・GⅡクラス
合計年齢130歳以上・・・・・・GⅠクラス
(使用道具等の基準)
第5条 刈り払いに使用する道具は、刈払機1台のみとし、その基準は以下のとおりとする。
(1)市販の刈払機で排気量30cc以下又はバッテリー式とする。
(2)肩掛け式、背負い式のいずれの使用も可とする。
(3)ハンドルの形状は、両手ハンドル式又は片手ハンドル式とする。
(4)刈払機本体及び装着する器具等は、特殊な改造を行ったものを使用してはならないものとし、
作州草刈りオリンピック組織委員会(以下「委員会」という。)の認証を受けなければならな
い。
(5)回転鋸(刃)は、チップソー・丸のこ刃・4枚刃・8枚刃・ナイロンカッター等とする。
(6)使用燃料は、委員会が混合油を支給するものとする。
2 集積に使用する道具は、動力を使用しない機具とし、チームで2つまでとする。
(服装等の基準)
第6条 競技者は草刈り作業に適した服装及び安全器具を装着するものとし、委員会の認証を受け
なければならない。
(競技の方法)
第7条 競技の方法及び順序は以下のとおりとする。
(1)各チームが競技する作業区域は、当日の抽選により決定する。
(2)競技開始以前に作業区域内への立入りを禁止する。
(3)競技開始準備の合図の後、プレイヤー1名は刈払機を保持して作業区域内にて作業準備を行
う。
(4)競技開始の合図により、刈払機のエンジンを始動して作業を開始する。
(5)草刈り作業中、サポーターは指定の待機区域にて待機し、作業区域に立ち入ってはならない。
(6)プレイヤーの交代が必要な場合は、刈り払い機のエンジンを必ず停止してフィールド内に置
き安全を確認して他のプレイヤーと交代することができる。
(7)交代したプレイヤーは、前プレイヤーの安全を確認し、刈払機のエンジンを始動しなければ
ならない。
(8)草木の集積を行なう場合は、プレイヤー・サポーター2名同時に行ってもかまわないが、刈
払機のエンジンを停止した状態で行わなければならない。
(9)フィールド内の草刈り等が終了したと判断したプレイヤーは、刈払機のエンジンが停止して
いることを確認し、使用した機具を待機区域内に置き、安全を確認した上で、審査員にプレー
終了を申告する。
(10)申告後は審査員の指示があるまでフィールド内に立ち入ってはならない。
(11)競技に際して他チームの妨害及び支障となる行為をしてはならない。
(順位の決定)
第8条 競技の順位はフィールド内の草木等の刈り払い時間による点数と、刈り払いの正確性・安
全性及び芸術性の審査による点数の合計が大きいチームを上位とする。
(注意事項)
第9条 競技上の注意事項は以下のとおりとし、必ず遵守しなければならない。
(1)刈払機に故障等が発生した場合は、必ずエンジンを停止して修理を行うこととし、サポータ
ーはフィールド内に侵入してはならない。
(2)サポーターの補助が必要な場合は、必ず待機区域内にて行うこと。
(3)作業区域及び待機区域以外ではエンジンを作動してはならない。ただし、委員会の指示があ
った場合を除く。
(4)プレイヤー及びサポーターは、競技中にフィールド等に生息する生物を故意に殺傷してはな
らない。
(5)競技者は安全な作業に努め、競技中の安全確保に留意しなければならない。
(6)競技中に重大な違反行為が確認されたチームは、競技を中止し失格とすることがある。また、
前項の事実が競技終了後において発覚した場合には、順位をはく奪するとともに賞品等の返還
を求めることがある。
附 則
この規則は制定の日から施行する。