平成 28 年5月 27 日 各 位 会 社 名 株式会社エイチ・アイ・エス 代 表 者 名 代表取締役社長 平林 朗 (コード番号 9603 東証第一部) 問 合 せ 先 取締役 経理・財務担当 本社経理本部長 中谷 茂 (TEL 03-5908-2070) 第2四半期業績予想と実績値の差異並びに業績予想の修正に関するお知らせ 平成 28 年4月 22 日に公表いたしました平成 28 年 10 月期第2四半期累計期間の業績予想と 本日公表の実績値に差異が生じましたので、下記のとおりお知らせいたします。また、本実績 及び最近の業績動向を鑑み、平成 28 年 10 月期通期連結業績予想の修正を平成 28 年5月 27 日 開催の取締役会において決議いたしましたので、お知らせいたします。 1.平成 28 年 10 月期第2四半期(累計)連結業績予想と実績の差異 (平成 27 年 11 月1日~平成 28 年4月 30 日) (単位:百万円) 売上高 営業利益 経常利益 親会社株主に 帰属する 四半期純利益 1株当たり 四半期純利益 前回発表予想(A) 257,000 8,300 5,100 △2,000 △31 円 82 銭 実績値(B) 255,974 8,533 4,493 99 1 円 55 銭 増減額(B-A) △1,025 233 △606 2,099 - △0.4 2.8 △11.9 - - 260,798 10,029 11,254 5,102 78 円 68 銭 増減率(%) (ご参考)前期実績 2. 平成 28 年 10 月期第2四半期(累計)連結業績予想と実績の差異の理由 (1)経常利益の差異の理由 第2四半期連結会計期間末における為替予約の時価評価額が、想定よりも円高になった ため、予想以上の為替差損が発生いたしました。 1 (2)親会社株主に帰属する四半期純利益の差異の理由 前回発表時(4月 22 日)は、熊本地震発生直後であったため、通期の利益を合理的に 見積もることが困難な状況であり、法定実効税率により税金費用を計算しておりました。 四半期決算における税金費用は、通期の予想利益及びそれに基づく年間の見積実効税率を 使用して計算いたしますが、この度、見積実効税率を合理的に算定できる状況となったた め、見積実効税率により税金費用を計算いたしました。 3.平成 28 年 10 月期通期連結業績予想数値の修正 (平成 27 年 11 月1日~平成 28 年 10 月 31 日) (単位:百万円) 売上高 営業利益 経常利益 親会社株主に 帰属する 当期純利益 1株当たり 当期純利益 前回発表予想(A) 590,000 22,800 25,400 12,300 195 円 71 銭 今回修正予想(B) 535,000 19,000 16,700 4,600 73 円 19 銭 △55,000 △3,800 △8,700 △7,700 - △9.3 △16.7 △34.3 △62.6 - 537,456 19,970 22,685 10,890 167 円 94 銭 増減額(B-A) 増減率(%) (ご参考)前期実績 4.平成 28 年 10 月期通期連結業績予想数値の修正理由 第2四半期連結累計期間の実績に加え、下記の要因により通期連結業績予想数値を修正する ものであります。 (1)売上高の修正の主な理由 旅行事業におきましては、売上高に含まれる燃油サーチャージが、7月発券分までは不 適用(一部の航空会社除く)となっており、以降も低水準(※)となることを考慮してお ります。なお、今後の原油価格の動向によって売上高が変動する可能性があります。 ハウステンボスグループにおきましては、6つ目の王国である「ロボットの王国」の誕 生や「大阪城ウォーターパーク」など新たなチャレンジを実施してまいりますが、熊本地 震の影響により当初見込んでいた入場者数を下回る見込みであります。 熊本県に本拠地をおく九州産交グループにおきましては、熊本地震の影響により一部路 線バスにおいて、通常ダイヤによる運行が困難なため、運行本数を減らした『震災特別ダ イヤ』での運行を行っております。そのため、売上高が当初の想定よりも減少する見込み であります。 以上の要因を受け、前回発表数値から 550 億円減少の 5,350 億円と見込んでおります。 2 ※日本発海外旅行における燃油サーチャージ減額の影響 当期予想 (単位:百万円) 前期実績 対前期増減率 海外出国者数 260 万人 247 万人 5.3% 海外旅行売上高 354,000 354,313 △0.1% 11,000 33,735 △67.4% 343,000 320,577 7.0% 燃油サーチャージ 燃油サーチャージ以外 (2)営業利益の修正の主な理由 売上高の減少要因に加え、旅行事業では、前記の燃油サーチャージの不適用や円高の進 行により今後の予約は順調に推移しておりますが、平成 27 年 11 月のフランス及び平成 28 年3月のベルギーで発生した同時多発テロの影響により収益性の高いヨーロッパ方面 の回復が遅れております。 また、訪日旅行客における購買商品の変化により、コミッション収入が当初の想定より もさらに減少する見込みであります。 以上の要因を受け、前回発表数値から 38 億円減少の 190 億円と見込んでおります。 (3)経常利益の修正の主な理由 営業利益の減益要因(38 億円)に加え、今後も円高基調が続いた場合、外貨建資産の 評価損(為替差損)が発生することが見込まれます。 (約 34 億円。1米ドル=110 円で試 算。 ) ただし、実際の業績は期末の外貨建資産の残高及び為替レートによって、変動する可 能性があります。 (4)親会社株主に帰属する当期純利益の修正の主な理由 上記要因に加え、第2四半期連結会計期間において計上した減損損失(約 35 億円)に よるものです。 なお、第2四半期連結累計期間の実績については、本日開示しております「平成 28 年 10 月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕 (連結)」をご参照ください。 ※上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、 実際の業績は今後様々な要因によって変動する可能性があります。 特に、熊本地震の影響による交通インフラや九州全体の経済回復の状況などによっては、主 にハウステンボス株式会社及び九州産交グループの今後の業績が変動する可能性がありま す。 以 3 上
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