平成28年7月~9月実施研修の御案内 1 第6回 ハラスメント防止指導者研修 近年,ストレス社会を反映して,様々なハラスメントが問題になっています。パワハラをはじめとする職 場のハラスメントは,個人間の問題ではなく、雇用管理上の問題です。ハラスメントは、職員の士気を低下 させ,組織の生産性を著しく低下させます。 この研修では,ハラスメントの現状を認識することから始まり,事例を取りあげて,多様な防止策,対処 法を掘り下げて研究します。 1 研修のポイント! 4 講 師 オフィスぐりん 代表 (1)ハラスメントの現状と組織への影響,管理 者の役割を理解する。 (2)事例を通じてセクハラ及びパワハラの現状, 対応策,防止策を理解する。 (3)ハラスメント相談における留意点を理解す る。 菊 入 和 子 氏 産業カウンセラー。 人事院で勤務した講師自身 の経験に基づく説明は,非 常に説得力がある。また, 2 対象者・予定人数 ●ハラスメント防止研修の指導職員(予定者) ●受講を希望する職員 30人予定 講談師でもある講師の歯切 れのいい説明には,ぐっと 引き込まれるものがある。 3 実施期間・申込期限 平成28年7月14日(木)~15日(金) 申込期限:6月10日(金) 研修生同士の情報交換から,ハラスメントを防 止する組織風土づくりの工夫,ケースに応じた対 処法等の参考事例を持ち帰っていただけます。 日程表 月日 時刻 内 容 13:00 開講式・オリエンテーション 13:30 1 ハラスメントの現状と管理者の役割 2 セクハラの防止 ●●昨年度の 受講者の声●● ・いろいろなタイプの人 7月 14 日 (木) 16:30 がいるので,それらに合 ・セクハラはなぜ問題か わせた対応が必要である ・セクハラ防止策の必要性 ことがわかり,スキルア 3 セクハラの苦情相談と対応の方法 ップにつながりました。 宿泊オリエンテーション 9:00 12:00 15 日 (金) 4 5 セクハラの事例研究 パワハラの定義と判断基準 ・自治体の取り組みを意 見交換できた。また,漠 ・パワハラの基礎知識 然としていたハラスメン ・パワハラの具体例 トを理解することができ ・パワハラの判断と傾向 た。 昼休み 13:00 6 パワハラの苦情相談と対応の方法 ・相談のロールプレイを ・組織への影響と加害者対応 行ったことで,その時の ・被害者対応と加害者対応 感情等を理解することが 7 16:00 8 パワハラの事例研究 全体的質疑応答 閉講式 できた。話を聞く態度の 重要性を改めて意識し た。 2 第40回 行政課題研修(地域経済活性化コース) 『今,全国の各地域では少子高齢化,人口減少,中山間地域の衰退など,課題が山積し解決できずにいる。なぜ,みん なで汗しても,地域は元気にならないのだろうか。今一度,ここで考えて見よう。できない理由づくりに時間をかけて いないか。(中略)「できる!」の創意工夫を地域一体になり実践しているか。』(木村俊昭 東京農業大学教授) 地域創生が叫ばれる今日,スーパー公務員として知られる木村俊昭氏から直接,地域経済を活性化するために自治体 ができることを,全国の事例を基に指導を受けます。 なお,この研修は,東北電力(株)の社員も研修生に迎えて実施します。地域活性化の方策を共に探りながら民間の発 想に刺激を受け,役所的思考に縛られない広い視野を持つ職員の育成を図ります。 1 研修のポイント! 5 講 師 東北学院大学経済学部 教授 (1)東北地方の地域経済の実情を理解する。 (2)講師の先進的活動を通じて,地域活性化の 方策を理解する。 千 葉 昭 彦 2 対象者・予定人数 ●住民協働によるまちづくりや地域おこし に興味のある職員 ●受講を希望する職員 30人予定 ※別途,東北電力社員6人程度 氏 専門は地域経済論で,商店街の活性化 等を研究,東北放送ラジオ「goodモーニ ング」にコメンテーターとして毎週月 曜,出演中。 東京農業大学生物産業学部 教授 コミュニティプロデューサー 木 村 俊 昭 3 実施期間・申込期限 平28年9月7日(水)~9日(金) 申込期限:7月29日(金) 氏 小樽市,内閣府,農林水産 省で地域活性化に携わり実 績を上げた活動がスーパー 4 テキスト 公務員と称されている。 『「できない」を「できる!」に変える』(木村 俊昭著1,512円(税込))を事前に購入し、読んで ください。 日程表 月日 9月 7日 (水) 時刻 内 容 12:30 開講式・オリエンテーション 13:00 1地域経済の研究者による基調講義 ・地域の課題とその“地域経済論”的な把握と検討 17:00 宿泊オリエンテーション 9:00 8日 (木) 17:00 9:00 9日 (金) 16:00 2地域活性化の実践者による講義 ・「できない」を「できる!」に変える実行力,仕事術 ・先進事例からみる効果的な事業展開 3グループ研究 ・地域活性化の企画提案 4グループ研究(前日の継続) 5講評・まとめ 講 師 東北学院 大学経済 学部 教授 千葉昭彦 東京農業 大学生物 産業学部 教授 木村俊昭 閉講式 ●●昨年度受講者の声●● ・木村先生のパワフルな喋りと豊富な事例に驚いた。今後の業務に活かしたい。 ・東北電力の方は自治体とは違った視線を持っており,民間感覚,住民との協同など一緒に議論 することができ,大変有意義でした。 3 第41回 行政課題研修(少子・高齢社会の政策戦略コース) 東北地方の少子・高齢化の進展は全国的にも厳 3 実施期間・申込期限 平成28年9月28日(水)~30日(金) 申込期限:8月26日(金) しく,さらには人口減少も予測されています。 しかし,少子・高齢社会であっても,有効な政 策によって,住民が豊かさを実感できる自治体を 持続していくことができます。 4 講 師 東北大学大学院経済学研究科 教授 (同 高齢経済社会研究センター長) この研修では,所属する自治体の人口データを 基に将来人口を推計し,さらには,福祉政策(子 ども関係政策,介護保険政策)に対する財源投入 吉 田 の多寡によって,社会の豊かさがどのように変化 浩 氏 するのか「最大多数の最大幸福」及び「社会の最 弱者の効用重視」の尺度で推計します。 財政政策の影響を経済 学の視点で,身近な例を 1 研修のポイント! (1) 経済学の視点から,少子高齢社会が自治 体財政に及ぼす影響を理解する。 (2)将来人口推計,介護保険料等のシミュレ ーション手法を習得する。 (3)人口減少時代の財政状況を踏まえた福祉 政策のあり方を理解する。 2 対象者・予定人数 ●政策担当職員 ●受講を希望する職員 30人予定 挙げて分かりやすく解説 します。 データを分析すること で,見えてくるものがあ るはずです。 5 準備物 ①パソコン(エクセル)又は電卓(ルート機 能付き) ②2010年及び2005年国勢調査による所属自治 体の人口データ(10歳階級別) 日程表 月日 9月 28 日 (水) 時刻 13:00 開講式・オリエンテーション 13:30 〔基調講義〕 17:00 9:00 12:00 29 日 (木) 内 13:00 容 9:00 ・定義やデータをもとに 2 高齢化のマクロ経済への影響 3 高齢化社会と財政 していて,とてもわかり 宿泊オリエンテーション 介する際も,具体例をも 4 高齢化社会への政策 5 経済政策上の対応策 昼休み 6 事業の効率化 7 将来人口の推計と介護保険財政 〔演習〕理想の自治体政策 グループ研究 12:00 30日 (金) 13:00 16:00 受講者の声●● 1 人口の高齢化 〔演習〕 17:00 ●●昨年度の 昼休み 〔発表〕理想の自治体政策 8 まとめ やすかった。考え方を紹 とに問題点を理解するこ とができ,問題のとらえ 方も勉強になった。 ・将来人口推計が専門家 でなくとも,特別なソフ トを使わずとも,自分で 導くことができることは 目からウロコでした。数 値を根拠に物事を考え業 務に生かしていきたいと 思います。 閉講式 〔研修会場,連絡先等〕 〕 1 研修会場 公益財団法人東北自治研修所(東北自治総合研修センター内) 〒981-3341 宮城県黒川郡富谷町成田二丁目22-1(アクセスは,HPを参照してください。) TEL:022-351-5771 2 経 FAX:022-351-5773 費 (1) 研修受講料は,無料です。 (東北6県からの負担金を充当しているため) (2) 青葉寮(宿泊施設)利用負担金 1泊当たり 3,200 円(税込み) ・研修終了後に発行する請求書により,貴機関から指定の口座へ振り込み願います。 なお,前泊・後泊をされる場合は,1泊当たり 3,200 円が加算されます。 ・食事は,別料金です。 (定食価格(税込み):朝食 450 円,昼食 600 円,夕食 650 円) (3) テキスト 講義のテキストとして事前に購入し,持参願う場合もあります。各研修の案内をご 覧ください。 3 宿泊と受付 ・受講者は,全員,東北自治総合研修センター内の寄宿舎「青葉寮」に宿泊していただき ます。 ・受付時刻(時間厳守) 研修開始時刻の 30 分前までに,受付してください。 4 施設の概要 快適な研修生活をお送りいただくために,宿泊室は全個室となっているほか,以下の施設 を備えています。 ○研修棟:講堂1室,教室7室,演習室 20 室,図書室(蔵書約 8,000 冊,パソコン(イン ターネット接続),DVD),ラウンジ8室等 ○宿泊棟:宿泊室 250 室(うち身障者用3室),娯楽室,談話室,大・中浴場(シャワールー ムあり),食堂,売店 ○屋内外施設:体育館(バレーボール・バドミントン・卓球等) ,テニスコート,駐車場 (270台) ※その他詳細は,東北自治総合研修センターのホームページをご覧ください。 5 連絡先 公益財団法人 東北自治研修所 URL:http://www.thk-jc.or.jp 〔東北6県の自治体職員の資質・能力の向上を図るため,6県の出資により設立された法人です。 〕 TEL:022-351-5771 FAX:022-351-5773
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