長崎市における介護予防・日常生 活支援総合事業について(案) 平成28年5月 長崎市高齢者すこやか支援課 もくじ 1 長崎市の高齢者人口等の状況①(高齢者人口の内訳) 後期高齢者の割合が急増 していく (人) 160,000 前期高齢者 後期高齢者 140,000 120,000 68,906 100,000 64,590 80,000 58,490 78,730 84,960 85,110 82,571 高齢者人口のピーク 後期高齢者人口のピーク 60,000 40,000 52,866 60,653 66,023 58,322 20,000 50,942 47,988 49,015 0 2010年 2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 (H22) (H27) (H32) (H37) (H42) (H47) (H52) 国立社会保障 人口問題研究所データより 1 長崎市の高齢者人口等の状況②(高齢者人口の推移) (2025年には高齢者1人を働く世代(15~64歳)1.6人で支える時代に!) 【1980年(S55)】 90歳以上 90歳以上 85~89歳 85~89歳 80~84歳 80~84歳 65歳以上 8.7% 75~79歳 70~74歳 【2025年(H37)】 【2010年(H22)】 90歳以上 85~89歳 80~84歳 65歳以上 25.1% 75~79歳 70~74歳 70~74歳 65~69歳 65~59歳 65~69歳 60~64歳 60~64歳 60~64歳 55~59歳 55~59歳 55~59歳 50~54歳 50~54歳 50~54歳 45~49歳 45~49歳 45~49歳 15~64歳 68.0% 40~44歳 35~39歳 15~64歳 62.4% 40~44歳 35~39歳 35~39歳 30~34歳 30~34歳 25~29歳 25~29歳 25~29歳 20~24歳 20~24歳 20~24歳 15~19歳 15~19歳 15~19歳 10~14歳 10~14歳 10~14歳 0~14歳 23.3% 0~4歳 0~14歳 12.5% 5~9歳 0~4歳 (人) 0 10,000 20,000 30,000 40,000 0 10000 15~64歳 55.1% 40~44歳 30~34歳 5~9歳 65歳以上 34.8% 75~79歳 0~14歳 10.1% 5~9歳 (人) 20000 30000 40000 0~4歳 (人) 0 【65歳以上】 1人 【65歳以上】 1人 【65歳以上】 1人 【15~64歳】 7.9人 【15~64歳】 2.5人 【15~64歳】 1.6人 10000 20000 30000 国勢調査及び国立社会保障 人口問題研究所データより 40000 1 長崎市の高齢者人口等の状況③ (要介護[要支援]認定者数、要介護[要支援]認定率の推移) 35,000 (人) 25.0 認定率(%) 24.5 30,000 24.0 25,000 23.5 認定者数(要介護5) 認定者数(要介護4) 23.0 20,000 認定者数(要介護3) 認定者数(要介護2) 22.5 15,000 22.0 認定者数(要介護1) 認定者数(要支援2) 認定者数(要支援1) 21.5 10,000 21.0 5,000 20.5 0 20.0 平成20年 平成21年 平成22年 平成23年 平成24年 平成25年 平成26年 平成27年 平成28年 3月末 3月末 3月末 3月末 3月末 3月末 3月末 3月末 3月末 認定率 2 新しい総合事業概要 ■介護保険制度改正 ○予防給付のうち訪問介護・通所介護について、地域支援事業 「介護予防 ・ 日常生活支援総合事業」に移行 ○既存の介護事業所のサービスに加え、 地域の多様な主体を活用して支援する ○他のサービス(訪問看護やデイケア等)は引き続き予防給付のサービスを利用 ○新しい総合事業のみのサービスは、要介護認定ではなく、基本チェックリストにより事業対象者を選定し、迅速 にサービスを提供する ~事業の方向性~ 超高齢社会において、持続可能な介護保険制度を確保するために、高齢者が介護予防に取り組むこと で、要支援、要介護状態になることを可能なかぎり予防し、住み慣れた地域で自立した生活を続けること ができるようにする。 ~移行に向けた基本方針~ ○現行の予防給付サービスを受けている高齢者が、円滑に新地域支援事業のサービスが受けられる。 ○サービス提供事業者が、円滑に新地域支援事業を高齢者に提供できる。 ○地域住民が参画するサービスを事業に活かす。 3 (国)制度改正に伴う総合事業 22% 28% 39.0% 19.5% 19.5% 22% 4 長崎市の新しい総合事業の取組 ~取り組み内容~ ■現行相当の訪問介護と通所介護 移行前の要支援認定者のうち、複数疾患や認知症があるなど身体介護等が必要な高齢 者には、現行相当サービスを介護事業者が行う。 ■新たなサービス 要支援認定までは必要ない高齢者のうち通所サービスとして、ミニデイサービスを実施す る。 ■2次予防事業のサービスを統合 運動・認知機能向上事業は、通所型短期集中予防サービスへ移行する。 口腔改善、栄養改善指導事業の訪問型サービスは、訪問型短期集中サービスへ移行し、 新たにPT(理学療法士)やOT(作業療法士)の訪問も導入する。 ■地域住民主体 地域住民が主体的に行う高齢者ふれあいサロンを事業として位置付ける。 5 新しい総合事業フロー図 元 気 な 方 基 本 チ ェ ッ ク リ ス ト 要 支 援 ・ 要 介 護 認 定 【一般介護予防事業】○高齢者ふれあいサロン(住民主体) ○生涯元気事業(すこやか運動教室) 一般の高齢者 自立した生活が 可能な高齢者 介護予防・生活 支援サービス対 象者 (事業対象者) 非該当 ケ ア マ ネ ジ メ ン ト 【新総合事業】 ○訪問型サービス 【二次予防事業】 ○生活援助事業 (家事・買い物) ○口腔改善事業 ○栄養改善事業 ○通所型サービス 【二次予防事業】 ○認知機能向上事業 ○運動機能向上事業 見直し ①現行相当予防訪問介護(介護事業所) ②生活援助サービス(介護事業所他) ③住民主体(今後検討) ④短期集中訪問サービス (PT・OT・栄養士・歯科衛生士) ①現行相当予防通所介護(介護事業所) ②ミニデイサービス(介護事業所) ③高齢者ふれあいサロン(住民主体) ④短期集中通所サービス(委託事業所) 【新総合事業】のみの利用(【介護保険の介護予防サービス】の利用なし) 要支援者 要介護者 ケ ア プ ラ ン 【介護保険の介護予防サービス】介護予防ケアプラン 介護予防サービス(介護予防通所・訪問介護サービスを除く) 【介護保険の介護サービス】ケアプラン 介護サービス(現行どおり) 6 訪問型サービス 1 サービス内容 ①現行相当予防訪問介護 ②訪問型サービスA (生活援助サービス) ③訪問型サービスB (住民主体) ○訪問介護員による身体 介護・生活援助 ○生活援助 (家事・買い物支援) ○生活援助(住民主体) ○現サービス利用者で 継続が必要なかた ○介助が必要なかた ○退院直後 【例】認知症 障害がある かた ごみ屋敷状態 2 対象者 ○状態を踏まえた住民主体の多様なサービスの利用を促 進(ケアマネジメントにより、自立支援に資するもの) ○要支援者 (介護なし) ○事業対象者 ハイリスク者 ○簡易家事 ④訪問型サービスC (短期集中訪問サービス) ○専門職の訪問による 相談支援 ○声掛け 話相手 ゴミだし 水やり等簡易 家事を望むかた ○体力改善や日常生活 動作(ADL)や手段的日 常生活動作(IADL)の 改善支援が必要なもの 3~6か月の短期間 ○口腔機能 ○支援者 低下あり が必要と ○低・過栄 判断した 養等要改善 もの ○通所事業 (リハ職員 参加が出来 の派遣) ない(認知 症等) ○必要時 ○最高6回/6か月 3 利用回数 ○1~2回/週 ※原則週2回は要支援2 4 サービス提供者 5 指定 ○訪問介護事業者 事業所指定(6年更新) ○訪問介護事業者 ○雇用労働者 事業所指定(6年更新) ○ボランティア主体 ○栄養士、歯科衛生士、保 健・医療の専門職 ○理学療法士、作業療法士 6 ケアマネジメント (もくじ11参照) ○ケアマネジメントA ○ケアマネジメントB ○ケアマネジメントC ○ケアマネジメントA ○1~2回/週 ⑤移動支援 ○サロンへの 移動等 ○ボランティ ア主体 ○ケアマネジ メントC 7 通所型サービス ②通所型サービスA (ミニデイサービス) ③通所型サービスB (住民主体) 1 サービス内容 ○身体機能維持・向上 機能訓練 日常生活の支援 (入浴 食事) 口腔機能向上 栄養改善 生活機能向上グループ活動 ○生活機能維持・向上 機能訓練 ※入浴、食事はオプション ○住民主体に高齢者ふれあい サロン 体操 小物づくり 茶話会 レクリエーション ○生活機能改善のための運 動・認知機能向上プログラム (栄養・口腔改善プログラム) 2 対象者 ○現サービス利用者で継続 が必要なかた ○介助が必要なかた 【例】 心臓、呼吸疾患等動作時息 切れ 認知症 人工肛門 退院直後 ○通所B後、通いの場に送 迎が必要なかた ○閉じこもり(通院のみ等) ○短期集中後継続が必要 ○要支援者、虚弱なかたを中 心とした一般高齢者を含むか た ○自力で身近な場に行ける ○運動・認知機能の低下につ いて短期集中的に改善が必要 なかた 3~6か月の短期間 24回を限度 3 利用回数 送迎有無 ○1~2回/週 ○送迎あり ○1~2回/週 ○送迎あり ○原則1回/週 ○1回/週 ○送迎あり ○1回3時間以上 ○1回半日 ○1回2時間程度 ○1回1時間30分~2時間程度 5 サービス提供者 6 指定 ○通所介護事業者 事業者指定(6年更新) ○通所介護事業者 事業者指定(6年更新) ○住民(サロンサポーター) 補助金申請 ○通所介護 通所リハの事業 者 委託 7 ケアマネジメント (もくじ11参照) ○ケアマネジメントA ○ケアマネジメントB ○ケアマネジメントC ○ケアマネジメントA ①現行相当予防通所介護 4 サービス提供時間 ④通所型サービスC (短期集中通所サービス) 8 基準の考え方①(訪問型人員) サービス種別 ①現行相当予防訪問介護 ②訪問型サービスA (生活援助サービス) 管理者 常勤・専従1人以上(ただし、ほ かの職務、同一敷地内の他事業 所等の職務に従事可能 ) 専従1人以上(ほかの職務、同一 敷地内の他事業所等の職務に従 事可能 ) 訪問介護員等 サービス提供責任者 常勤換算方法で2.5以上 常勤・専従1人以上(ただし、利 用者40人毎に1人以上) 従事者 必要数 介護福祉士 介護職員初任者研 修等修了者または一定の研修受 講者 ③訪問型サービスB (住民主体) 従事者 必要数 一定の研修受講者 訪問事業責任者 必要数 介護福祉士 介護職員初任者研 修等修了者または一定の研修受 講者(上級) ※訪問介護員等:介護福祉士または法第8条の2第2項に規定する政令で定める者(介護職員初任者研修等修了者) ※サービス責任者:介護福祉士、実務者研修修了者、3年以上介護等の業務に従事した介護職員初任者研修等修了者 8 基準の考え方②(訪問型設備・運営) サービス種別 現行相当予防訪問介護 ②訪問型サービスA (生活援助サービス) 事業の運営に必要な広さを有する専用の区画 1区画 ①専用事務室または専用区画 ②利用申込受付・相談等に対応する適切なスペース 2設備・備品 必要な設備・備品 1 従事者の清潔の保持・健康状態の管理(必ず遵守) 2 秘密保持等(必ず遵守) ③訪問型サービスB (住民主体) 事業の運営に必要な広 さを有する区画 同左 ①事務室 ②利用申込受付・相談等に 対応する適切なスペース 同左 同左 ○ ○ 従事者・従事者であった者の秘密の保持(○) 3 事故発生時の対応(必ず遵守) ○ ○ 4 廃止・休止の届出と便宜の提供等(必ず遵守) ○ ○ 5 個別サービス計画作成 6 運営規定の説明・同意 7 提供拒否の禁止 ○(加算算定時) ○ 9 基準の考え方①(通所型人員) サービス種別 現行相当予防通所介護 定員10人超え 定員10人以下 管理者 常勤・専従1人以上 (兼務可) 同左 生活相談員 提供日ごと専従1以上 同左 看護職員(正・准) 単位ごと専従1以上 介護職員 [利用者15人以下] 専従1以上 [ 〃 16人以上] 利用者5人増すごとに専従1以 上 備考 生活相談員または介護職員の うち常勤1人以上 生活相談員、看護職員また は介護職員のうち常勤者1人 以上 機能訓練指導員 1以上 同左 ②通所型サービスA (ミニデイサービス) ③通所型サービスB (住民主体) 専従1人以上 (兼務可) 地域代表者 従事者 単位ごと専従1以上 [利用者15人以下] 専従1以上 [利用者16人以上] 利用者10人増すごとに専従1以 上 従事者 必要数 同左 ※機能訓練指導員:PT OT ST 看護職員 柔道整復師 あん摩マッサージ指圧師の資格を有する者 ※生活相談員:社会福祉法第19条第1項各号のいずれかに該当する者(社会福祉士等)またはこれと同等以上の能力を有すると認められる者 9 基準の考え方②(通所型設備・運営) 現行相当予防通所介護 サービス種別 定員10人超え 1 食堂 ○合計して3㎡/人以上(利用定員) 専用 2 機能訓練室 3 静養室 4 事務室 5 相談室 定員10人以下 ○ 専用 ○ 専用 専用 ○相談内容が漏れない配慮あり 6 機能訓練の設備・備品 7 消火設備 専用 ○ ○ ②通所型サービスA (ミニデイサービス) ○サービス提供に必要な場 所3㎡/人以上(定員) ○消火設備その他非常災 害に必要な設備 ③通所型サービスB (住民主体) ○サービスを提供する のに必要な場所(公民館 等) ○必要な設備・備品 ○必要な設備・備品 ※1~5は専用(但し書きあり) 1 従事者の清潔の保持・健康状態の管理(必ず遵守) 2 秘密保持等(必ず遵守) ○ ○ 従事者・従事者であった者の秘密の保持(○) 3 事故発生時の対応(必ず遵守) ○ ○ 4 廃止・休止の届出と便宜の提供等(必ず遵守) ○ ○ 5 個別サービス計画作成 6 運営規定の説明・同意 7 提供拒否の禁止 ○(加算算定時) ○ 10 単価の考え方①(訪問型サービス) サービス種別 ①現行相当予防訪問介護 ②訪問型サービスA (生活援助サービス) ③訪問型サービスB (住民主体) ④訪問型サービスC 単価設定の単位 1月あたり 1回あたり 1回あたり 1回あたり 利用回数等 単 価 ①事業対象者、要支援1 (週1回程度) ②事業対象者、要支援2 (週2回程度) ③事業対象者、要支援2 (週3回程度) ①事業対象者、要支援1 (月5回まで) ②事業対象者、要支援2 (月10回まで) <基本となる単価> ①週1回程度 1,168単位(11,925円) ②週2回程度 2,335単位(23,840円) ③週3回程度 3,704単位(37,817円) ※別途加算と減算の条件あり 1回あたりの単価であって、 ひと月の合計が左記を超え ない単価 (短期集中訪問サービス) 必要数 現行の「口腔改善事業」及 び「栄養改善事業」を参考 とした単価 立ち上げ支援 運営補助 地域単価 1単位=10.21円(地域区分7級地) 同左 自己負担 1割または2割 同左 サービス提供者が設定 無し 支給限度額管理 有り 有り 無し 無し 10 単価の考え方②(通所型サービス) サービス種別 単価設定の単位 利用回数等 単 価 ①現行相当予防通所介護 1月あたり ②通所型サービスA (ミニデイサービス) ③通所型サービスB (住民主体) ④通所型サービスC (短期集中通所サービス) (委託) 1回あたり (事業所指定) 1回あたり ①事業対象者、要支援1 (週1回程度) ②事業対象者、要支援2 (週2回程度) ①事業対象者、要支援1 (月5回まで) ②事業対象者、要支援2 (月10回まで) ※1回あたりのサービス提供時間は 現行どおり ※1回あたりのサービス 提供時間は半日程度 <基本となる単価> ①週1回程度 1,647単位(16,700円) ②週2回程度 3,377単位(34,242円) 1回あたりの単価であって、 現行の「高齢者ふれあいサ ひと月の合計が左記を超 ロン(市サロン)」を参考と えない単価 する。 週1回 ※1回あたりのサービス提 供時間は2時間程度 期間:3~6か月(計24回) ※1回あたりのサービス提供時 間は1.5時間~2時間 現行の「認知機能向上事業」及 び「運動機能向上事業」を参考 とする。 ※別途加算と減算の条件あり 地域単価 1単位=10.14円(地域区分7級地) 同左 自己負担 1割または2割 同左 支給限度額管理 有り 有り 定額 1割または2割 サービス提供者が設定 定額 1割または2割 無し 有り 無し 11 新総合事業においての介護予防ケアマネジメント① 介護予防ケアマネジメントの考え方 介護予防ケアマネジメントは、 介護予防の目的である「高齢者が要介護状態になることをできる限り防ぐ」、「要支援・要介護状態になっても状態がそれ以上 に悪化しないようにする」ために、高齢者自身が地域における自立した日常生活を送れるよう支援するもの。 新総合事業における介護予防ケアマネジメントとは、 利用者の生活上の困りごとに対して、単にそれを補うサービスをあてはめるのではなく、利用者の自立支援につながるよう、 「心身機能」「活動」「参加」にバランス良くアプローチしていくことが重要である。 介護予防ケアマネジメントの実施主体 ①長崎市地域包括支援センター(市内20箇所) ②指定居宅介護支援事業所(長崎市地域包括支援センターからの委託による) 11 新総合事業においての介護予防ケアマネジメント② ①ケアマネジメントA ②ケアマネジメントB ③ケアマネジメントC (原則的なケアマネジメント) (簡略化した介護予防マネジメント) (初回のみの介護予防ケアマネジメント) 利用するサー ビスの種類 ○指定事業所のサービスを利用する場合 ○通所型サービスC(短期集中)、訪問型サービ スC(短期集中)を利用する場合 ○その他、地域包括支援センターが必要と判断 した場合 ○①または③以外の場合で、ケアマネジメントの 過程で判断した場合 (指定事業所以外の多様なサービスを利用する 場合等) ○ケアマネジメントの結果、住民主体のサービ スの利用や配食などのその他の生活支援サー ビスの利用につなげる場合 ケアマネジメ ントの特徴 ○現行の予防給付に対する介護予防ケアマネジ メントと同様 ○モニタリングは、概ね3か月ごとに実施 ○利用者の状況等に応じてサービスの変更も行 うことが可能な体制をとっておく ○アセスメント(課題分析)からケアプラン原案作 成までは、ケアマネジメントAと同様 ○サービス担当者会議を省略したケアプランの 作成 ○モニタリングは適宜 ○モニタリング等は行わない ○適切なサービス提供につながるよう、ケアマ ネジメントの結果をサービス提供者に送付又は 本人が持参(利用者の同意必要) アセスメント アセスメント アセスメント ⇒ケアプラン原案作成 ⇒ケアプラン原案作成 ⇒ケアマネジメントの結果案作成 ⇒サービス担当者会議 プロセス ※1単位:10.21円 - ⇒利用者への説明・同意 ⇒利用者への説明・同意 ⇒利用者への説明・同意 ⇒ケアプラン確定・交付 【利用者・サービス提供者へ】 ⇒ケアプラン確定・交付 【利用者・サービス提供者へ】 ⇒利用するサービス提供者等への説明・送付 ⇒サービス利用開始 ⇒サービス利用開始 ⇒サービス利用開始 ⇒モニタリング【給付管理】 単価 (⇒サービス担当者会議) 430単位(4,390円) (⇒モニタリング【適宜】) - 左記を超えない単価で設定 12 移行の時期① 新総合事業の対象者 平成29年4月以降に、新規・区分変更更新により要支援認定を受けた方 (認定有効期間の開始年月日が平成28年10月以降の要支援者) 平成29年4月以降に、基本チェックリストにより事業対象者と判定された方 移行時のポイント 平成29年4月より前に要支援認定を受けた方は、認定更新等までは、従前の予防給付(介護予防訪問介護・ 介護予防通所介護)としてサービスを利用する。 平成29年4月以降に認定更新等により要支援認定を受けた方が、訪問介護・通所介護を利用する場合の サービスは新総合事業になる。 12 移行の時期②(要支援認定者) (H28) 年度 3 ①認定有効期限 H29.3.31 ②認定有効期限 H29.6.30 ③認定有効期限 H30.3.31 ④新規要支援 平成29年度 4 5 6 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 新総合事業開始 完全実施 (H29.4~) (H30.4~) 認定更新 介護予防・日常生活支援サービス事業(新総合事業) 認定更新 予防給付 介護予防・日常生活支援サービス事業(新総合事業) 新規認定 認定更新 予防給付 新規認定 介護予防・日常生活支援サービス事業(新総合事業) 認定更新 ⑤認定更新 要介護⇒要支援 7 平成30年度 介護給付 介護予防・日常生活支援サービス事業(新総合事業) ※介護予防通所介護又は介護予防訪問介護のみを利用する場合(その他の介護予防サービスを利用しない場合)は、認定更新の申請は不要となる。 12 移行の時期③(現行の二次予防事業対象者) (H28) 年度 3 運動機能向上事業 認知機能向上事業 利用者 平成29年度 4 5 6 7 8 9 10 平成30年度 11 12 1 3 4 5 新総合事業開始 完全実施 (H29.4~) (H30.4~) 基本チェックリスト 短期集中通所サービス 基本チェックリスト 生活援助事業利用者 口腔改善事業 栄養改善事業 利用者 2 訪問型サービス(生活援助事業) 基本チェックリスト 短期集中訪問サービス 基本チェックリスト 新規利用者 ※基本チェックリストにより、総合事業の対象者となるか判断する。 訪問型サービスの各サービス 通所型サービスの各サービス (参考)基本チェックリスト
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