取手市教育センターシステム構築業務公募型プロポーザル実施要領

取手市教育センターシステム構築業務公募型プロポーザル実施要領
取手市教育センターシステム構築業務に係る公募型プロポーザル審査委員会
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業務件名
取手市教育センターシステム構築業務
2
背景
取手市教育委員会(以下、「市教委」という)では、平成23年度に構築した市立学校の児童生徒・
教職員及び教育委員会が利用する学校ポータルシステムを平成29年2月に更改する予定である。
次期システムでは、学校ポータルシステムの更改に合わせ、市役所庁舎に設置しているサーバ群をク
ラウドに移行し災害時のデータ保全ができるように変更する。また、セキュリティの強化、運用性・保
守性の最適化も合わせて実施する。
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目的
本要領は、「取手市教育センターシステム構築業務」の実施にあたり、必要な知識と経験を有し、最
も優れた提案を行う事業者(最適事業者)を選定することを目的に、必要な事項を定める。
上記の選定にあたっては、広く提案を求めるため、公募型プロポーザル方式を採用する。
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業務内容
①ハードウェア及びソフトウェアの製品調達
②クラウド環境の整備及び調達
③システムの詳細設計及び構築
④維持に必要な運用設計及び保守設計
⑤現行システムの設定変更、移設作業
⑥その他
詳細については、「取手市教育センターシステム調達仕様書」に記載。
(「取手市教育センターシステム調達仕様書」は、参加資格確認結果の通知と共に発送する。)
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契約期間
「6 事業費総額」の備考及び「別表1
6
見積範囲一覧」のとおり
事業費総額
提案見積評価における評価上限価格は次のとおりとする。ただし、この金額は契約締結時の予定価格
を示すものではなく、プロポーザル内容の規模を示すためのものであることを留意すること。なお、後
述する見積書を提出する際は、下記金額を超えてはならない。
1
項
1
目
構築業務経費
上限価格(税込)
211,958千円
備考(契約期間)
平成28年度から平成33年度までの予算合計
(平成28年11月から60か月の月額払い)
2
運用管理業務経費
1,551千円
平成28年度のみの予算
(平成29年2月から2か月の月額払い)
※平成29年度から平成33年度の予算については後述す
る見積書の見積額を参考に予算計上予定(金額未決定)
3
総
額
213,509千円
1
構築業務経費
及び
2
運用管理業務経費は別契約
として締結する。
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参加資格条件
(1)以下のうち、2つ以上の資格を有していること。
①ISO9001(品質マネジメントシステム)認証
②ISO14001(環境マネジメントシステム)認証
③ISO27001(情報セキュリティマネジメントシステム)認証
④プライバシーマーク
(2)過去5年以内に公立小中学校に対して校務システムや授業支援システムを導入した実績があること。
(3)取手市物品調達の契約に係る指名停止等措置要領(平成6年3月30日)第2条の規定により指名停
止の措置を受けていない者であること。
(4)取手市が措置する入札参加停止又は入札参加保留期間中の者でないこと。
(5)地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4に該当する者でないこと。
(6)以下の申立てがなされていないこと。
①破産法(平成16年法律第75号)第18条又は第19条の規定による破産手続き開始の申立て
②会社更生法(平成14年法律第154号)第17条に基づく更生手続開始の申立て
③民事再生法(平成11年法律第225号)第21条の規定による再生手続の申立て
(7)対象事業に係る履行能力を有すると認められる者であること。
(8)国税及び地方税を滞納していないこと。
(9)暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号)第2条第2号に規定する
暴力団並びに同条第6号に規定する暴力団員及び暴力団の維持運営に協力し,又は関与する者でな
いこと。
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担当部署(連絡先・提出先)
当業務のプロポーザル実施に関する担当部署は、以下のとおりとする。
【取手市教育センターシステム構築業務に係る公募型プロポーザル審査委員会事務局】
・担当部署
取手市教育委員会学務給食課
・住所
〒300-1592
・連絡先
0297-74-2141(電話)0297-83-6610(FAX)
・電子メールアドレス
[email protected]
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茨城県取手市藤代700番地
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スケジュール
(1)公募開始(ホームページ掲載)
平成28年5月27日(金)
(2)参加申込
平成28年5月30日(月)~平成28年7月
5日(火)随時
5日(火)随時
→
参加資格確認結果の通知
参
加
申
込
日~平成28年7月
→
提案の辞退
参
加
申
込
日~随時
(3)質問書の受付
→
質問書の回答
一 次 審 査 案 内 通 知~平成28年7月
6日(水)随時
質
8日(金)随時
問
書
提
出
日~平成28年7月
(4)一次審査(書類審査)
提案書等の提出
→
一 次 審 査 案 内 通 知~平成28年7月20日(水)随時
一次審査結果の通知
平成28年7月29日(金)予定
(5)二次審査(プレゼンテーション及びヒアリング審査)
プレゼンテーション及びヒアリングの実施
→
二次審査結果の通知
8日(月)予定
平成28年8月12日(金)予定
(6)契約交渉
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平成28年8月
平成28年8月18日(木)~平成28年8月19日(金)
参加手続き
(1)参加申込
参加を希望する事業者は、以下のとおり参加申込書を提出すること。参加申込書の提出がない者又
は参加資格のない者の参加は認められない。
①提出書類
参加申込書(様式1)及び参加申込書に記載の書類一式
②提出期限
平成28年7月5日(火)17時まで(必着)
③提出方法
持参又は郵送(書留)
④提出先
「8
担当部署」のとおり
⑤参加資格確認結果
・通知日
参加申込日から平成28年7月5日(火)まで(随時)
・通知方法
電子メール又は郵送(一次審査案内通知又は欠格通知)
・その他
一次審査案内通知者には「取手市教育センターシステム調達仕様書」、
様式2及び様式4~様式7を添付
(2)提案の辞退
参加申込書の提出後にやむを得ない事情により辞退する場合は、辞退届を提出すること。
①提出書類
辞退届(様式3)
②提出方法
持参又は郵送(書留)
③提出先
「8
担当部署」のとおり
3
(3)質問書の受付
一次審査案内通知の受領後、提案書等の提出に関する質問がある場合は、質問書を提出すること。
①提出書類
質問書(様式5)
②提出期限
平成28年7月6日(水)17時まで(必着)
③提出方法
電子メール
④提出先
「8
担当部署」のとおり
⑤質問の回答
・回答方法
参加申込書(様式1)に記載の E - mail アドレスに回答
・回答日
質問書提出日から平成28年7月8日(金)まで(随時)
・その他
一次審査の案内通知者すべてに回答(回答日時点)
(4)提案書等の提出
一次審査案内通知の受領後、提案書等を以下のとおり提出すること。
①提出書類
・誓約書
・委任状(様式2)
・見積書(様式4)
・機能証明書(様式6)
・提案書(任意様式)
②提出期限
平成28年7月20日(水)17時まで(必着)
③提出方法
持参又は郵送(書留)
④提出先
「8
担当部署」のとおり
(5)プレゼンテーション及びヒアリングの実施
一次審査の通過者を対象に、プレゼンテーション及びヒアリング審査を実施する。
①実施日時
平成28年8月8日(月)
時間及び場所については、決定後、別途、提案者に通知する。
②実施場所
取手市役所藤代庁舎
③説明担当
実務主任者(プロジェクトマネージャ)が説明を行うこと。
④実施時間
提案者による提案書等の説明(30分程度)及び質疑応答(30分程度)
⑤説明資料
事前に提出した提案書等を基に、市教委が指定する項目についてプレゼ
ンテーションを行うこと。
提案書の抜粋版を利用する場合、別途用意することも認める。
なお、それ以外の資料の使用及び追加配布等は認めない。
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提案書及び機能証明書の作成要領
(1)提案書作成要領
①用紙はA4サイズで縦置き、又は横置きとする。A3サイズは折り込むこと。
4
②提案書内には、会社名、社章、製品名など提案者の名称を特定させる文言等を使用せずに作成す
ること。
③正本を1部と副本を20部作成すること。
④提案書の正本については、表紙に会社名を入れるものとし、副本の表紙には会社名(略称を含む)、
ロゴマーク等の提案者を特定する表記を用いないようにすること。
⑤「提案書評価項目(様式7)」の項目(大項目、中項目、小項目)に沿って、上から順番に章立
てし提案書を作成すること。なお、「提案書評価項目(様式7)」に記載されている項目名はその
まま使用し、項目名に付いている章(1,2、・・・)及び節(1-1、1-1-1、・・・)は
そのまま使用せずに、提案書に合わせて、別途振り直すこと。
(2)機能証明書作成要領
「機能証明書(様式6)」の「回答」欄に、その対応可否(〇、×)を記載すると共にその実現
方法の補足を「説明、及びコメント」欄に記載すること。なお、機能を証明するにあたり、補足資
料を使用する場合は「説明、及びコメント」欄に資料番号を記載すること。
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審査方法及び審査項目
(1)審査方法
審査にあたって「取手市教育センターシステム構築業務に係る公募型プロポーザル審査委員会」を
設置し、各提案者の提案書等に基づき、一次審査(書類審査)及び二次審査(プレゼンテーション
及びヒアリング審査)により総合的に評価して最適事業者と次席者の2者を選定する。
評価項目は見積価格に対する得点(以下、「価格点」という)と技術的要素に対する得点(以下、
「技術点」という)により構成する。
①一次審査(書類審査)
提案書等の提出者を対象に、書類審査を行い「価格点」及び「技術点」を算出する。「価格点」
と「技術点」を加算した結果から、得点の高い上位3者を選定する。ただし、提案者が3者に満
たない場合又は同得点のため3者を超えて存在する場合は、この限りではない。
選考結果は、平成28年7月29日(金)に電子メール等で、提案者に通知する。なお、選考
に対する異議には応じない。
②二次審査(プレゼンテーション及びヒアリング審査)
一次審査の通過者を対象に、プレゼンテーション及びヒアリング審査を行い、得点を「技術点」
に加算する。同時に、一次審査にて算出した「技術点」の再評価を行う。
プレゼンテーションの機材準備を含めた実施方法や説明を求める項目等については、一次選考
を通過した提案者に対して別途連絡する。
最終的に「価格点」及び「技術点」を含めた総合的な評価点を算出し、評価点の最適事業者と
次席者を選定する。
選考結果は、平成28年8月12日(金)までに文書等で、二次選考に参加したすべての者に
通知する。なお、選考に対する異議には応じない。
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(2)審査項目
審査項目、評価基準、配点は以下のとおりとする。
審査
区分
一次審査
審査項目
評価基準
価格点
見積書(様式4)
経済性に優れているか。
技術点
機能証明書(様式6)
市教委が求める機能が提案するシス
配点(満点)
テムで実現されているか。
提案書(任意様式)
300点
100点
「提案書評価項目(様式7)」の評
価ポイントと照らし合わせて、評価
できる提案がなされているか。その
400点
他、有用な独自提案がなされている
か。
二次審査
プレゼンテーション及
200点
びヒアリング
合計(総合評価点)
1000点
(3)評価方法
価格点、及び技術点の評価方法は以下のとおりとする。
①価格点
価格点は、見積価格を事業費総額で除して得た値を1から減じて得た値に、見積価格に対する
得点配分(300点)を乗じて得た値とする。(小数点以下切捨て)
※価格点=300×(1-見積価格/事業費総額)
見積価格は「見積書(様式4)」に記入すること。
別紙「取手市教育センターシステム調達仕様書」を基に見積を作成すること。なお、見積範囲
については本要領の末尾に記載している「別表1
見積範囲一覧」のとおりとする。
見積書(様式4)は、出力用紙A3サイズ/ページレイアウト2in1にて作成すること。
別途、明細も提示すること。
・「別表1
見積範囲一覧」の項番①~⑥、及び⑦の5か月分にかかる費用の総額を構築業
務経費とする。
・「別表1
見積範囲一覧」の項番⑧の1年目の2か月分にかかる費用を運用管理業務経費
とする。
・構築業務経費及び運用管理業務経費の総額を本契約の範囲として見積価格とする。その際
に、「6
事業費総額」に記載の金額をそれぞれ上限とすること。2年目以降の運用及び
ソフトウェア保守については、年度ごとの契約となるため、参考見積として2~6年目の
費用を年度ごとに提示すること。なお、この金額は二次審査(プレゼンテーション及びヒ
アリング審査)において質疑の対象となる可能性があることに留意すること。
6
②技術点
技術点は、システム要求機能に対する得点、提案書に対する得点、プレゼンテーション及びヒ
アリングに対する得点を加算した値とする。
システム要求機能に対する得点は、「機能証明書(様式6)」の対応可否に対し加点を行う。
全ての機能を満たしている場合に100点を加算し、満たさない機能が1つでもある場合は減
点とする。
・提案書に対する得点は、「提案書評価項目(様式7)」に記載した観点に対して、評価し
加点を行う。観点ごとの配点は非公開とする。なお、得点については、プレゼンテーショ
ン及びヒアリングの実施後、再評価を行う。
・プレゼンテーション及びヒアリングに対する得点は、評価者全員の平均点とする。
・必要性及び重要性の観点から設定した技術要件の評価を行い決定する。ただし、各要求水
準を満たす記述があっても、実現方式が不明瞭で文章による意思表示にとどまっていると
判断された提案書は失格とする。
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契
約
最も優れた提案者を最適事業者とし、平成28年8月18日(木)から平成28年8月19日(金)
までの期間に契約を前提として業務内容及び契約内容等の協議を行う。最適事業者と協議が整った
場合には、予定価格を設定の上、見積合わせを実施し、随意契約により契約を締結するものとする。
なお、最適事業者との当該交渉が不調に至った場合は、次席者と契約交渉を行う。
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その他留意事項
(1)提出した提案書等は返却しない
(2)提出した提案書等は、審査を行うために必要な範囲において、複製することがある。
(3)提出した提案書等は、審査以外に提案者に無断で使用することはない。
(4)プロポーザルに要した費用は、それぞれの会社の負担とする。
(5)参加申込書及び提案書等に虚偽の記載をした場合は、失格とする。
(6)プロポーザル審査委員又はその関係者に、本計画に関して接触を求めたものは失格とする。
(7)提出期限以降の参加申込書及び提案書等の差し替え又は再提出は認めない。
(8)提案書は1者につき1案しか行うことができない。
(9)提案書に記載した配置予定のプロジェクトマネージャーは、病床、死亡、退職等極めて特別な理由
を除き、変更することはできない。
(10)提案書の著作権は、提案者に帰属するが、公平性、透明性、客観性を期するため公表することがあ
る。
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別表1
【1 年目】 【2 年目】 【3 年目】 【4 年目】 【5 年目】 【6 年目】
項
区分
番
①
見積範囲一覧
クラウドサービス
H28 年 11 月~
H29 年 4 月~
H30 年 4 月~
H31 年 4 月~
H32 年 4 月~
H33 年 4 月~
H29 年 3 月
H30 年 3 月
H31 年 3 月
H32 年 3 月
H33 年 3 月
H33 年 10 月
▽4 月
▽4 月
▽11 月
(一次導入費用)
②
クラウドサービス
▽11 月
60 ヶ月
(利用料)
③
インターネット
▽11 月
60 ヶ月
回線費用
④
ASPサービス
▽11 月
60 ヶ月
⑤
役務、移設費用
▽11 月
(一次費用)
⑥
ハードウェア
▽11 月
60 ヶ月
(保守含む)
⑦
ソフトウェア
(保守含む)
⑧
運用
▽11 月
5 ヶ月
▽2 月
2 ヶ月
構築業務経費
▽4 月
▽4 月
12 ヶ月
▽4 月
12 ヶ月
▽4 月
12 ヶ月
12 ヶ月
▽4 月
12 ヶ月
▽4 月
12 ヶ月
1
7 ヶ月
12 ヶ月
▽4 月
▽4 月
12 ヶ月
7 ヶ月
【2 年目】
【3 年目】
【4 年目】 5年目
【5 年目】
【6 年目】
運用+ソフトウェア
運用+ソフトウェア
運用+ソフトウェア
運用+ソフトウェア
運用+ソフトウェア
運用管理業務経費
(保守含む)
(保守含む)
(保守含む)
(保守含む)
(保守含む)
※1 年目は運用のみ
※参考見積
※参考見積
※参考見積
※参考見積
※参考見積
8