平成28年度 大分市地域おこし協力隊員募集要項 大分市は、九州の東端に位置しており、別府湾・豊後水道という豊かな海に面し、周辺 部には山々が連なり市域の半分を森林が占めています。また、瀬戸内海式気候に属し年間 を通して温暖・少雨で自然条件に恵まれた地域です。 このように自然豊かな地域ではありますが、中心部においては、高度経済成長期に新産 業都市として重化学工業を中心に発展を遂げ、近年ではIT関連企業をはじめ様々な産業 が集積するなど都市的発展も進んでいることから、自然に囲まれた土地でありながらも生 活するにはとても便利な地域となっています。 一方で、市内周辺部では少子高齢化による過疎が急速に進んでいる地域もあり、こうい った地域では地域行事や伝統文化の担い手不足、農林水産業などの地場産業の衰退といっ た様々な問題が生じています。 そこで、本市では都市部から地域活性化に意欲のある人材を積極的に誘致し、これまで にない新たな視点により地域の魅力を引き出し、活性化を目指すとともに、協力隊員の定 住を図ることを目的として「地域おこし協力隊」を募集します。 1.募集人数 大分市全体で3名。(佐賀関支所 1名、野津原支所 1名、大南支所 1名) ※勤務地は、配属された支所になります。原則として、勤務地管内に居住して いただきます。 2.業務概要 【地域活性化部門】 ○ 佐賀関支所 (1)「地域コミュニティの活性化」 ・管内の各団体が実施する地域行事等の企画、運営、立案等及びその支援、協 力等に関すること ・管内にあるまちづくり推進組織の要請に応じ、行事等の企画、運営、立案等 及びその支援、協力等に関すること (特定非営利活動法人さがのせきまちづくり協議会、こうざき校区まちづくり 協議会等) ・地域の若年層を取り込んだ地域交流拠点づくりに関すること (2)「漁業振興に関する取り組み」 ・朝市の運営補助 ・地域の海産物(関アジ・関サバなど)を活かした新たな商品開発、販路拡大 支援、情報発信に関すること (3)「農林業振興に関する取り組み」 ・新たな商品作物の生産指導、販路拡大支援、情報発信に関すること ・若年層の就農希望者を呼び込むための取り組みに関すること ・里山の整備(間伐、間伐材の活用など)に関すること (4)その他地域課題の解決に関すること ・地域福祉の向上に向けた取り組みに関すること ・防災の取り組みに関すること ※(2)と(3)の取り組みについては、隊員の専門的知識やこれまでの経験に基づき、 どちらか着手可能な方での取り組みでかまいません。 ○ 野津原支所 (1)「地域コミュニティの活性化」 ・管内の各団体が実施する地域行事等の企画、運営、立案等及びその支援、協力 等に関すること (2)「農業振興に関する取り組み」 ・市が実施する「援農かっせ隊活動推進事業」に関すること ※援農かっせ隊活動推進事業 高齢化や後継者不足が進行している農村において良好な農業環境を維持 するため、「農家の手伝いをしたい」、「農作業を体験したい」、「新規 就農を考えたい」という方々と農家を結びつけ、人的交流による地域振興 を図る事業。(詳細は、大分市のホームページをご覧ください。) (3)「大分川ダム関連事業」 ・地域交流拠点(道の駅のようなものを想定)の設立に関すること ・地域の農畜産物を活かした新たな商品開発、販路拡大支援、情報発信に関する こと ※大分川ダム 大分川ダムは大分県大分市、一級河川・大分川水系七瀬川に建設中。高 さは約 92 メートルあり、大分川水系最大規模の多目的ダムである。2019 年(平成 31 年)に完成する予定。 (4)その他地域の課題解決に関すること ・地域福祉の向上に向けた取り組みに関すること ・防災の取り組みに関すること ○ 大南支所 (1)「地域コミュニティの活性化」 ・管内の各団体が実施する地域行事等の企画、運営、立案等及びその支援、協力 等に関すること ・管内にあるまちづくり推進組織の要請に応じ、行事等の企画、運営、立案等及 びその支援、協力等に関すること (例:ウォーキング大会、芋ほり大会、大野川合戦まつり等) (2)「農林業振興に関する取り組み」 ・地域の農畜産物を活かした新たな商品開発、販路拡大支援、情報発信に関する こと ・しいたけ農家の高齢化対策に関すること(大分市椎茸生産組合関連業務) (3)その他地域の課題解決に関すること ・地域福祉の向上に向けた取り組みに関すること ・防災の取り組みに関すること ※【文化芸術振興部門】の隊員が配置された支所については、【地域活性化部門】の隊 員は配置いたしません。 【文化芸術振興部門】 ○文化・芸術分野において、自己が所有する技術・特技・ネットワークを駆使し、大 分市における文化・芸術の振興に寄与する取り組み (1)文化・芸術作品の制作活動 (2)文化芸術情報の発信・提供・収集 (3)赴任地の魅力発信に関すること (4)芸術家の交流・活動拠点の設立に関すること 3.応募資格 次に掲げる(1)から(8)の要件を全て満たすこと。 ただし、【文化芸術振興部門】での採用を希望される方は、上記要件に加えて、(9) の要件を満たすこと。 (1)20歳以上(平成8年4月1日以前に生まれた人)※性別は問いません。 (2) 【佐賀関支所・野津原支所】 3大都市圏(注1)及び3大都市圏外の都市地域(注2)、政令指定都市に在住の 方で、生活の拠点を大分市に移し大分市に住民票を異動することができる方 【大南支所】 条件不利地域を除く3大都市圏内の都市地域又は政令指定都市にお住まいの方で生 活の拠点を大分市に移し大分市に住民票を異動することができる方 (3)大分市に1年以上(最長3年間)居住可能な方 (4)心身ともに健康で地域住民とコミュニケーションがとれるとともに、地域活性 化に深い熱意を持ち積極的に活動できる方 (5)協力隊員の任務終了後に大分市に定住を考えている方 (6)普通自動車免許(AT限定可)を取得している方(応募締め切り時までに 取得見込みの方を含む) (7)パソコンの一般的な操作ができる方 (8)SNS等を活用した情報発信ができる方 (9)絵画・楽器演奏・舞踊・歌・執筆・陶芸・ダンスなど、芸術活動において特技 のある方 ※【文化芸術振興部門】での採用を希望する方のみの要件 3大都市圏とは、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、岐阜県、愛知県、 三重県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県をいう。 注2 都市地域とは、「過疎、山村、離島、半島等の地域」(注3)に該当し ない市町村をいう。 注3 「過疎、山村、離島、半島等の地域」とは、過疎地域自立促進特別措置 法、山村振興法、離島振興法、半島振興法、奄美群島振興開発特別措置法、 小笠原諸島振興開発特別措置法、沖縄振興特別措置法の各法により指定さ れた地域を有する市町村をいう。 注1 4.活動時間 (1)1 ヶ月の勤務を要する日は17日とします。(イベント等休日出勤は、振り替 える場合あり) (2)活動時間は8時30分から16時45分までとします。 なお、12時から13時までの1時間の休憩時間を含みます。 (3)休暇については本市の規定により年次有給休暇を付与します。 5.雇用形態・期間 (1)大分市の特別職非常勤職員(嘱託員)として委嘱します。 (2)活動期間は任用開始日から1年間。 ただし、1年単位で最長3年まで延長することができます。 (3)任命後ふさわしくない行動がある場合は、期間中でも解約する場合があります。 6.待遇・福利厚生 (1)報酬(月額)184,000円を支給します。(社会保険料等自己負担分を含 む・賞与なし) (2)社会保険、雇用保険に加入します。 (3)活動期間中の住居は、市が借り上げた民間物件を無償貸与します。 (4)引越し費用及び生活必需品、光熱水費は自己負担とします。 (5)交通費の支給はありません。 (6)業務で使用するパソコン(庁外持出不可)と車両(公用車)は市が貸与します。 (7)その他業務に必要なものについては、予算の範囲内で市が用意します。 (8)研修会等の旅費については、予算の範囲内で市が負担します。 7.応募手続き (1)募集期間 (2)提出書類 平成28年5月27日から平成28年6月17日まで※消印有効 大分市「地域おこし協力隊」応募用紙(別紙様式)、 住民票抄本 ※世帯主名・続柄・本籍地・筆頭者を省略したもの 8.選考方法 (1)第1次選考 書類選考の上、結果を応募者全員に文書で通知します。 ※応募用紙で書類選考を行いますのでできるだけ詳しく記載して下さい。 ※提出された書類はお返しいたしません。 ※提出された個人情報は、本事業の目的以外には使用しません。 (2)第2次選考 第1次選考合格者を対象に面接による審査を行います。平成28年7月2日 (土)を予定していますが、詳細は第1次選考結果の通知の際にお知らせします。 【面接会場】大分市役所庁舎 ※面接会場までの交通費は自己負担となります。 (3)最終選考結果の通知 最終選考結果は第2次選考受験者全員に文書で通知します。なお、選考内容に ついての開示はいたしません。 9.その他 日常生活では自家用車が便利ですので、自家用車の持込をお勧めします。 10.問い合わせ先 〒870-8504 大分市荷揚町2番31号 大分市役所 市民部 市民協働推進課 市民協働推進担当班 電話:097-537-7251 FAX :097-536-4605 E メール:[email protected] 担当:足立、原田、伊東
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