プレスリリース 2016 年 5 月 21 日 国内におけるスイス・ルーバー社(Lüber GmbH)の鋳造設備の販売提携 ルーバー社〔本社:スイス・バーゼンハイド/代表取締役社長:ウィルヘルム・ボーベンス、以下「ルーバ ー」 〕と日本アイリッヒ株式会社〔本社:愛知県名古屋市/代表取締役社長:ステファン・アイリッヒ、以下 「アイリッヒ」 〕は日本国内においてルーバーの鋳造用設備をアイリッヒが独占的に販売する契約を 5 月 20 日に締結いたしました。 対象となる製品はルーバーのコールドボックス、無機鋳型の造型機、砂処理設備、ガスジェネレータ、熱風 発生装置およびバインダー供給設備です。これらの設備は自動車用を中心とした鋳物部品の生産に欠かせな い設備であり、欧州自動車メーカーで数多く採用されています。特に無機バインダーを使用した新しい造型 プロセスは有害ガスの発生が無く、廃棄物の量も大幅に削減できることから、近年欧州では幅広く普及して います。ルーバーの最新の無機造型設備、砂処理設備はメルセデスベンツ、BMW、フォルクスワーゲンな どドイツの大手自動車メーカーで採用されており、その最先端の技術と製品は高い評価を得ています。 アイリッヒは生砂混練設備を得意として、ミキサーおよびプラントの設計・製造からカスタマーサポートま で鋳造業界で多くの実績を誇ります。またコールドボックス造型設備についても 20 年にわたる豊富な経験 とネットワークを有しています。 両社はこの提携によりルーバーのもつ高い技術力および高機能の設備と、アイリッヒの持つ幅広い販売・カ スタマーサポートとの相乗効果によりさらなる成長を目指します。 <ルーバー社について> ルーバー社(Lüber GmbH)は 1972 年に設立されたスイス・バーゼンハイドに本社を置く鋳造設備メーカ ーです。創業以来スイスの伝統に裏付けられた高い技術をたずさえ、有機・無機鋳型に関わる新しい技術を 開発、実用化し鋳造業界での地位を確固たるものにしています。 本社のあるバーゼンハイドとスイス・ドイツ国境に近いメーリンの二つの拠点を有し、従業員数は約 50 名 です。 自社製品として、コールドボックス、無機鋳型造型機、砂処理設備、ガスジェネレータおよびバインダー供 給装置を有しており、これらを用いたプラントの設計、製造、据付までのトータルなサポートを提供してい ます。 <日本アイリッヒ株式会社について> 日本アイリッヒ株式会社は 1863 年創業のドイツ、マシーネンファブリーク グスタフ・アイリッヒ社の日本 法人です。1974 年の設立以来ドイツで長年蓄積されたノウハウをもとに、粉体処理技術の総合エンジニアリ ングメーカーとして多くの実績を残してまいりました。 2016 年 5 月現在、従業員 110 名、名古屋本社に加えて製造拠点の九州事業所、テストセンターを有する成 田事業所と国内に3拠点を配しています。 グローバルな粉体処理機械メーカーとして鋳造業界のみならず粉体を取り扱う各種業界のお客様のニーズに お応えするため、ハード、ソフトの総合的なサービス提供体制を整えております。 Press Release Page: 1/1
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