【No.4004】消防ポンプ自動車(CD-1型)

様 式 第 1号(第15条関係)
入
札
公
告
平 成 28 年 5 月 17 日
地方自治法第 234 条第 1 項の規定に基づき、一般競争入札により物品等の請負に係る契約を締結するので、地方自治法施行
令 第 167 条 の 6 及び勝山市契約事務規則第 7 条 の規定により次のとおり公告する。
勝山市長
入札 案件番号
入 札 件 名
(物 品等名)
納 入 場 所
物 品 等 概 要
参
納
考
入
商
期
品
限
そ
契
の
約
他
事
の
項
入
札
区
分
入札 参加条件
資
格
営 業 所 等
納 入 実 績
許 可免 許等
人 的 関 係
そ
の
他
入 札説明 書等の
交 付・入 札書の
提
出
仕
様
書
等
仕 様書等 に対す
る 質 疑 等
同等 品の取扱
入 札参加 資格確
認 申請書 の提出
開
札
日
等
入 札参加 資格確
認 結果及 び入札
結 果 の 通 知
物品 等担当課
契 約 担 当 課
山
岸
正
裕
4004
消防ポンプ自動車(CD-1 型)
勝山市消防署
消防ポンプ自動車 CD-1 型(4WD ダブルキャブ)に別途仕様書内容の艤装を施し、仕様書内資機
材を搭載する。
なし
平成 29 年 2 月 28 日
・仕様・規格を満たす物品等での入札を可能とする。(一部当本部の現場活動方針により同等品を
認めない物品有り)
・当該案件は、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例(昭和 39 年勝山
市条例第 9 号)第 2 条に該当し落札後に仮契約を締結するものとする。この場合においては、議会
の議決を得たときに限り、当該仮契約を本契約とみなす。
・仮契約の締結後、議会の議決までの間に、仮契約を締結した契約相手方が勝山市から入札参加
資格の制限又は指名停止若しくは指名除外を受けた場合は、当該仮契約を解除し、本契約を締結
しないことができる。この場合においては、市は、当該契約の解除につき、一切の損害賠償の責
めを負わない。
本件物品等は、開札後に入札参加資格の有無を確認する条件付き一般競争入札事後審査型であり、
郵便入札対象案件である。
次に掲げる条件をいずれも満たしている者
・平成 27・28 年度勝山市物品等競争入札等参加資格者として物品等の品目が「車両類-特殊車両」
で登録されていること。
・その他の資格要件については、入札説明書のとおり。
福井県内に本店又は支店等を有していること。
公告日の過去 15 年以内に消防ポンプ自動車の納入実績があること。
なし
同一の者が複数の業者の役員を兼ねている場合には、1者のみ応札可能とし、重複して応札した
場合はその全てを無効とする。
なし
勝山市ホームページからダウンロードできる。
【 入札 説明 書の 交付】
(http://www.city.katsuyama.fukui.jp/)「入札情報」
【 入 札 書 提 出 期 限 】 平成 28 年 5 月 24 日(火)
【 入 札 書 提 出 先 】 〒911-8799 勝山郵便局留
【 閲 覧 期 間 】 公告日から平成 28 年 5 月 23 日(月)
【 閲 覧 場 所 】 勝山市民会館 2F 設計図書閲覧室
【 質 問 書 の 提 出 期 間 】 公告日から平成 28 年 5 月 20 日(金)
【 回 答 書 の 閲 覧 期 間 】 仕様書等閲覧期間内とする。
【 閲 覧 及 び 配 布 場 所 】 勝山市ホームページ又は設計図書閲覧室にて掲示
あり(一部当本部の現場活動方針により同等品を認めない物品有り)
【 申 請 書 等 の 提 出 】
【 申請書等 の提出 場所】
【
【
開
開
札
札
日
場
等
所
】
】
落札候補者は、開札日の次の日の正午までに契約担当課に提出するこ
と。
下記の契約担当課に同じ
平成 28 年 5 月 26 日(木)午前 9 時から随時開札
市役所 3F第 2 会議室
参加資格確認後、落札者決定通知書により通知する。
勝山市長山町 2-2-7
勝山市元町 1-1-1
勝山市消防署庶務課 庶務管理 G
勝山市総務部 総務課 契約検査 G
℡ 0779-88-0400
℡ 0779-88-1116
消防ポンプ自動車(CD-1 型)
仕様書
勝山市消防本部
-1-
消防ポンプ自動車仕様書
第1 総
則
1
目 的
この仕様書は、勝山市消防本部(以下「消防本部」という。)が平成28年度におい
て整備する消防ポンプ自動車CD-Ⅰ型(以下「消防車」という。)の仕様について定
める。
2
関係法令等の遵守
消防車は本仕様書に定めるほか、次の関係法令等に適合し、緊急自動車として承認
が得られるものであることとする。
また、消防車両の安全基準検討会が定める「消防車両の安全基準について」の項目
を満たすこと。
(1)動力消防ポンプの技術上の規格を定める省令(昭和61年自治省令第24号)
(2)道路運送車両法(昭和26年法律第185号)
(3)道路運送車両法の保安基準(昭和26年運輸省令第67号)
(4)その他関係法令等
(5)緊急消防援助隊設備整備費補助金交付要綱に係る「災害対応特殊消防ポンプ自
動車」の規格
3 製作上の疑義等
(1)受注者は、消防本部において、提出図書の審査承認を受けた後でなければ製作を
してはならない。
(2)本仕様に明記されていないものは、消防本部と事前に綿密な打ち合わせを行い障
害が生じないようにしなければならない。
(3)受注者は受注後における標準仕様の変更または本仕様に疑義を生じたときは、消
防本部と協議し、承認を受けること。
4 契約の範囲
(1)受注者は、新規登録検査ならびに重量税、自動車損害賠償保険料、リサイクル料
等一切の手続きを代行すること。ただし、重量税、自動車損害賠償保険料、リサ
イクル料、登録手数料については、発注者が負担する。
(2)受注者は、引渡後、旧車両の抹消登録申請を行い、滅失・解体済み登録事項等証
明書を提出すること。ただし、廃車手数料については、発注者が負担する。
5 提出書類
(1)受注者は契約締結後、製作に先立ち消防本部と仕様についての打ち合わせを行い
-2-
次の書類を各3部(1部返却用)提出し、消防本部の承認を得た後、艤装を開始
するものとする。
① シャシ関係
(ァ)シャシ諸元明細書
(イ)フレーム全体図
(ウ)フレーム強度計算書
(エ)トランスミッション、PTO取付け図
(オ)その他消防本部が指示する図書
② 艤装関係
(ァ)製作図
・艤装五面図
・車体骨格図
・動力伝達装置関係図
・水ポンプ関係図
・真空ポンプ関係図
・ポンプ配管関係図
・電気配線図
・その他消防本部が指示するもの
(イ)諸元表
・水ポンプ諸元表
・真空ポンプ諸元表
・回転比表(エンジン、水ポンプ、真空ポンプ)
・その他消防本部が指示するもの
③ 使用部品及び材料明細書
・主な外注使用部品は品名、型式、製造会社等を記入のこと
④ 製作工程表
⑤ その他消防本部が指示するもの
(2)ポンプ車の納入時に、次の図面等を製本し提出すること
① 完成図書(前記(1)①に揚げるもの)
2部
② 完成配線図
2部
③ 品質評価を受けたことを示す証票(写)
2部
④ ポンプ性能試験成績表
2部
⑤ 自動車車検証(写)
2部
⑥ 取扱説明書(シャシ、ポンプ関係、取付品、付属品等)
各2部
⑦ 各種保証書
各1部
⑧ 緊急自動車指定届出確認書
1部
⑨ 改造届出書(写)及び改造自動車計算書
2部
⑩
⑪
カラー写真(外観五面、資機材、その他)CD等媒体付
カラー写真(艤装に係る工程)
-3-
2部
2部
⑫
⑬
納品書、納品明細書
その他消防本部が指示するもの
各1部
2部
6
検査及び取り扱い説明
検査については、消防本部が立会いの上検査をする。
(1)納入前検査(中間検査)
外部塗装前で、取付品、付属品を取り付けた状態で実施し、主要部分の組立状況
や材料及び各部の寸法等の検査を実施する。
(2)納入検査(完成検査)
艤装、塗装、ポンプ性能、取付品及び付属品等すべての検査を行うものとする。
(3)取扱説明
納入後、消防本部において、職員に車両の構造及び資機材の取扱い、保守管理方
法等の取扱説明を最低2回に分けて実施すること。
なお、取扱い説明を実施するための担当者派遣における諸経費の一切は、受注者
が負担するものとする。
7
納入期限
平成29年2月28日以内とし、場所は消防本部とする。
8
保証期間
消防車の保証期間は、納入後2年間とする。ただし、保証期間経過後であっても
設計、製作、材質の不良に起因するものは、無償で交換又は修理を行うこと。
9
補 足
(1)各部の点検整備、燃料は満量とし、清掃手入れを実施のうえ納入すること。
(2)エンジンキー等の鍵類は全て1種3組とし、名称記入可能なキーホルダーを付属
のこと。
(3)本仕様書に、記載されている指定するもの以外の全ては、新品を受注者が納入し
取り付け及び艤装しなければならない。
(4)本仕様書は、作業の大綱を示すものであり、本仕様書に記載なき事項といえども
当然必要と認められるものについては、受注者の負担において施工する。
第2 仕
様
1 一般的事項
(1)主要諸元および主要装備については、本仕様書において指定したもの以外は車両
メーカーの最新の公表によるものとする。
(2)車体の構造は、十分な強度とバランスを有し、走行安定性の良いものであること。
-4-
なお、高速道路等での高速走行時の安定性に留意すること。
(3)道路狭隘地域、積雪地域及び林道などの不整地において、円滑な消防活動が行え
るよう、車体のサイズやアプローチ・ディパーチャーアングル等に配慮し製作す
ること。
(4)フロントバンパー及びリアバンパーは悪路走破時、車体の損傷を防ぐために保護
板を貼り補強すること。(別途協議)
(5)ポンプや下部の配管類は、悪路又は積雪路等の走行において蹴上げ物から保護す
るとともに、泥や氷雪が付着しない構造とする。
(6)タイヤは未舗装路での悪路走破性の高いトレッドパターンのものを装着すること。
(7)各装置の取付けは、点検補修を考慮し錆びにくい材質を使用し、分解整備等が出
来るよう可能な限りネジ類による締結とする。また走行振動等により容易に緩まな
いこと。
(8)車体は、常時登録された車両総重量の状態において、十分に耐えうるものである
こと。
(9)標準装備品及び付属品はシャシメーカー固有のものとする。
(10)製作に使用する全ての材料は、JIS規格及び消防規格に基づき精選されたもの
を使用すること。
(11)安全に関する事、注意事項及び使用上の禁忌事項については、可能な限りその対
象付近に、当該事項の内容を記載する表示を添付すること。
(12)スイッチには誤操作防止用の保護枠を設けること。
2
シャシ関係
(1)シャシは、平成28年度に自動車メーカーがCD-Ⅰ型消防専用として公表し
た標準取付け品が装備された寒冷地仕様車両で最新のものとし、諸元は次のとお
りとする。
① シャシ
(ァ)消防認定専用シャシ 3トン級シャシ
(イ)車体の形状
キャブオーバー型(電動油圧チルト式)
(ウ)乗車定員
5名以上
② エンジン
(ァ)水冷4サイクルディーゼルエンジン
(イ)総排気量
4,000cc以上
(ウ)最高出力
110kW以上
③ 動力伝達系
(ア)駆動方式
四輪駆動
(イ)変速装置
マニュアルトランスミッション
④ 安全装置
(ァ)SRSエアバック
(イ)アンチロックブレーキシステム
-5-
⑤ 装備品
(ァ)パワーステアリング
(イ)パワーウインドウ
(ウ)純正エアーコンディショナー
(エ)油温計、アワーメーター
(オ)集中ドアロック
(カ)リアヒーター
(キ)バッテリーメインスイッチ (確認灯付きON/OFFスイッチ)
(ク)ディスチャージヘッドライト
(ケ)フォグランプ(黄色)
(コ)デイライト(青色)
(サ)牽引用フック(車両前後各1箇所)
(シ)泥除けマッドフラップ(4輪)
(ス)ゴム製フロアマット(全席)
(セ)サイドバイザー(全ドア)
(ソ)サンバイザー(運転席、助手席)
(タ)ナンバーフレーム
(チ)隊長ミラー(助手席側フロントピラー取付け)
(ツ)電動格納ドアミラー(助手席側)
(テ)大型アウターミラー及びアンダーミラー
(ト)フロントバンパー
(ナ)後退警報装置(ON/OFFスイッチ付)
(ニ)ラジアルタイヤ(ホイール付)
(ヌ)バックビューカメラ
(ネ)ナビゲーションシステム(バックビューカメラモニタ兼用、走行中に操作
できること)
(ノ)ドライブレコーダー
(ハ)ラジオ(AM/FM)(ナビゲーションに内蔵の場合はこの限りでない)
3
燃料タンク及びバッテリー、インバーター等電装関係
(1)燃料タンクの容量は60リットル以上とし、給油が容易に行える位置及び構造
とすること。給油口は施錠出来ること。
(2)バッテリーは12V100AH以上×2台とし、点検、交換が容易に行うこと
が出来るようサイドステップ一体型の引き出し方式とし、上面に保護カバーを取
付けること。
(3)オルタネーターは、本仕様書における電装装置に、十分対応できる容量を有す
ること。
(4)外部電源引込口は、防雨蓋付きマグネットコンセント型とし、取付け位置は運
転席下部とする。なお、専用コード10mを付属品として納付すること。
-6-
(5)過充電防止機能付きバッテリー充電器をキャブ内後部座席下に設けること。ま
た、電源はオイルパンヒーター用外部電源引込口と兼用とする。
(6)キャブ内に2口コンセントと配管ヒーターに電源が供給できるDC/ACコン
バーター(定格800W型)をキャブ内後部座席下部に設けること。なお、車庫
内で外部AC100Vから電源を供給される場合は、外部電源を優先し通電する
構造とし、走行中のみ自動切り替えにより、2口コンセント及び配管ヒーターに
電源が流れる構造とする。
(7)配管ヒーターは冬季以外使用しないため、専用OFFスイッチを設けること。
(8)車両メインスイッチは、運転手が操作しやすい位置に設けること。なお、メイ
ンスイッチON時、無線を使用できること。また、車両メインスイッチをOFF
にした場合でも、時計等のメモリー機能を損なわない機能構造とすること。(ス
イッチ位置については、別途協議)
4
ポンプ関係
(1)主ポンプ
① 大規模災害時等、海水や泡薬剤混合水を使用するため、耐久性・腐食等を考
慮しポンプを構成する主材料は砲金製とする。
② 動力消防ポンプ規格省令によるA-1級規格並の性能を有すること。また放
水性能は規格放水圧力0.85MPa時及び高圧放水圧力1.4MPaのど
ちらにおいても2,100リットル/分以上の放水性能を有すること。
③ 圧力損失が高い長距離放水・高所放水時であっても4線放水が可能であるこ
と。但しこのとき1線あたりの放水量は500リットル/分程度とする。
④ ポンプ軸と、ポンプケーシング間の水漏れ防止装置は、安価で容易に増し締
めが出来るグランド式とし、グランドパッキン部にグリースを注入すること
ができる装置を設けること。
⑤ 振動等により、緩みが生じないよう緩衝装置等を設けるなどシャシフレーム
に確実に固定すること。
⑥ 主ポンプ排水装置は、ポンプレバーに連動し自動的に排水できること。
(2)ポンプ操作装置
① ポンプ室両側の操作し易い位置に、下記の装置を装備すること。
No.
1
装置の名称
ポンプ操作盤
取付け場所
左、右
2
3
圧力計(耐震型)※透過照明装置付
連成計(耐震型)(リタード型)※透過照明装置付
左、右
左、右
4
5
ポンプ回転計
流量計
左、右
左、右
6
積算流量計
右
7
自動調圧装置操作盤 ※アイドリングボタン付
左、右
8
スロットルダイヤル ※左右とも右回転で上昇
左、右
-7-
②
ポンプ操作盤には下記表示及び操作ボタンを有すること。また長期間使用す
るため、安価に修理可能な視認性の高い高輝度LEDを用いた装置とする。
液晶表示型操作盤は不可とする。
No.
1
装置の名称
PТO
取付け場所
「作動中」表示
2
3
揚水完了
吸口ボールコック
「完了」表示
「開閉」表示
4
5
中継口ボールコック
放水口ボールコック
「開閉」表示
「開閉」表示
6
7
エゼクタ―(バイパスバルブ)
自動揚水ボタン
「開閉」表示
操作ボタン
8
9
非常用揚水ボタン
真空ポンプ手動停止
10
11
高輝度LED球球切れ
放水経路・吸水経路
12
落水警報表示
操作ボタン
操作ボタン
確認ボタン
「経路」表示
他表示との兼用可能
(3)自動調圧装置
① 揚水完了後に設定したポンプ圧力を、ホース先端の放水状況に関わらず一定
に保つ装置とする。
② 自動調圧中は、ポンプスロットルを高速回転側へ作動させても反応しない安
全装置を有すること。ただし、低速側へは自動調圧を維持しながら降下させ
ることができること。
③ 自動調圧解除方法は、自動調圧ボタンを再度押す又は、付属するアイドリン
グボタンを押すことで解除できる構造とする。
④ 高圧放水中のトラブル時に急速にポンプ回転数をアイドリング回転数まで
戻すことができるアイドリングボタンを有すること。
(4)真空ポンプ
① 完全無給油式とし、オイル等の潤滑材を必要としない構造とする。
② 動力の接・断は電磁クラッチによる構造とし、スムーズな伝達が行えること。
駆動装置は円滑に作動し、揚水完了後は自動停止すること。
③ 凍結破損対策、性能低下防止として、定期清掃及び点検を必要としない汽水
分離器(空気と空気以外を分割する装置)を設け、自動揚水時に真空ポンプ
内に水及び異物が進入しない構造とする。また、汽水分離器内に溜まった水
等は自動揚水完了後、自動的に排除できる構造とする。
④ 吸気経路に装備する止水弁及び逆流防止弁部には配管ヒーターを設けるこ
と。
⑤ 故障など非常時における真空ポンプの操作は、独立した別系統の回路により
-8-
手動操作にて行えること。
⑥ 緊急停止を行うための非常停止スイッチを設けること。
⑦ 揚水性能は30秒以内に完全な揚水ができ、放水が開始できること。
⑧ 破損防止のため、自動揚水時のエンジン回転が一定回転以上では作動しない
構造とすること。
⑨ 揚水完了後に落水した場合は、操作盤内に落水した旨の確認ができる表示を
すること。
(5)エンジン冷却水補助冷却装置
① ポンプ運転時にポンプからの吐出水により、エンジン冷却水及びPTOギヤ
ケースの過熱を防ぐ補助冷却装置を取付けること。
② 補助冷却装置は高圧水による機器破損を防ぐための安全弁を設けるととも
に内部を視認出来るクリアボールカップ(ストレーナ付)を設け、予備回路
付とする。
③ クリアボールカップは手動脱着式とし、専用工具による脱着式は不可とする。
(6)ポンプ配管
各弁類には必要に応じ配管ヒーターを設けること。(別途協議)
① 吸水配管
(ァ)配管は75mm以上とすること。
(イ)車両両側に75mmボールコック(ストレーナ付)及び確認窓付きエゼク
ター装置を設けること。
② 中継口配管
(ァ)配管は65mm以上とすること。
(イ)車両両側面に各1個設けること。
(ウ)中継口は65mmボールコック(ストレーナ付)とし、鎖付きキャップを
付すこと。
③ 吐水配管
(ァ)配管は65mm以上とすること。
(イ)車両両側面に65mmボールコックを各2個設け、先端に差込式放口媒介
金具を設けること。なお、差込式放口媒介金具は65mmが各1個(スイ
ベル付)、65mm・50mmのマルチが各1個とする。
(7)吸管手動巻取り装置
① 吸管取出し口はポンプ室後部(車両中央部)に設け、手動にて左右側面から、
それぞれ左右双方向に引き出しが可能な吸管引出し巻取り装置を2基設ける
こと。当該装置は車両の進行方向に対し垂直に設けること。
② 吸管を巻取り納める環状の枠の素材は錆対策、強度対策としてステンレス鋼
又はメッキ鋼材を使用すること。
③ 走行時等において、吸管を巻取り納める環状の枠が回転するなど動くことが
無いよう固定する装置を設けること。
④ 吸管引き出し口に吸管を保護し前方、後方、下方へと円滑に引き出せるよう
-9-
ステンレス製三方ローラーを設け、引出し時に吸管がシャッターや外装等に接
触しない構造とする。
⑤ 隊員一人で車両の前方又は後方に円滑に吸管を引き出せる構造、機能を有す
ること。
⑥ 取り付ける吸管は、80mm×10m以上とし、先端には吸水量を減らすこ
とが無いよう75mm差込媒介金具を装備すること。
⑦ 左右操作部付近に、ストカゴ(75mm差込オス媒介)及び消火栓媒介(7
5mm差込オス×65mm差込メス)を各1個取付けること。
⑧ 吸口に取付けられた吸管は容易に緩まない構造とし、容易に点検整備できる
配置及び構造とする。
(8)ドレンパイプ、コック及びパイプ
① 各ポンプ、吸水口、放水口、中継口及び各配管等で残水が発生する場所には
必要に応じドレンを設けること。
5
ポンプ動力伝達装置
(1)ポンプの駆動は、シャシメーカー仕様のPTOとする。
(2)PTO稼動中は運転席にて作動状態を示すパイロットランプを設けること。
(3)PTOスイッチは両側面のポンプ操作装置付近及び運転席付近に設けること。
なおスイッチは白色反射テープを貼り付け視認性を良くすること。
6
車体艤装
(1)全 般
① 車体艤装は、堅ろうで十分な耐久性を有し、骨組みは完全に自立する構造と
する。更に側板等に直接大きな荷重がかからない艤装とし、通路等の床面強
度は、外力を垂直方向に加えた場合に永久変形が生じない構造であること。
② 艤装に使用する材料は、すべて防錆加工済みの材料を使用し、冬季の融雪剤
等による錆の発生を防止するため、シャシ部分及びその内部、ボディー裏側
部分、キャブドアー内側部分等に、防錆処置を施すこと。
③ 洗車時等の水切りを良くし、溜水が生じないようにすること。
④ ステップ等乗降時に接触する部分及び吸管をはじめ資機材等が接触し、塗装
が剥がれる恐れのある部分については、アルミ製縞板等を用いて艤装するこ
と。(別途協議)
⑤ 外装板およびステップ等の縁は折り曲げ加工を施すこと。
⑥ 艤装材料の厚さは下記以上の厚みを有する材料で堅牢に艤装すること。
(ァ)側板
2.0mm以上
(イ)サイドエプロン
1.2mm以上
(ウ)フェンダー
1.0mm以上
⑦ 車両の完成寸法は、次のとおりとすること。
(ァ)全長(完成寸法)
5,600mm以内 ※梯子昇降ハンドル部は除く
-10-
(イ)全高(完成寸法)
3,000mm以内 ※無線アンテナ部は除く
(ウ)全幅(完成寸法)
2,000mm以内
(2)キャブ外装
① キャブは、FRP製ハイルーフキャブとすること。
② キャブ前面中央部に、消防徽章(黒色危害防止板付)を取り付けること。
③ キャブ上部には、別途指示する散光式赤色警光灯を強固に取り付けること。
④ キャブ前面には、別途指示するLED赤色点滅灯を2個保護枠付きで取り付
けること。
⑤ フロントグリルにはLED(青色)デイライトを2個設置し、アクセサリス
イッチがオンで常時点灯とする。
⑥ 全てのドアには乗降時に便利な位置に、手摺を設置すること。
⑦ 全てのドアには開放時に夜間後方から視認しやすい位置に赤色反射テープ
を貼付すること
⑧ 後部座席に容易に乗車できるよう、アルミ縞板製のステップを設けること。
なお、燃料タンク全体そしてバッテリー引出し装置一式はアルミ縞板で覆う
こと。
⑨ フロントガラス(外側)上部に手摺を設けること。
⑩ フロントバンパーはステップ兼用のため張り出し構造とし上面はアルミ製
縞板で製作し、下部はアルミ製縞板の保護材で補強すること。(別途協議)
⑪ キャブ助手席側上部にステンレス製の旗立て装置を取り付け、旗竿が蝶ボル
ト等で容易に固定できること。なお、訓練旗、警戒旗、旗竿を付属し、竿及
び固定ボルトの脱落防止処理を施すこと。
(3)キャブ内装
① 前席中央にはコンソールボックスを設けること。
(形状等の詳細は別途協議)
② コンソールボックスの前方に無線機本体や各種スイッチ類を体裁良く設置
すること。(設置場所等の詳細は別途協議)
③ メインスイッチは周囲に黄色蛍光色テープを貼り視認性を良くすること。
④ 全席に、超防汚シートカバー(配色別途指示)を取り付けること。
⑤ 後部座席前方に、握り棒(可動フック5個付)を設け、地図入れボックス(A
3サイズ横置き収納可能)を設けること。
⑦ 後部座席室内高は、最大限の高さを確保すること。また、後部座席上部に最
大限の収納スペースやフックを設け、資器材等が収納できること。また、収
納物が落下しない構造とする。(別途協議)
⑧ 後部座席上部に、防火衣等を吊ることが出来るフックを設けること。
⑨ 後部座席後方スペースは張出式とし、空気呼吸器積載装置3基を取り付け、
後部座席乗車隊員が着座のまま容易に装着できること。なお、空気呼吸器面
体等を掛けるフックを付近に4ヶ所設けること。
⑩
⑪
後部座席の背もたれは空気呼吸器の取出しに障害とならないこと。
助手席に、フレキシブルタイプのマップランプ(LED)を取付けること。
-11-
⑫
室内灯(LED)を天井の概ね中央部に2個取り付け、点灯時の夜間運転
に支障にならないようにすること。ドア開放時や任意に点灯できるようスイ
ッチを設けること。
⑬ 前部座席上部にオーバーヘッドコンソールを設け、サイレンアンプを埋め
込み式で設けること。(別途協議)
⑭ 取り付ける装置等には無線ノイズ障害に対応するものを取付けること。
(4)荷台構造
① キャブ最後部から、構造上最大容量の収納庫を設け、アルミ製シャッター(バ
ーハンドル式)を左右側面に各2面、後部に1面取付けること。なお、それ
ぞれのシャッターは開口面積が最大となるように取付けること。
② 各シャッターには開閉と連動し、LED庫内灯(全長600mm程度)が点
灯し、収納庫全体を照射できること。
③ 荷台側面前方の左右面には荷台天井部に上がれるよう、展開式ステップを昇
降に支障の無い数を設けること。(別途協議)
④ 荷台側面前方の左右下部には資器材収納庫を設け、扉を開くと展開式ステッ
プ(チェーンレス)となると同時にLED庫内灯が点灯すること。内部には
樹脂製スノコを敷き、ステップ表面はアルミ縞板貼りとし、ステップの周囲
には反射材を貼ること。扉閉時のロック装置付とする。(別途協議)
⑤ 荷台側面後方のシャッター下部の扉を開くと展開式ステップ(チェーンレス)
となること。内部には樹脂製スノコを敷き、ステップ表面はアルミ縞板貼り
とし、周囲には反射材を貼ること。扉閉時のロック装置付とする。ディパー
チャーアングル部分にアルミ縞板の保護材で補強すること。(別途協議)
⑥ 上記①から⑤にリミットスイッチを取付け、開閉状態を確認できる表示灯を
運転席付近に設けること。
⑦ 後輪上には展開式ステップをそれぞれ2箇所設けること。
⑧ 各収納庫は収納資器材の変更に対応できるよう、スライドレール等を用い収
納する高さ等を任意に調整できる構造とする(別途協議)
⑨ 各収納庫・資機材棚等、溜水の発生する部分は、排水孔を設け水の浸透や溜
水のない構造とし、床面にはスノコ板等を設置すること。
⑩ 積載品及びその他資器材を固定する箇所にはアルミニウム又はステンレス
製の保護板等を貼ること(別途協議)
⑪ 本契約で購入するものすべてを安全に収納し、出来る限り車体全長が短くな
るように艤装すること。
(4)荷台上部
① 荷台上部は、全てアルミ製縞板張りとし、側面に雨水等が浸透せず、溜水の
発生しない構造とすること。
② 荷台上部左右の側板を上方向に延長すること。なお、延長した側板内側は、
アルミ製縞板張りとすること。(別途協議)
③ 荷台左右上部にステンレス製環フックをそれぞれ2箇所設けること。使用す
-12-
る際に外装が損傷しないよう措置する事。なお、張力は100kg以上とす
る。(別途協議)
④ 荷台上部周囲にステンレス製の手摺を昇降等に支障ない箇所に設置するこ
と。(別途協議)
⑤ 荷台上部左右の側板の両側面には、別途指示するLED赤色点滅灯をそれぞ
れ2個、LED作業灯をそれぞれ2個取付けること。
⑥ 荷台上部右側に、脱着式のアルミ縞鋼板製収納ボックスを1基設け、構造は
下記のとおりとする。(寸法については別途協議)
(ァ)クレーンで吊り上げ可能な構造とすること。
(イ)内部にスノコ板を敷くこと。
(ウ)雨水等が貯留・浸透しない構造とすること。
(エ)蓋は開けた際にロックするストッパーを設けること。
(オ)ボックスの両側には持ち手を4ヶ所取付け徒手搬送できること。
⑦ 脱着式のアルミ縞鋼板製収納ボックスには下記の資機材を収納すること。
(ァ)ラインプロポーショナー一式(支給品)
(イ)泡ノズル(支給品)
(ウ)東消式発泡器(支給品)
(エ)高発泡原液(支給品)
(オ)ワイヤーロープ(支給品)
(カ)防炎シート(支給品)
(キ)予備管そう(支給品)
(ク)その他消防本部が指定する資器材
(5)荷台後部(後面)
① 後部左右には、別途指示するLED赤色点滅灯を2個、LED作業灯を2個
保護枠付きで設けること。
② 後部シャッター右側に、ステンレス製展開式はしごを設置し、容易に荷台天
井部に上がれるようにすること。なお上部には補助手摺を設けること。
③ 後部シャッターの両側には縦状に手摺りを設けること。
④ 上部にステンレス製環フックを2箇所設けること。使用する際に外装が損傷
しないよう措置する事。なお、張力は100kg以上とする。(別途協議)
⑤ ナンバープレート及びバックビューカメラの破損を防ぐため周囲を保護板
等で覆うなどの措置を施すこと。
(6)ポンプ操作部
① ポンプ操作部を、荷台前方両側のシャッター内に装備すること。
② コックの開閉方向は、すべて車両前方向を「開」とすること。
③ 機器は、隊員がスムーズに作業ができるように配置すること。
④ 各機器類の整備が容易にできること。
⑤
ポンプ室上部の資器材収納庫は左右貫通式とする。なお、スライドレールを
設け高さを任意に調整できる2段棚とする。ホース、ホースバックを確実に
-13-
収納、取出しできる構造とすること。なお仕切り板を設けること。
(別途協議)
⑥ 両側面に無線受話器を設けること。
(7)吸管取付け部
① 吸管手動巻取り装置を荷台前方両側のシャッター内に装備すること。
② 吸水コックはポンプ操作部付近に設け左右双方向から操作出来ること。
(8)各種電装装置
① 散光式赤色警光灯を、ハイルーフキャブ上の前方に設置すること。
② 標識灯は散光式赤色警光灯に付属するものとし、車両スモールランプと連動
し点灯すること。
③ 下記の箇所にLED赤色点滅灯を設置すること。なお、散光式赤色警光灯と
連動し点滅、消灯すること。
(ァ)キャブ前面(2灯、保護枠付)
(イ)荷台上部左右の延長した側板(左右それぞれ2灯)
(ウ)荷台後面(2灯、保護枠付)(キャブ内にて任意に消灯が可能)
④ 下記の箇所にLED作業灯を設置すること。また、点灯スイッチはキャブ内
に設け、各面の操作しやすい箇所にスイッチを設け任意に消灯できること。
(ア)荷台上部左右の延長した側板(左右それぞれ2灯)
(イ)荷台後部(左右各1灯、保護枠付)
⑤ ポンプ操作装置及び吸管引出し巻取り装置に、夜間でも十分照度を確保でき
る庫内灯(LED)を必要数設置すること。シャッターの開閉操作と連動し
て点灯するものとする。またシャッター内部にそれぞれスイッチを設け任意
に消灯できること。
⑥ 車両各収納庫内に、夜間でも十分照度を確保できる庫内灯(LED)を必要
数設置すること。扉やシャッターの開閉操作と連動して点灯するものとする。
またシャッター内部にそれぞれスイッチを設け任意に消灯できること。
⑦ 路肩灯(LED、保護枠付)を左右後輪付近の適当な位置に設置すること。
なお、点灯は車両スモールランプと連動し点灯すること。
⑧ 側方灯(LED、保護枠付)を設置すること。なお、点灯は車両スモールラ
ンプと連動し点灯すること。
⑨ 荷台左右前方の2箇所に、ポールが伸縮し、照明部分の旋回・俯仰により照
射位置を自在に操作できる照明灯(LED)を設置すること。
(スイッチは操
作しやすい位置に取り付けること。)
⑩ 適正なエンジン回転になるように、アイドルアップ装置を取り付けること。
(急激な圧力上昇等、消防活動に支障をきたさない構造であること。)
⑪ 前部座席オーバーヘッドコンソールにサイレンアンプを設置すること。(配
置等は別途協議)
⑫ コンソールボックスの前方に下記の装置、電装装置を制御するスイッチを、
設置すること。なお、常時ONにしておきたいスイッチのことも考え、メイ
ンスイッチに左右されない機械式とする。(スイッチの配置等は別途協議)
-14-
(ァ)無線機本体(支給品)
(イ)モーターサイレンスイッチ(押す間のみ鳴動)
(ウ)外部無線スピーカー切りスイッチ
(エ)LED作業灯(各LED作業灯同一連動)
(オ)ボックス灯(各資機材収納庫)
(カ)後部LED赤色点滅灯(切スイッチ)
(キ)後退警報(切スイッチ)
⑬ コンソールボックスの前方に10連スイッチを設置すること(各種スイッチ
は別途協議)
⑬ 電動モーターサイレンを設置すること。
⑭ 後退警報装置を装備すること。
⑮ ヒューズボックスを、キャブ内の点検、交換のしやすい場所に設置し、ヒュ
ーズの各名称および容量を明記すること。
⑯ 各装置のリレーは、点検可能な位置とすること。
⑰ 各スイッチ類は、全て銘板を付し、誤作動防止の保護枠を取り付けること。
(9)消防専用電話装置
① 無線機本体(支給品)を、前席中央コンソールボックスの前方の指定箇所に
取り付けること。
② アンテナ及び配線等(車外送話機用含む。)は、新品を使用するものとし、
アンテナは下部が変形の少ないスプリング式とする。
③ キャブ上部に、無線アンテナを取り付け、配線用穴を設け、内張り内を通っ
てケーブルを配線すること。なお、内張りは各配線の点検が容易に行える構
造であること。(ファスナー開口部等)
④ 室内(1箇所)および荷台(2箇所)に、送受話器と無線スピーカーを設置
すること。なお、室内スピーカーは、ボリュームコントロール付とする。
(取
付け位置は別途協議)
⑤ 無線電波障害防止の措置を施すこと。
⑥ 無線機のヒューズ取り付け位置は整備、交換が容易にできる位置とする。
⑦ 外部(荷台に設置)の無線スピーカーを消音することのできるスイッチを
室内に設けること。
⑧ メインスイッチを入れることにより無線の電源が入ること。
(10)収納資器材
① ポンプ操作部付近に車輪止めを収納できる装置を設けること(別途協議)
② 荷台側面前方の左右下部の資器材収納箱には下記の資機材を確実に固定、収
納できる措置を講じること。(別途協議)
(ァ)携帯式発電機(ホンダEU9i)(右側)
(イ)コードリール(30m以上、防水型)(右側)
(ウ)安全帯(5個)(左側)
(エ)放口媒介金具(左側)
-15-
(オ)ベンケイ(左側)
(カ)その他消防本部が指示するもの(左側)
③ 荷台側面後方
(ァ)荷台側面後方は資器材等の収納庫とする。収納資器材の変更に対応できる
よう、スライドレール等を用い収納する高さ等を任意に調整できる構造と
する。また扉状に展開する棚を設けること。(別途協議)
(イ)上部に防火衣等を吊ることの出来るフックを設けること。(別途協議)
(ウ)下記の資機材を体裁よく、安全に固定できること。(配置や固定方法につ
いては別途協議)
・空気呼吸器(1基)
・地上式消火栓開閉金具
・地下式消火栓開閉金具
・地下式消火栓スタンドパイプ
・吸管スパナ
・放口媒介金具
・分岐管
・枕木
・マンホール鍵、開蓋器
・ディスクストレーナー
・管そう(50 ㎜ガンタイプ)
・鉄線カッター
・ハイリフトジャッキ(ハイリフト社、バンパーリフト)
・三角コーン(伸縮式)
・竹す(支給品)(別途協議)
・その他(打合せにおいて消防本部が指示するもの)
④ 荷台後部(後面)
(ア)ホースカーを下ろし、内部の両側面及び対向面に資器材等の収納場所を設
ける。下記の資機材を体裁よく、安全に固定できること。また、ホースカ
ーを下した状態でもその他の資器材が積載できるようにすること。
(配置や
構造、固定方法については別途協議)
・ホースブリッジを2基収納すること。
・金てこ 1丁(大)
・バール(長さ約90㎝)
・スコップ 1丁(剣先スコップ)
・軽量空気ボンベ(支給品)(8.5リットル・6.8リットル兼用)4本
・消火器(自動車用 ABC粉末20型)(左側)
・ライフジャケット(支給品)5着
・ロープ、カラビナ
・その他(打合せにおいて消防本部が指示するもの)
-16-
7
装備艤装
(1)ホース延長資機材
① ホース延長用資機材は、ブレーキ付加納式とし荷台後部シャッター内に設け
ること。また、粉塵及び雪等が巻き上げによって、シャッター内へ進入しな
い構造とすること。
② ホース延長用資機材の車体への固定は、安全確実で、かつ迅速に脱着が可能
であること。
③ ホース延長用資機材にはレバー等で操作することにより開口しホースを取
出し延長することが出来るものとする。
⑤ ホース延長用資機材には次のホースを収納できるようにすること。
(ァ)65mmホース10本以上
(イ)50mmホース3本以上(上面に落下防止装置を設け積載)(別途協議)
④ ホース延長資機材の側面等に、下記の資機材を確実かつ容易に固定すること。
(ァ)分岐管(65㎜)(1個)(支給品)
(イ)分岐管(50㎜・65㎜マルチ)(1個)
(ウ)ガンタイプノズル(50㎜)(2丁)
⑤ ひき手は、T字型で折りたたんで、収納することができる構造であること。
⑥ 車輪はパンクレスタイヤを使用し、折りたたみが可能なものとする。
⑦ スタンドを設け、ホース延長停止時に自立することができること。
⑧ 構造は堅牢で軽量な素材で製作すること。(別途協議)
⑨ 塗色は銀色とし、フレームは周囲にわたり黄色の反射材を貼ること(別途協
議)
⑩ 当該装置裏面には消防本部が指定する文字を記入すること。(別途協議)
(2)ホース延長資機材昇降装置
① ホース延長資機材装置の昇降に動力昇降装置を取り付けること。
② 昇降装置は車両バッテリーを電源とする油圧展開式とし、応急操作用として
手動でも昇降できる構造であること。
③ 昇降のスイッチは、ホース延長資機材装置の固定金具と連動し、固定金具を
解除したときのみ作動すること。(誤作動防止機能)
④ 昇降スイッチは、防水性とし、荷台後部右側で容易に操作できる位置に取り
付けること。
⑤ ホース延長資機材を収納した際にロックを掛けられる構造とし、運転席で昇
降状態が確認できる表示装置を設け、展開状態の場合は警報音を発すること。
(3)はしご昇降装置
① 三連はしごを、荷台上部左側寄りに固定装置により安全確実に設置すること。
② 三連はしごの上部に、折りたたみ式はしごを積載すること。
③
④
その他消防本部が指示する資器材を積載すること。
後部引き出しバランスダンパー装置にて容易に積み下ろしができること。
-17-
(4)積載品の固定装置
① 取付品、取付装置、積載品、附属品については、特に指定したものを除きす
べて固定装置等を設け、走行時に支障のないように艤装すること。
(別途協議)
② バンドを使って固定する場合、樹脂製バックル、もしくはベルクロテープを
用いること。
8
塗装および文字記入等
(1)使用する素材がステンレス及びアルミニウム以外の金属は、全て塗装又はメッ
キを施し、露出部分がないようにすること。
(2)各塗装及びメッキ箇所は、十分に素地調整を行った後、防錆処理を施し耐久性
の高い塗装を行い、十分乾燥した後に艶出し仕上げを行うこと。
(3)離脱可能な部品は全て取外し塗装するとともに、マスキング処置を行い非塗装
部分に留意し行うこと。
(4)塗装の色分け等は次のとおりとする。
① 車体外装(ホイールを除く)
朱色(ウレタン樹脂系塗料)
② ポンプ操作部
別途指定色を塗装
③ 収納庫
別途指定色を塗装
④ 車体下回り
防錆処置(国土交通省仕様)
⑤ 各配管の塗装は、法令の規定に基づくものとする。
(5)各塗装は、3回以上塗ること。
(6)車体側面、後面には反射材を貼ること。(色、デザイン等は別途協議)
(7)記入文字は、はがれにくい材質のものとし、左読みとする。記入箇所、記入文
字等は下表のとおりとする。(記入箇所および記入文字の詳細は別途協議)
記入箇所
後部座席ドア(両側)
記入文字等
勝山市消防本部
備 考
白色・丸ゴシック体
標識灯
キャブ前面左側
勝山8
勝山8
黒色・丸ゴシック体
白色・丸ゴシック体
キャブ屋根
勝山8
福井県
勝山市消防本部
白色・丸ゴシック体
後部荷台下部
キャブ、シャッターデザイン
福井県
別途協議
白色・丸ゴシック体
―
ホースカー背面部
勝山8
樹脂板取付け
後部シャッター部分
9
白色・丸ゴシック体
取付品および取付装置等
取付品および取付装置等は、次によるものとし、安全確実に取付けられており、かつ、
容易に取り外しができるものであること。なお、各項目で品番等を記載してあるものに
ついては、同等品以上の性能、機能を有するもので、消防本部の承認を得た場合は変更
-18-
可能とする。
消防ポンプ自動車(CD-Ⅰ型)取付装置関係
項
目
備
考
数
量
(1)取付品および取付装置
(2)軽微な変更として備えることができる取付品及び取付装置
(3)備えなければならない附属品
(4)軽微な変更として備えることができる附属品
(5)附属品
(6)寒冷地特有の装備
(1)取付品および取付装置
No.
品
名
内
容
1
2
ポンプ圧力計
ポンプ連成計
ポンプ室左右各 1 個(透過光式)
〃
2個
2個
3
4
エンジン回転計
エンジン油温計
シャシ純正品
シャシ純正品
1個
1式
5
赤色警光灯
1基
6
電子サイレン
大阪サイレン NF-ML-VA2M-HA2-LF
大阪サイレン(マイク付)
Mark-10 TSK5102V
7
照明灯(LED)
8
後退警報器
佐藤工業所
フラッシュボーイポールLED
伸縮ポール付、旋回・俯仰操作可能
警報音切りスイッチをキャブ内取付け
9
標識灯
赤色警光灯一体型
1式
2式
1式
1式
(2)軽微な変更として備えることができる取付品及び取付装置
No.
品
名
内
1
2
GPSナビシステム
電動サイレン
バックモニター兼用
大阪サイレン 5SA
1式
1式
3
4
真空計
ポンプ回転計
ポンプ連成計兼用
ポンプ室左右各 1 個
1式
1式
5
6
流量計
積算流量計
ポンプ操作室に取付け
ポンプ操作室に取付け
1式
1式
7
キャブチルド装置
1式
8
オイルパンヒーター
電動油圧式(手動操作可能)
バッテリー充電器兼用、マグネット式、
9
ポンプアンダーカバー
10m コード付
着雪、損傷防止
-19-
容
数
量
1式
1式
10
11
不凍液注入装置
スタッドレスタイヤ
12
作業灯(LED)
13
車外無線送話機取出口
寒冷地対策用
国内メーカー
ホイール付
銀色
大阪サイレン LI-21
荷台側面上部
(両側面:各2個)
車両後部(保護枠付)
(2個)
10W 内・外部スピーカー(内部:音量調
整付1個)(外部:2個)
1式
6本
6個
2箇所
(3)備えなければならない附属品
No.
1
品
名
吸管
80 ㎜×10m
2
3
吸口ストレーナー
吸管ストレーナー
合成樹脂製
合成樹脂製
4
5
吸管ちりよけかご
吸管まくら木
合成樹脂製
合成ゴム製
6
吸管ロープ
7
消火栓金具
ナイロン製、10 ㎜×15m
75 差込オス×65 差込メス
2本
2個
8
中継用媒介金具
75 ネジメス×75 差込メス
(65 メス×65 差込メス)アルミ製
2個
2個
9
10
消火栓開閉金具
吸管スパナ
地上式(2個)、地下式(1個)
3本
2個
11
管鎗
12
ノズル(№11 の管槍用)
e-ノズルフォルダー無反動管そう型
YONE 65 ㎜ ダブコン マークⅡ
13
14
放口媒介金具
放口媒介金具
スイベル式(65 ㎜)、アルミ製
マルチ式(65/50 ㎜)、アルミ製
2個
2個
15
16
とび口
金てこ
1.8m(取付位置は別途協議)
大(取付位置は別途協議)
2本
1丁
17
18
剣先スコップ
ホース延長用資機材
(取付位置は別途協議)
可納式
1丁
1式
19
20
はしご
車輪止め
3連はしご(鋼製 8.7m)、折畳み式はしご
合成ゴム製
2式
2式
21
22
消火器
ポンプ工具
自動車用
1本
1式
23
ホース
65 ㎜(30本のうち20本は支給品)
YONE
内 容
(NF800)
ストカゴ 75 ㎜差込型
※吸管ストレーナーに含む
65 ㎜
ABC 粉末 20 型
数 量
2本
2個
2個
2個
2個
2本
2個
30本
(4)軽微な変更として備えることができる附属品
No.
品
名
内
-20-
容
数
量
1
2
タイヤチェーン
分岐管
金属製、シングルチェーン
65/50 ㎜マルチ
バンド付
3
4
ホースブリッジ
ワイヤー
合成ゴム製
牽引用
5
照明器具
LEDバルーン投光器一式
(株式会社ライトボーイ LB030CS
ハードケース付)
6
オノ
1丁
7
8
カケヤ
ホースカバー
1丁
5個
9
スタンドパイプ
2個
1式
専用
ホースバンド
10
特殊ノズル
11
特殊ノズル用ホース
1式
3個
1式
地下式消火栓用
ガンタイプノズル YONE 製 50 ㎜
セレクトオート・G-フォースノズル
1基
50 ㎜
8本
4個
(5)附属装置、付属品
No
品
名
1
10連スイッチ
2
赤色点滅灯(LED)
3
庫内灯(LED)
4
DC/ACインバーター
5
6
ディスクストレーナー
マンホール鍵
7
内
容
数
大阪サイレン SBW-100
他のスイッチで代用できる場合はこの限
りでない。
車両前部(保護枠付)、側部
大阪サイレン LF-101R (6個)
車両後部(保護枠付)
大阪サイレン LF-31
(2個)
車両各収納庫内
大阪サイレン LIW-2
定格800W以上
量
1式
8個
必要数
1式
別途協議
1基
2本
放口媒介金具
40 ㎜差込オス×65 ㎜差込メス
50 ㎜差込オス×65 ㎜差込メス
2個
2個
8
空気呼吸器(支給品)
ライフゼム A1-08(F)
CX面体サイズ Mサイズ
4基
9
軽量空気ボンベ(支給品) 6.8 リットル・29.4MPa
10
11
12
フォグガン
YOKOI
FG50
ラインプロポーショナー
圧力指示計付
4本
1個
1個
簡易発泡器(支給品)
ドライブレコーダー
1基
-21-
13
14
コードリール
発電機
コード長約 30m
ホンダ EU-9i
防雨型
1個
1基
15
16
ハンドライト
拡声器
高輝度LED式 長さ 20cm 以上
防水メガホン MG-TS624
6個
2個
17
ハイリフトジャッキ
重量物除去資器材
1式
18
19
LED合図灯
安全帯
約φ35×55cm
特殊作業帯
4本
5個
20
21
三角コーン
ホースバッグ
伸縮式 反射帯、点滅灯付
65 ㎜、50 ㎜兼用2本収納 ※要協議
5個
6個
22
23
鉄線カッター
バール
長さ約 90cm
長さ約 90 ㎝
1本
1丁
24
25
とび口(短)
スペアタイヤ
万能検索棒 コジローJr
スタッドレスタイヤ
1丁
1本
バンパーリフト
(6)寒冷地特有の装備(上記表と重複装備あり)
No.
1
品 名
リアヒーター
内
後部座席専用暖房
2
3
荷台シャッター構造
不凍液注入装置
バーハンドル式オールシャッター
寒冷地対策用
1式
1式
4
5
スタッドレスタイヤ
タイヤチェーン
国内メーカー ホイール付
金属製、シングルチェーン
6本
1式
6
7
防錆処置
防雪対応電子サイレン
融雪剤による発錆防止、国土交通省仕様
着雪、凍結防止
1式
1式
8
9
オイルパンヒーター
バッテリー保護カバー
バッテリー充電器兼用、マグネット式
着雪防止
1式
1式
10
容
数 量
1式
銀色
バンド付
過充電防止バッテリー充
オイルパンヒーターと電源共用
電器
-22-
1式
資器材収納箱(取外し可能)
散光式赤色警光灯(標識灯)
ハイルーフキャブ
3連はしご・昇降装置
ポンプ室上部資器材収納庫
荷台後部収納庫
ホース延長資機材
ポンプ操作部
荷台側面前方資器材収納箱
荷台側面後方資器材収納庫
吸管手動巻取り装置(2連)
様式第1号(第4条関係)
〔郵便入札用〕
入
札
書
平成28年
5月26日
勝 山 市 長 殿
住
所
商号又は名称
代表者職氏名
下記のとおり、貴市の入札条件を承諾のうえ、入札します。
1.入札金額(税抜)
億
千
百
十
万
千
百
金
十
一
円
2. 入札案件番号
No.
4004
3.入札件名
消防ポンプ自動車(CD-1 型)