平成28年 5月16日(月) 国土交通省関東地方整備局 相模川水系広域ダム管理事務所 記者発表資料 平成28年度相模川水系広域ダム管理事務所 予算の概要 みやがせ 相模川水系広域ダム管理事務所は、宮ヶ瀬ダムによる洪水調節及び相模ダム、城山ダムと 連携して、相模川から水道用水等の安定的な取水を図るため、宮ヶ瀬ダム及び2本の導水路 (道志・津久井)の操作、維持管理を行っている事務所です。 えんてい 平成28年度の堰堤維持費は978百万円(前年度当初比100%)で、引き続き宮ヶ瀬ダム等施 設の安全と機能を保持するための対策を推進します。 主な事業は次のとおりです。 ・導水路機械設備修繕 ・通信ネットワーク設備更新 ・ダム放流警報設備更新 ・貯水池周辺の維持的工事 発表記者クラブ 竹芝記者クラブ/神奈川建設記者会/厚木記者クラブ 問い合わせ先 国土交通省相模川水系広域ダム管理事務所 〒252-0156 神奈川県相模原市緑区青山字南山2145-50 電話046-281-6911(代表) 施設管理課長 加藤 貞夫(かとう さだお)(内331) 広域水管理課長 小川 浩 (おがわ ひろし)(内341) ■宮ヶ瀬ダム案内図 相模原IC 宮ヶ瀬ダム 厚木IC 宮ヶ瀬ダム 県立 あいかわ公園 写真-宮ヶ瀬ダム 空撮写真 宮ヶ瀬ダムへのアクセス 【東名高速道路 厚木ICから】 R129号→R412号→「清正光入口」交差点を左折 →約500m先を左折→あいかわ公園駐車場→徒歩約10分 【圏央道 相模原ICから】 R412号→「清正光入口」交差点を左折 →約500m先を左折→あいかわ公園駐車場→徒歩約10分 写真-社会資本を活用した 地域活性化の事例 (宮ヶ瀬ダム 観光放流の状況) 導水路機械設備修繕 1.事業の必要性及び概要 津久井導水路のゲート設備については、経年劣化による不具合が進行 していることから、設備の安定した機能を確保するための修繕工事を行う。 2.事 業 箇 所 相模川水系広域ダム管理事務所管内(津久井導水路) 3.平成28年度の予定 取水口ゲート設備ワイヤーロープ交換 放水口ゲート設備塗装塗替 津久井導水路 放水口ゲート設備 今年度修繕予定 取水口 取水口ゲート設備ワイヤーロープ ダム放流警報設備更新 1.事業の必要性及び概要 宮ヶ瀬ダム下流河川の中津川(県管理)及び導水路の放水口には、ダ ム放流警報設備が合計30局設置されている。本設備は経年劣化により 修理が増加傾向にあるため更新を行う。 2.事業箇所 相模川水系広域ダム管理事務所管内 3.平成28年度の予定 放流警報警報局装置更新 12局 津久井導水路放水口 中津川 道志導水路放水口 宮ヶ瀬ダム 放流警報警報局 宮ヶ瀬ダム放流警報系統図 通信ネットワーク設備更新 1.事業の必要性及び概要 これまで運用してきた、宮ヶ瀬ダム管理用ネットワークの伝送に使用 されているデジタル端局装置については、経年劣化による不具合が発 生している状況にある。 一方、現在、関東地整管内のネットワークは、伝送機器を非IP機器で あるデジタル端局装置から、汎用のIP伝送装置に置き換えるIP化を進 めているところである。 このため、老朽化したデジタル端局装置は撤去し、IP伝送装置および 引き続き使用する非IP端末をIP化する変換器の設置を行う。 2.事業箇所 相模川水系広域ダム管理事務所管内 (石小屋ダム、曝気施設、及沢雨量観測所) 3.平成28年度の予定 デジタル端局装置の撤去、IP伝送装置の設置、IP変換器設置 施工箇所(石小屋ダム) 施工箇所(曝気施設) 施工箇所(及沢雨量観測所) 廃止するデジタル端局装置 IP化後に設置するL2-SW(例) 貯水池周辺の維持的工事 1.事業の必要性及び概要 当事務所では、ダム本体や付属施設、構造物のほかにも、貯水池や その周辺あるいは管理用道路などの維持管理も行っている。 本工事では、除草、沢土砂撤去、湖面清掃、応急対応工事等、維持管 理を目的に実施するものである。 2.事業箇所 相模川水系広域ダム管理事務所管内 3.平成28年度の予定 除草、湖面清掃、沢土砂撤去 等 除草 沢土砂撤去 湖面清掃 施設管理 常にダムが正常かつ安全に運用できるよう、ダム堤体、ダム湖、機械設備、電気通信 設備、水質、自然環境の調査・点検・整備を行っています。 ダム堤体 コンクリート点検の状況 ダム堤体 設備点検の状況 流水管理 ①洪水の調節: 台風など大雨が降るときは、雨量予測からダムへの流入量を予測し て洪水貯留するなど、適切に防災操作を行います。 ②用水の供給: 雨がしばらく降らないときは、雨量予測、水道取水の計画からダム下 流河川の必要水量を算定して適切に供給を行います。 放流計画 策定の状況 ゲート動作監視の状況
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