2016年3月期決算説明会

証券コード6282
2016年3月期決算説明会
2016年5月19日
2016年3月期決算の概要
全 体
売上・営業利益・経常利益は減少したが、当期純利益は増加となった。
軸
受
自動車向け製品は、海外における取引が拡大し、売上は増加となった。
一般産業機械向け製品は、僅かながら前年を下回る結果となったが、
軸受全体としては増加した。
構
造
橋梁向け製品は、大口物件の受注により売上は増加した。建物向け製品
は、物件の着工先送りや凍結等の影響を受け売上は減少した。
築
住宅向け製品の売上は増加となった。ウィンドーオペレーターの新規
物件が減少し、売上は減少した。
建
2
連結売上高の推移・予想
百万円
70,000
60,000
61,897
59,380
61,500
60,083
軸受
構造
建築
その他
53,547
50,000
40,000
43,057
40,902
45,000
44,486
35,802
軸受
30,000
20,000
10,000
10,542
10,722
6,109
6,606
0
3
構造
14/3期
6,234
6,356
1,148
1,093
13/3期
8,500
8,148
11,308
15/3期
6,600
建築
1,174
16/3期
1,400
1,214
17/3期(予想)
連結比較損益計算書
単位:百万円
2015/3期
金額
売
上
構成比率
金額
2017/3期(予想)
構成比率
金額
構成比率
高
61,897
100.0 %
60,083
100.0 %
61,500
100.0 %
売 上 総 利 益
21,979
35.5 %
21,183
35.3 %
22,150
36.0 %
販
費
15,894
25.7 %
16,231
27.0 %
16,550
26.9 %
営 業 利 益
6,084
9.8 %
4,952
8.2 %
5,600
9.1 %
経
6,637
10.7 %
5,054
8.4 %
5,800
9.4 %
4,300
6.9 %
4,927
8.2 %
4,050
6.6 %
管
常
利
益
親会社に帰属する
当 期 純 利 益
4
2016/3期
連結従業員推移・予想
28.0
31.5
%
%
34.0
32.9
34.1
%
%
%
72.0
68.5
66.0
67.1
65.9
%
%
%
%
%
660
782
892
830
875
海外
国内
単位:人
5
1,697
1,700
1,729
1,696
1,689
2014年3月
2015年3月
2016年3月(当初予想)
2016年3月(実績)
2017年3月(予想)
連結貸借対照表
【負債・純資産】
【資産】
75,322
△4,439
70,882
流動資産
40,963
75,322
△4,439
11,290
△1,129
3,821
単位:百万円
70,882
流動負債 10,160
支払手形買掛金
△847
固定負債
繰延税金負債
+1,425
△444
2,973
△736
42,389
現金・預金
4,667
受取手形売掛金 △2,273
有価証券
△499
60,210
34,358
△5,865
固定資産
2015年3月末
6
△530
△740
△4,141
2016年3月末
純資産
57,748
利益剰余金
3,303
自己株式
△2,946
その他有価証券
評価差額金 △1,642
為替換算調整勘定 △1,082
28,493
建物・構築物
建設仮勘定
投資有価証券
△2,461
2015年3月末
2016年3月末
連結キャッシュ・フロー
項 目
現金及び現金同等物の期首残高
営業活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フロー
フリーキャッシュフロー
財務活動によるキャッシュ・フロー
現金及び現金同等物に係る換算差額
現金及び現金同等物の増減額
連結子会社の決算期変更に伴う現金及び現金同等物の増減額
現金及び現金同等物の期末残高
7
2016/3期
15/3期
金額
11,890
主な内容
11,196
8,160
税前当期純利益
減価償却費
投資有価証券売却益
売上債権の減少
仕入債務の減少
法人税等の支払額
6,767
3,108
△1,563
2,035
△374
△1,511
△3,827
1,308
有形固定資産の取得
投資有価証券の増減
関係会社株式の売却
△2,058
2,799
736
2,718
9,469
営業活動C/F+投資活動C/F
△3,787
△4,968
375
△330
△694
4,170
ー
2
11,196
15,369
6,545
配当金の支払額
自己株式の取得
△1,673
△3,074
セグメント別損益推移・増減要因(軸受)
売上高
売上総利益
営業利益
営業利益率
単位:百万円
8,000
単位:百万円
50,00 0
825
16.0%
44,486
43,057
45,00 0
45,000
7,000
40,902
14.0%
963
13.6%
40,0 00
35,802
13.0%
794
12.7%
12.0%
11.8%
35,000
11.3%
5,651
6,000
30,000
40
687
5,587
10.0%
308
243
25,00 0
8.0%
5,000
20,0 00
15,800
15,000
16,565
17,075
17,300
261
9
経
費
の
増
加
変
動
費
率
の
増
加
6.0%
13,261
4.0%
10,000
4,046
5,562
5,587
5,651
5,300
2.0%
5,000
0
4,000
前
期
営
業
利
益
0.0%
13/3期
8
5,300
430
14/3期
15/3期
16/3期
17/3期(予想)
15/3期
変
動
費
率
の
減
少
売
上
高
の
増
加
経
費
の
増
加
人
件
費
の
増
加
償
却
費
の
増
加
当
期
営
業
利
益
16/3期
売
上
高
の
増
加
償
却
費
の
減
少
人
件
費
の
増
加
来
期
営
業
利
益
予
想
17/3期 (予想)
海外地域別売上の推移
※日系・非日系の区分は当社販売先区分による
日系
非日系
地域別日系・非日系比率
<欧州>
日系
地域別日系・非日系比率
<アジア>
非日系
日系
非日系
地域別日系・非日系比率
<北米>
【 一般産業機械 】
64.0
36.0
2014年
64.9
35.1
2015年
33.4
66.6
49.7
2016年 予想
2014年
39.0
50.3
61.0
2015年
54.3
38.7
30.4
45.7
69.6
2016年 予想
2014年
42.9
61.3
2015年
57.1
2016年 予想
【 自動車 】
83.7
92.0
2014年
単位:百万円
13,000
12,000
11,000
11,000
ア ジ ア
11,000
一般
10,000
7,000
6,000
6,000
8,000
自
動
車
6,000
5,000
5,000
4,000
4,000
4,000
3,000
3,000
2,000
2,000
1,000
1,000
一般
2,000
自
動
車
1,000
0
14/3期
15/3期
16/3期
17/3期予想
自
動
車
0
0
13/3期
一般
7,000
5,000
3,000
北 米
9,000
8,000
7,000
単位:百万円
13,000
12,000
9,000
8,000
9
2016年 予想
単位:百万円
10,000
欧 州
9,000
2015年
79.7
13,000
12,000
10,000
20.3
16.3
8.0
13/3期
14/3期
15/3期
16/3期
17/3期予想
13/3期
14/3期
15/3期
16/3期
17/3期予想
海外最終需要先(カーメーカー)別採用状況
最終主要顧客
最終主要顧客
■Daimler
■VW
■Audi
■Fiat
■Renault
単位:百万円
1,600
1,400
■東風汽車
■第一汽車
■上海VW
■Hyundai
最終主要顧客
■Mahindra
■Tata
■VW
■Hero Moto
■Chrysler
■GM
■Ford
■Brazil Fiat
1,200
1,000
800
600
400
200
0
2013
2014
2015
2016
欧州
2017
2018
2013
2014
2015
2016
アジア
2017
2018
2013
2014
2015
2016
2017
2018
アメリカ
注1:実績比較の観点から全期2015年度実績為替レートで円転したものを掲載しております
注2:2012年以降受注確定の海外カーメーカー(最終需要先)向け売上額推移
注3:2017年以降の見込み額は受注予定物件を含む
10
セグメント別損益推移・増減要因(構造)
売上高
売上総利益
営業利益
営業利益率
単位:百万円
600
単位:百万円
11,308
12,000
10,722
10,542
10,000
4.0%
2.9%
114
176
400
200
192
2.0%
1.8%
1.7%
8,500
0.6%
8,148
514 204 140
0
79
49
50
0.0%
(200)
8,00 0
-2 .0%
(400)
6,00 0
-4 .0%
(600)
-6 .0%
4,00 0
2,646
2,679
2,936
(1,295)
2,300
-8 .0%
1,684
2,00 0
303
197
-10. 0%
192
-11.5%
50
0
13/3期
14/3期
15/3期
16/3期
17/3期(予想)
-12. 0%
(936)
(2,0 00)
(800)
(90)
(1,000)
(1,200)
前
期
営
業
利
益
-14. 0%
15/3期
11
(34)(936)
経
費
の
減
少
人
件
費
の
減
少
売
上
高
の
減
少
変
動
費
率
の
増
加
償
却
費
の
増
加
当
期
営
業
損
失
16/3期
人
件
費
の
減
少
経
費
の
減
少
売
上
高
の
増
加
償
却
費
の
減
少
来
期
営
業
利
益
予
想
17/3期 (予想)
変
動
費
率
の
減
少
構造セグメント:施策と新たな展開
施 策5
市場縮減対応・コスト構造改革
エンジニアリング力を駆使した新たな価値の提供
~市場環境の好転を前提にせず、改革を実施~
~ 免制震市場が内包する課題に積極的に対応~
→ 需要に適合した構えに変更
① 要員適正化
製造部門を中心に、軸受等他部門への大幅な人
員シフトを実施
12
新たな展開
① 長周期地震への対応
免制震機器総合メーカーの利点を活かしたソリューション
の提供
② 熊本地震への対応
連続地震動での繰り返し耐久性検証
② 原価低減
資材調達価格、加工コストを低減
③ 価格と性能バランスのとれた製品ラインナップ拡充
生産設備用免震装置、中小橋梁向けすべり支承の提供
③ 稼働率平準化推進
工場の稼働率平準化に向け一部製品の内製化
を実施
④ 「安全・安心の提供」に加え「機能の確保」へ
敷地そのものの免震化(“まるごと免震”)など、既存の
考え方にとらわれない免震装置の最適組合せの提案
セグメント別損益推移・予想(建築・その他)
建 築
売上高
売上総利益
その他
営業利益
営業利益率
売上高
単位:百万円
6,606
7,000
6,109
6,356
6,234
売上総利益
営業利益
営業利益率
単位:百万円
6,600
7.0%
1,600
5.0%
1,400
6.5%
6,00 0
6.0%
1,400
5.6%
1,200
5,000
5.0%
4.6%
1,093
1,214
1,174
1,148
4.0%
1,000
3.0%
4,00 0
4.0%
3.5%
3.8%
3,000
800
3.0%
2,040
2,308
2,239
2,193
2,300
2,00 0
2.0%
600
1.3%
2.0%
400
1,000
225
1.0%
339
428
293
220
200
250
13
0
225
1.0%
238
0.0%
0.4%
4
227
0.6%
11
6
250
0.0%
0
0
13/3期
13
14/3期
15/3期
16/3期
17/3期(予想)
1.0%
0.0%
13/3期
14/3期
15/3期
16/3期
17/3期(予想)
資本政策
年間配当金総額(百万円)
(百万円)
1,800
2007年4月
株式分割
(1:1.2)
2008年10月
株式分割
(1:1.2)
1,600
1,266
1,400
38
(23.8)
1,000
46
(29.7)
1,088
1,049
1,053
35
(69.5)
882
35
33
(41.0) (31.2)
600
400
200
2007年8月
自己株取得
(20万株,5億)
2012年3月
自己株消却
(200万株)
1,193
1,200
800
2009年3月
自己株消却
(150万株)
1株当り年間配当金(円)
2008年2月
自己株取得
(27万株,6億)
2008年12月
自己株取得
(100万株,13億)
2014年10月
株式分割
(1:1.2)
1,158
40
(40.8)
1,443
(円)
1,636
1,534
1,599
50
50
(39.1)
2012年12月
自己株取得
(100万株,16億)
2011年12月
自己株取得
(100万株,15億)
70
60
50
(33.9)
40
(35.0)
創立60周年記念
配当(5円)含む
2011年2月
自己株取得
(150万株,23億)
( )内は連結配当性向 (%)
50
(33.2)
50
(39.2)
40
2015年3月
自己株消却
(200万株)
30
20
2014年9月
自己株取得
(96.5万株,25億)
2015年11月~
2016年1月
自己株取得 10
(150万株,30億)
0
0
07/3期
14
08/3期
09/3期
10/3期
11/3期
12/3期
13/3期
14/3期
15/3期
16/3期
17/3期 予想
中長期計画について
《第一中期計画推進状況》
→
連結売上高
部門実績値の乖離・セグメント跛行性拡大
連結営業利益
第Ⅰ中期
第一中期
計画値
計画値
49,400
13,500
7,500
2014実績
6,800
640
520
293
11
2014実績
43,058
11,308
6,356
1,174
2015実績
5,587
192
2015実績
44,486
8,148
6,234
1,214
未達成
2016見込
10,500
45,000
軸受
16
1,600
8,500
構造
建築
その他
6,600 1,400
(936)
5,651
220
6
未達成
2016見込
5,300
軸受
50
構造
250
建築
2,400
0
その他
40
非財務項目も含め より包括的な中計への見直しを検討中
中長期計画
Revise
17
軸受事業 中期計画への取り組み 【自動車領域】
独AUDI社よりサプライヤー認証を取得
独ZF社にサプライヤー登録完了
オイレスPSベアリングのVDA規格監査において認定取得
し、納入を開始
独大手ステアリングメーカーへオイレスサポートヨークの新規
採用
グローバルシェア
グローバルシェア
16
43
%
%
撮影場所:OCM
OILES PSベアリング
転がりタイプ
18
OILES
競合他社
日本初の免震ビル本格実用化から今年で30年
☆日本初の本格免震ビルは、 1986年建設の当社
藤沢本社テクニカルセンター棟(TC棟)から始まり
ました
☆実用化30年記念イベント(公開検査)
◎ 実装している免震装置を取り出しての検査と分析
◎ 免震技術の発展・製品の進化の展示
◎ 今後予定している新たなソリューションの紹介
等を大学・建設会社を始めとした関係先をご招待して
開催する予定です
オイレス工業は免制震分野のパイオニアとしての使命を果たして参ります
19
(社長方針)
よく知り よく考え すばやく実行し できるまでやる
会社概要
商
設
資
売
株
本
号
立
金
高
式
社
本
上
従
業
員
数
事業のセグメント
産
20
業
財
産
権
(英文名)OILES CORPORATION
1952年(昭和27年)3月11日
85億8,500万円
600億8,300万円(平成28年3月 連結)
東京証券取引所
市場第一部
神奈川県藤沢市桐原町8番地
(登記上本店 東京都港区港南一丁目2番70号)
2,526名(平成28年3月31日現在 連結)
軸受機器(オイルレスベアリング 金属、樹脂系等)
構造機器(免震装置、制震装置、支承、その他)
建築機器(排煙・換気用窓開閉装置、住宅用窓機器)
特許:2,314件
(うち外国912件:アメリカ243件,ドイツ103件,中国118件等)
実用新案:605件 意匠:25件 商標:631件(うち:外国208件)
見通しに関する注意事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手して
いる情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社とし
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【お問い合わせ先】
取締役 上席執行役員 企画管理本部長 飯田昌弥
執行役員 企画管理本部 副本部長 兼 経理部長 宮崎 聡
Tel 0466-44-4901(総務部)
Tel 0466-44-4810(経理部 財務企画課)
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