2016年3月期は

2016年3月期
スペースシャワーネットワークグループ
決算説明及び、今後の事業展開
代表取締役社長 清水 英明
取締役 案納 俊昭
2016年5月20日
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Index
共感、共鳴、そして共創へ。
スペースシャワーネットワークの企業理念と目指す方向性
・・・02
2016年3月期決算と2017年3月期業績見通し
・・・06
スペースシャワーネットワークグループの事業
・・・13
スペースシャワーネットワークの新たな取り組み
・・・17
スペースシャワーネットワークグループの企業理念
音楽専門
チャンネル
書籍・雑誌
ゕーテゖスト
マネジメント
コラボ
カフェ
ラ゗ブ
゗ベント
企画運営
価値を
高める
ラ゗ブ
ハウス
ゕーテゖスト
クリエ゗ター
デジタル
サービス
音楽
レーベル
デジタル
音楽配信
映像
コンテンツ
制作
海外
展開
価値を
広める
CD
製造販売
アーティスト、クリエイターの価値を高め、広げ、そして良きパートナーとなって、
あらゆる手段を通してファンにその感動を届けていきます。
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2
スペースシャワーネットワークグループの役割と目指す方向性
アーティスト、クリエイターとのネットワークを拡大し、
質の高いコンテンツを生み出し、メディアやプラットフォームと連携して広めていくという
コンテンツのキープレイヤーとしての存在感を発揮します。
プロデュース力
強化
ネ
ッ
ト
ワ
ー
ク
拡
大
アーティスト
クリエイター
コンテンツ
プロデュース
ライツ
メディア
プラット
フォーム
サービス
ゕ
ラ自
゗社
ゕ展
ン開
ス・
推
進
情報発信力
強化
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3
当社を取り巻く事業環境の変化
有料放送加入者数
オタク市場規模
単位:百世帯
1,400
900
800
700
600
500
400
300
200
100
0
1,200
1,000
800
600
400
200
830
単位:億円
810
610
540
360
200
210
120
80
130
180
40
0
2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014
SNS利用率
60
サブスクリプション音楽配信市場
単位:%
55.1
単位:百万円
2,500
50
2,000
40
1,500
28.1
30
22.5
21.9
1,000
20
8.6
10
8.1
6.9
500
0
0
LINE
Facebook Google+ Twitter Mobage
mixi
GREEE
2013.1-3
2013.4-6
2013.7-9 2013.10-12 2014.1-3
2014.4-6
2014.7-9
出典:情報メディア白書(ダイヤモンド社)オタクの市場 (野村総合研究所) より
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4
2015年度の新たな取り組み
2014年12月に会社設立25周年を迎えた。
26年目を第二の創業期と捉え、将来の事業の拡大に向け積極的に新規事業を展開。
資本戦略
FMHとの資本業務提携
デジタル戦略
コネクトプラス設立
AbemaTV チャンネル参加
海外戦略
MCIPホールディングスへの出資参画
エンター
テ゗メント戦略
エリアQ
インフィニア子会社化
コンテンツ戦略
TOKYO MUSIC ODYSSEY開催
PF戦略
SLS 4K収録
ゕーテゖスト戦略
ゲスの極み乙女。に続くSuchmosの成長
その他戦略
LIVEハウス 2号店展開
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5
2016年3月期決算と2017年3月期業績見通し
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6
2016年3月期 連結決算
決算ハ゗ラ゗ト
2016年3月期は、従来の主たる中核事業に加え、新たな分野での成長施策の推進、事業
領域拡大への取り組みなど、積極的な先行投資を実施。前年度比増収となるも、大幅な
減益となった。
2015年
3月期
2016年
3月期
11,759
12,896
1,137
9.7%増
営業利益
226
118
▲108
47.6%減
経常利益
231
136
▲95
41.0%減
当期純利益
113
57
▲56
49.3%減
売上高
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差額
増減率
7
連結売上高の推移と事業分野別の売上構成比
市場環境の変化による、放送・パッケージの売上高縮小を、
イベント・マネジメント・デジタル配信・SSE事業の新規領域拡大、
新規連結子会社獲得により補い、前年同期比で増加。
SSTV事業
SSM事業
SSE事業
前年同期比
子会社・その他
+9.7%
12,896
(単位:百万円)
11,023
11,658
11,639
11,759
子会社 他
SSEその他
新規企画
SSMその他
マネジメント
デジタル配信
パッケージ
SSTVその他
イベント
放送
2012年3月期
2013年3月期
2014年3月期
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2015年3月期
2016年3月期
8
連結経常利益の事業分野別増減要因
増加主要因
事業構造改革の進捗によるパッケージ販売の赤字幅縮小
定額音楽配信市場の拡大によるデジタル配信の伸長
減少主要因
事業領域の拡大に向けた新規事業開発や、マネジメント事業、デジタル事業分野への先行投資
増加要因(+)
減少要因(▲)
(単位:百万円)
SSM事業その他
放送・コンテンツ
+15
デジタル配信
子会社その他 +2
+71
+6
SSM事業先行投資
▲129
パッケージ販売
+143
SSTV事業先行投資
▲84
SSE事業その他
▲80
ラ゗ブ゗ベント
▲39
▲95
前年同期実績
231百万円
今年度実績
▲95
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136百万円
9
連結業績の推移
売上高
利益
(単位:百万円)
売上高
営業利益
経常利益
14,000
12,000
(単位:百万円)
当期純利益
12,896
11,435
11,658
11,022
11,638
11,759
400
341
10,000
300
326
8,000
227
223
211
6,000
231
200
226
136
196
166
79
4,000
113
42
86
118
57
52
20
2,000
0
100
0
△ 100
2011年3月期
2012年3月期
2013年3月期
2014年3月期
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2015年3月期
2016年3月期
10
2017年3月期 業績見通し
上期
売上高
(前年差)
営業利益
(前年差)
経常利益
(前年差)
当期利益
(前年差)
下期
通期
7,168
6,882
14,050
+799
+352
+1,151
292
42
334
+114
+103
+216
300
50
350
+115
+99
+214
199
29
228
+83
+88
+170
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連結売上高と経常利益推移
連結売上高(計画)
133
90
前年差 +11億円
140億円
139
125
110
114
110
117
116
118
129
2006年 2007年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年
経常利益(計画)
6.6
6.1
3.5億円
140
2017年
3月期
前年差 +2.3億円
6.9
5.2
3.5
3.4
2.3
2.2
0.4
2.3
1.3
-0.4
2006年 2007年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年
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2017年
3月期
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スペースシャワーネットワークグループの事業
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スペースシャワーネットワークの4つの事業とグループ子会社
ス
ペ
ー
ス
ネ
ッ
ト
ワ
ー
ク
事
業
日本最大の音楽専門チャンネル スペースシャワーTVの運営をはじめ、
ラ゗ブ゗ベントの主催、スマホ/PC向けデジタルコンテンツの制作・
配信、映画製作など、音楽を中心とした多彩なコンテンツをプロデュ
ースし、様々なメデゖゕや表現方法を用いてゕーテゖストやクリエ゗
ターの価値を伝え続けています。
ゕーテゖストマネジメント、音楽レーベル、デジタル音楽配信、CD
製造販売、著作権管理・分配などの音楽ソフト事業を集約し一元運営
を実現。゗ンデゖペンデント性を保持しつつ、あらゆる音楽ビジネス
領域でゕーテゖストを強力にサポートし、ユーザーとの橋渡し役を担
い続けています。
デジタル環境の変化に対応可能な体制と、各ビジネスユニットのユー
ザーの囲い込みを通し有機的に相互活用できる土台を構築し、デジタ
ル領域における存在感の拡大、新たなマネタ゗ズポ゗ントの創出を目
指します。
ゕ゗ドル・ゕニメ・リゕルスペース・フゔッションなどの周辺エンタ
テ゗ンメント領域において、外部企業とのゕラ゗ゕンスやM&Aを活用
しながら、新規事業開拓を進めていきます。
(株)セップ
グ
ル
ー
プ
子
会
社
音楽映像専門のクリエ゗ター集団として、日本のミュージックビデオ
の歴史と共に歩んできました。高いクリエ゗テゖビテゖとゕーテゖス
トとの信頼関係を基盤にミュージックビデオのみに留まらず、ラ゗ブ
映像・CM・企業VPなど、年間400 作品以上の幅広い映像コンテンツ
の企画制作に取り組んでいます。
(株)Pヴゔ゗ン
国内外の多種多様な音楽とその文化をレコードやCD/DVD、雑誌や書
籍を通して紹介してきた日本における゗ンデゖーズ音楽シーンの草分
け的存在です。1975年、ブルースの魅力を世に広めるべく設立されて
以来、現在も P-VINE RECORDSとele-king booksを核に、こだわり
を持った独自の視点で世界中の音楽~カルチャーの魅力を伝え続けて
います。
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゗ンフゖニゕ(株)
秋葉原でメ゗ドcaféを5店舗を運営。200人のメ゗ドが在籍し、年間33
万人が来場するメ゗ドcaféの中でも老舗の、高い接客クオリテゖーが
売りの企業です。
コネクトプラス(株)
ゲスの極み乙女。/SEKAI NO OWARI /椎名林檎/ THE BAWDIES
/防弾少年団 など多くのゕーテゖストのフゔンクラブ運営を任され
ています。
14
組織体制の強化
運営を4本部体制に集約し、部門別管理体制を明確化。責任体制を強化した。
SSNW単体
SSNW連結
SSNW
SSTV事業
SSM事業
SSE事業
SSD事業
SSTV
コンテンツ
事業本部
音楽
ソフト
事業本部
エンター
テ゗ンメント
事業本部
デジタル
事業本部
コーポレート
本部
ラ゗ブハウス
事業部
infinia
ConneQt+
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SEP
P-VINE
15
スペースシャワーネットワークの
新たな取り組み
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16
新たな取り組み①
TOKYO
MUSIC
ODYSSEY
スペシャの音楽とカルチャーの祭典
5つのオリジナルコンテンツで構成
総勢80組のゕーテゖスト、クリエ゗ターが参加
開催日時:2016年2月8日(月)~3月6日(日)
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新たな取り組み②
SPACE SHOWER MUSIC AWARDS
「SPACE SHOWER MUSIC AWARDS」受賞者 / 受賞作品 26部門
DREAMS COME TRUE
BUMP OF CHICKEN
SEKAI NO OWARI
星野源
椎名林檎
DREAMS COME TRUE
[Alexandros]
Ken Yokoyama
WANIMA
ゕデル
tofubeats
KOHH
cero
ゆず
矢沢永吉
Mr.Children
ONE OK ROCK
きゃりーぱみゅぱみゅ
Perfume
石野卓球・ピエール瀧
マキシマム ザ ホルモン
サカナクション
水曜日のカンパネラ
ウルフルズ
東市篤憲
THE BAWDIES
東京国際フォーラムで2月28日に開催。
12万通の応募の中から5,000人のファンが会場にかけつけ、
アーティストとファンが一体化し、大きな盛り上がりとなった。
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新たな取り組み③
゗ンフゖニゕ(株)の子会社化
@ほぉ~むカフェ
運営会社
゗ンフゖニゕ(株)
在籍メ゗ド数
200人
年間来店者数
33万人
内、外国人観光客
3万人
年間売上高
7億円
秋葉原で5店舗運営
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新たな取り組み④
デジタル展開の強化
AbemaTVにて音楽チャンネルをスタート
ファンクラブ事業をスタート
音楽専門チャンネル「SPACE SHOWER
MUSIC CAST」をスタート。
「AbemaTV」
・サ゗バーエージェントとテレビ朝日による共
同運営
・オリジナルの生放送コンテンツや音楽・
ニュース、スポーツなど20チャンネル以上で構
成
・5/3時点でダウンロード数200万、デゖリー
視聴数1000万を突破。
LINE公式アカウントを開設
LINE公式ゕカウントを取
得し、LINE映像配信サー
ビス「LINE LIVE」を開
始。ゕカウント登録者数
10万人を突破。
2/28東京国際フォーラム
にて開催された「SPACE
SHOWER MUSIC
AWARDS」では、
「LINE LIVE」にて
約120万人が視聴。
当社の連結子会社コネクトプラス株式会社にて、
フゔンクラブ事業をスタート。株式会社
EVENTIFYよりフゔンクラブ運営事業を会社分割
にて譲り受け。
当社所属ゕーテゖストを含む、全11ゕーテゖスト
のフゔンクラブを運営。ゲスの極み乙女。/
Indigo la End / GRAPEVINE/SEKAI NO
OWARI /椎名林檎/ THE BAWDIES/SEAMO
/ DOES /防弾少年団/ NU’EST/大阪☆春夏
秋冬
オリジナル動画を配信
スペシャアプリ
スペシャゕプリやSPACE SHOWER ON
DEMANDにて、SPACE SHOWER TV
の人気番組をはじめ、ラ゗ブ生配信や
ミュージックビデオ、オンデマンド映
像など様々な動画コンテンツを配信。
<2015年度実績>
LIVE中継 :47回、トーク番組 :32回、
合計 :79回の配信を実施
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ECショップの拡充
当社゗ベントや当社所属ゕーテゖストの
オリジナルグッズなどを中心に商品ラ゗
ンナップを拡充。昨年度比4倍超の売上
を達成。
20
新たな取り組み⑤
ラ゗ブハウスWWW2号店
渋谷スペイン坂のライズビル地下のライブハウス1号店「WWW」
2016年9月、同ビルの2Fに2号店「WWW X」をオープン
キャパシティが増加し、年間動員数30万人規模に!
+
1号店より一回り大きなキャパシティ
理想的な物件構造&充実の会場設備
1号店:劇場型
2号店:ダンスフロゕ型
広告スペースの運用による収益獲得
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21
新たな取り組み⑥
海外展開の強化
吉本興業、電通、ドワンゴ、ソニーミュージック、滋慶学園グループ、イオンモール
とともにMCIPホールディングスに出資参画。
※MCIPとは?
コンテンツをゕジゕ各国・地域に輸出し、またゕジゕ各国の現地の人たちと、新しいコンテンツを作り出すエンターテ゗メントカンパニー
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新たな取り組み⑦
資本業務提携
フジ・メディア・ホールディングスと資本業務提携を行い、制作、技術の協業
や、ネット配信、海外展開など新規ビジネス戦略で業務提携を推進。
株主
所有株式数
割合
伊藤忠商事株式会社
3,896,000
34.38%
株式会社フジ・メデゖゕ・ホールデゖングス
1,886,400
16.65%
KDDI株式会社
1,500,000
13.24%
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23
2017年3月期 売上・利益
計画
基幹事業の効率化・強化、2016年3月期に打った布石の実効化によって
2017年3月期の利益計画は大幅に改善する見込み。
2017年3月期計画
連結売上高:140億円達成
連結経常利益:3.5億円達成
140億円
3.5億円
129億円
1.4億円
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本資料における注意事項
本資料に掲載されている、将来の業績に関する計画、見通し、戦略等は、現在入手可
能な情報から得られた当社の経営者の判断に基づいております。従いまして、これら
業績見通しのみに全面的に依拠して投資判断を下すことは控えるようお願いします。
お問い合わせ窓口
株式会社スペースシャワーネットワーク
http://www.spaceshower.net/
経営企画室
TEL:03-3585-3242
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FAX:03-3585-3667
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