9.臨床心理学コースの学生の受講科目について 臨床心理学コースの学生は、人文社会科学研究科規則第6条による所定の修了要件を満たすと共に、㈶ 日本臨床心理士資格認定協会(以下、協会とする)が定める臨床心理士資格試験受験のための基礎資格の 要件を満たす授業科目を必ず受講してください。 下記の協会指定科目と本学研究科の授業科目との対応表のとおり、必修科目16単位、A~E群の各群2 単位の選択必修科目10単位の合計26単位を取得する必要があります。受講した際には修了時、申請に基づ き臨床心理関係単位修得証明書を発行します。 協 会 指 定 科 必修科目(16+1単位) 目 本 学 研 究 科 の 授 業 科 目 臨 床 心 理 学 特 論 必 修 ( 臨 床 心 理 学 特 論 Ⅰ ) 臨 床 心 理 学 特 論 臨 床 心 理 学 論 4単位 ( 臨 床 心 理 学 特 論 Ⅱ ) 臨 床 心 理 面 接 特 論 必 修 (臨 床 心 理 面 接 特 論 Ⅰ ) 臨 床 心 理 面 接 特 論 臨 床 心 理 面 接 演 習 4単位 (臨 床 心 理 面 接 特 論 Ⅱ ) 臨 床 心 理 査 定 特 論 必 修 (臨 床 心 理 査 定 演 習 Ⅰ ) 臨 床 心 理 査 定 演 習 臨 床 心 理 査 定 演 習 4単位 (臨 床 心 理 査 定 演 習 Ⅱ ) 臨 床 心 理 基 礎 実 習 Ⅰ 必 修 2+1 臨 床 心 理 基 礎 実 習 臨 床 心 理 基 礎 実 習 Ⅱ 単 位 臨床心理学外実習ⅠまたはⅡ 必 修 臨 床 心 理 実 習 Ⅰ 臨 床 心 理 実 習 臨 床 心 理 実 習 Ⅱ 2単位 選択必修科目(各群2単位以上合計10単位) 質 的 分 析 演 習 心 理 学 研 究 法 特 論 質 的 調 査 演 習 A 群 量 的 調 査 演 習 心 理 統 計 法 特 論 計 量 分 析 演 習 2単位 臨 床 心 理 学 研 究 法 Ⅰ 臨床心理学研究法特論 臨 床 心 理 学 研 究 法 Ⅱ B 群 発 達 心 理 学 特 論 発 達 心 理 学 特 論 2単位 認 知 心 理 学 特 論 認 知 心 理 学 特 論 家 族 心 理 学 特 論 家族とジェンダーの福祉論 C 群 対 人 援 助 の 倫 理 と 法 2単位 臨 床 心 理 関 連 行 政 論 対 人 支 援 の 社 会 学 コミュニティ・アプローチ特論 精 神 医 学 特 論 精 神 医 学 特 論 D 群 精 神 保 健 福 祉 特 論 2単位 障 害 児 ( 者 ) 心 理 学 特 論 ( 小 児 の 精 神 保 健 と 福 祉 ) 障 害 学 特 論 投 影 法 特 論 臨 床 投 影 法 特 論 心 理 療 法 特 論 (パーソン・センタード・アプローチ) 心 理 療 法 特 論 行 動 療 法 特 論 力 動 的 ア プ ロ ー チ 特 論 家 族 心 理 臨 床 Ⅰ E 群 家 族 心 理 臨 床 Ⅱ 学校臨床心理学特論 学 校 心 理 臨 床 Ⅰ 2単位 学 校 心 理 臨 床 Ⅱ グループ・アプローチ演習Ⅰ グループ・アプローチ特論 グループ・アプローチ演習Ⅱ 臨床人間科学学外実習Ⅰ 学 外 臨 床 施 設 実 習 臨床人間科学学外実習Ⅱ 臨床人間科学学外実習Ⅲ 単位数 備 考 2 2 2 2 2 2 1 1 1 1 1 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 協会指定より1単位多 いが必ず履修すること 非常勤 非常勤 専攻必修 非常勤 2 2 2 非常勤 非常勤 2 非常勤 2 2 1 1 1 1 2 2 1 1 1 非常勤 非常勤 非常勤 非常勤 非常勤 非常勤 *協会指定の必修科目は、臨床心理士養成のための特別の授業であり、授業で取り上げる事例のプライバシー保護の理由から、これら の科目の履修については臨床心理学コースの学生に限られます。E群の科目についても、対人援助専門職を目指すなど一定の要件を 備えた者を対象とします ※( )内は科目の副題を示す。 ― 59 ― 10. 「専門社会調査士」資格の取得について 臨床人間科学専攻の学生は、以下の要件を満たすことによって、 「一般社団法人社会調査協会」が認定す る「専門社会調査士」資格を取得することができます。なお、 「専門社会調査士」資格を取得するには、学 部レベルの「社会調査士」資格が必要ですが、 「社会調査士」資格と「専門社会調査士」資格とを同時に取 得することも可能です。 1)既に学部レベルの「社会調査士」資格を取得している場合 ①以下の3科目の単位を取得すること 機 構 指 定 科 目 本学開講科目 H 調査・企画設計に関する科目 量的調査演習 I 多変量解析に関する科目 計量分析演習 J 質的調査法に関する科目 質的調査演習 備 考 ②社会調査結果を用いた研究論文(修士論文を含む)を執筆すること ③認定審査手数料として、3万円(+消費税)が必要 2)学部レベルの「社会調査士」資格を同時取得する場合 ①上記の①②の要件を満たすこと ②人文社会科学部で開講されている以下の科目の単位を取得すること 機 構 指 定 科 目 本学開講科目 備 考 A 調査の基本事項に関する科目 社会調査入門 社会学科科目 B 調査設計・実施に関する科目 量的調査法演習 社会学科科目 C データ分析に関する科目 統計・データ解析Ⅰ (集中講義) 社会学科科目 D 統計学に関する科目 統計・データ解析Ⅱ 社会学科科目 E 量的データ解析に関する科目 計量社会学演習Ⅰ 社会学科科目* F 質的分析方法に関する科目 質的調査法演習 社会学科科目* *EとFは、いずれか1科目を選択 ③認定審査手数料として、4万円(+消費税)が必要 ※「社会調査士」資格を取得する場合の学部履修科目は、上記以外の科目で代替できる場合がありま す。そのことも含め、 「専門社会調査士」資格の取得を希望する学生は、認定機構との連絡責任者 (吉田崇教員)と必ず相談すること。 ― 60 ―
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