2型糖尿病治療は 食後過血糖の制御から。

第59回日本糖尿病学会年次学術集会
ランチョンセミナー48
2016年
5月21日
第3日目 12:00∼12:45
2型糖尿病治療は
食後過血糖の制御から。
場 所
座 長
演 者
みやこめっせ 岡崎−3会場(B1階 第1展示場(A面))
〒606-8343 京都市左京区岡崎成勝寺町9-1
川崎医科大学
糖尿病・代謝・内分泌内科学 教授
金藤 秀明
順天堂大学大学院医学研究科
(文科省事業)
スポートロジーセンター センター長
先生
河盛 隆造 先生
共催セミナーは整理券制でございます。整理券はセミナー開始後無効となります。
学術集会 HP にて事前登録も受付いたします。(詳細は学術集会 HP をご参照下さい。)
【事前登録の場合】
事前登録いただきますと参加受付の際に学会参加証とセミナー整理券をお受け取りいただけます。
【当日発券の場合】
受付可能なセミナーは当日開催分のみとなります。
発券時間 5 月 21 日 7:30 ∼ 11:30
【整理券発券所】
以下の施設でセミナー整理券をお受け取りいただけます。
国立京都国際会館 1 階 メインホール前
みやこめっせ 1 階 第 2 展示場(岡崎−展示会場 1)
共 催 第59回日本糖尿病学会年次学術集会/キッセイ薬品工業株式会社
第59回日本糖尿病学会年次学術集会
ランチョンセミナー 48
2型糖尿病治療は食後過血糖の制御から。
座長
金藤 秀明
先生
川崎医科大学 糖尿病・代謝・内分泌内科学 教授
演者
河盛 隆造
先生
順天堂大学大学院医学研究科(文科省事業)スポートロジーセンター
センター長
食後の過血糖は門脈に流入したブドウ糖を肝が十分に取り込めていないこと
を示している。演者らは、肝・ブドウ糖取り込み率を高め、食後血糖応答を正
常化するためには、①肝へのブドウ糖流入を緩徐にする、②肝のインスリン感
受性を高める、③肝門脈域−肝静脈のブドウ糖濃度勾配を大きくする、すなわ
ち毎食前の血糖値を正常に維持する、④グルカゴン分泌を抑制する、肝でのグ
ルカゴン作用を抑制すること、などが必須であることを証明してきたが、最も
重要な点は⑤肝にインスリンを速やかに供給することである。
内因性インスリン分泌を保持すべく、速やかに食後過血糖を是正すべきであ
ろう。