重要文化財奥家住宅の敷地と土蔵が追加指定されました

平成28年5月20日
三次市教育委員会 文化と学びの課
重要文化財奥家住宅の敷地と土蔵が追加指定されました
平成28年5月20日(金),国の文化財審議会(会長 馬渕明子)は,文部
科学大臣に対し,次の文化財を文化財保護法第27条の規定により重要文化財に
追加指定するよう,答申しました。
【追加指定された文化財の内容】
1 名 称
:土蔵(1棟)、土地
2 種 別
:重要文化財
3 所在地 :三次市吉舎町
4 所有者 :個人
5 指定の理由
奥家は江戸時代末期には庄屋を務めていた家で,広島県北東部の山あい
に屋敷を構える。主屋は天明8年(1788)の建築で,江戸時代後期の当地
方を代表する民家として昭和53年に国の重要文化財に指定されている。
土蔵は主屋の背面に建つ内蔵形式の土蔵で,棟札や普請文書により文化
9年(1812)の建築とわかる。また主屋の周囲には明治前期に遡る附属建
物も保存されており,中国地方山間部における上層農家の屋敷構成を伝え
る希少な遺例として価値があり,土地と併せて保存を図る。
本件に関するお問い合わせ先
三次市教育委員会
文化と学びの課 文化学習係 (担当/友廣)
電話番号:0824-62-6191
FAX番号:0824-62-6288
E-mail:[email protected]
〒728-8501 広島県三次市十日市中二丁目8番1号
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