『神戸市働き方改革推進支援業務』 仕様書

神戸市働き方改革推進支援業務
公募型プロポーザル仕様書
『神戸市働き方改革推進支援業務』
仕様書
平成 28 年 5 月 20 日
神戸市経済観光局
経済部経済政策課
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神戸市働き方改革推進支援業務
公募型プロポーザル仕様書
1.目的
景気の緩やかな回復や少子高齢化による労働人口の減少に伴い、企業の人材確保や人材の定
着は大きな経営課題となっている一方で、「出産・育児・介護等」と「仕事」の二者選択を迫
る状況の緩和、女性・高齢者・障がい者等の就業機会の拡大などが求められている。
そこで、本市では、多様な働き方を神戸市民及び市内の企業に対して広く提案し、推進する
ことにより、誰もがそれぞれのライフステージに応じた働き方を選択することを可能とすると
ともに、潜在的な労働力を掘り起こすことで、市内企業の経営基盤の強化につなげる。
2.業務内容
(1)
テレワーク及びクラウドソーシングに係る周知活動
受託事業者は、神戸市が多様な働き方を推進することを効果的に PR し、かつ、市民や
事業者がテレワーク又はクラウドソーシングについて内容を理解し、興味を持つような情
報発信の方法を企画し、実施すること。
(2)
企業向けテレワークセミナーの企画及び実施・運営
①
受託事業者は、神戸市内に事業所を有する企業(以下この仕様書において「市内企
業」という。
)を対象としたテレワークの普及・導入に向けたセミナーの企画及び運
営を行うこと。
②
セミナーの内容は、市内企業がテレワークの導入に関心を持つのに効果的な内容と
なるよう工夫を凝らすとともに、労働関連法令等を基にした労務管理の留意点、情
報システムやセキュリティの構築その他テレワークの導入に必要な基礎知識をセミ
ナーの参加者が習得できるものとすること。
③
受託事業者は、セミナーの講師として、テレワークの導入、実施等に専門的知見を
有する講師を派遣又は招聘すること。
④
企業向けテレワークセミナーは、神戸市が特に認める場合を除いて、平成 28 年中に
開催すること。
(3)
企業向けテレワーク導入支援業務
①
企業向けテレワーク導入支援業務の対象は、市内企業5社以上とする。
②
受託事業者は、企業向けテレワーク促進支援を希望する市内企業を募集し、支援対
象者を選定する。但し、支援対象者の選定にあたっては、事前に神戸市と協議し神
戸市の了承を得るものとする。なお、募集対象は企業向けテレワークセミナーの参
加者に限らない。
③
受託事業者は、上記(3)-②により選定した支援対象者に対して、テレワークの導入
及び実施に向け、専門的知見を駆使して効果的な支援を行うこと。
④
受託事業者は、上記(3)-②の市内企業の募集において、企業向けテレワーク導入支
援の実施に係る告知及び PR に係る一切の業務、応募の取りまとめ等募集に係る業
務を行うこと。
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(4)
公募型プロポーザル仕様書
クラウドソーシングセミナーの企画及び実施・運営
①
市民のためのクラウドソーシングセミナー
ア)受託事業者は、クラウドソーシングに関心のある神戸市民を対象としたクラウド
ソーシングの普及・活用セミナーの企画及び運営を行うこと。
イ)セミナーの内容は、セミナーの参加者が、クラウドソーシングの活用に関心を持
つのに効果的な内容となるよう工夫を凝らすとともに、クラウドソーシングを行
うために必要な基礎知識を習得できるものとすること。
ウ)受託事業者は、セミナーの講師として、クラウドソーシングの活用に専門的知見
を有する講師を派遣又は招聘すること。
エ)セミナーは、下記(4)-②の「市民のための EC 活用セミナー」と 2 部構成で同日
開催とし、神戸市が特に認める場合を除いて、平成 28 年中に開催すること(神戸
市中央区及び同西区で各1回以上)
。
②
市民のための EC 活用セミナー
ア)受託事業者は、インターネット等電子的な手段でハンドメイド作品の販売や展示
を行うことに関心のある神戸市民を対象としたセミナーの運営を行うこと。
イ)セミナーの内容は、EC 支援に係る専門的知見を有する講師による講演等とする。
ウ)上記(4)-②-イ)に係る講師の招聘等は、神戸市が行う。
エ)セミナーは、上記(4)-①の「市民のためのクラウドソーシングセミナー」と 2 部
構成で同日開催とし、神戸市が特に認める場合を除いて、平成 28 年中に 3 開催する
こと(神戸市中央区及び同西区で各 1 回以上)
。
③
市民のためのクラウドソーシング研修会
ア)受託事業者は、神戸市民を対象に、受注練習等クラウドソーシングの実務に必要
な知識や経験を効果的に習得できる研修会の企画及び運営を行うこと。
イ)受託事業者は、研修会の講師として、クラウドソーシングの活用に専門的知見を
有する講師を派遣又は招聘すること。
ウ)研修会は、神戸市が特に認める場合を除き、平成 28 年中に開催すること。なお、
上記(4)-①又は②のセミナーの参加者を優先的に参加させること。
(5)
当仕様書(2)及び(4)に記載各セミナー及び研修会の運営業務
①
受託事業者は、次に掲げる運営業務を行うこと。
ア)会場の選定及び借り上げ
イ)会場の設営(マイク等の必要な一切の備品の設置を含む。)及び撤収
ウ)当仕様書 2-(4)に記載のセミナー及び研修会における託児サービスの実施(場所
の確保を含む。)
)
エ)開催告知及び PR(PR 用印刷物の作成及び印刷を含む。
オ)参加者の募集及び取りまとめ
カ)講師への謝礼や旅費等の支払い(当仕様書 2-(4)-②を除く。)
キ)セミナー及び研修会当日の受付、資料配布、進行
ク)セミナー及び研修会資料の作成及び参加者配布用の部数の印刷
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公募型プロポーザル仕様書
ケ)その他セミナー及び研修の実施に係る業務
②
受託事業者は、セミナー及び研修会の参加者に対してアンケートを実施すること。
なお、アンケート作成の際は、神戸市と協議すること。
③
受託事業者は、セミナー及び研修会の企画、運営にあたって、事前に企画書及び運
営に係る資料を事前に神戸市に提出し、内容等を協議すること。
(6)
事業実施報告書及び事業総括報告書の提出
①
受託事業者は、当仕様書 2-(2)及び(4)にセミナー及び研修会の各回終了後一か月以
内に、業務実施報告書を神戸市へ提出すること。報告書の様式は問わないが、実施
概要、集客状況、事後アンケートの集計等の実施状況、改善事項を記載すること。
②
受託事業者は、平成 29 年 3 月 31 日までに、総括報告書を神戸市へ提出すること。
報告書の様式は問わないが、各業務に係る実施内容、改善事項、課題及びその解決
方法、事業効果等を記載すること。
③
(7)
作成した資料は紙媒体(3 部)及びデータで提供すること。
上記業務に関する神戸市職員との打ち合わせ
上記(1)~(6)の業務を円滑に実施するために、経済観光局経済部経済政策課の職員と、
適宜打ち合わせを行うこと。
3.実施体制
受託事業者は、本業務を正確かつ確実に実施するために、実施責任者及び実施担当者を配置
するとともに、各工程の作業方針及びスケジュールを策定し、神戸市と調整の上、業務を進め
ること。また、実施責任者は、業務の進捗に応じて定期的に神戸市に対して報告、調整を行う
こと。なお、実施責任者と実施担当者は同一でも構わない。
4.その他注意事項
(1) 受託事業者は、受託業務を一括して第三者に委任し、又は請け負わせてはならない。業
務の一部を第三者に委任し又は請け負わせようとするときは、あらかじめ文書により神
戸市の承諾を得なければならない。
(2) 受託事業者は、自らの知見を十分に活用するとともに、必要に応じて他都市の事例を情
報収集し、活用すること。
(3) この業務により作成した成果品の著作権、特許権、使用権などの諸権利は神戸市に帰属
するものとする。
(4) 受託事業者は、本事業の実施において疑義が生じた場合は、神戸市担当者と協議し、そ
の指示に従うこと
(5) 受託事業者は、「神戸市セキュリティポリシー」および「神戸市ホームページ作成ガイ
ドライン」(いずれも神戸市ホームページ掲載)を遵守すること。
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公募型プロポーザル仕様書
5.業務実施期間
契約締結日から平成 29 年 3 月 31 日(金)まで
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