第20回自治体総合フェア 「魅力と活力に満ちた、輝く都市を目指して」 ~幕張新都心から始まる未来に向けたまちづくり~ 平成28年5月20日 千葉市長 熊谷 俊人 千葉市のプロフィール 2 千葉市のプロフィール ~千葉開府890年 歴史を受け継ぎ 全国12位の人口を誇る大都市へ~ 市政施行 大正10年1月1日 政令指定都市移行 平成4年4月1日 平均気温 16.3℃ 面積 271.76㎢ 位置 東京都心まで 約40㎞ 成田空港まで 約30㎞ 人口 973,289人(H28.4現在) 世帯数 420,286世帯(H28.4現在) 生産年齢人口比率 63.0%(H28.3現在) 人口増加率 0.65% 3 幕張新都心のまちづくり 4 幕張新都心のまちづくり ○位置 東京都心や成田空港のほぼ中間 に位置し、各々へ30分程度という 優れた立地条件を有している。 交通アクセス ・JR京葉線 海浜幕張駅 ・東関東自動車道 等 ○計画フレーム 総面積 522.2ha 就業人口 約150,000人 居住人口 約 36,000人 ○現状 ~日々約23万人が活動するまち~ 「職」 就業者 約 57,000人 「住」 居住者 約 25,000人 「学」 就学者 約 11,000人 「遊」 来街者 約132,000人/日 年間来街者 約 4,820万人 (※数値はいずれも2015年4月時点) 5 幕張新都心のまちづくり ○まちづくりのコンセプト 「職・住・学・遊」が融合した未来型の国際都市 1 幕張メッセを核とした国際的な業務機能の集積 2 先端・成長産業の中枢的業務機能及び研究開発 機能の集積 3 先端技術産業に対応する高度な人材を育成する 学術・教育機能の集積 4 新しい時代の社会的ニーズやライフスタイルに 対応した快適で魅力的な居住環境の実現 V 6 幕張新都心のまちづくり ○土地利用計画 業務研究地区 タウンセンター地区 文教地区 住宅地区 V V 7 幕張新都心のまちづくり 幕張新都心の「第2幕」がスタート!! ○イオンモール幕張新都心オープン(H25.12) ○幕張メッセが2020年東京オリンピック・パラリンピックの 競技会場に決定(H27.6,H27.11) ○海辺のグランドデザイン策定(H28.3) ○レッドブル・エアレース千葉の開催(H27.5,H28.6) ○観光庁グローバルMICE強化都市に選定(H27.6) ○三井アウトレットパーク幕張 グレードアップオープン(H27.7) ○(仮称)JFAナショナルフットボールセンターの設置 ○若葉住宅地区事業者決定(H27.7) ○ZOZOPARK HONDA FOOTBALL AREAオープン(H28.3) ○JR京葉線新駅の調査会設置(H27.12) 8 幕張新都心のまちづくり 幕張メッセが2020年東京オリンピック・パラリンピックの競技会場に決定 ○国際オリンピック委員会(IOC)理事会(H27.6.8開催) ⇒2020年東京オリンピックのフェンシング、レスリング、テコンドー 3種目の競技会場に承認 ○国際パラリンピック委員会(IPC)理事会(H27.11.12開催) ⇒2020年東京パラリンピックの車いすフェンシング、テコンドー、 ゴールボール、シッティングバレーボール 4種目の競技会場に 承認 東京2020オリンピック・パラリンピック会場「幕張メッセ」 9 幕張新都心のまちづくり 「海辺のグランドデザイン」策定 地域資源「海辺」の有効活用! 20~30年先を見据えた活性化の方向性 ★3つの人工海浜と2つの海浜公園の一体的な活用 ①ボールパークの海辺ゾーン ★民間の資金と経営能力を活かした施設の整備・運営 ② プロムナードの海辺ゾーン ③マリンスポーツ の海辺ゾーン ④歴史と自然の 海辺ゾーン ⑤ファミリーレジャーと スポーツの海辺ゾーン 0 全長約4.3㎞の人工海浜 500m 展望駐車場 (海浜大通り駐車場) Ⓐ 人工海浜や海浜公園、周辺地域を繋ぎ、空間的な連続性 QVCマリンフィールドやJFAナショナルフットボールセン Ⓐ海の展望駐車場 Ⓑ を演出して回遊性を高めることで海辺エリアの一体化を ザ・サーフオーシャンテラス(検見川地区) ター(仮)を核に、複合的なスポーツ・レクリエーション、健 H27.5~ H28.3.5 康と癒しに関するサービスを提供するとともに、海辺の眺望を 図るゾーン 楽しめるゾーン Ⓑ Ⓒ ヨットやウィンドサーフィン 海岸の自然や歴史文化 レジャープールや各種スポーツ施 などのほか、新たなマリンス Ⓒ磯 の 松を感じられ、ビーチと 原 散 策 路 H 2 7 . 4設が立地し、ファミリーを中心に ~ ポーツを通じて、海に親しみ、一体となった広大な スポーツ・レクリエーションが楽 オープンスペースのあ しめるゾーン 海を楽しめるゾーン るゾーン 10 幕張新都心のまちづくり レッドブル・エアレース千葉の開催 エアレース再び! 「Red Bull Air Race Chiba 2016」開催決定!! 開催日 :平成28年6月4日(土)・5日(日) 開催場所:幕張海浜公園 日本初開催!! Red Bull Air Race Chiba 2015 2日間で約12万人が来場 経済効果は20億円以上 広告効果は40億円以上 世界5億人に向けて本市の海辺の魅力を発信 11 幕張新都心のまちづくり 観光庁グローバルMICE強化都市に選定 ○観光庁が公募したグローバルMICE強化都市に、千葉市・千葉県が共同で応募 したところ、平成27年6月30日付けで選定。 MICEの推進! (千葉市のほか、札幌市・仙台市・広島市・北九州市) 【選定都市への支援内容】 ○高度な専門知識等を有するアドバイザーの派遣 ○メディア招請等のプロモーション支援 など MICEの特徴 ○企業・団体の関係者やその家族が世界各地 から訪れる ⇒大型団体で、1人当たりの投下金額が多い。 MICEのメリット ○滞在日数が多く、開催後にはパーティや周辺 観光が発生 ⇒広範な分野に多大な経済波及効果 ○プロモーション効果が高い ⇒都市の国際化の起爆剤となる (参考)奉仕団体国際キワニス年次総会の 誘致のため招聘状を手渡す熊谷市長 <主なMICE開催実績> 平成26年7月 第99回国際キワニス年次総会 平成27年8月 第9回国際中欧・東欧研究協議会 (ICCEES)世界大会 12 幕張新都心のまちづくり MICE誘致・支援内容 千葉市 千葉県 ●招聘状 ●インフォメーションデスクの設置 開 催 支 援 ちば国際 コンベンションビューロー ●共同誘致活動 事前視察受け入れ ビッドペーパー作成支援 ●会場運営コンサルティング 地域(住民、学校、企業)との 連携調整 ユニークべニューの紹介 ボランティアの紹介 国際会議開催補助制度 財 政 支 援 (平成24年度~) 県市協調補助で最大2,000万円 大規模コンベン ション開催補助 (平成27年~) 最大250万円 ●コンベンション開催助成金 最大200万円 ●コンベンション開催準備資金貸付金 限度額500万円 13 幕張新都心のまちづくり (仮称)JFAナショナルフットボールセンターの設置 ○平成27年9月11日 幕張海浜公園における(仮称)JFAナショナルフット ボールセンター設置に向け、相互に協力していくこと などを盛り込んだ基本協定を締結。 ⇒JFA、県、市の三者で取り組む 締結式の様子(県ホームページより) 設置箇所:幕張海浜公園D・Eブロック 施設概要:天然芝ピッチ(2面)、人工芝ピッチ(1面)、ビーチコート(2面)、クラブハウス等 QVCマリンフィールド 設置予定地(赤枠) 14 幕張新都心のまちづくり 若葉住宅地区の整備 平成26年度に千葉県が総合評価方式により事業予定者を募集し、選定委員会での審査・選定 結果を踏まえ、平成27年7月15日付けで事業者決定、同月31日付けで土地譲渡契約を締結。 最先端のICTを活用した市民サービスの提供や、ドローンなど近未来技術を 活用した生活スタイルを提案するなど、他都市にない先進的なまちづくりの 実現を目指しています。 グループ名 幕張新都心若葉住宅地区街づくりグループ 代表企業名 三井不動産レジデンシャル㈱ 構成企業名 野村不動産㈱、三菱地所レジデンス㈱、伊藤忠都市開発㈱ ほか 総供給戸数 4,515戸(予定) 計画人口 10,000人 事業年度 15年間(事業費ベース) 総事業費 約1,800億円 ※2019年から2029年まで段階的に入居予定 ■開発コンセプト等 ➤コンセプト ・周辺の教育機関と連携し、国際性を育むコンテンツを導入 ・多世代が街の中で心地よく過ごすことができる環境を創出 ⇒千葉県のベイエリアの振興と幕張新都心の街づくりの更なる進化を目指す ➤街づくりの特徴 「国際性」、「多世代」、「ヒューマン(地域住民・居住者)」 15 幕張新都心のまちづくり 若葉住宅地区の整備 現況 16 幕張新都心のまちづくり 若葉住宅地区の整備 完成予想図 17 幕張新都心のまちづくり ZOZOPARK HONDA FOOTBALL AREA オープン ○幕張新都心若葉住宅地区内に設置。 ○約26,000㎡の敷地にサッカーフルコート 1面、フットサルコート3面、屋根付き フットサルコート(兼テニスコート)1面、 ゴルフ練習施設、会議室などを備え、 コートの貸し出しやサッカースクール等 を運営。 ○地域貢献として、コート無料開放、市民割、 各種イベント開催を予定。 プレオープン(H27.12.25) オープニングイベント(H28.3.12) ○市内の小学生を招待し、本田圭佑選手 ○全施設オープンを記念して、 本人によるサッカースクール等を開催。 3月12日(土)にオープニング イベントを開催。 ○「フットサルPKの連続キック」 のギネス世界記録にチャレン ジ(1,000人連続) ○ブラインドサッカー、ゴルフ、 テニスのスポーツ体験コーナー や、ショーの開催など、数多くの イベントを実施。 18 幕張新都心のまちづくり 交通ネットワークの拡充 交通ネットワークの強化! ・平成25年12月にイオンモールがオープン ・JR海浜幕張駅は年々利用客が増加し、今後に若葉住宅地区の開発が開始されるなど、 更なる混雑が予想される。 ・また、幕張メッセが東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の競技会場と なったことで、交通機能の強化や分散化の必要性が極めて高い。 ○拡大地区JR京葉線新駅の設置促進 平成27年12月25日 「幕張新都心拡大地区新駅設置調査会」設置 平成28年 1月19日 2月以降 (構成員)県企業土地管理局、習志野市、イオンモール㈱、千葉市 第1回調査会を開催 測量・地質調査、基本調査を実施予定 ○JR京葉線・りんかい線の相互直通運転の促進 平成26年5月 「JR京葉線・りんかい線の相互直通運転促進に関する協議会」設置 (構成員)千葉市、浦安市、船橋市、習志野市、幕張新都心まちづくり協議会 平成26年度 平成27年度 JR京葉線とりんかい線の相互直通運転に係る利用実態他調査 →京葉線利用者約14千人/日増、りんかい線利用者約37千人/日増 (共に現運賃体制) 相互直通運転に関する効果分析調査 →利用者便益 他 約52万円/人 (JR並み運賃、便数ピーク時6本等増便) 他 19 幕張新都心のまちづくり 未来を見据えたまちづくり 新たな価値の創造 まちの「魅力」や「賑わい」の創出 市の主体性のもと、官民の連携強化 民間の知恵と活力を最大限に活用 V 20 国家戦略特区 21 国家戦略特区 国家戦略特区の指定状況 第1次指定(H26.5.1) 1.東京圏(東京都、神奈川県、千葉県成田市) ※東京都はH27.8.28都全域に区域を拡大 2.関西圏(大阪府、兵庫県、京都府) 3.新潟県新潟市 4.兵庫県養父市 5.福岡県福岡市 6.沖縄県 第2次指定(H27.8.28) 1.秋田県仙北市 2.宮城県仙台市 3.愛知県 第3次指定(H28.1.29) 1.千葉市(東京圏の一部として追加指定) 2.広島県・愛媛県今治市 3.北九州市 22 国家戦略特区 千葉市の国家戦略特区指定のイメージ (H27.12.15 国家戦略特別区域諮問会議資料より) 23 国家戦略特区 提案:先端技術を活用したドローンによる宅配 サービス・セキュリティ ≪幕張新都心の立地環境≫ ・東京湾に近接 ・臨海部に物流倉庫が点在 ・超高層マンションの整備 ・電線地中化 24 国家戦略特区 提案:先端技術を活用したドローンによる宅配サービス・セキュリティ 取組むべきミッション 千葉市が立地特性を生かし、先陣を切って、 これまでにない都市部におけるドローン宅配 等の実証実験に果敢に挑む! 将来ビジョン 「空の産業革命」の実現、 ドローン産業の一大集積地「千葉市」 を 目指す! 25 国家戦略特区 提案:先端技術を活用したドローンによる宅配サービス・セキュリティ 水平的取組 ○東京湾臨海部の物流倉庫からドローンにより、海上(約10km)や花見川(1級河川)の 上空を飛行し新都心内の集積所まで運び、住宅地区のマンション各戸への宅配を行う。 優位性③ 首都圏でも大規模な都心型住宅 ・若葉住宅地区 約4,515戸(予定) ・幕張ベイタウン 9,400戸(供給済) 優位性① 東 東京湾臨海部に物流倉庫が 優位性① 数多く立地している 東京湾臨海部に物流倉庫が 数多く立地している 東 京 京 湾 湾 幕張新都心 エリア 幕張新都心 エリア 優位性② 優位性② 輸送ルートの大半が海上(距離約10km)、 輸送ルートの大半が海上(距離約10km)、 花見川(1級河川)などの上空である 花見川(1級河川)などの上空である 花見川 26 国家戦略特区 提案:先端技術を活用したドローンによる宅配サービス・セキュリティ 垂直的取組 ○地区内の店舗から日常生活品をドローンで配達。 ○ドローンによる、侵入者等に対するセキュリティサービスの実施。 [46階建] H32(797戸) [46階建] H33(675戸) [46階建] H39(714戸) [B2区画] [37階建] H31(639戸) [9階建] H36(505戸) [B1区画] [B3区画] [37階建] H38(482戸) [B4区画] [B7区画] [B6区画] [46階建] H41(703戸) [B5区画] 27 国家戦略特区 提案:先端技術を活用したドローンによる宅配サービス・セキュリティ 処方医薬品や要指導医薬品のドローンによる宅配 テレビ電話等の情報通信機器を通じた、遠隔での診療及び服薬指導を行い、地区内の薬局か ら無人飛行機(ドローン)による医療用医薬品(処方箋を必要とする医薬品)や、要指導医薬品 (薬剤師の指導が必要な医薬品)の配達を行う。 ⑥医療用医薬品等を自 宅へドローンで配達 ①現行の医師法で可能な 範囲で「遠隔診療」を実施 ⑤遠隔服薬指導を実施 システム サーバー ③患者が処方す る薬局を指定 ④薬局が患者の処方箋情報を取得 ②処方箋情報を送信 病院での待ち時間の負担軽減などにより、高齢者などの利便性向上とともに、 適切な治療・服薬での医療費削減につながることが期待できます。 28 国家戦略特区 「千葉市ドローン宅配等分科会」の設置 千葉市幕張新都心をフィールドに、都市部における小型無人機 (ドローン)の近未来技術実証のための制度整備に資するよう 新たな制度改革・規制改革について重点的・集中的に検討 ねらい ドローン産業を 一大成長市場・産業へ ⇒「空の産業革命」の実現 概要 ○国・自治体・民間事業者 で構成 ○小型無人機に係る健全 な利活用の実現に向け た、必要な制度改革・規 制改革の検討 (写真)H28.4.11分科会の様子 29 国家戦略特区 国家戦略特区「千葉市ドローン宅配等分科会」 千葉市幕張新都心をフィールドに、 都市部における小型無人機(ドロー ン)の近未来技術実証のための制度 整備に資するよう新たな制度改革・ 規制改革について重点的・集中的に 検討 国 (内閣府) 自治体 民間事業者 三者が連携 (千葉市) 代表:㈱自律制御システム研究所 (代表取締役 野波健蔵) 新たな制度改革・規制改革について提示 技術検討会 本市の提案事業の一つである「ド ローン宅配等」の早期実現に向け、 関連する分野の関係者の知恵と力 を結集し、実証実験に取り組むこと を目的として、技術検討会を設置 <検討する内容> 実証実験の具体的プロジェクトの実施、 技術的課題の抽出等 【検討体制イメージ】 座長 : 野波 健蔵 (㈱自律制御システム研究所 代表取締役) 内閣府 千葉市 関連産業 民間事業者 オブザーバー 関係 行政機関 30 国家戦略特区 平成28年4月11日(月) 都市部初となるドローンのデモンストレーションを幕張新都心内の 大型商業施設・高層マンションで実施 JR海浜幕張駅 デモ飛行① イオンモール幕張新都心 豊砂公園 幕張メッセ デモ飛行② ミラマール(UR都市機構) QVCマリンフィールド デモ飛行① イオンモール幕張新都心からの「物資運搬」の検証 打瀬3丁目公園 デモ飛行② 高層マンションへの「垂直飛行」の検証 Start ミラマール イオンモール幕張新都心 豊砂公園 Start 打瀬3丁目公園 31 国家戦略特区 ドローン宅配実現に向けた課題 ○安全性の確保が最優先 ⇒ 技術面の向上 ○プライバシー 、騒音対策など ⇒ 必要な法整備 ⇒地元住民の皆様のご理解・ご協力を得ながら 着実に実証実験を進めていきます。 【4/11実証実験時の対策】 ・住民への事前説明、周知 ・国土交通省航空局の許可・承認の取得 ・自動制御(オートパイロット)による 自律飛行可能なドローンを使用 ・飛行下への立入り禁止等の安全対策 ・強風・悪天候時は中止 ・カメラは搭載しない ・マンション沿いの上昇飛行はしない (3/24幕張ベイタウン住民へのお知らせ文) 32 国家戦略特区 ドローンはさまざまな分野での活用が期待される。 山間部などとともに、都心部における活用可能性を 模索していく必要がある。 ○宅配 ○消防活動 ○セキュリティ ○測量 総務省消防庁から 千葉市消防局に無償貸与(1台) 「カメラ」「ガス検知器」を搭載 ⇒災害発生時の迅速な情報収集 ○点検 and more... 33 国家戦略特区 提案:先端技術を活用したモビリティの導入 ロボットタクシーの 無人運行 パーソナルモビリティの シェアリングサービス 公道(車道)において、 公道(歩道)において、移動支援ロボッ 無人・自動走行の実証実験を行う。 ト(歩行補助車)の実証実験を行う。 完全無人化(レベル4)を目指す。 ・最高速度6km/h→10km/h ・無人での自動回収 (写真:ロボットタクシー㈱より提供) 効果 ○技術革新による産業力強化 (写真:㈱Doog HPより) ○超少子高齢化社会における労働力不足等への対応 34 提案2 モビリティの導入 国家戦略特区 35 提案2 モビリティの導入 国家戦略特区 36 国家戦略特区 提案:既存マンションを活用した民泊 < 幕張新都心の6つのホテル > 部屋数 約2,700(H27.10時点) ⇒約3,200(H28.10以降) 幕張新都心に立地するホテルの宿 泊者数は右肩上がりであり、 年間約130万人が宿泊している。 H26年度のホテル稼働率:86% 今後オリンピックの開催等により、宿泊施設の不足が見込まれる。 [オリンピック宿泊者等試算] 約1,000室の部屋が不足。 民泊による対応 < 国際性に富んだ住民> 幕張ベイタウンでは、マレーシア国立学校の生徒 をホームステイで受け入れている。 【実績】 H26.9~ 計4回 延べ120人 37 国家戦略特区 提案:コンベンション機能を活用した魅力的な道路空間の創出 駅前広場やメッセ周辺の道路空間に、多言語案内看板、ベンチ、バナー広告などを設置し、 国際会議やイベント等の関係者・来場者の利便性向上を図ることで、国際的な経済活 動拠点の形成を促進する。 国内初の本格的なコンベンションセンターである幕張メッセは、幕張 新都心の中核的施設であり、直近10年平均で年間680件の イベントを開催し、年間約540万人が来場している。 <歓迎バナー> <アジア地域有数の規模を誇る幕張メッセ> <駅前広場でのイベント開催> 38 国家戦略特区 提案:NPO法人の設立手続の迅速化 ~全国最短の期間で設立可能~ 背景・課題 H28.4.13計画認定 ・人口減少や少子超高齢化等の社会環境の変化により地域課題が増加、多様化、高度化。 ・地域の住民、自治会、NPO、企業、大学、行政間の助けあい・支えあいにより課題解決 していくことが必要。 ・東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が開催される本市においては、国内外 から訪れる多くの来訪者を迎えるため、NPO法人やボランティア等が重要な担い手。 活用・効果 ・NPO法人の設立手続に要する期間を全国最短の1か月半に短縮! 従 前 申 請 公 告 ・ 縦 覧 (法律上) 2か月 審 査 2か月 (千葉市) (※) 認 証 1か月以内 認 定 後 申 請 公 表 ・ 縦 覧 2週間 審 査 1か月 以内 認 証 (※)本市では既に条例で審査期間を2か月⇒1か月に短縮 ・地域の多様な主体が力を存分に発揮し、積極的に支えあいながら地域課題を解決して いく、「みんなの力で支えあうまち・千葉市」を実現! 39 企業立地支援制度 40 企業立地支援制度 全国トップクラスの企業立地補助制度と きめ細やかなサポート体制 千葉市でがんばる企業を応援します! • 間口の広さ、使いやすさは全国トップレベル! • 千葉市に定着するほど、支援内容が厚く! • 段階的な投資・拡充も後押し! 企業立地の促進! 【参考】 幕張新都心ビジネスエリア (H27.4.1現在) 国際的業務機能、本社機能 先端技術、研究開発機能 が集積 ○15企業ビルが立地 ○企業約430社が活動 充実の支援内容 • 賃借型 • 所有型 賃借料補助 法人市民税 の補助 固定資産税・都市計画税の補助 雇用の補助 雇用の補助 41 企業立地支援制度 企業立地補助制度 事業計画認定件数 25件 37件 35件 (賃借型18件、 所有型16件 累積投資型3件) (賃借型17件、 所有型16件 累積投資型2件) (賃借型11件、 所有型12件 累積投資型2件) 19件 (賃借型11件、 所有型8件) ○進化を続ける支援制度 企業と共に成長を目指す「伴走型」の支援が実を結んでいます。 H25.4 千葉市企業立地促進融資制度創設 →最大20億円・期間20年の融資枠、当初5年間年1.1%の利子補給。 H25.10 累積投資型(マイレージ型)企業立地補助制度創設 →投資・雇用条件を3年以内に達成すれば補助認定。 H27.4 コア業種特例・雇用奨励補助(フォローアップ型)導入 →成長産業(コア業種)は税補助期間を1年延長。中長期的な市民雇用の増加を促進。 42 企業立地支援制度 企業立地支援制度の拡充(新規施策) 幕張新都心地区における注目度の高まりを十分に活用し、平成28年度 (1年間)の拡充措置を実施 NEW ドローン関連産業を対象業種に追加(所有型・賃借型・累積投資型) 国家戦略特区へのドローン活用の提案に伴い、先進的な取組みに 挑戦する関連企業等の集積を促進! NEW MICE関連産業を対象業種に追加(賃借型) 観光庁グローバルMICE強化都市選定(平成27年6月30日)に伴い MICE関連業種を新たに補助対象へ NEW 市内企業賃借拠点拡充事業を拡充(賃借型) 拠点の拡充に対する支援を強化(千葉都心地区・幕張新都心地区・蘇我特定地区) ①雇用要件を大幅緩和 ②補助内容を拡充し、新たに賃借料補助を追加 43 企業立地支援制度 優れた ビジネス 環境 千葉市の強み 全国 トップクラス 未来を 見据えた 支援制度 まちづくり 44 保育所待機児童対策 45 保育所待機児童対策~仕事と家庭の両立 待機児童数の推移 H26,27年に2年連続で 待機児童ゼロを達成する など、極めて低い水準で 推移!! 15,000 335 329 14,000 350 400 350 324 318 300 13,000 250 保育所定員 12,000 200 待機児童数 150 11,000 123 100 10,000 50 32 0 9,000 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 11 0 H27 0 H28 千葉市の保育所整備方針 ・認可保育所の定員の変更、分園設置、幼稚園の活用、保育ルーム 等の認可移行など既存施設を活用・・・量の確保 ・認可保育所等の認可基準について、保育士の配置や乳児室の面 積など国基準を上回る基準を設定・・・質の確保 46 保育所待機児童対策~仕事と家庭の両立 保育所等の整備状況 1 民間保育園・小規模保育事業施設等の整備(127か所)H28.4.1時点 平成27年度は22か所整備 NEW!! H28年4月~ ★事業所内保育(認可)の設置に千葉市独自の助成 ・助成金:最大180万円 ・設置に当たっては懇切丁寧な相談対応 2 先取りプロジェクト認定保育施設(8か所) H28.4.1時点 認可外保育施設のうち、認可保育所と同等の基準を満たす市が認定 した施設 3 認可外保育施設の保育ルーム(32か所) H28.4.1時点 認可外保育施設のうち、認可外保育施設の基準を遵守したうえで、 1年以上の運営実績を有するなどの基準を満たす市が認定した施設 4 幼稚園の長時間預かり保育(21か所) H27実績 通常の教育時間(概ね午前9時~午後2時)の前後や、夏期など長期 休業期間中にも11時間以上預かり保育を実施する幼稚園に助成 47 おわりに 48 おわりに ドローン等の先端技術や女性・外国人など多様な人材を活 用した取組みを、オリ・パラ開催という絶好の機会をとら えて世界に向けてアピール 未来技術の革新は、日本の産業競争力の強化に大きく貢献 するとともに、本市への企業・研究機関の集積を加速 民泊やエリアマネジメント等の取組みによるインバウンド 政策や、女性・外国人の活躍を強力に後押する取組みによ り、日本経済の再生に貢献 「超少子高齢化社会」における高齢者や子育て世帯の負担 軽減を図る「ユニバーサル未来社会」の実現 「近未来技術実証・多文化都市」の実現 (オリ・パラのレガシーとして未来へ継承) 49 おわりに 特区において活用できる規制改革メニュー(40項目以上) 常に新たなメニューの追加が検討されている ご出席者の皆様へ 規制改革メニューの多くは、民間企業からのアイデアがソース。 日頃の経済活動を通じて、既存の規制改革メニューの活用と共に 新たな規制改革へのご提案をお待ちしております。 50 ご清聴いただき ありがとうございました。 【担 当】 千葉市 総合政策局 総合政策部 幕張新都心課 〒261-8501 千葉市美浜区中瀬1-3 幕張テクノガーデンCD棟3階 千葉市幕張新都心サテライトオフィス 電話番号 :043(274)8647 ファックス:043(274)8649 電子メール:[email protected] URL:http://www.city.chiba.jp/sogoseisaku/sogoseisaku/makuhari/ 51
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