FIE競技規則17-05

2016 年 2 月版 FIE 競技規則の変更点(変更した部分は青字)
審判委員会 2016 年 5 月 17 日
t.17
2
フルーレとエペでは、主審は、各選手の前足がそれぞれピストのセンターラインから2m
の位置(即ち「アン・ガルド」の線の後ろ)になるように両選手を構えさせる。
サーブルでは、レフェリーはピストの中央線から 2mのところに後ろ足を置くように 2 名の
選手を構えさせる。
t.17.2 の変更はオリンピック大会の後 2016 年 12 月 31 日まで有効である。次の理事会
で ルール変更を決定したら引き続き適用される。
9
もし選手がピストの横の境界線を片足又は両足が越えた場合は、その選手が後方境界
線の後ろに位置することになっても、またそれによって相手にポイントを与えることになっ
てもフェンシングの正しい距離による構え直しをさせることができる。(t28、t102 を参照)
t.18
5
フルーレでは、フェンシングの試合の最中、剣を持っていない腕の肩を、剣を持ってい
る腕の肩の前に出すことは禁じられている。(t19 を参照)
もし、対戦選手がそうしたら、t114、t116、t120 の条項に明記されている罰則をうけること
になる。また、違反した選手のトゥシュは無効となる。
これは 2016〜2017 年シーズンより適用する。
t32-3 レフェリーは、試合を通してタイムキーピング(時間管理)をしなければならない。もし、
時計が壊れていたら、レフェリーは自らどれだけ試合時間が残されているか予測しなけ
ればならない。レフェリーは時間を手動でリセット出来なければならない。必要なら以前
に表示された 100 分の 1 秒に最も近い時間にリセットする。
適用:2015/2016 年では世界選手権大会とオリンピック大会のみ、2016/2017 年で
は、ワールドカップ大会(ジュニアとシニア)、グランプリ大会とゾーン選手権大会(ジュ
ニアとシニア)〕
用具規定付属書類 B
C.サーブル/a)原則
8)トゥシュの記録が行われた後、他方の選手が行った後続のトゥシュは、最大 170 ミリ
セカンド(±10ms)以内に行われた場合にのみ審判器に記録される事とする。
これは 2016〜2017 年シーズンより適用する。