※江南市同時発表平成 28 年 5 月 19 日（木）愛知県尾張県民事務所環境保全課環境保全第一グループﾀﾞｲﾔﾙｲﾝ担当芳澤、八木 052-961-7254 愛知県環境部水地盤環境課規制・土壌グループ内線担当柘植、宮本 3045、3050 ﾀﾞｲﾔﾙｲﾝ 052-954-6225 江南市における地下水汚染に係る報告についてうしろひぼ江南市の後飛保配水場の第５号取水井において、江南市が地下水の調査を実施したところ、テトラクロロエチレンによる地下水汚染が判明したため、本日、同市から報告がありました。後飛保配水場では、後飛保第５号取水井からの取水は停止しています。県は同市はじめ関係行政機関と連携して、周辺の井戸の水質調査及び井戸所有者に対する飲用指導を実施します。１調査対象地江南市後飛保配水場第５号取水井江南市松竹町米野 22 番地２報告内容（１）報告年月日平成 28 年５月 19 日（木）（２）採水日平成 28 年５月 11 日（水）、12 日（木）（３）調査項目テトラクロロエチレン（４）地下水の調査結果テトラクロロエチレンが次表のとおり環境基準値を超過しました。項目テトラクロロエチレン注：（測定結果最大値環境基準値 0.012mg／L （1.2 倍）注 0.01mg／L 以下）内は環境基準値に対する倍率を示す。 -1- （５）江南市の対応環境基準値を超過した第５号取水井からの取水を停止し、後飛保配水場における他の取水井及び他の配水場からの受水量を増やすことで対応しています。（６）地下水汚染の原因事業者は当該地でテトラクロロエチレンを使用したことがなく、原因は不明です。３県の対応関係機関と連携し、速やかに以下のとおり対応します。（１）環境基準値超過の原因調査を実施します。（２）周辺の井戸の水質調査を実施します。（３）周辺の井戸所有者に対して、飲用指導を実施します。４事業者の連絡先江南市水道課電話５高田 0587-53-3511 調査対象地の概要当該地ではテトラクロロエチレンの使用履歴はありません。調査対象地 -2- 参考基準を超過した有害物質についてテトラクロロエチレン高濃度のテトラクロロエチレンを長期間取り込み続けると、肝臓や腎臓への障害が認められることがあり、比較的低濃度では頭痛、めまい、眠気などの神経系への影響が現れることがあります。発がん性について、国際がん研究機関（IARC）では、テトラクロロエチレンをグループ２Ａ（人に対しておそらく発がん性がある）に分類しています。（参考：環境省水・大気環境局「土壌汚染に関するリスクコミュニケーションガイドライン」） -3-