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2016 年 5 月 17 日
三田史学会会員各位
三田史学会会長
柳田 利夫
2016 年度三田史学会大会について
下記のとおり、2016 年度三田史学会大会を開催いたしますので、ご案内申し上げます。
記
日
1.期
場
2.会
事
3.行
4.参加方法
2016 年 6 月 25 日(土)
慶應義塾大学三田キャンパス(〒108-8345 東京都港区三田 2-15-45)
下記の大会プログラムのとおり
午前・午後の部ともに会員・非会員を問わずどなたでも自由に参加できます。懇親会
への出席を希望する場合には、6 月 10 日までにお申し込みください。
5.懇親会費 通常会費は 5,000 円です。当日、懇親会場にてお支払いください。学生会員には三田
史学会が 3,000 円を補助しますので、各専攻教員に申し出て、必要な手続きをとって
ください。会場では 2,000 円を支払ってください。
2016 年度三田史学会大会プログラム
午前の部
研究発表
日本史部会(10:00~)第一校舎 101 番教室
1.戦時文化統制下における学問の自立性の模索と展開
―日独文化連絡協議会の少壮学者交換事業案を事例に―
慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程
2.日露戦争期戦地労働者に関する一考察 ―軍役夫制度の設計と運用―
慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程
3.中世武蔵武士の本領景観と水資源開発 慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程
4.古代の白堂について 慶應義塾大学文学部 山本 晶子
須藤 遼
渡邊 浩貴
藤本 誠
東洋史部会(10:00~)第一校舎 102 番教室
1.シンガポール華人社会における「孔廟学堂設立運動」の展開と帰結(1899-1902 年)
慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程 持田 洋平
2.1950年代における中国国民党の海外党務と僑務 ―「周海通委員会」の設立過程を中心に―
一橋大学大学院社会学研究科博士課程 森巧
3.インドネシア・アラブ人協会(PAI)と独立国家をめぐる論争
―イスラームとナショナリズムの間で―
日本学術振興会特別研究員(PD) 山口元樹
4.近代エジプトにおける受刑者労働の変容
慶應義塾大学文学部 勝沼 聡
西洋史部会(10:30~)第一校舎 103 番教室
1.4世紀後半ローマ帝国西部における三位一体理解 ―プリスキリアヌス論争の検討を通じて―
慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程 林 皓一
2.14世紀初頭東地中海における商業ネットワークとカンディア
広島大学大学院文学研究科博士課程 西本祐紀
3.世紀転換期ドイツにおけるユダヤ人の体育祭典と民族の身体の表象
同志社大学大学院文学研究科博士後期課程 河合 竜太
民族学考古学部会(9:30~)第一校舎 104 番教室
1.植民地期の造形物 ―独領ニューアイルランドで収集されたマランガン彫像の意匠分析とその時空間分布―
慶應義塾大学大学院文学研究科修士課程 臺 浩亮
2.北辛文化・大汶口文化における鼎の編年 ―東夷文化の中原への影響を考察するための基礎的研究―
慶應義塾大学大学院文学研究科修士課程 王 心歌
3.東京湾沿岸地域における縄文時代草創期後半の石器群再検討
―スタンプ形石器と「礫斧」を中心として―
神奈川県立歴史博物館学芸員 千葉 毅
4.オホーツク文化におけるブタの飼育・利用
慶應義塾大学大学院文学研究科修士課程 服部 太一
5.貨幣考古学と岩国市中津居館跡の一括出土銭
下関市立大学経済学部 櫻木 晋一
午後の部(13:30~16:45)第一校舎 121 番教室
シンポジウム「環地中海都市の慈善と救貧 ―中世から近世へ―」
本シンポジウムは、中近世の環地中海世界(イスラーム圏とヨーロッパ)の都市社会における
慈善活動と貧民救済に的を絞り、その性格や特徴について考察しようとするものである。16 年前
の三田史学会大会において同様のテーマのシンポジウムが開催されたが、今回はその後の研究の
進展を踏まえつつ、オスマン帝国や北西ヨーロッパなどに視野を広げ、また中世後期から近世に
かけての変容の諸相にも注目したい。
講演1「中近世ヨーロッパ都市の貧困と社会的救済―ネーデルラント都市の事例を中心に―」
首都大学東京都市教養学部教授 河原 温
講演2「近世オスマン帝国都市の慈善と救貧」
慶應義塾大学文学部准教授 藤木 健二
コメント1 流通経済大学社会学部教授関 哲行
コメント2 北海道大学大学院文学研究科准教授 佐藤健太郎
司会 慶應義塾大学文学部教授長谷部史彦
三田史学会総会(17:00~17:30)第一校舎 121 番教室
懇親会(17:45~20:00)北館1階 ファカルティクラブ