「当社取締役会の実効性の分析・評価」結果の概要について

平成 28 年 5 月 20 日
各
位
上 場 会 社 名
イ
代表者の役職氏名
代表取締役社長 竹 中
( コ ー ド 番 号
4062
責任者の役職氏名
経営企画本部 社長室 経営企画 G
グループマネージャー 廣瀬 康人
電
(0584)81-7973
話
番
号
ビ
デ
ン
株
式
会
裕 紀
東証、名証第1部)
「当社取締役会の実効性の分析・評価」結果の概要について
当社取締役会におきましては、取締役会全体が実効性を持って機能しているかを検討し、そ
の結果に基づき、問題点の改善や強みの強化等を通じて、取締役会全体の機能向上を図ること
を目的とし、2016 年度から、取締役会の実効性に関する分析・評価を開始いたしました。
1.評価の方法
(1) 社外を含む全ての取締役及び監査役に対し、評価の主旨等を説明の上、2016 年 3 月から 4
月にかけて取締役会事務局(社長室 経営企画 G)が作成した「2015 年度 取締役会実効性評
価アンケート」に基づき、全取締役・監査役が自己評価を実施いたしました。
この度、2015 年度の分析・評価が完了しましたので、以下にてその概要を開示いたします。
(2) 評価項目
評価を実施した大項目は以下の通りです。
① 議論・検討の実効性
② 監督機能の実効性
③ リーダーシップの実効性
④ 環境整備状況の実効性
⑤ 株主・ステークホルダーへの対応の実効性
⑥ 取締役会の構成等に関する実効性
(3) 評価方法
① 調査は記名方式とした。
② 評価尺度は 5 段階評価とした。(5・・・優、3・・・可、1・・・不可)
③ 集計は社内取締役と社外取締役・監査役を区別して実施した。
④ 分析は、評価の低い項目及び社内取締役と社外取締役・監査役の評価結果のギャップが大
きい項目について、重点的に実施した。
⑤ 評価・分析結果を取締役会に開示し、2016 年 5 月 16 日開催の取締役会において、「取締
役会全体の実効性評価結果」を決議した。
社
2.分析・評価結果の概要
各取締役、監査役による評価アンケートの集計の結果、全ての大項目(上記 1.(2)に記載)
について、社内取締役及び社外取締役・監査役共に、3.0 以上の評価点となっており、当社
取締役会として、取締役会全体においての実効性はおおむね確保できていると分析・評価い
たしました。
一方で、主に以下の点につきましては、課題や工夫の余地が見られると認識し、当社及び
当社取締役会といたしまして重点的に対応してまいります。
(1) 認識した課題
① 経営陣幹部・取締役の報酬額決定及び候補者指名における社外取締役の関与
② (社外取締役・監査役に対する)会日に十分先立った資料配付
(2) 当社の対応
① 2016 年度より、社外取締役を構成員に入れた(代表取締役社長の諮問機関としての)指
名・報酬委員会を発足し、経営陣幹部・取締役の報酬額決定及び候補者指名について審議
し、代表取締役社長に提言する体制としております。なお、2016 年 5 月 16 日に第 1 回指
名・報酬委員会を開催し、取締役賞与及び報酬に関する議論及び代表取締役社長に対する
提言を実施いたしました。
② 現在、(特に専門性の高い)設備投資議案については、取締役会開催前に社外取締役・監査
役に対して、提案取締役による事前説明を実施しております。今後は、その他の議案につ
いても、会日に十分先立った資料配付または事前説明を心がけてまいります。
当社取締役会におきましては、今回の評価結果及び課題への対応を踏まえ、今後も実効性の
向上を図ってまいる所存です。
以
【本件に関するお問合せ先】
経営企画本部 社長室 経営企画 G
都竹 美好
Tel:(0584)-81-7973
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