日本アンカー協会九州支部の平成28年度定時総会開く アンカー施工士の資格項目など発注官庁への要望活動など新年度事業計画を決定 日本アンカー協会九州支部の平成28年定時総会 (一社)日本アンカー協会九州支部(工藤清秋支部長)の平成28年度定時総会は13日、 福岡市のホテルセントラーザ博多で開き、グラウンドアンカー緊張管理サービスや競争入札 総合評価のグラウンドアンカー施工士の資格項目、地方公共団体への低入札基準の引き上げ など発注官庁への要望活動の実施、グラウンドアンカー施工士講習会及び検定試験の開催、 現場見学会・安全パトロールの実施、九州地方整備局との意見交換会への参加など新年度事 業計画や収支予算等を決めた。 総会に先立ち、熊本地震で亡くなられた方々に黙祷を 捧げたあと、本部の決定事項として可能な限りの災害支 援活動への協力や災害義援金の支出(50万円) 、被災協 会員への会費免除などが報告された。開会の冒頭、工藤 支部長は「地震に対する十分な備えが必要であります。 アンカー工法は法面の崩壊防止や構造物の転倒防止など に極めて有効工法であり、国民生活を守る防災安全の社 会資本整備は、高齢化社会を迎えようとしている我が国 の緊急の社会的要請ではないか。アンカー工法は安全性 が高く、防災性に優れた社会基盤整備に寄与できる」な どと挨拶した。 挨拶する工藤清秋支部長 このあと、議事に入り、平成27年度事業報告、収支決算報告、監査報告と平成28年度 の事業計画案、収支予算案などを審議、いずれも原案通り可決承認した。 平成28年度事業計画は、発注官庁への要望活動として①グラウンドアンカー緊張管理サ ービスについて、②競争入札総合評価のグラウンドアンカー施工士の資格項目について、③ 地方公共団体への低入札基準引上げの要望を行うほか、九州地方整備局幹部との意見交換会 への参加、全国特定法面保護協会との共同開催による技術講習会の実施(8月予定) 、平成2 8年度グラウンドアンカー施工士講習会(9月17日)及び検定試験(10月15日)の実 施、現場見学会及び安全パトロールの実施(10月予定) 、建専連九州と九州地方整備局との 意見交換会への参加等を計画している。
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