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㈱第四銀行(8324) 平成28年3月期決算短信
[添付資料の目次]
1.経営成績 ……………………………………………………………………………………………… P.2
(1)経営成績に関する分析 …………………………………………………………………………… P.2
(2)財政状態に関する分析 …………………………………………………………………………… P.2
(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当………………………………………………
P.2
2.経営方針 ……………………………………………………………………………………………… P.3
(1)会社の経営の基本方針 …………………………………………………………………………… P.3
(2)目標とする経営指標 ………………………………………………………………………………・ P.3
(3)中長期的な会社の経営戦略 ……………………………………………………………………… P.3
(4)会社の対処すべき課題 …………………………………………………………………………… P.3
3.会計基準の選択に関する基本的な考え方…………………………………………………………… P.3
4. 連結財務諸表 ………………………………………………………………………………………… P.4
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………… P.4
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………… P.6
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………… P.8
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………………・・ P.10
(5)継続企業の前提に関する注記 …・・………………………………………………………………・ P.12
(6)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示…・・………………………………………
P.12
(7)追加情報……………………………………………………………………………………………
P.12
(8)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………… P.12
(セグメント情報) …………………………………………………………………………………・・ P.12
(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………・・ P.14
(重要な後発事象) ・・……………………………………………………………………………… P.14
5. 個別財務諸表 ………………………………………………………………………………………… P.15
(1)貸借対照表 ………………………………………………………………………………………… P.15
(2)損益計算書 ………………………………………………………………………………………… P.18
(3)株主資本等変動計算書 …………………………………………………………………………… P.20
(4)継続企業の前提に関する注記……………………………………………………………………・
P.22
6. その他 ………………………………………………………………………………………………… P.22
役員の異動・・・…………………………………………………………………………………………
※平成 27 年度決算説明資料
-1-
P.22
㈱第四銀行(8324) 平成28年3月期決算短信
1.【経営成績】
(1)【経営成績に関する分析】
平成27年度の国内経済を顧みますと、輸出・生産活動に伸び悩みが見られたものの、雇用環境の改善が進み、平成28年3月の有効求
人倍率が1.30倍と約24年ぶりの高水準となったほか、住宅投資や設備投資が堅調に推移し、全体としては緩やかな回復基調となりました。
当行の主要な営業基盤である新潟県内の経済も、企業収益が高水準で推移するなか、設備投資が堅調に推移したほか、個人消費も雇
用・所得環境の改善から回復に向けた動きが継続し、一部に新興国経済の減速や暖冬などの影響がみられたものの、緩やかな回復基調
を辿りました。
為替相場は今年に入り、世界的なリスク回避の動きとアメリカの追加利上げ観測の後退などから、大幅な円高が進行し、年度初の 1 ドル
=119 円台から年度末には 1 ドル=112 円台となりました。
株式相場につきましては、企業収益改善への期待などから、平成27年の夏場にかけて日経平均株価終値で20,800円台を回復する場面
もありましたが、中国経済の先行きに対する不透明感や原油価格の下落などを受け、年度末には 16,700 円台まで下落いたしました。
長期金利の指標となる 10 年国債利回りは、年度初の 0.3%台から平成 27 年 6 月には一時 0.5%台まで上昇いたしましたが、その後は世
界的な株式相場の下落などから低下基調に転じ、日本の金融史上初となるマイナス金利政策の導入により、年度末にはマイナス 0.05%と
なりました。
このような金融経済環境のもと、当行では、平成 27 年 4 月より新・中期経営計画「ステップアップ 2nd Stage(セカンドステージ)」をスタートさ
せました。本計画では「収益力の強化」と「適切なリスクコントロール」を重要課題と捉え、前・中期経営計画での3つの基本戦略「トップライン
(コア業務粗利益)改革」「人財力・組織力」「リスクマネジメント」の進化に取り組むことで、業績の伸展と経営体質の改善・強化を推し進めて
まいりました。
当連結会計年度の損益状況につきましては、以下のとおりであります。
経常収益は、市場金利の低下に伴い貸出金利息が減少したものの、有価証券利息が増加したことに加え、デリバティブ収益などその他
業務収益が増加したことなどから前期比 3 億 3 百万円増加の 983 億 77 百万円となりました。経常費用は、外貨運用増加に伴い資金調達
費用が増加したことや株式等売却損が増加したことなどから前期比 21 億 59 百万円増加の 740 億 24 百万円となりました。
以上の結果、経常利益は前期比 18 億 55 百万円減益の 243 億 53 百万円となりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益につき
ましては、税率引下げに伴う税金費用の減少などから前期比 2 億 8 百万円増益の 144 億 67 百万円となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
①銀行業
第四銀行では、預金は期中 641 億円増加し、期末残高は 4 兆 3,578 億円となりました。貸出金は期中 1,352 億円増加し、期末残
高は 2 兆 9,612 億円となりました。有価証券は期中 808 億円減少し、期末残高は 1 兆 7,811 億円となりました。
損益状況につきましては、経常収益は前期比 47 百万円増加し、767 億 32 百万円、セグメント利益(経常利益)は前期比 12 億 6
百万円減益の 217 億 11 百万円となりました。
②リース業
リース業の収益面につきましては、経常収益は前期比12億33 百万円増加し、183億44百万円、セグメント利益(経常利益)は前
期比 9 億 61 百万円増益の 18 億 66 百万円となりました。
③証券業
証券業の収益面につきましては、経常収益は前期比 5 億 75 百万円増加し、36 億 62 百万円、セグメント利益(経常利益)は前期
比 27 百万円増益の 9 億 13 百万円となりました。
平成 29 年 3 月期の連結での経常利益は 174 億円、親会社株主に帰属する当期純利益は 110 億円を見込んでおります。
また、当行単体での経常利益は 151 億円、当期純利益は 106 億円を見込んでおります。
業績予想の前提として、国内金利については横ばいで推移するものと見込んでおります。また、単体のネット信用コスト(一般貸倒引当金
繰入額+不良債権処理額-償却債権取立益)は、通期で 10 億円を想定しております。
なお、上記の業績予想は、本資料の発表時において入手可能な情報に基づき作成したものであり、当行としてその実現を約束する趣旨
のものではありません。実際の業績は、今後様々な要因によって上記予想数値と異なる結果となることがあります。
(2)【財政状態に関する分析】
預金につきましては、期中 605 億円増加し、期末残高は 4 兆 3,458 億円となりました。貸出金につきましては、期中 1,376 億円増加し、期
末残高は 2 兆 9,498 億円となりました。有価証券につきましては、期中 908 億円減少し、期末残高は 1 兆 7,845 億円となりました。
連結キャッシュ・フローの状況につきましては、営業活動によるキャッシュ・フローは、貸出金が増加したことなどから前期比 663 億円減少し、
566 億円の流入となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の売却や償還による収入の増加などから前期比 758 億円増加
し、443 億円の流入となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、自己株式の取得による支出や連結範囲の変動を伴わない子会社株
式の取得の増加などから前期比 89 億円減少の 126 億円の流出となりました。
この結果、現金及び現金同等物は期中 883 億円増加して、期末残高は 4,475 億円となりました。
(3)【利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当】
当行では、銀行業の公共性に鑑み、将来にわたって株主各位に報いていくために、収益基盤の強化に向けた内部留保の充実を考慮し
つつ、安定的な株主還元を継続することを基本方針としております。具体的には、平成 27 年度から配当金と自己株式取得合計の株主還
元率40%を目処としております。
当期の配当につきましては、資本増強とバランスをとりながら継続的な株主還元を実施するという基本方針のもと、期末配当を 1 株当たり
4 円 50 銭(中間配当 4 円 50 銭と合わせて年間配当 9 円 00 銭)として定時株主総会に議案として提出する予定であります。なお、次期につ
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きましては、1 株当たり年間配当 9 円 00 銭(中間配当 4 円 50 銭)を予定しております(当期と同額)。
2.【経営方針】
(1) 【会社の経営の基本方針】
当行は、明治 6(1873)年に第四国立銀行として創立以来、健全経営を堅持し、地域の中枢金融機関として地域社会の発展ととも
に成長し、今日、新潟県におけるリーディングバンクとして確固たる基盤を築いてまいりました。
今後とも、次の3点
① ベストバンクとして地域に貢献し、親しまれ、信頼される銀行
② 変化に挑戦し行動する強い銀行
③ 創造性を発揮し、活力あふれる銀行
を企業理念に掲げ、地域との共存共栄という原点に立った業務運営を徹底し、地域からの信頼をさらに強固なものにしていく方針です。
(2) 【目標とする経営指標】
平成27年度からスタートした新・中期経営計画「ステップアップ 2nd Stage(セカンド ステージ)」(計画期間:平成 27 年度から平成 29 年度)
における経営指標目標数値及び実績値は以下のとおりであります。
《「ステップアップ 2nd Stage(セカンド ステージ)」経営指標目標 (※)》
項目
最終年度目標
規模目標
総預金残高平残(含む譲渡性預金)
4兆7,980億円
総貸出金残高平残(部分直接償却前)
3兆2,160億円
収益項目
コア業務純益(注)
163億円
健全性目標
自己資本比率(経過措置適用後)
10.41%
(注)コア業務純益=業務粗利益-経費-国債等債券損益
平成 27 年度実績
4兆4,772億円
2兆8,785億円
185億円
10.83%
(※)計画期間中における環境変化を踏まえ、必要に応じて目標項目の追加・変更ならびに目標水準の修正を行う。
(3) 【中長期的な会社の経営戦略】
当行では、平成27年4月から新・中期経営計画「ステップアップ2nd Stage(セカンド ステージ)」(計画期間:平成27年度から平成29年度)
をスタートさせました。本計画では、これまで当行が永い歴史の中で培ってきたお客さまとの信頼関係を基盤として、「地域の実体経済の下
支えをし、地域社会とお客様の発展に貢献する」という地方銀行の役割・使命を果たし、地域とともに持続的に成長していくことを目指してお
ります。
(4) 【会社の対処すべき課題】
「人口減少や少子高齢化の進行」「金融緩和政策の継続」「他行競合の激化」などにより、金融機関を取り巻く環境は一層厳しさを増して
おります。加えて、日本銀行による前例のないマイナス金利政策の導入や、これまでの金融の仕組みを大きく変える可能性のある「フィンテ
ック」といった新たな金融IT技術の動きもあり、金融環境は急激に変化してきております。
こうした環境認識のもと、「ステップアップ 2nd Stage」では、前中期経営計画での基本戦略「トップライン改革」「人財力・組織力」「リスクマネ
ジメント」の3つを進化させることで、当行の競争優位性を高め、地方銀行の役割・使命である「地域経済の下支え」を通じて、地域とともに持
続的に成長していくことを目指してまいります。
平成 27 年度は「地方創生元年」とも呼ばれ、当行も県内自治体による「地方版総合戦略」の策定を積極的に支援してまいりました。平成
28 年度は、その戦略を推進し、実効性を高めるステージに入ってきております。今後とも産学官金労言との連携を一層強化し、コンサルティ
ング機能を発揮することで、地方創生の実現に貢献してまいる所存です。
当行では、平成27年10月に企業統治の基本的な考え方、基本方針などを定めた「コーポレートガバナンス・ガイドライン」を制定いたしま
した。本ガイドラインに基づき、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に向けて、ガバナンスの強化に努めてまいります。
加えて、経営の根幹であるコンプライアンス(法令等遵守)態勢の強化に引き続き全力で取り組み、より高い倫理観の確立を図るとともに、
当行グループの総力を挙げて、環境問題や次世代支援に取り組むなど、企業の社会的責任(CSR)を果たしてまいる所存です。
3.【会計基準の選択に関する基本的な考え方】
当行グループは、連結財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、日本基準を適用しております。
なお、IFRS 適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方針であります。
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(5)
【継続企業の前提に関する注記】
該当事項はありません。
(6)
【会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示】
(会計方針の変更)
(「企業結合に関する会計基準」等の適用)
「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日。以下、「企業結合会計基準」という。)、「連結財務諸表に
関する会計基準」(企業会計基準第22号 平成25年9月13日。以下、「連結会計基準」という。)及び「事業分離等に関する会計基準」
(企業会計基準第7号 平成25年9月13日。以下、「事業分離等会計基準」という。)等を、当連結会計年度から適用し、支配が継続して
いる場合の子会社に対する当行の持分変動による差額を資本剰余金として計上するとともに、取得関連費用を発生した連結会計年
度の費用として計上する方法に変更しております。また、当連結会計年度の期首以後実施される企業結合については、暫定的な会
計処理の確定による取得原価の配分額の見直しを企業結合日の属する連結会計年度の連結財務諸表に反映させる方法に変更い
たします。加えて、当期純利益等の表示の変更及び少数株主持分から非支配株主持分への表示の変更を行っております。
当連結会計年度の連結キャッシュ・フロー計算書においては、連結範囲の変動を伴わない子会社株式の取得または売却に係るキ
ャッシュ・フローについては、「財務活動によるキャッシュ・フロー」の区分に記載し、連結範囲の変動を伴う子会社株式の取得関連費
用もしくは連結範囲の変動を伴わない子会社株式の取得または売却に関連して生じた費用に係るキャッシュ・フローは、「営業活動
によるキャッシュ・フロー」の区分に記載しております。
企業結合会計基準等の適用については、企業結合会計基準第58-2項(4)、連結会計基準第44-5項(4)及び事業分離等会計
基準第57-4項(4)に定める経過的な取扱いに従っており、当連結会計年度の期首時点から将来にわたって適用しております。
この結果、当連結会計年度の経常利益は41百万円、税金等調整前当期純利益は6,499百万円それぞれ減少しております。また、
当連結会計年度末の資本剰余金が6,499百万円増加しております。
なお、1株当たり情報に与える影響は当該箇所に記載しております。
(7)
【追加情報】
(所得税法等の一部改正による影響)
「所得税法等の一部を改正する法律」(平成28年法律第15号)及び「地方税法等の一部を改正する等の法律」(平成28年法律第13
号)が平成28年3月29日に国会で成立し、平成28年4月1日以後に開始する連結会計年度から法人税率等の引下げが行われることと
なりました。これに伴い、繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する法定実効税率は従来の32.8%から、平成28年4月1日
に開始する連結会計年度及び平成29年4月1日に開始する連結会計年度に解消が見込まれる一時差異については30.7%に、平成
30年4月1日に開始する連結会計年度以降に解消が見込まれる一時差異については30.5%となります。
この税率変更により、繰延税金資産は18百万円減少し、繰延税金負債は800百万円減少し、法人税等調整額は435百万円増加し、
繰延ヘッジ損益は9百万円減少し、その他有価証券評価差額金は1,321百万円増加し、退職給付に係る調整累計額は101百万円減
少し、非支配株主持分は8百万円増加しております。再評価に係る繰延税金負債は290百万円減少し、土地再評価差額金は同額増
加しております。
【連結財務諸表に関する注記事項】
(セグメント情報)
1 報告セグメントの概要
当行グループは当行及び連結子会社7社で構成され、銀行業務を中心に、リース業務、証券業務など金融サービスに係る事業を行っており、
当行の取締役会において定期的にグループ内の会社別の財務情報を報告しております。
したがいまして、当行グループは、当行をはじめ各連結子会社別のセグメントから構成されておりますが、全セグメントの経常収益の概ね8割を
占める「銀行業」のほか、重要性を鑑み「リース業」「証券業」の 3 つを報告セグメントとしております。
「銀行業」は、当行本支店において、預金業務及び貸出業務を中心に、有価証券投資業務、内国為替業務、外国為替業務、公共債・投資信
託・保険の窓販業務等を行っており、グループの中核業務と位置づけております。
「リース業」は、連結子会社の第四リース株式会社であり、総合リース業務を行っております。
「証券業」は、連結子会社の第四証券株式会社であり、証券業務を行っております。
(8)
2 報告セグメントごとの経常収益、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表の作成方針と同一であり、セグメント間の内部取引は実際の取引額に基づ
いております。
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3 報告セグメントごとの経常収益、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
当連結会計年度(自 平成 27 年 4 月 1 日 至 平成 28 年 3 月 31 日)
銀行業
報告セグメント
リース業
証券業
その他
計
合計
(単位:百万円)
連結財務諸表
調整額
計上額
経常収益
76,093
16,612
3,661
96,367
2,704
99,071
△694
98,377
外部顧客に対する経常収益
1
1,811
△4,184
638
1,732
2,372
4,184
―
セグメント間の内部経常収益
76,732
18,344
3,662
98,740
4,515
103,256
△4,878
98,377
計
21,711
1,866
913
24,491
1,735
26,227
△1,873
24,353
セグメント利益
5,304,508
49,421
18,806 5,372,736
21,045 5,393,781
△51,530
5,342,251
セグメント資産
5,006,886
37,523
6,456 5,050,866
11,465 5,062,331
△39,764
5,022,567
セグメント負債
その他の項目
2,116
364
35
2,515
6
2,522
0
2,522
減価償却費
51,179
116
197
51,493
372
51,865
△189
51,676
資金運用収益
3,581
221
3
3,805
9
3,815
△170
3,644
資金調達費用
有形固定資産及び無形固定資
5,092
357
147
5,597
6
5,604
168
5,773
産の増加額
(注)1.一般企業の売上高に代えて、経常収益を記載しております。また、差異調整につきましては、経常収益と連結損益計算書の経常収
益計上額との差異について記載しております。
2.「その他」の区分は報告セグメントに含まれていない事業セグメントであり、信用保証業務、クレジットカード業務等を含んでおります。
3.調整額は、次のとおりであります。
(1) セグメント利益の調整額△1,873 百万円は、セグメント間取引消去等であります。
(2) セグメント資産の調整額△51,530 百万円は、セグメント間取引消去等であります。
(3) セグメント負債の調整額△39,764 百万円は、セグメント間取引消去等であります。
(4) 減価償却費の調整額 0 百万円は、主としてリース業以外のセグメントにおいてリース業セグメントとの契約により取得したリース物件
に係る減価償却費の調整額であります。
(5) 資金運用収益の調整額△189 百万円は、セグメント間取引消去であります。
(6) 資金調達費用の調整額△170 百万円は、セグメント間取引消去であります。
(7) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額 168 百万円は、主としてリース業以外のセグメントにおいてリース業セグメント
との契約により取得したリース物件取得額であります。
4.セグメント利益は、連結損益計算書の経常利益と調整を行っております。
(関連情報)
当連結会計年度(自 平成 27 年 4 月 1 日 至 平成 28 年 3 月 31 日)
1 サービスごとの情報
貸出業務
有価証券投資業務
リース業務
外部顧客に対する
37,691
23,453
経常収益
(注)一般企業の売上高に代えて、経常収益を記載しております。
(単位:百万円)
合計
その他
16,629
20,603
98,377
2 地域ごとの情報
(1) 経常収益
当行グループは、本邦の外部顧客に対する経常収益に区分した金額が連結損益計算書の経常収益の 90%を超えるため、記載を
省略しております。
(2) 有形固定資産
当行グループは、本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産金額の 90%を超えるため、記載を
省略しております。
3 主要な顧客ごとの情報
特定の顧客に対する経常収益で連結損益計算書の経常収益の 10%以上を占めるものがないため、記載を省略しております。
(報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報)
当連結会計年度(自 平成 27 年 4 月 1 日 至 平成 28 年 3 月 31 日)
(単位:百万円)
銀行業
減損損失
111
報告セグメント
リース業
証券業
―
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その他
計
7
119
合計
―
119
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(報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報)
該当事項はありません。
(報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報)
該当事項はありません。
(1株当たり情報)
前連結会計年度
(自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成27年4月1日
至 平成28年3月31日)
1株当たり純資産額
872円20銭
889円20銭
1株当たり当期純利益金額
40円72銭
42円04銭
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
40円55銭
41円84銭
(注)1. 1株当たり純資産額の算定上の基礎は、次のとおりであります。
純資産の部の合計額(百万円)
純資産の部の合計額から控除する金額(百万円)
(うち新株予約権)
(うち非支配株主持分)
普通株式に係る期末の純資産額(百万円)
前連結会計年度末
平成 27 年 3 月 31 日
331,814
27,633
403
27,229
304,180
当連結会計年度末
平成 28 年 3 月 31 日
319,683
15,024
508
14,515
304,659
348,750
342,619
1株当たり純資産額の算定に
用いられた期末の普通株式の数(千株)
(注)株主資本において自己株式として計上されている信託に残存する当行の株式は、1株当たり純資産額の算定上、期末株
式数の計算において控除する自己株式に含めております。
1株当たり純資産額の算定上、控除した当該自己株式の期末株式数
前連結会計年度 1,950 千株、当連結会計年度 2,299 千株
2. 1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、次のとおりであります。
1株当たり当期純利益金額
親会社株主に帰属する当期純利益
前連結会計年度
(自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成27年4月1日
至 平成28年3月31日)
14,259
―
14,467
―
14,259
14,467
350,170
344,137
―
1,481
1,481
―
1,629
1,629
―
―
百万円
普通株主に帰属しない金額
百万円
普通株式に係る親会社株主に帰属する当
百万円
期純利益
普通株式の期中平均株式数
千株
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
親会社株主に帰属する当期純利益調整額
普通株式増加数
百万円
千株
うち新株予約権
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整
後1株当たり当期純利益金額の算定に含め
なかった潜在株式の概要
千株
(注)株主資本において自己株式として計上されている信託に残存する当行の株式は、1株当たり当期純利益金額及び潜在
株式調整後1株当たり当期純利益金額の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております。
1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額の算定上、控除した当該自己株式の期中平
均株式数
前連結会計年度 2,309 千株、当連結会計年度 2,011 千株
3. (会計方針の変更)に記載のとおり、企業結合会計基準等を適用し、企業結合会計基準第 58-2項(4)、連結会計基準第 44
-5項(4)及び事業分離等会計基準第 57-4項(4)に定める経過的な取扱いに従っており、当連結会計年度の期首時点から
将来にわたって適用しております。
この結果、当連結会計年度の1株当たり当期純利益金額は 18 円 88 銭減少しております。また、潜在株式調整後1株当たり
当期純利益金額は 18 円 80 銭減少しております。
なお、1株当たり純資産額に影響はありません。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
-14-
㈱第四銀行(8324) 平成28年3月期決算短信
-15-
㈱第四銀行(8324) 平成28年3月期決算短信
-16-
㈱第四銀行(8324) 平成28年3月期決算短信
-17-
㈱第四銀行(8324) 平成28年3月期決算短信
-18-
㈱第四銀行(8324) 平成28年3月期決算短信
-19-
㈱第四銀行(8324) 平成28年3月期決算短信
-20-
㈱第四銀行(8324) 平成28年3月期決算短信
-21-
㈱第四銀行(8324) 平成28年3月期決算短信
(注) 「その他利益剰余金」について合計額により記載しておりますが、その内訳は次のとおりであります。
前事業年度(自 平成 26 年 4 月 1 日 至 平成 27 年 3 月 31 日)
当事業年度期首 会計方針の変更 会計方針の変更 当事業年度中の 当事業年度末残
高
残高
による累積的影 を反映した当事 変動額
響額
業年度期首残高
固定資産圧縮積立金
683 百万円
-百万円
683百万円
12 百万円
696 百万円
別途積立金
120,334 百万円
-百万円
120,334百万円
9,000 百万円
129,334 百万円
繰越利益剰余金
21,365 百万円
△131百万円
21,233百万円
2,053 百万円
23,286 百万円
当事業年度(自 平成 27 年 4 月 1 日 至 平成 28 年 3 月 31 日)
当事業年度期首残高
固定資産圧縮積立金
696 百万円
別途積立金
129,334 百万円
繰越利益剰余金
23,286 百万円
当事業年度中の変動額
△4 百万円
11,000 百万円
369 百万円
当事業年度末残高
691 百万円
140,334 百万円
23,655 百万円
(4) 【継続企業の前提に関する注記】
該当事項はありません。
6.【その他】
【役員の異動】
1.代表取締役の異動
(1)役職位等の異動
平成28年6月24日開催予定の第205期定時株主総会後の取締役会において選任の予定
取締役副頭取(代表取締役) 佐々木 広介(現 専務取締役(代表取締役))
(2)退任予定取締役
平成28年6月24日開催予定の第205期定時株主総会をもって退任の予定
取締役副頭取(代表取締役) 斎藤 良人
(平成28年6月24日付で第四証券株式会社の代表取締役会長に就任の予定)
2.その他の役員異動
(1)新任取締役候補
平成28年6月24日開催予定の第205期定時株主総会にはかられる新任の取締役候補者
常務取締役
小原 清文 (現 執行役員 コンサルティング推進部長)
常務取締役
大沼 公成 (現 執行役員 上越ブロック営業本部長 高田営業部長兼本町出張所長)
取締役兼執行役員
永塚 重松 (現 執行役員 長岡営業部長)
(2)新任社外取締役候補
平成28年6月24日開催予定の第205期定時株主総会にはかられる新任の社外取締役候補者
社外取締役
佐々木 隆志(現 東北電力株式会社 常務取締役)
(3)退任予定取締役
平成28年6月24日開催予定の第205期定時株主総会をもって退任の予定
常務取締役
桐山 晃
(平成28年6月24日付で第四リース株式会社の代表取締役社長に就任の予定)
(4)退任予定監査役
常勤監査役
常勤監査役
監査役(社外監査役)
監査役(社外監査役)
監査役(社外監査役)
田中
関澤
増田
鈴木
小田
信也
正道
宏一
敏仁
敏三
(注)1.監査役は、平成28年6月24日開催の定時株主総会で提案する監査等委員会設置会社への移行に伴い全員退任予定。
2.田中信也氏、関澤正道氏、増田宏一氏、小田敏三氏は監査等委員である取締役候補者として平成28年6月24日開催の定
時株主総会に提案予定。
-22-
㈱第四銀行(8324) 平成28年3月期決算短信
3.取締役候補者
平成28年6月24日開催予定の第205期定時株主総会において監査等委員会設置会社への移行に必要な定款変更についてご承認い
ただくことを条件として、同総会にはかられる取締役候補者
(1)監査等委員でない取締役候補者
並木富士雄 佐々木広介 長谷川聡 木口聖也 渡邉卓也 宮沢啓嗣 小原清文 大沼公成 永塚重松
(2)監査等委員である取締役候補者
田中 信也 (現 常勤監査役)
関澤 正道 (現 常勤監査役)
敦井 榮一 (現 社外取締役)
増田 宏一 (現 監査役(社外監査役))
小田 敏三 (現 監査役(社外監査役))
佐々木 隆志 (現 東北電力株式会社 常務取締役)
(注)敦井榮一氏、増田宏一氏、小田敏三氏、佐々木隆志氏は、社外取締役候補者であります。
(参考)
1.平成28年6月24日に就任予定の執行役員
執行役員 戸田 正仁(現 市場運用部長)
執行役員 柴山 圭一(現 営業統括部長)
執行役員 殖栗 道郎(現 東京支店長兼東京事務所長)
2.平成28年6月24日に退任予定の執行役員
執行役員 吉弘 賢司(現 本店営業部長兼新潟空港出張所長)
(平成 28 年 6 月 24 日付で第四コンピューターサービス株式会社の代表取締役社長に就任の予定)
-23-
平成27年度決算説明資料
株式会社 第四銀行
【
目
次
】
Ⅰ 平成27年度決算ダイジェスト
Ⅱ 平成27年度決算の概況
1.損益状況
2.業務純益
3.主要勘定残高
(1) 末残
(2) 平残
(3) 預金、貸出金の新潟県内・県外別内訳
(参考) 投資信託・公共債等預かり資産残高
4.利鞘
(1) 全店分
(2) 国内業務部門分
5.有価証券
(1) 損益
(2) 有価証券等に対する引当
(3) 有価証券の評価損益
6.自己資本比率
7.ROE
-
-
単・連
単
単
単
単
単
単
単
単
単
単
単
単
単・連
単・連
単
……………………
……………………
……………………
……………………
……………………
……………………
……………………
……………………
……………………
……………………
……………………
……………………
……………………
……………………
……………………
……………………
7
8
9
9
9
10
10
10
10
11
11
11
11
11
13
13
Ⅲ 貸出金等の状況
1.金融再生法開示債権
2.リスク管理債権
3.償却・引当基準と貸倒引当金の状況
(1) 償却・引当基準
(2) 貸倒引当金等の状況
4.自己査定の状況
5.自己査定・保全の状況と開示債権
6.業種別貸出状況等
(1) 業種別貸出金
(2) 業種別リスク管理債権
(3) 業種別リスク管理債権の貸出金残高比
(4) 個人ローン残高
(5) 中小企業等貸出比率
7.国別貸出状況等
(1) 特定海外債権残高
(2) アジア向け貸出金
-
単
単・連
単・連
単
単・連
単
単
単
単
単
単
単
単
単
単
単
……………………
……………………
……………………
……………………
……………………
……………………
……………………
……………………
……………………
……………………
……………………
……………………
……………………
……………………
……………………
……………………
14
15
16
16
16
17
17
18
18
18
19
19
19
19
19
19
-
単
連
……………………
……………………
20
20
Ⅳ 28年度業績予想
1.単体
2.連結
1
(注) 1.記載金額は単位未満を切り捨てて表示しております。
2.利回り、比率は小数点以下第3位を切り捨てて表示しております。
3.「Ⅱ 平成27年度決算の概況」以下の27年3月期比、27年3月末比欄等の計数は、表
上の数値による計算結果を表示しております。
Ⅰ
平成27年度決算ダイジェスト
1.損益の状況
○コア業務粗利益…対前年比10億円減益の599億円となりました。
役務取引等利益、国債等債券損益を除くその他業務利益はそれぞれ増加したものの、資金利
益が運用利回りの低下から減少したことによるものです。
○コア業務純益…対前年比0.7億円増益の185億円となりました。
○実質業務純益…コア業務純益が増益となったものの、国債等債券損益が2億円減少したことによ
り対前年比1億円減益の190億円となりました。
○経常利益…ネット信用コストが31億円減少したものの、株式等関係損益が40億円減少したこと
により対前年比12億円減益の217億円となりました。
○当期純利益…対前年比4億円増益の142億円となりました。
(単位:億円)
27年度
604
(599)
475
95
33
(28)
414
235
157
190
185
―
190
27
8
18
11
3
217
△1
142
業務粗利益
(うちコア業務粗利益)
資金利益
役務取引等利益
その他業務利益
(除く国債等債券損益)
経費
人件費
物件費
実質業務純益
コア業務純益
一般貸倒引当金繰入額
業務純益
臨時損益
うち不良債権処理額(△)
うち貸倒引当金戻入益
うち償却債権取立益
うち株式等関係損益
経常利益
特別損益
当期純利益
【コア業務粗利益・コア業務純益】
250
620
610
599
600
200
150
400
194
184
増減
△13
(△10)
△16
1
2
(4)
△11
0
△14
△1
0
△0
△1
△10
△12
18
0
△40
△12
4
4
【経常利益・当期純利益】
800
200
26年度
617
(610)
492
93
31
(24)
426
234
171
191
184
0
191
37
21
―
10
43
229
△6
138
185
229
217
194
138
142
26年度
27年度
123
100
50
0
0
25年度
26年度
コア業務粗利益
27年度
25年度
経常利益
コア業務純益
(1)
当期純利益
(1)業務粗利益、コア業務粗利益
○業務粗利益…対前年比13億円減益の604億円
役務取引等利益が1億円、国債等債券損益を除くその他業務利益は4億円それぞれ増加したもの
の、資金利益が16億円減少したことに加え、国債等債券損益が2億円減少したことが要因です。
○コア業務粗利益…対前年比10億円減益の599億円
・資金利益…対前年比16億円減益の475億円
市場金利の低下などにより、貸出金利息が 16億円減少したことが要因です。
・役務取引等利益…対前年比1億円増益の95億円
住宅ローンの増加に伴いローン支払保険料や提携 ATM 支払手数料が増加したものの、保険窓
口販売の受入手数料やシンジケートローン等の受入手数料が増加したことが要因です。
・その他業務利益(除く国債等債券損益)…対前年比4億円増益の28億円
仕組預金の販売やデリバティブ収益の増加が要因です。
・国債等債券損益…対前年比2億円減益の4億円
27年度
業務粗利益
604
(うちコア業務粗利益)
(599)
475
資金利益
(319)
(うち貸出金利息)
(186)
(うち有価証券利息配当金)
(△35)
(うち資金調達費用)
役務取引等利益
95
その他業務利益
33
(除く国債等債券損益)
(28)
(うち国債等債券損益)
(4)
※コア業務粗利益=業務粗利益-国債等債券損益
26年度
617
(610)
492
(336)
(178)
(△27)
93
31
(24)
(7)
(単位:億円)
増減
△13
(△10)
△16
(△16)
(7)
(△8)
1
2
(4)
(△2)
(2) 経費
○経費…対前年比11億円減少の414億円
・人件費…対前年比ほぼ横ばいの235億円
・物件費…対前年比14億円減少の157億円
預金保険料率の引下げによる預金保険料の減少や、コスト削減活動の継続実施等により対前年
比14億円減少しました。
・税金…対前年比2億円増加の22億円
税金は外形標準課税の税率引き上げなどにより対前年比2億円増加しました。
経費
人件費
物件費
税金
27年度
414
235
157
22
26年度
426
234
171
20
(単位:億円)
増減
△11
0
△14
2
(3)実質業務純益、コア業務純益
○実質業務純益…対前年比1億円減益の190億円
業務粗利益が13億円の減益となり、経費が11億円減少したことから、対前年比1億円の減益となり
ました。
○コア業務純益…対前年比0.7億円増益の185億円
※実質業務純益=業務粗利益-経費(除く臨時費用分)
※コア業務純益=業務粗利益(除く国債等債券損益)-経費(除く臨時費用分)
(2)
(4) 経常利益、当期純利益
○経常利益…対前年比12億円減益の217億円
○当期純利益…対前年比4億円増益の142億円
・ネット信用コスト…対前年比31億円減少の△21億円
前年は一般と個別の合計で4億円の繰入だった貸倒引当金がネットで18億円の戻入となっ
たことや貸出金償却の減少を主因に、ネット信用コストは31億円減少いたしました。
・株式等関係損益…対前年比40億円減少の3億円
株式等売却益は19億円減少、株式等売却損が18億円、株式等償却が2億円それぞれ増加
した結果、株式等関係損益全体では対前年比40億円減少いたしました。
・特別損益…対前年比4億円増益の△1億円
・法人税等税金関連費用は11億円減少
法人税率の引下げなどにより税金費用は減少いたしました。
・結果、当期純利益は対前年比4億円増益の142億円となりました。
経常利益
特別損益
うち収用補償金(特別利益)
うち固定資産減損・処分損(特別損失)
税引前当期純利益
法人税等税金関連費用
当期純利益
27年度
217
△1
12
14
215
73
142
26年度
229
△6
―
6
223
84
138
(単位:億円)
増減
△12
4
12
8
△7
△11
4
<信用コストの内訳>
27年度
一般貸倒引当金繰入額①
不良債権処理額②
貸出金償却
個別貸倒引当金繰入額
延滞債権等売却損
その他
貸倒償却引当費用①+②
貸倒引当金戻入益③
償却債権取立益④
偶発損失引当金戻入益⑤※
ネット信用コスト①+②-③-④-⑤
―
8
7
―
―
1
8
18
11
0
△21
0
21
14
3
0
2
21
―
10
0
10
(単位:億円)
増減
△0
△12
△7
△3
△0
△0
△12
18
0
0
△31
26年度
43
44
0
―
(単位:億円)
増減
△40
△19
18
2
26年度
※与信関連の信用コスト相当分のみ計上
<株式等関係損益>
27年度
株式等関係損益
株式等売却益
株式等売却損
株式等償却
3
25
19
2
(3)
2.預金等の状況
(1)預金
○預金等残高は対前年度末比682億円増加し4兆5,634億円となりました。
○県内預金等残高は対前年度末比668億円増加し、4兆4,765億円となりました。
27年度末
43,578
2,055
45,634
44,765
預金残高
①
譲渡性預金残高 ②
預金等残高(①+②)
うち県内預金等残高
26年度末
42,937
2,014
44,952
44,097
(単位:億円)
増減
641
41
682
668
(2)預かり資産
○預金等残高と預かり資産合計で対前年度末比225億円増加いたしました。
投資信託は169億円、公共債は415億円それぞれ減少いたしましたが、終身・個人年金
保険等は129億円、預金等残高は682億円それぞれ増加いたしました。
今後も、お客さまのニーズにお応えすべく、運用商品の品揃えを充実させてまいります。
27年度末
5,573
1,126
1,490
2,956
45,634
51,208
預かり資産残高 ③
投資信託
公共債
終身保険・個人年金保険等
預金等残高
④
合計残高 (③+④)
26年度末
6,029
1,296
1,906
2,827
44,952
50,982
(単位:億円)
増減
△456
△169
△415
129
682
225
3.貸出金の状況
(1) 貸出金
○貸出金残高は対前年度末比1,352億円増加し2兆9,612億円となりました。
○県内貸出金残高は対前年度末比872億円、県外貸出金残高は対前年度末比480億円そ
れぞれ増加いたしました。
○個人住宅ローン残高は対前年度末比367億円増加し6,271億円となりました。
27年度末
29,612
21,720
7,891
6,271
貸出金残高
うち県内貸出金残高
うち県外貸出金残高
うち個人住宅ローン残高
26年度末
28,259
20,848
7,411
5,903
【預金等と預かり資産】
【貸出金】
60,000
50,000
6,124
6,029
(単位:億円)
増減
1,352
872
480
367
5,573
40,000
30,000
27,636
28,259
29,612
25年度
26年度
27年度
20,000
30,000
20,000
43,787
44,952
45,634
10,000
10,000
0
0
25年度
預金等
26年度
27年度
預かり資産
貸出金
(4)
4.不良債権の状況
○不良債権額は対前年度末比73億円減少し573億円となり、債権額に占める割合、不良債
権比率も0.34%低下の1.88%となりました。
○危険債権は16億円増加しましたが、破産更生等債権は6億円、要管理債権は83億円それ
ぞれ減少いたしました。
<金融再生法開示債権>
27年度末
44
484
43
573
29,854
30,427
1.88%
破産更生等債権
危険債権
要管理債権
小計
正常債権
債権額合計
不良債権比率
26年度末
51
468
127
646
28,430
29,077
2.22%
【不良債権比率】
2.50
2.28
【不良債権額】
800
2.22
1.88
2.00
(単位:億円)
増減
△6
16
△83
△73
1,423
1,349
△0.34%
649
646
25年度
26年度
600
573
1.50
400
1.00
200
0.50
0
0.00
25年度
26年度
27年度
27年度
5.連結決算の状況
○連結決算は当行及び連結子会社7社で構成されております。
○単体決算同様に経常利益は18億円の減益、親会社株主に帰属する当期純利益は2億円
の増益となりました。7社全てにおいて当期純利益を計上すると共に純資産も十分な水準を
確保しております。
<前年比較>
経常収益
経常利益
親会社株主に帰属する当期純利益※
27年度
983
243
144
26年度
980
262
142
(単位:億円)
増減
3
△18
2
連結
983
243
144
単体
767
217
142
(単位:億円)
連単倍率
1.28倍
1.12倍
1.01倍
<連単倍率>
経常収益
経常利益
親会社株主に帰属する当期純利益※
※会計基準の改正に伴い、27 年度より連結財務諸表上、従来の「当期純利益」は「親会社株主に帰属する当期純
利益」に表示変更しております。
(5)
6.自己資本比率(速報値、国内基準)
○単体自己資本比率10.83%、連結自己資本比率11.48%
早期是正措置の発動基準である4%を十分上回る水準を確保しております。
○リスクアセットの計算に際し、信用リスクは「標準的手法」を、オペレーショナル・リスクは「粗利益配
分手法」を採用しております。
【連結】
【単体】
15
15
11.24
11.13
12.21
11.99
26年3月期
27年3月期
10.83
10
10
5
5
0
0
26年3月期 27年3月期 28年3月期
11.48
28年3月期
自己資本比率
自己資本比率
7.28年度業績予想
○単体
経常利益は66億円減益の151億円、当期純利益は36億円減益の106億円を見込んでおります。
○連結
経常利益は69億円減益の174億円、親会社株主に帰属する当期純利益は34億円減益の110億
円を見込んでおります。
【単体】
コア業務純益
実質業務純益
経常利益
当期純利益
(ネット信用コスト)
28年度予想
154
156
151
106
10
27年度実績
185
190
217
142
△21
(単位:億円)
増減
△31
△34
△66
△36
31
27年度実績
243
144
(単位:億円)
増減
△69
△34
【連結】
経常利益
親会社株主に帰属する当期純利益
28年度予想
174
110
(6)
Ⅱ
平成27年度決算の概況
1.損益状況
【単体】
(百万円)
27年3月期
28年3月期
業務粗利益
(除く国債等債券損益(5勘定尻))
資金利益
役務取引等利益
その他業務利益
(うち国債等債券損益)
うち国内業務粗利益
(除く国債等債券損益(5勘定尻))
資金利益
役務取引等利益
その他業務利益
(うち国債等債券損益)
うち国際業務粗利益
(除く国債等債券損益(5勘定尻))
資金利益
役務取引等利益
その他業務利益
(うち国債等債券損益)
経費(除く臨時処理分)
人件費
物件費
税金
実質業務純益
(除く国債等債券損益(5勘定尻))
①一般貸倒引当金繰入額
業務純益
(除く国債等債券損益(5勘定尻))
臨時損益
②不良債権処理額
貸出金償却
個別貸倒引当金繰入額
延滞債権等売却損
その他
(貸倒償却引当費用①+②)
貸倒引当金戻入益
偶発損失引当金戻入益※
償却債権取立益
株式等関係損益
株式等売却益
株式等売却損
株式等償却
その他臨時損益
経常利益
特別損益
うち収用補償金(特別利益)
うち固定資産減損・処分損(特別損失)
税引前当期純利益
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
当期純利益
(参考)
ネット信用コスト 25+29-35-36-37
有価証券減損処理額
※与信関連の信用コスト相当分のみ計上
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
60,476
(59,999)
47,598
9,516
3,362
(477)
55,291
(54,838)
45,159
9,449
682
(453)
5,185
(5,161)
2,438
66
2,679
(23)
41,469
23,507
15,746
2,215
19,007
(18,530)
―
19,007
(18,530)
2,704
822
702
―
―
119
(822)
1,801
20
1,159
306
2,515
1,939
268
239
21,711
△166
1,247
1,414
21,545
4,845
2,471
14,228
51
52
△2,158
412
(7)
27年3月期比
△1,312
(△1,078)
△1,688
149
228
(△234)
△1,775
(△1,521)
△1,831
151
△95
(△254)
464
(444)
143
△2
322
(20)
△1,155
48
△1,405
202
△156
(78)
△14
△142
(93)
△1,065
△1,283
△776
△386
△31
△89
(△1,298)
1,801
5
84
△4,050
△1,930
1,850
268
△189
△1,207
439
1,247
809
△768
△2,082
904
410
△3,187
397
61,788
(61,077)
49,286
9,367
3,134
(711)
57,066
(56,359)
46,990
9,298
777
(707)
4,721
(4,717)
2,295
68
2,357
(3)
42,624
23,459
17,151
2,013
19,163
(18,452)
14
19,149
(18,437)
3,769
2,105
1,478
386
31
208
(2,120)
―
15
1,075
4,356
4,445
89
―
428
22,918
△605
―
605
22,313
6,927
1,567
13,818
1,029
15
【連結】
<連結損益計算書ベース>
(百万円)
27年3月期
28年3月期
27年3月期比
連結粗利益
1
65,799
△1,428
資金利益
2
48,031
△1,616
役務取引等利益
3
13,917
△213
その他業務利益
4
3,849
400
営業経費
5
46,797
△228
貸倒償却引当費用
6
906
△1,239
貸出金償却
7
787
△695
個別貸倒引当金繰入額
8
―
△431
一般貸倒引当金繰入額
9
―
8
延滞債権等売却損
10
―
△31
その他
11
119
△89
貸倒引当金戻入益
12
1,598
1,598
償却債権取立益
13
1,171
89
株式等関係損益
14
918
△3,761
その他
15
2,570
180
経常利益
16
24,353
△1,856
特別損益
17
△233
378
税金等調整前当期純利益
18
24,119
△1,478
法人税、住民税及び事業税
19
6,125
△1,861
法人税等調整額
20
2,296
660
当期純利益
21
15,697
△277
非支配株主に帰属する当期純利益
22
1,230
△484
親会社株主に帰属する当期純利益
23
14,467
208
(注)連結粗利益=(資金運用収益-資金調達費用)+(役務取引等収益-役務取引等費用)
+(その他業務収益-その他業務費用)
(参考)
67,227
49,647
14,130
3,449
47,025
2,145
1,482
431
△8
31
208
―
1,082
4,679
2,390
26,209
△611
25,597
7,986
1,636
15,974
1,714
14,259
連結業務純益
24
21,649
△790
(注)連結業務純益=単体業務純益+子会社経常利益+関連会社経常利益×持分-内部取引
(百万円)
22,439
(連結対象会社数)
連結子会社数
持分法適用会社数
2.業務純益
7
―
―
―
(社)
7
―
【単体】
(百万円)
27年3月期
28年3月期
(1) 業務純益(一般貸倒引当金繰入前)
職員一人当たり(千円)
(2) 業務純益
職員一人当たり(千円)
19,007
8,260
19,007
8,260
(8)
27年3月期比
△156
△64
△142
△58
19,163
8,324
19,149
8,318
3.主要勘定残高 【単体】
「27年3月末比」「27年3月期比」欄の上段は増減額、下段は増減率であります。
(1) 末残
(百万円)
全 店
分
28年3月末
資金運用勘定残高
5,154,412
貸出金
2,961,264
有価証券
1,781,118
コールローン等
396,722
資金調達勘定残高
4,941,450
預金
4,357,872
譲渡性預金
205,587
コールマネー等
377,859
国内業務部門分
27年3月末
27年3月末比
142,142
2.83%
135,265
4.78%
△80,886
△4.34%
84,671
27.13%
186,945
3.93%
64,118
1.49%
4,107
2.03%
118,760
45.83%
28年3月末
5,012,270
4,918,776
2,825,999
2,935,621
1,862,004
1,469,286
312,051
396,721
4,754,505
4,706,733
4,293,754
4,324,799
201,480
205,587
259,099
176,346
27年3月末
27年3月末比
113,707
2.36%
133,274
4.75%
△88,801
△5.69%
84,672
27.13%
145,757
3.19%
54,537
1.27%
4,107
2.03%
87,113
97.62%
4,805,069
2,802,347
1,558,087
312,049
4,560,976
4,270,262
201,480
89,233
(2) 平残
(百万円)
全
店
分
28年3月期
資金運用勘定残高
4,886,996
貸出金
2,864,036
有価証券
1,768,740
コールローン等
248,585
資金調達勘定残高
4,739,663
預金
4,256,796
譲渡性預金
220,466
コールマネー等
262,961
国内業務部門分
27年3月期
27年3月期比
200,743
4.28%
100,073
3.62%
39,558
2.28%
58,036
30.45%
190,437
4.18%
109,493
2.64%
13,065
6.29%
68,497
35.22%
(9)
28年3月期
4,686,253
4,686,805
2,763,963
2,838,017
1,729,182
1,476,266
190,549
248,534
4,549,226
4,547,032
4,147,303
4,232,121
207,401
220,466
194,464
95,146
27年3月期
27年3月期比
152,153
3.35%
94,206
3.43%
△1,720
△0.11%
59,577
31.52%
146,818
3.33%
110,604
2.68%
13,065
6.29%
23,750
33.26%
4,534,652
2,743,811
1,477,986
188,957
4,400,214
4,121,517
207,401
71,396
(3) 預金、貸出金の新潟県内・県外別内訳【単体】
海外店は有しておりませんので、国内店のみの計数であります。
①末残
(百万円)
27年3月末
28年3月末
預金
新潟県内
新潟県外
貸出金
新潟県内
新潟県外
27年3月末比
増減額
増減率
64,118
1.49%
64,009
1.52%
109
0.12%
135,265
4.78%
87,227
4.18%
48,039
6.48%
4,357,872
4,272,283
85,588
2,961,264
2,172,086
789,178
4,293,754
4,208,274
85,479
2,825,999
2,084,859
741,139
②平残
(百万円)
27年3月期
28年3月期
預金
新潟県内
新潟県外
貸出金
新潟県内
新潟県外
27年3月期比
増減額
増減率
109,493
2.64%
106,936
2.63%
2,558
3.08%
100,073
3.62%
49,017
2.40%
51,057
7.02%
4,256,796
4,171,297
85,499
2,864,036
2,085,867
778,169
4,147,303
4,064,361
82,941
2,763,963
2,036,850
727,112
(参考)投資信託・公共債等預かり資産残高
(百万円)
27年3月末
28年3月末
投資信託
公共債
終身・個人年金保険等
112,662
149,020
295,672
27年3月末比
△16,985
△41,594
12,938
129,647
190,614
282,734
4.利鞘 【単体】
(1) 全店分
(%)
28年3月期
資金運用利回
貸出金利回
有価証券利回
コールローン等利回
資金調達利回
預金等利回
外部負債利回
預金等原価
(預金)経費率
資金調達原価
(資金)経費率
預貸金レート差
預証レート差
利 鞘 運用・調達レート差
預貸金利鞘
総資金利鞘
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧=⑥+⑨
⑨
⑩=⑤+⑪
⑪
②-⑥
③-⑥
①-⑤
②-⑧
①-⑩
1.04
1.11
1.05
0.21
0.07
0.04
0.30
0.97
0.92
0.95
0.88
1.07
1.01
0.97
0.14
0.09
(10)
27年3月期
27年3月期比
△0.06
△0.10
0.02
△0.04
0.02
0.00
0.16
△0.05
△0.05
△0.04
△0.06
△0.10
0.02
△0.08
△0.05
△0.02
1.10
1.21
1.03
0.25
0.05
0.04
0.14
1.02
0.97
0.99
0.94
1.17
0.99
1.05
0.19
0.11
(2) 国内業務部門分
(%)
27年3月期
28年3月期
資金運用利回
貸出金利回
有価証券利回
コールローン等利回
資金調達利回
預金等利回
外部負債利回
預金等原価
(預金)経費率
資金調達原価
(資金)経費率
預貸金レート差
預証レート差
利 鞘 運用・調達レート差
預貸金利鞘
総資金利鞘
5.有価証券
(1) 損益
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧=⑥+⑨
⑨
⑩=⑤+⑪
⑪
②-⑥
③-⑥
①-⑤
②-⑧
①-⑩
1.00
1.11
1.00
0.21
0.04
0.04
0.09
0.95
0.90
0.93
0.89
1.07
0.96
0.96
0.16
0.07
27年3月期比
△0.08
△0.10
△0.01
△0.04
0.00
0.00
0.00
△0.05
△0.06
△0.06
△0.06
△0.10
△0.01
△0.08
△0.05
△0.02
1.08
1.21
1.01
0.25
0.04
0.04
0.09
1.00
0.96
0.99
0.95
1.17
0.97
1.04
0.21
0.09
【単体】
(百万円)
27年3月期
28年3月期
国債等債券損益(5勘定尻)
売却益
償還益
売却損
償還損
償却
株式等損益(3勘定尻)
売却益
売却損
償却
477
975
2
318
38
143
306
2,515
1,939
268
27年3月期比
△234
40
△12
94
38
128
△4,050
△1,930
1,850
268
711
935
14
224
―
15
4,356
4,445
89
―
(2) 有価証券等に対する引当
(百万円)
27年3月期
28年3月期
投資損失引当金
(3) 有価証券の評価損益
① 有価証券の評価基準
売買目的有価証券
満期保有目的有価証券
その他有価証券
子会社株式及び関連会社株式
―
27年3月期比
△245
時価法(評価差額を損益処理)
償却原価法
時価法(評価差額を全部純資産直入)
原価法
(11)
245
② 評価損益
(百万円)
28年3月末
【連結】
評価損益
27年3月末
評価損益
前年比
評価益
評価損
評価益
評価損
満期保有目的
4,591
432
4,597
5
4,159
4,180
21
その他有価証券
83,599 △25,938
88,652
5,053
109,537
110,568
1,031
株式
43,052 △20,858
45,915
2,863
63,910
64,443
532
債券
30,651
5,943
30,852
200
24,708
24,942
233
その他
9,894 △11,023
11,884
1,989
20,917
21,183
265
合計
88,191 △25,505
93,249
5,058
113,696
114,749
1,053
株式
43,052 △20,858
45,915
2,863
63,910
64,443
532
債券
35,243
6,375
35,449
206
28,868
29,123
254
その他
9,894 △11,023
11,884
1,989
20,917
21,183
265
(注)1.「その他有価証券」については、時価評価しておりますので、上記の表上は、貸借対照表価額と取得価
額との差額を計上しております。
2.平成28年3月末の「その他有価証券」に係る評価差額金は、57,002 百万円、平成27年3月末の「その
他有価証券」に係る評価差額金は、70,748 百万円であります。
(百万円)
28年3月末
【単体】
評価損益
27年3月末
評価損益
前年比
評価益
評価損
評価益
評価損
満期保有目的
4,591
435
4,597
5
4,156
4,173
17
子会社・関係会社株式
―
―
―
―
―
―
―
その他有価証券
78,347 △21,568
83,340
4,992
99,915
100,931
1,016
株式
37,800 △16,488
40,603
2,803
54,288
54,805
517
債券
30,651
5,943
30,852
200
24,708
24,942
233
その他
9,894 △11,023
11,884
1,989
20,917
21,183
265
合計
82,939 △21,133
87,937
4,998
104,072
105,105
1,033
株式
37,800 △16,488
40,603
2,803
54,288
54,805
517
債券
35,243
6,378
35,449
206
28,865
29,115
250
その他
9,894 △11,023
11,884
1,989
20,917
21,183
265
(注)1.「その他有価証券」については、時価評価しておりますので、上記の表上は、貸借対照表価額と取得価
額との差額を計上しております。
2.平成28年3月末の「その他有価証券」に係る評価差額金は、54,941 百万円、平成27年3月末の「その
他有価証券」に係る評価差額金は、68,391 百万円であります。
(12)
6.自己資本比率
自己資本比率は、国内基準を適用しております。
【連結】
(百万円)
27年3月末
28年3月末(速報値)
27年3月末比
(1) 自己資本比率 (2)/(3)
11.48%
△0.51%
11.99%
(2) 自己資本 ①-②
261,735
△1,728
263,463
コア資本に係る基礎項目 ①
264,944
328
264,616
コア資本に係る調整項目 ②
3,208
2,056
1,152
(3) リスクアセット(注)
2,278,338
82,405
2,195,933
(4) 総所要自己資本額
91,133
3,296
87,837
(注)信用リスク・アセットの額及びオペレーショナル・リスク相当額に係る額の合計であります。
なお、信用リスク・アセットは「標準的手法」を、オペレーショナル・リスクは「粗利益配分手法」を採用し
算出しております。
【単体】
(百万円)
28年3月末(速報値)
27年3月末
27年3月末比
(1) 自己資本比率 (2)/(3)
10.83%
△0.30%
11.13%
(2) 自己資本 ①-②
242,456
2,933
239,523
コア資本に係る基礎項目 ①
245,934
5,284
240,650
コア資本に係る調整項目 ②
3,478
2,351
1,127
(3) リスクアセット(注)
2,237,040
85,616
2,151,424
(4) 総所要自己資本額
89,481
3,425
86,056
(注)信用リスク・アセットの額及びオペレーショナル・リスク相当額に係る額の合計であります。
なお、信用リスク・アセットは「標準的手法」を、オペレーショナル・リスクは「粗利益配分手法」を採用し
算出しております。
7.ROE 【単体】
(%)
27年3月期
28年3月期
業務純益(一般貸倒引当金繰入前)ベース
業務純益ベース
経常利益ベース
当期純利益ベース
6.34
6.34
7.24
4.74
27年3月期比
△0.43
△0.42
△0.85
△0.14
(注)「純資産の部」の期首と期末の平均残高(除く新株予約権)により算出しております。
(13)
6.77
6.76
8.09
4.88
Ⅲ
貸出金等の状況
・部分直接償却を実施しております。
・未収利息不計上基準
破綻先・実質破綻先・破綻懸念先の未収利息は、すべて収益不計上としております。
・「破産更生等債権」とは、金融再生法施行規則第4条における「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」でありま
す。
1.金融再生法開示債権 【単体】
(百万円)
27年3月末
28年3月末
破産更生等債権
破綻先債権
実質破綻先債権
危険債権
要管理債権
小計
正常債権
債権額合計
4,482
1,369
3,113
48,481
4,371
57,334
2,985,418
3,042,753
27年3月末比
△641
△294
△347
1,636
△8,341
△7,346
142,321
134,976
5,123
1,663
3,460
46,845
12,712
64,680
2,843,097
2,907,777
○債権総額に占める割合
(%)
27年3月末
28年3月末
破産更生等債権
破綻先債権
実質破綻先債権
危険債権
要管理債権
小計
正常債権
債権額合計
0.14
0.04
0.10
1.59
0.14
1.88
98.11
100.00
27年3月末比
△0.03
△0.01
△0.01
△0.02
△0.29
△0.34
0.34
0.17
0.05
0.11
1.61
0.43
2.22
97.77
100.00
○金融再生法開示債権の保全状況
(百万円)
27年3月末
28年3月末
保全額(A)
貸倒引当金
担保保証等
債権額合計(B)
保全率(A)÷(B)
47,686
7,215
40,471
57,334
83.17%
(14)
27年3月末比
△2,687
126
△2,813
△7,346
5.29%
50,373
7,089
43,284
64,680
77.88%
2.リスク管理債権
(1)リスク管理債権の状況
①【単体】
(百万円)
27年3月末
28年3月末
破綻先債権額
延滞債権額
3ヵ月以上延滞債権額
貸出条件緩和債権額
計
(部分直接償却額)
【参考】貸出金残高(末残)
1,209
50,631
150
4,220
56,212
(12,163)
2,961,264
27年3月末比
△289
1,123
△352
△7,989
△7,506
(△1,291)
135,265
1,498
49,508
502
12,209
63,718
(13,454)
2,825,999
○貸出金残高に占める割合
(%)
28年3月末
破綻先債権額
延滞債権額
3ヵ月以上延滞債権額
貸出条件緩和債権額
計
0.04
1.70
0.00
0.14
1.89
27年3月末
27年3月末比
△0.01
△0.05
△0.01
△0.29
△0.36
0.05
1.75
0.01
0.43
2.25
②【連結】
(百万円)
27年3月末
28年3月末
破綻先債権額
延滞債権額
3ヵ月以上延滞債権額
貸出条件緩和債権額
計
(部分直接償却額)
【参考】貸出金残高(末残)
1,328
51,516
150
4,220
57,216
(12,163)
2,949,815
27年3月末比
△348
1,052
△352
△7,989
△7,637
(△1,291)
137,695
1,676
50,464
502
12,209
64,853
(13,454)
2,812,120
○貸出金残高に占める割合
(%)
28年3月末
破綻先債権額
延滞債権額
3ヵ月以上延滞債権額
貸出条件緩和債権額
計
0.04
1.74
0.00
0.14
1.94
(15)
27年3月末
27年3月末比
△0.01
△0.05
△0.01
△0.29
△0.36
0.05
1.79
0.01
0.43
2.30
3.償却・引当基準と貸倒引当金の状況
(1) 償却・引当基準
破綻先債権
実質破綻先債権
資産区分
(金融再生法)
破産更生債権及び
これらに準ずる債権
破綻懸念先債権
危険債権
自己査定区分
償却・引当方針
担保・保証等により保全のない部分に対し、100%
を償却又は個別貸倒引当金として引当
担保・保証等により保全のない部分に対し、過去
の貸倒実績に基づいた 3 年分の予想損失額を個
別貸倒引当金として引当
要注意先 債権
過去の貸倒実績に基づいた 3 年分の予想損失額
を一般貸倒引当金として引当
過去の貸倒実績に基づいた 1 年分の予想損失額
一般先
を一般貸倒引当金として引当
(その他の要注意債権)
市場価格のない株式の評価方法に準じた方法に
正常債権
DDS先 より算出した予想損失額を一般貸倒引当金として
引当
過去の貸倒実績に基づいた 1 年分の予想損失額
正常先債権
を一般貸倒引当金として引当
※注.①要管理先債権及び②経営改善計画により貸出条件緩和債権に該当せずその他要注意先としている
債務者のうちリスクが相対的に高いと見られる債務者に対する債権。
(要管理先債権)※注
要管理債権
(2) 貸倒引当金等の状況
①【単体】
(百万円)
27年3月末
28年3月末
貸倒引当金
13,140
一般貸倒引当金
6,287
個別貸倒引当金
6,852
(注)特定海外債権引当金は、該当ありません。
27年3月末比
△1,555
△2,389
834
14,695
8,676
6,018
②【連結】
(百万円)
27年3月末
28年3月末
貸倒引当金
15,605
一般貸倒引当金
6,635
個別貸倒引当金
8,969
(注)特定海外債権引当金は、該当ありません。
(16)
27年3月末比
△1,624
△2,376
752
17,229
9,011
8,217
4. 自己査定の状況【単体】
(百万円)
債務者区分
債権残高
破綻先
分類状況
Ⅱ分類
非分類
1,369
1,608
(902)
Ⅲ分類
3,113
破綻懸念先
48,481
31,627
(25,480)
9,665
7,634
1,521
6,112
202,110
64,948
137,162
2,780,044
2,780,044
3,042,753
2,879,751
要注意先
実質破綻先
要管理先
その他の要注意先
正常先
合 計
―
(453)
2,874
Ⅳ分類
―
(251)
〔12,415〕
7,187
(13,334)
155,815
7,187
―
(注)( )内は引当前の分類金額。〔〕内は部分直接償却前の分類金額。
5. 自己査定・保全の状況と開示債権【単体】
残高
破綻先
自己査定と保全の状況
保全額
引当金
保全率
13
(単位:億円)
リスク管理債権
区分
残高
破綻先債権
37
実質破綻先
金融再生法開示債権
区分
残高
7
破産更生等
100.0%
債権
44
31
延滞債権
破綻懸念先
484
要注意先
うち
要管理
債権
(43)
要管理先
76
その他の
要注意先
2,021
正常先
合 計
12
351
(15)
27
61
(3)
5
85.1% 危険債権
(43.6%) 要管理債権
42.5% 小計
484
3ヵ月以上
延滞債権
1
貸出条件
緩和債権
42
合 計
562
43
573
27,800
正常債権
29,854
30,427
合 計
30,427
(17)
506
6.業種別貸出状況等【単体】
(1) 業種別貸出金
(百万円)
28年3月末
国内店分(除く特別国際金融取引勘定分)
製造業
農業、林業
漁業
鉱業、採石業、砂利採取業
建設業
電気・ガス・熱供給・水道業
情報通信業
運輸業、郵便業
卸売業、小売業
金融業、保険業
不動産業、物品賃貸業
各種サービス業
地方公共団体
その他
海外店分及び特別国際金融取引勘定分
合計
2,961,264
344,342
4,909
887
6,174
100,519
44,548
16,666
102,794
325,437
286,829
399,927
191,803
462,808
673,614
―
2,961,264
27年3月末比
135,265
5,617
△1,094
154
4,914
△1,263
4,268
1,835
8,067
△6,950
14,695
18,108
3,322
44,049
39,542
―
135,265
27年3月末
2,825,999
338,725
6,003
733
1,260
101,782
40,280
14,831
94,727
332,387
272,134
381,819
188,481
418,759
634,072
―
2,825,999
(2) 業種別リスク管理債権
(百万円)
28年3月末
国内店分(除く特別国際金融取引勘定分)
製造業
農業、林業
漁業
鉱業、採石業、砂利採取業
建設業
電気・ガス・熱供給・水道業
情報通信業
運輸業、郵便業
卸売業、小売業
金融業、保険業
不動産業、物品賃貸業
各種サービス業
地方公共団体
その他
海外店分及び特別国際金融取引勘定分
合計
56,212
10,600
244
―
12
6,790
87
242
1,464
16,424
13
2,660
13,815
―
3,853
―
56,212
(18)
27年3月末比
△7,506
△10,305
△114
―
△153
109
△144
△310
△52
206
△201
△166
3,509
―
112
―
△7,506
27年3月末
63,718
20,905
358
―
165
6,681
231
552
1,516
16,218
214
2,826
10,306
―
3,741
―
63,718
(3) 業種別リスク管理債権の貸出金残高比
(%)
28年3月末
国内店分(除く特別国際金融取引勘定分)
製造業
農業、林業
漁業
鉱業、採石業、砂利採取業
建設業
電気・ガス・熱供給・水道業
情報通信業
運輸業、郵便業
卸売業、小売業
金融業、保険業
不動産業、物品賃貸業
各種サービス業
地方公共団体
その他
海外店分及び特別国際金融取引勘定分
合計
1.89
3.07
4.99
―
0.20
6.75
0.19
1.45
1.42
5.04
0.00
0.66
7.20
―
0.57
―
1.89
27年3月末比
△0.36
△3.10
△0.98
―
△12.93
0.19
△0.38
△2.27
△0.18
0.17
△0.07
△0.08
1.74
―
△0.02
―
△0.36
27年3月末
2.25
6.17
5.97
―
13.13
6.56
0.57
3.72
1.60
4.87
0.07
0.74
5.46
―
0.59
―
2.25
(4) 個人ローン残高
(百万円)
27年3月末
28年3月末
個人ローン残高
住宅ローン残高
その他ローン残高
673,614
627,111
46,502
27年3月末比
39,542
36,714
2,828
634,072
590,397
43,674
(5) 中小企業等貸出比率
(%)
27年3月末
28年3月末
中小企業等貸出比率
7.国別貸出状況等
57.21
27年3月末比
0.70
【単体】
(1) 特定海外債権残高
該当ありません。
(2) アジア向け貸出金
(百万円)
27年3月末
28年3月末
タイ
1,000
(うちリスク管理債権)
―
合計
1,000
(うちリスク管理債権)
―
中南米主要国、ロシア向けの債権はありません。
27年3月末比
0
―
0
―
(19)
1,000
―
1,000
―
56.51
Ⅳ 28年度業績予想
1.単体
(単位:億円)
コア業務純益
実質業務純益
経常利益
当期(中間)純利益
(ネット信用コスト)
28年9月期
予想
81
82
86
60
5
27年9月期比
△32
△35
△59
△38
23
27年9月期
実績
113
117
145
98
△18
29年3月期
予想
28年3月期比
154
156
151
106
10
△31
△34
△66
△36
31
28年3月期
実績
185
190
217
142
△21
2.連結
(単位:億円)
経常利益
親会社株主に帰属する
当期(中間)純利益
28年9月期
予想
96
61
27年9月期
27年9月期比
実績
△64
160
△39
100
29年3月期
予想
28年3月期比
174
△69
28年3月期
実績
243
110
△34
144
以 上
(20)