平成２８年５月１２日（木）関東エコロジカル・ネットワーク推進協議会（事務局）国土交通省関東地方整備局河川部記者発表資料～関東地域におけるコウノトリ・トキの舞う魅力的な地域づくりを目指して～「関東地域におけるコウノトリ・トキを指標とした生態系ネットワーク形成基本計画」が策定されました。コウノトリ・トキを指標・シンボルとして、関東地域において多様な主体が共同・広域連携し、水辺環境の保全・再生と地域振興・経済活性化の実現を目指す、エコロジカルネットワーク形成に向けた基本計画が策定されましたので、お知らせいたします。基本計画本文につきましては、関東地方整備局のホームページに掲載しておりますので、併せてご覧下さい。 http://www.ktr.mlit.go.jp/river/chiiki/river_chiiki00000035.html 発表記者クラブ竹芝記者クラブ、神奈川建設記者会、埼玉県政記者クラブ、千葉県政記者会茨城県政記者クラブ、栃木県政記者クラブ、刀水クラブ・テレビ記者会問い合わせ先関東エコロジカル・ネットワーク推進協議会（事務局）国土交通省関東地方整備局河川部河川環境課河川環境課長伊藤和彦（いとうかずひこ）課長補佐金子隆信（かねこたかのぶ）代表番号：048-601-3151（内線：3651、3656）直通番号：048-600-1336 FAX番号：048-600-1379 参考資料関東エコロジカル・ネットワーク推進協議会（会長：涌井東京都市大学教授）は、コウノトリ・トキを指標とした関東地域の広域連携による、河川および周辺地域の水辺環境の保全再生、地域振興・経済活性化を目的に設置されたもので、国・自治体・学識者・民間団体代表で構成されています。これまで平成26年度に基本構想を策定し、このたび基本計画が策定されましたので発表します。 ● 基本理念（目指すもの）～関東地域におけるコウノトリ・トキの舞う魅力的な地域づくりを目指して～関東地域は、水辺の生物多様性が豊かであり、生態系サービスを活かした伝統的な生活が近代※に至るまで培われてきました。わたしたちは、関東地域において、多様な主体の協働・連携によりコウノトリ・トキを指標（シンボル）とした河川および周辺地域の水辺環境等の保全・再生に取組み、水と緑が豊かなエコロジカル・ネットワークの形成を進めます。そして、コウノトリ・トキの野生復帰を通じた「環境の世紀」にふさわしい地域振興・経済活性化方策にも並行して取組み、魅力的かつ内発的な地域づくりのための広域連携モデルの形成を推進します。（※昭和30 年代頃までを含む） ● 「基本計画」の主なポイント「コウノトリ飼育・放鳥条件整備」「コウノトリ生息環境整備・推進」「コウノトリ地域振興・経済活性化」の３つのテーマごとの目標、目標達成のためのプログラム、計画推進のための連携体制、およびロードマップを取組みの基本的な枠組みとして共有。計画の短期目標（2020年）目標を達成するためのプログラム・目標を達成するための取組みとして、テーマごとのプログラムと３テーマ共通の全体に係るプログラムを設定。・プログラムごとに具体的な取組みを例示・解説するシートを作成、取組みの内容を共有。プログラム解説シート（例）